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JP2000102794A - 有害物質処理方法およびその装置 - Google Patents

有害物質処理方法およびその装置

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Publication number
JP2000102794A
JP2000102794A JP11016521A JP1652199A JP2000102794A JP 2000102794 A JP2000102794 A JP 2000102794A JP 11016521 A JP11016521 A JP 11016521A JP 1652199 A JP1652199 A JP 1652199A JP 2000102794 A JP2000102794 A JP 2000102794A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
wastewater
waste water
component
treatment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11016521A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Sugata
清 菅田
Noriaki Senba
範明 仙波
Masamichi Asano
昌道 浅野
Taido Aoki
泰道 青木
Takao Hashizume
隆夫 橋爪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP11016521A priority Critical patent/JP2000102794A/ja
Publication of JP2000102794A publication Critical patent/JP2000102794A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Physical Water Treatments (AREA)
  • Removal Of Specific Substances (AREA)
  • Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 埋立地侵出水や産業排水等中の例えば有機ハ
ロゲン系化合物などのような有害物質を処理する有害物
質処理方法およびその装置を提供する。 【解決手段】 排水11中の有機物及びアンモニア体を
生物学的に分解し、炭酸ガスと硝酸イオンまで酸化する
酸化・硝化曝気槽12と、硝酸イオンを生物学的に窒素
ガスに還元・除去する脱窒素槽13と、排水内の微生物
を沈殿分離する沈殿槽14と、該沈殿処理水に凝集剤1
5aを添加して混和させる混和槽15、沈殿槽処理水に
含まれる懸濁物質(SS成分)を凝集沈殿させる凝集沈
殿塔16と、微量SS成分を除去する砂濾過塔17と、
排水中の着色成分を除去する活性炭吸着塔18と、排水
中にヒドロキシラジカルを発生するヒドロキシラジカル
発生手段19を有する処理槽20とを備えてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、埋立地侵出水や産
業排水等中の例えば有機ハロゲン系化合物などのような
有害物質を処理する有害物質処理方法およびその装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来では、埋立地侵出水や産業廃水等の
汚水は調製槽において、水量,pH等の調製を行った
後、生物処理槽において有機物及び窒素成分を除去し凝
集沈殿槽において凝集剤の添加により凝集させ、重金
属,SS(浮遊物質)成分を分離している。その後、上
澄み液は、液中のダイオキシン類等をはじめとする難分
解性有機物を促進酸化処理により分解し、砂濾過塔,活
性炭吸着塔を経て処理水として放流されている。
【0003】該有機塩素化合物を含有する水の浄化方法
としては、有機塩素化合物を含有する水に過酸化水を添
加し、紫外線に照射することで該化合物を分解するもの
が提案されている(特開昭52−035445号公報参
照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、埋立地
侵出水やゴミ焼却炉の煙突内を洗浄した洗煙排水には、
各種有機物質や着色物質,含窒素成分等が含まれてお
り、これらの成分が紫外線照射やオゾンによる分解効率
を著しく低下させ、処理が困難となる、という問題があ
る。
【0005】このようなことから、本発明は、埋立地侵
出水やゴミ焼却炉内を洗浄した洗浄排水には、各種有機
物質や着色物質,含窒素成分等が含まれている場合にお
いても分解効率が低下しない有害物質処理方法およびそ
の装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決する
[請求項1]の発明は、排水中の有機物,窒素成分,S
S成分,着色成分を除去した後に、該排水中にヒドロキ
シラジカル存在の下で、該排水中の難分解物質を分解処
理することを特徴とする。
【0007】[請求項2]の発明は、排水中に界面活性
剤を添加し、SS成分に吸着している難分解物質を脱着
させ、該排水中に脱着された難分解物質をヒドロキシラ
ジカル存在の下で分解処理し、その後固液分離すること
を特徴とする。
【0008】[請求項3]の発明は、排水中に超音波を
発生し、SS成分に吸着している難分解物質を脱着さ
せ、該排水中に脱着された難分解物質をヒドロキシラジ
カル存在の下で分解処理し、その後固液分離することを
特徴とする。
【0009】[請求項4]の発明は、請求項1,2又は
3において、前記ヒドロキシラジカルを発生させる方法
が、オゾンに紫外線ランプにより紫外線を照射すること
を特徴とする。
【0010】[請求項5]の発明は、請求項1,2又は
3において、前記ヒドロキシラジカルを発生させる方法
が、オゾンと過酸化水素とを併用し、紫外線ランプによ
り紫外線を照射することを特徴とする。
【0011】[請求項6]の発明は、請求項1,2又は
3において、前記ヒドロキシラジカルを発生させる方法
が、過酸化水素に紫外線ランプにより紫外線を照射する
ことを特徴とする。
【0012】[請求項7]の発明は、請求項1,2又は
3において、前記排水中の難分解物質がダイオキシン
類,ポリ塩化ビフェニル類,クロルベンゼン類,クロロ
フェノール及びクロロトルエンから選ばれる少なくとも
一種であることを特徴とする。
【0013】[請求項8]の発明は、排水中の有機物及
びアンモニア体窒素を生物学的に分解し、炭酸ガスと硝
酸イオンまで酸化する酸化・硝化曝気槽と、硝酸イオン
を生物学的に窒素ガスに還元・除去する脱窒素槽と、排
水内の微生物を沈殿分離する沈殿槽と、該沈殿処理水に
凝集剤を添加し、混和させる混和槽と、沈殿槽処理水に
含まれる懸濁物質を凝集沈殿させる凝集沈殿塔と、微量
SS成分を除去する砂濾過塔と、排水中の着色成分を除
去する活性炭吸着塔と、排水中にヒドロキシラジカルを
発生するヒドロキシラジカル発生手段を有する処理槽と
を備えてなることを特徴とする。
【0014】[請求項9]の発明は、請求項8におい
て、処理槽に導入する排水中にリサイクルオゾンを溶解
させるオゾン溶解手段を備えたことを特徴とする。
【0015】[請求項10]の発明は、請求項8におい
て、前記処理槽内の排水を循環させる循環手段を備えた
ことを特徴とする。
【0016】[請求項11]の発明は、排水中に界面活
性剤を添加して攪拌してSS成分に吸着している難分解
物質を脱着する攪拌槽と、排水中にヒドロキシラジカル
を発生するヒドロキシラジカル発生手段を有し、該脱着
された難分解物質を分解する処理槽と、排水中のSS成
分を固液分離する固液分離手段とを備えてなることを特
徴とする。
【0017】[請求項12]の発明は、超音波発生手段
により排水中のSS成分に吸着している難分解物質を脱
着する超音波発生槽と、排水中にヒドロキシラジカルを
発生するヒドロキシラジカル発生手段を有し、該脱着さ
れた難分解物質を分解する処理槽と、排水中のSS成分
を固液分離する固液分離手段とを備えてなることを特徴
とする。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明による有害物質処理方法お
よびその装置の実施の形態を以下に説明するが、本発明
はこれらの実施の形態に限定されるものではない。
【0019】[第1の実施の形態]本発明の第1の実施
の形態を図1を用いて説明する。本実施の形態にかかる
有害物質処理装置は、排水11中の有機物及びアンモニ
ア体を生物学的に分解し、炭酸ガスと硝酸イオンまで酸
化する酸化・硝化曝気槽12と、硝酸イオンを生物学的
に窒素ガスに還元・除去する脱窒素槽13と、排水内の
微生物を沈殿分離する沈殿槽14と、該沈殿処理水に凝
集剤(例えば硫酸バン土,高分子ポリマー等)15aを
添加して混和させる混和槽15、沈殿槽処理水に含まれ
る懸濁物質(SS成分)を凝集沈殿させる凝集沈殿塔1
6と、微量SS成分を除去する砂濾過塔17と、排水中
の着色成分を除去する活性炭吸着塔18と、排水中にヒ
ドロキシラジカルを発生するヒドロキシラジカル発生手
段19を有する処理槽20とを備えてなる。本発明で
は、排水中の有機物,窒素成分,SS成分,着色成分を
除去した後にヒドロキシラジカル処理を行うようにした
ので、ヒドロキシラジカル処理が確実になされ、確実に
難分解物質の処理が可能となる。
【0020】ここで、本発明でヒドロキシラジカル発生
手段とは、オゾンに紫外線ランプにより紫外線を照射
する方法、オゾンと過酸化水素とを併用する方法、
過酸化水素に紫外線ランプにより紫外線を照射する方法
等を挙げることができる。前記のオゾンに紫外線ラン
プ(例えば、低圧水銀ランプ:出力10〜200W)に
より紫外線を照射する方法は、波長185nm,254
nmの紫外線をオゾン(オゾン濃度10g/m3 以上)
に照射することでヒドロキシラジカルを発生するもので
ある。前記のオゾンと過酸化水素に、紫外線を照射す
る方法は、過酸化水素の注入量を10〜5000mg/
リットルとし、オゾンの注入量を50〜5000mg/
リットルとして紫外線照射ランプにより紫外線を照射
し、ヒドロキシラジカルを発生するものである。前記
の過酸化水素に紫外線ランプにより紫外線を照射する方
法は、過酸化水素の注入量を10〜5000mg/リッ
トルとし、前記紫外線ランプにより紫外線を照射するこ
とによりヒドロキシラジカルを発生するものである。
【0021】なお、本実施の形態では、図1に示すよう
に、ヒドロキシラジカル発生手段としては、前記のオ
ゾンに紫外線ランプにより紫外線を照射する方法を用い
ており、外部に設けたオゾン発生機21から散気管22
を介して処理槽11内にオゾン(O3 )を含有した気泡
23を導入し、該導入されたオゾン(O3 )に紫外線照
射ランプ(UVランプ)24から紫外線(UV)を照射
することで、オゾン分解を促進させ、ヒドロキシラジカ
ル(OHラジカル)を発生させている。
【0022】ここで、水中におけるオゾン(O3 )と紫
外線照射との反応は、下記(1) 式に示すものとなり、発
生した強力なヒドロキシラジカル(OHラジカル)の酸
化分解作用により難分解物質の有害物質を分解処理する
ようにしている。
【0023】 O3 +UV→O2 +O,O+H2 O→2・OH …(1) なお、従来においては、有機物や窒素成分が混入されて
いたので、これらが優先的にヒドロキシラジカル(OH
ラジカル)反応してしまい、有害物質の分解効果が大幅
に減少されていたが、本発明のように事前に排水中の有
機物,窒素成分,SS成分,着色成分を除去すること
で、このような問題が解消される。
【0024】本発明で分解処理する難分解物質として
は、ダイオキシン類やPCB類に代表される有害な塩素
化芳香族化合物、高縮合度芳香族炭化水素等の埋立地侵
出水や産業排水等の排水からの有害物質をいうが、本発
明のヒドロキシラジカルで分解できる埋立地侵出水や産
業排水等やシュレッダーダスト処理物からの排水や洗煙
排水等の排水11中の有害物質(又は環境ホルモン)で
あればこれらに限定されるものではない。
【0025】ここで、前記ダイオキシン類とは、ポリ塩
化ジベンゾ−p−ダイオキシン類(PCDDs)及びポ
リ塩化ジベンゾフラン類(PCDFs)の総称であり、
塩素系化合物とある種の有機塩素化合物の燃焼時に微量
発生するといわれ、化学的に無色の結晶である。塩素の
数によって一塩化物から八塩化物まであり、異性体には
PCDDsで75種類、PCDFsで135種類におよ
び、これらのうち、特に四塩化ジベンゾ−p−ダイオキ
シン(T4 CDD)は、最も強い毒性を有するものとし
て知られている。なお、有害な塩素化芳香族化合物とし
ては、ダイオキシン類の他にその前駆体となる種々の有
機塩素化合物(例えば、フェノール,ベンゼン等の芳香
族化合物(例えばクロルベンゼン類,クロロフェノール
及びクロロトルエン等)、塩素化アルキル化合物等)が
含まれており、処理水として放流するには排水中から除
去する必要があり、本発明により分解処理できる。
【0026】また、PCB類(ポリ塩化ビフェニル類)
はビフェニールに塩素原子が数個付加した化合物の総称
であり、塩素の置換数、置換位置により異性体がある
が、2,6−ジクロロビフェニル、2,2'−ジクロロビ
フェニル、2,3,5−トリクロロビフェニル等が代表
的なものであり、毒性が強く、焼却した場合にはダイオ
キシン類が発生するおそれがあるものとして知られてお
り、処理水として放流するには排水中から除去する必要
があり、本発明により分解処理できる。
【0027】このような有害物質処理装置を使用した有
害物質処理方法を図1を用いて次に説明する。
【0028】先ず、酸化・硝化曝気槽12において排水
11中の有機物及びアンモニア体窒素を生物学的に分解
し、炭酸ガスと硝酸イオンまで酸化する。次に、脱窒素
槽13において、硝酸イオンを生物学的に窒素ガスに還
元・除去する。次に、混和槽15において、排水内の微
生物を沈殿分離する。次に、凝集沈殿塔16において、
沈殿処理水に凝集剤(硫酸バン土,高分子ポリマー等)
を添加し、混和させ、沈殿槽処理水に含まれる懸濁物質
(SS成分)を凝集沈殿させる。次に、砂濾過塔17に
おいて、微量SS成分を除去する。次に、活性炭吸着塔
18において、排水中の着色成分を除去する。最後に処
理槽19において、排水中にヒドロキシラジカルを発生
させ、酸化分解を行う。なお、微量SS成分や着色成分
が少ない場合には、砂濾過塔17や活性炭吸着塔18の
いずれか一方又は両方を設けることなく、直接処理槽2
0に導くようにしてもよい(図中破線で示す)。
【0029】すなわち、外部よりオゾン発生機により供
給されたオゾンに紫外線を照射させて発生させたヒドロ
キシラジカルにより排水11中の難分解物質である例え
ば有機ハロゲン系化合物等を効率的に分解処理するよう
にしたのである。また、下記(2) ,(3) 式に示すよう
に、処理槽に導入する前に、排水中にFeイオンやCu
イオン等を供給し、これらイオンの作用によりヒドロキ
シラジカルの分解反応を促進させることもできる。すな
わち、前記イオンを供給すると「・OH」が大幅に生成
し分解促進効果が向上するからである。
【0030】 O3 +H2 O+Fe2+→・OH+OH- +O2 +Fe3+ …(2) O3 +H2 O+Cu+ →・OH+OH- +O2 +Cu2+ …(3) したがって、埋立地侵出水や産業排水等からの排水11
中に含まれる有害物質を確実に処理することができる。
【0031】[第2の実施の形態]本発明の第2の実施
の形態を図2を用いて説明する。なお、前述した第1の
実施の形態と同様な構成部分については、前述した第1
の実施の形態の説明で用いた符号と同符号を用いて、そ
の説明を省略する。
【0032】本実施の形態における有害物質処理装置
は、図2に示すように、排水11中の有機物及びアンモ
ニア体窒素を生物学的に分解し、炭酸ガスと硝酸イオン
まで酸化する酸化・硝化曝気槽12と、硝酸イオンを生
物学的に窒素ガスに還元・除去する脱窒素槽13と、排
水内の微生物を沈殿分離する沈殿槽14と、該沈殿処理
水に凝集剤(硫酸バン土,高分子ポリマー等)を添加
し、混和させる混和槽15、沈殿槽処理水に含まれる懸
濁物質(SS成分)を凝集沈殿させる凝集沈殿塔16
と、微量SS成分を除去する砂濾過塔17と、排水中の
着色成分を除去する活性炭吸着塔18と、排水中にヒド
ロキシラジカルを発生するヒドロキシラジカル発生手段
19を有する処理槽20と、処理槽20内で分解に寄与
しなかったオゾン(O3 )を処理槽20の上部から配管
31a及びポンプ31bを介して回収するオゾン回収手
段31と、該回収されたオゾン(O3 )を処理槽20に
導入する前段階において、排水11中にオゾン(O3
を溶解させるオゾン溶解槽32と、処理槽11内の排水
を循環させる配管33a及びポンプ33bからなる循環
手段23とを設けたものである。
【0033】このような本実施の形態では、前述した実
施の形態の場合に較べ、予め排水中に処理槽20内で反
応に寄与しなかったオゾンを溶解させ、排水中のオゾン
量が増大するので、ヒドロキシラジカルの生成効率が大
幅に向上し、前述した実施の形態の場合よりも排水11
中の有機ハロゲン系化合物の分解効率が向上すると共に
オゾンの有効利用が可能となる。
【0034】[第3の実施の形態]本発明の第3の実施
の形態を図3を用いて説明する。なお、前述した第1の
実施の形態と同様な構成部分については、前述した第1
の実施の形態の説明で用いた符号と同符号を用いて、そ
の説明を省略する。
【0035】本実施の形態における有害物質処理装置
は、図3に示すように、排水11中に界面活性剤51を
添加し、攪拌手段52により攪拌してSS成分に吸着し
ている難分解物質を脱着する攪拌槽53と、排水中にヒ
ドロキシラジカルを発生するヒドロキシラジカル発生手
段19を有し、該脱着された難分解物質を分解する処理
槽20と、分解処理後の排水を固液分離してSS成分を
除去するする固液分離槽54とを備えてなるものであ
る。
【0036】ここで、前記添加する界面活性剤として
は、特に限定されるものではないが、例えばカルボン
酸塩(せっけんなどのラウリン酸ナトリウム等)や硫酸
エステル塩やスルホン酸塩やリン酸エステル塩などのよ
うなアニオン界面活性剤、第1〜3級アミン塩や第4
級アンモニウム塩(例えばラウリルトリメチルアンモニ
ウムクロライド等)などのようなカチオン界面活性剤、
カルボン酸塩型(例えばラウリルアミノプロピオン酸
ナトリウム等)や硫酸エステル塩型やスルホン酸塩型や
リン酸エステル塩型などの両性界面活性剤、ポリエチ
レングリコール型や多価アルコール型や低級アルコール
型などの非イオン界面活性剤等を挙げることができる。
【0037】この界面活性剤の添加量は、特に限定され
るものではないが、攪拌槽中の排水に対して数%以下程
度とすればよい。
【0038】排水中のSS成分を分離する固液分離手段
としては、特に限定されるものではないが、例えば加圧
浮上法、凝集沈殿法、砂濾過法、膜分離法等を挙げるこ
とができる。
【0039】このように、ヒドロキシラジカルで処理す
る前に、界面活性剤を添加して、排水中のSS成分に吸
着しているダイオキシン類等の難分解物質を排水中に脱
着させることにより、直接脱着された難分解物質をヒド
ロキシラジカルで分解処理することができ、分解処理効
率が向上する。
【0040】なお、第2の実施の形態のように、本実施
の形態においても、前記処理槽内の排水を循環させる循
環手段を備えて、排水を循環させてヒドロキシラジカル
の反応を促進させ、分解効率を向上させるようにしても
よい。
【0041】[第4の実施の形態]本発明の第4の実施
の形態を図4を用いて説明する。なお、前述した第1の
実施の形態と同様な構成部分については、前述した第1
の実施の形態の説明で用いた符号と同符号を用いて、そ
の説明を省略する。
【0042】本実施の形態における有害物質処理装置
は、図4に示すように、超音波を発生することにより、
排水中のSS成分微振動を付与し、該SS成分に吸着し
ている難分解物質を脱着する超音波発生槽55と、排水
中にヒドロキシラジカルを発生するヒドロキシラジカル
発生手段19を有し、該脱着された難分解物質を分解す
る処理槽20と、分解処理後の排水を固液分離してSS
成分を除去するする固液分離槽54とを備えてなるもの
である。なお、固液分離手段は第3の実施の形態と同様
としている。なお、第2の実施の形態のように、本実施
の形態においても、前記処理槽内の排水を循環させる循
環手段を備えて、排水を循環させてヒドロキシラジカル
の反応を促進させ、分解効率を向上させるようにしても
よい。
【0043】このように、ヒドロキシラジカルで処理す
る前に、超音波発生により、排水中のSS成分に吸着し
ているダイオキシン類等の難分解物質を排水中に脱着さ
せることにより、直接脱着された難分解物質をヒドロキ
シラジカルで分解処理することができ、分解処理効率が
向上する。
【0044】
【実施例】以下、本発明の効果を示す実施例について説
明するが、本発明はこの実施例に限定されるものではな
い。
【0045】図5は実施例で用いた装置の概略図であ
る。図5に示すように、本試験装置は、紫外線照射ラン
プ41を内部に配した処理槽42と、処理槽42内に散
気管43を介して外部のオゾン発生器44からオゾンを
含有した気泡45を導入するオゾン発生手段と、該処理
槽42を恒温に保持する恒温槽46と、処理槽42内の
スターラ47を回転させる攪拌機48とから構成されて
いる。なお、符号49はUVカバーを図示する。
【0046】また、下記「表1」に示す組成の埋立地侵
出水にダイオキシン類を添加し、0.6ng−TEQ/リ
ットルの濃度に調整したものを供試試料とした。試験装
置の条件を下記「表2」に示す。
【0047】
【表1】
【0048】
【表2】
【0049】[比較例]0.6ng−TEQ/リットルの
濃度に調整した埋立地侵出水2リットルを処理槽42内
に入れ、下記「表2」に示す条件でオゾンを含んだ気泡
45を処理槽内に散気管43を介して導入すると共に、
紫外線照射ランプ41から紫外線を照射した。その結
果、約480分後、原水中のダイオキシン類濃度(0.6
ng−TEQ/リットル)が0.1ng−TEQ/リット
ルの濃度まで分解され、分解反応速度は0.00104n
g−TEQ/リットル・分であった。
【0050】[実施例1]0.6ng−TEQ/リットル
の濃度に調整した埋立地侵出水を予め生物学的硝化・脱
窒素法で処理を行い、侵出水中のBOD,CODMn,
NH4 −N,T−Nは、それぞれBODが12.0mg/
リットル,CODMnが8.0mg/リットル,NH4
Nが2.0mg/リットル,T−Nが3.0mg/リットル
の濃度まで低減した。これを0.45μmのフィルタで濾
過し、SS成分を除去したものに対し、前記比較例と同
様の条件で操作した。その結果、約30分の処理後、原
水中のダイオキシン類濃度(0.6ng−TEQ/リット
ル)が0.1ng−TEQ/リットルの濃度まで分解され
た。このときの分解反応速度は0.0167ng−TEQ
/リットル・分であり、比較例に較べて16倍もの極め
て早い速度で分解がなされた。
【0051】[実施例2]実施例2において、0.45μ
mのフィルタで濾過した処理液にさらに、FeSO4
7H2 Oを10μM添加した条件で実施例2と同様に処
理した。その結果、約15分の処理後、原水中のダイオ
キシン類濃度(0.6ng−TEQ/リットル)が0.1n
g−TEQ/リットルの濃度まで分解された。このとき
の分解反応速度は0.0333ng−TEQ/リットル・
分であり、実施例1よりもさらに分解速度を早めること
ができた。また、Cu+ を10μM添加した条件でも実
施例2と同様の結果が得られた。
【0052】
【発明の効果】以上述べたように、[請求項1]の発明
によれば、排水中の有機物,窒素成分,SS成分,着色
成分を除去した後に、該排水中にヒドロキシラジカル存
在の下で、該排水中の難分解物質を分解処理するので、
ヒドロキシラジカル処理による難分解物質の処理が確実
となり、処理速度が向上する。
【0053】[請求項2]の発明によれば、排水中に界
面活性剤を添加し、SS成分に吸着している難分解物質
を脱着させ、該排水中に脱着された難分解物質をヒドロ
キシラジカル存在の下で分解処理し、その後固液分離す
るので、脱着された難分解物質を直接ヒドロキシラジカ
ルで分解処理することができ、分解処理効率が向上す
る。
【0054】[請求項3]の発明によれば、排水中に超
音波を発生し、SS成分に吸着している難分解物質を脱
着させ、該排水中に脱着された難分解物質をヒドロキシ
ラジカル存在の下で分解処理し、その後固液分離するの
で、脱着された難分解物質を直接ヒドロキシラジカルで
分解処理することができ、分解処理効率が向上する。
【0055】[請求項4]の発明によれば、請求項1,
2又は3において、ヒドロキシラジカルを発生させる方
法が、オゾンに紫外線ランプにより紫外線を照射するの
で、効率良くヒドロキシラジカルが発生され、有害物質
の分解が促進される。
【0056】[請求項5]の発明によれば、請求項1,
2又は3において、ヒドロキシラジカルを発生させる方
法が、オゾンと過酸化水素とを併用し、紫外線を照射す
るので、効率良くヒドロキシラジカルが発生され、有害
物質の分解が促進される。
【0057】[請求項6]の発明によれば、請求項1,
2又は3において、ヒドロキシラジカルを発生させる方
法が、過酸化水素に紫外線ランプにより紫外線を照射す
るので、効率良くヒドロキシラジカルが発生され、有害
物質の分解が促進される。
【0058】[請求項7]の発明によれば、請求項1,
2又は3において、前記排水中の難分解物質がダイオキ
シン類,ポリ塩化ビフェニル類,クロルベンゼン類,ク
ロロフェノール及びクロロトルエンから選ばれる少なく
とも一種が完全に分解される。
【0059】[請求項8]の発明によれば、排水中の有
機物及びアンモニア体窒素を生物学的に分解し、炭酸ガ
スと硝酸イオンまで酸化する酸化・硝化曝気槽と、硝酸
イオンを生物学的に窒素ガスに還元・除去する脱窒素槽
と、排水内の微生物を沈殿分離する沈殿槽と、該沈殿処
理水に凝集剤を添加し、混和させる混和槽と、沈殿槽処
理水に含まれる懸濁物質を凝集沈殿させる凝集沈殿塔
と、微量SS成分を除去する砂濾過塔と、排水中の着色
成分を除去する活性炭吸着塔と、排水中にヒドロキシラ
ジカルを発生するヒドロキシラジカル発生手段を有する
処理槽とを備えてなるので、事前に排水中の有機物,ヒ
ドロキシラジカルと優先的に反応する窒素成分,SS成
分,着色成分が除去され、排水中の難分解物質の処理が
確実になされ、処理速度が向上する。
【0060】[請求項9]の発明によれば、請求項8に
おいて、処理槽に導入する排水中にリサイクルオゾンを
溶解させるオゾン溶解手段を備えたので、ヒドロキシラ
ジカルの生成効率が大幅に向上し、前述した実施の形態
の場合よりも排水11中の有機ハロゲン系化合物の分解
効率が向上すると共にオゾンの有効利用が可能となる。
【0061】[請求項10]の発明によれば、請求項8
において、前記処理槽内の排水を循環させる循環手段を
備えたので、排水を循環させてヒドロキシラジカルの反
応を促進させ、分解効率を向上させる。
【0062】[請求項11]の発明によれば、排水中に
界面活性剤を添加して攪拌してSS成分に吸着している
難分解物質を脱着する攪拌槽と、排水中にヒドロキシラ
ジカルを発生するヒドロキシラジカル発生手段を有し、
該脱着された難分解物質を分解する処理槽と、排水中の
SS成分を固液分離する固液分離手段とを備えてなるの
で、脱着された難分解物質を直接ヒドロキシラジカルで
分解処理することができ、分解処理効率が向上する。
【0063】[請求項12]の発明によれば、超音波発
生手段により排水中のSS成分に吸着している難分解物
質を脱着する超音波発生槽と、排水中にヒドロキシラジ
カルを発生するヒドロキシラジカル発生手段を有し、該
脱着された難分解物質を分解する処理槽と、排水中のS
S成分を固液分離する固液分離手段とを備えてなるの
で、脱着された難分解物質を直接ヒドロキシラジカルで
分解処理することができ、分解処理効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による有害物質処理装置の第1の実施の
形態の概略構成図である。
【図2】本発明による有害物質処理装置の第2の実施の
形態の概略構成図である。
【図3】本発明による有害物質処理装置の第2の実施の
形態の概略構成図である。
【図4】本発明による有害物質処理装置の第2の実施の
形態の概略構成図である。
【図5】本実施例の試験装置の概略構成図である。
【符号の説明】
11 排水 12 酸化・硝化曝気槽 13 脱窒素槽 14 沈殿槽 15 混和槽 16 凝集沈殿塔 17 砂濾過塔 18 活性炭吸着塔 19 ヒドロキシラジカル発生手段 20 処理槽 21 オゾン発生機 22 散気管 23 オゾン(O3 ) 24 紫外線照射ランプ(UVランプ) 31a 配管 31b ポンプ 31 オゾン回収手段 32オゾン溶解槽 33a 配管 33b ポンプ 33 循環手段 41 紫外線照射ランプ 42 処理槽 43 散気管 44 オゾン発生器 45 O3 含有気泡 46 恒温槽 47 スターラ47 48 攪拌機 49 UVカバー 51 界面活性剤 52 攪拌手段 53 攪拌槽 54 固液分離槽 55 超音波発生槽
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 9/00 502 C02F 9/00 502P 502D 502H 502R 502N 503 503C 504 504A (72)発明者 浅野 昌道 神奈川県横浜市金沢区幸浦一丁目8番地1 三菱重工業株式会社横浜研究所内 (72)発明者 青木 泰道 神奈川県横浜市金沢区幸浦一丁目8番地1 三菱重工業株式会社横浜研究所内 (72)発明者 橋爪 隆夫 神奈川県横浜市中区錦町12番地 三菱重工 業株式会社横浜製作所内 Fターム(参考) 4D037 AA11 AB01 AB02 AB05 AB12 AB14 BA18 BA26 BB04 BB05 BB08 CA01 CA02 CA03 CA07 CA08 CA11 CA12 4D038 AA08 AB03 AB07 AB12 AB14 AB28 BA02 BA04 BB04 BB06 BB07 BB16 BB17 BB18 BB19 BB20 4D050 AA12 AB03 AB07 AB11 AB17 AB19 AB34 AB35 BB02 BB09 BC09 BC10 BD02 BD03 BD04 BD06 CA04 CA06 CA09 CA15 CA16 CA17 CA20

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排水中の有機物,窒素成分,SS成分,
    着色成分を除去した後に、該排水中にヒドロキシラジカ
    ル存在の下で、該排水中の難分解物質を分解処理するこ
    とを特徴とする有害物質処理方法。
  2. 【請求項2】 排水中に界面活性剤を添加し、SS成分
    に吸着している難分解物質を脱着させ、該排水中に脱着
    された難分解物質をヒドロキシラジカル存在の下で分解
    処理し、その後固液分離することを特徴とする有害物質
    処理方法。
  3. 【請求項3】 排水中に超音波を発生し、SS成分に吸
    着している難分解物質を脱着させ、該排水中に脱着され
    た難分解物質をヒドロキシラジカル存在の下で分解処理
    し、その後固液分離することを特徴とする有害物質処理
    方法。
  4. 【請求項4】 請求項1,2又は3において、 前記ヒドロキシラジカルを発生させる方法が、オゾンに
    紫外線ランプにより紫外線を照射することを特徴とする
    有害物質処理方法。
  5. 【請求項5】 請求項1,2又は3において、 前記ヒドロキシラジカルを発生させる方法が、オゾンと
    過酸化水素とを併用し、紫外線ランプにより紫外線を照
    射することを特徴とする有害物質処理方法。
  6. 【請求項6】 請求項1,2又は3において、 前記ヒドロキシラジカルを発生させる方法が、過酸化水
    素に紫外線ランプにより紫外線を照射することを特徴と
    する有害物質処理方法。
  7. 【請求項7】 請求項1,2又は3において、 前記排水中の難分解物質がダイオキシン類,ポリ塩化ビ
    フェニル類,クロルベンゼン類,クロロフェノール及び
    クロロトルエンから選ばれる少なくとも一種であること
    を特徴とする有害物質処理方法。
  8. 【請求項8】 排水中の有機物及びアンモニア体窒素を
    生物学的に分解し、炭酸ガスと硝酸イオンまで酸化する
    酸化・硝化曝気槽と、硝酸イオンを生物学的に窒素ガス
    に還元・除去する脱窒素槽と、排水内の微生物を沈殿分
    離する沈殿槽と、該沈殿処理水に凝集剤を添加し、混和
    させる混和槽と、沈殿槽処理水に含まれる懸濁物質を凝
    集沈殿させる凝集沈殿塔と、微量SS成分を除去する砂
    濾過塔と、排水中の着色成分を除去する活性炭吸着塔
    と、排水中にヒドロキシラジカルを発生するヒドロキシ
    ラジカル発生手段を有する処理槽とを備えてなることを
    特徴とする有害物質処理装置。
  9. 【請求項9】 請求項8において、 処理槽に導入する排水中にリサイクルオゾンを溶解させ
    るオゾン溶解手段を備えたことを特徴とする有害物質処
    理装置。
  10. 【請求項10】 請求項8において、 前記処理槽内の排水を循環させる循環手段を備えたこと
    を特徴とする有害物質処理装置。
  11. 【請求項11】 排水中に界面活性剤を添加して攪拌し
    てSS成分に吸着している難分解物質を脱着する攪拌槽
    と、排水中にヒドロキシラジカルを発生するヒドロキシ
    ラジカル発生手段を有し、該脱着された難分解物質を分
    解する処理槽と、排水中のSS成分を固液分離する固液
    分離手段とを備えてなることを特徴とする有害物質処理
    装置。
  12. 【請求項12】 超音波発生手段により排水中のSS成
    分に吸着している難分解物質を脱着する超音波発生槽
    と、排水中にヒドロキシラジカルを発生するヒドロキシ
    ラジカル発生手段を有し、該脱着された難分解物質を分
    解する処理槽と、排水中のSS成分を固液分離する固液
    分離手段とを備えてなることを特徴とする有害物質処理
    装置。
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