JP2000184622A - 無停電電源装置 - Google Patents
無停電電源装置Info
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- JP2000184622A JP2000184622A JP10366042A JP36604298A JP2000184622A JP 2000184622 A JP2000184622 A JP 2000184622A JP 10366042 A JP10366042 A JP 10366042A JP 36604298 A JP36604298 A JP 36604298A JP 2000184622 A JP2000184622 A JP 2000184622A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 出力電圧を設定して、損失、電力の安定供給
の面から最適な入出力特性を持たせ、入力電源の状態に
応じて適切な運転を行うことにある。 【解決手段】 第1と第2の変換器1、2、蓄電池6及
び制御装置11を有し、交流電源を入力とし、交流電圧
を出力する無停電電源装置において、制御装置に、基準
電圧を含み第1の下限電圧以上かつ第1の上限電圧以下
である第1の電圧範囲と、第1の下限電圧より低くかつ
第2の下限電圧以上であり、また、第1の上限電圧より
高くかつ第2の上限電圧以下である第2の電圧範囲と、
第2の下限電圧より低く又は第2の上限電圧より高い第
3の電圧範囲を設定し、入力電圧が第1の電圧範囲の
時、該電圧を直接出力し、該電圧が第2の電圧範囲の
時、第2の変換器により該電圧を補償して第1の下限電
圧または第1の上限電圧を出力し、入力電圧が第3の電
圧範囲の時、第1の変換器により蓄電池から基準電圧を
出力する。
の面から最適な入出力特性を持たせ、入力電源の状態に
応じて適切な運転を行うことにある。 【解決手段】 第1と第2の変換器1、2、蓄電池6及
び制御装置11を有し、交流電源を入力とし、交流電圧
を出力する無停電電源装置において、制御装置に、基準
電圧を含み第1の下限電圧以上かつ第1の上限電圧以下
である第1の電圧範囲と、第1の下限電圧より低くかつ
第2の下限電圧以上であり、また、第1の上限電圧より
高くかつ第2の上限電圧以下である第2の電圧範囲と、
第2の下限電圧より低く又は第2の上限電圧より高い第
3の電圧範囲を設定し、入力電圧が第1の電圧範囲の
時、該電圧を直接出力し、該電圧が第2の電圧範囲の
時、第2の変換器により該電圧を補償して第1の下限電
圧または第1の上限電圧を出力し、入力電圧が第3の電
圧範囲の時、第1の変換器により蓄電池から基準電圧を
出力する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無停電電源装置に
係り、特に、負荷に安定した電力を供給する技術に関す
る。
係り、特に、負荷に安定した電力を供給する技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】無停電電源の回路方式として、電気学会
技術報告第596号「無停電電源システム(UPS)の
動向」(新型電源システム調査専門委員会 1996年
7月発行 No.ISSN 0919−9195)の1
3頁3.3.1項にトライポート方式がある。また、同
3.3.4項に瞬停補償方式がある。さらに、これら2
種類の方式を組み合わせた回路方式として、IEEE
TRANSACTIONS ON POWER ELE
CTRONICS,VOL.13,NO.3,MAY
1998,”A Novel On−Line UPS
with Universal Filterung
Capabilities”の直並列変換器組み合わ
せ方式がある。この回路方式を図9に示す。電源7が正
常なときは、スイッチ3を閉じ、スイッチ12を開い
て、変換器1は電圧制御を行い、蓄電池6に充電し、変
換器2は電流制御を行い、入力電圧の瞬時変動を補償す
る。また、電源7が停電した場合には、スイッチ3を開
いて、変換器1が負荷8に電力を供給する。変換器2等
の装置に故障が起きた場合は、スイッチ3を開き、スイ
ッチ12を閉じて負荷8と装置を切り離す。
技術報告第596号「無停電電源システム(UPS)の
動向」(新型電源システム調査専門委員会 1996年
7月発行 No.ISSN 0919−9195)の1
3頁3.3.1項にトライポート方式がある。また、同
3.3.4項に瞬停補償方式がある。さらに、これら2
種類の方式を組み合わせた回路方式として、IEEE
TRANSACTIONS ON POWER ELE
CTRONICS,VOL.13,NO.3,MAY
1998,”A Novel On−Line UPS
with Universal Filterung
Capabilities”の直並列変換器組み合わ
せ方式がある。この回路方式を図9に示す。電源7が正
常なときは、スイッチ3を閉じ、スイッチ12を開い
て、変換器1は電圧制御を行い、蓄電池6に充電し、変
換器2は電流制御を行い、入力電圧の瞬時変動を補償す
る。また、電源7が停電した場合には、スイッチ3を開
いて、変換器1が負荷8に電力を供給する。変換器2等
の装置に故障が起きた場合は、スイッチ3を開き、スイ
ッチ12を閉じて負荷8と装置を切り離す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術による無
停電電源装置は、変換器1が負荷8に電力供給を行うの
は電源7が停電したときであり、瞬時電圧変動時は装置
全体容量の10〜20%程度の小容量の変換器2で補償
できる。しかし、電源7の状態が安定で全く変動しない
場合でも、変換器2に電流が流れるため、その分損失が
発生してしまうなどの問題が生じる。
停電電源装置は、変換器1が負荷8に電力供給を行うの
は電源7が停電したときであり、瞬時電圧変動時は装置
全体容量の10〜20%程度の小容量の変換器2で補償
できる。しかし、電源7の状態が安定で全く変動しない
場合でも、変換器2に電流が流れるため、その分損失が
発生してしまうなどの問題が生じる。
【0004】本発明の課題は、出力電圧を設定して、損
失、電力の安定供給の面から最適な入出力特性を持た
せ、入力電源の状態に応じて適切な運転を実行する無停
電電源装置を提供することにある。
失、電力の安定供給の面から最適な入出力特性を持た
せ、入力電源の状態に応じて適切な運転を実行する無停
電電源装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題は、基準電圧を
含み第1の下限電圧以上かつ第1の上限電圧以下である
第1の電圧範囲と、該第1の下限電圧より低くかつ第2
の下限電圧以上であり、また、該第1の上限電圧より高
くかつ第2の上限電圧以下である第2の電圧範囲と、該
第2の下限電圧より低くまたは該第2の上限電圧より高
い第3の電圧範囲を設定し、入力電圧が第1の電圧範囲
であれば、入力電圧を直接出力し、入力電圧が第2の電
圧範囲であれば、第2の変換器により前記入力電圧を補
償して前記第1の下限電圧または前記第1の上限電圧を
出力し、入力電圧が第3の電圧範囲であれば、第1の変
換器により電力貯蔵機構から基準電圧を出力する第1の
運転を実行することによって、解決される。また、基準
電圧を含み第1の下限電圧以上かつ第1の上限電圧以下
である第1の電圧範囲と、該第1の下限電圧より低くか
つ第2の下限電圧以上であり、また、該第1の上限電圧
より高くかつ第2の上限電圧以下である第2の電圧範囲
と、該第2の下限電圧より低くまたは該第2の上限電圧
より高い第3の電圧範囲を設定し、入力電圧が第1の電
圧範囲であれば、第2の変換器により前記入力電圧を補
償して基準電圧を出力し、入力電圧が第2の電圧範囲で
あれば、第2の変換器により前記入力電圧を補償して入
力電圧に比例した電圧を出力し、入力電圧が第3の電圧
範囲であれば、第1の変換器により電力貯蔵機構から基
準電圧を出力する第2の運転を実行することによって、
解決される。ここで、入力を開閉する第1のスイッチ
と、第2の変換器をバイパスして入力と出力を直接接続
するバイパス回路と、第2の変換器と該バイパス回路を
切り替える第2のスイッチと、入力電圧と出力電圧を検
出する検出器を有すると共に、第1の変換器は入力或い
は出力と並列に接続し、第2の変換器は出力或いは入力
と直列に接続し、電力貯蔵機構は第1の変換器と第2の
変換器の直流側に接続し、制御装置は、検出器の出力を
入力して第1、第2の変換器と第1、第2のスイッチを
制御し、第1のスイッチを閉じて第2のスイッチをバイ
パス回路側に投入して入力電圧を直接出力する第1の回
路形態と、第1のスイッチを閉じて第2のスイッチを第
2の変換器側に投入し、入力電圧と第2の変換器の合成
電圧を出力する第2の回路形態と、第1のスイッチを開
いて第1の変換器の電圧を出力する第3の回路形態を形
成する。
含み第1の下限電圧以上かつ第1の上限電圧以下である
第1の電圧範囲と、該第1の下限電圧より低くかつ第2
の下限電圧以上であり、また、該第1の上限電圧より高
くかつ第2の上限電圧以下である第2の電圧範囲と、該
第2の下限電圧より低くまたは該第2の上限電圧より高
い第3の電圧範囲を設定し、入力電圧が第1の電圧範囲
であれば、入力電圧を直接出力し、入力電圧が第2の電
圧範囲であれば、第2の変換器により前記入力電圧を補
償して前記第1の下限電圧または前記第1の上限電圧を
出力し、入力電圧が第3の電圧範囲であれば、第1の変
換器により電力貯蔵機構から基準電圧を出力する第1の
運転を実行することによって、解決される。また、基準
電圧を含み第1の下限電圧以上かつ第1の上限電圧以下
である第1の電圧範囲と、該第1の下限電圧より低くか
つ第2の下限電圧以上であり、また、該第1の上限電圧
より高くかつ第2の上限電圧以下である第2の電圧範囲
と、該第2の下限電圧より低くまたは該第2の上限電圧
より高い第3の電圧範囲を設定し、入力電圧が第1の電
圧範囲であれば、第2の変換器により前記入力電圧を補
償して基準電圧を出力し、入力電圧が第2の電圧範囲で
あれば、第2の変換器により前記入力電圧を補償して入
力電圧に比例した電圧を出力し、入力電圧が第3の電圧
範囲であれば、第1の変換器により電力貯蔵機構から基
準電圧を出力する第2の運転を実行することによって、
解決される。ここで、入力を開閉する第1のスイッチ
と、第2の変換器をバイパスして入力と出力を直接接続
するバイパス回路と、第2の変換器と該バイパス回路を
切り替える第2のスイッチと、入力電圧と出力電圧を検
出する検出器を有すると共に、第1の変換器は入力或い
は出力と並列に接続し、第2の変換器は出力或いは入力
と直列に接続し、電力貯蔵機構は第1の変換器と第2の
変換器の直流側に接続し、制御装置は、検出器の出力を
入力して第1、第2の変換器と第1、第2のスイッチを
制御し、第1のスイッチを閉じて第2のスイッチをバイ
パス回路側に投入して入力電圧を直接出力する第1の回
路形態と、第1のスイッチを閉じて第2のスイッチを第
2の変換器側に投入し、入力電圧と第2の変換器の合成
電圧を出力する第2の回路形態と、第1のスイッチを開
いて第1の変換器の電圧を出力する第3の回路形態を形
成する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて説明する。図1は、本発明の一実施形態による無
停電電源装置を示す。入力には交流電源7を接続し、出
力に負荷8を接続して電力を供給する。交流/直流を順
逆変換可能な変換器1と変換器2があり、変換器1は出
力と並列に接続し、変換器2は入力と直列に接続する。
スイッチ3は入力を開閉する。スイッチ4は変換器2と
バイパス回路5とを切り替える。変換器1と変換器2の
直流側は蓄電池6に接続する。それぞれ検出器9、10
は入力電圧Vinと出力電圧Voutを検出し、制御装
置11に入力する。制御装置11は変換器1、2および
スイッチ3、4を制御する。
用いて説明する。図1は、本発明の一実施形態による無
停電電源装置を示す。入力には交流電源7を接続し、出
力に負荷8を接続して電力を供給する。交流/直流を順
逆変換可能な変換器1と変換器2があり、変換器1は出
力と並列に接続し、変換器2は入力と直列に接続する。
スイッチ3は入力を開閉する。スイッチ4は変換器2と
バイパス回路5とを切り替える。変換器1と変換器2の
直流側は蓄電池6に接続する。それぞれ検出器9、10
は入力電圧Vinと出力電圧Voutを検出し、制御装
置11に入力する。制御装置11は変換器1、2および
スイッチ3、4を制御する。
【0007】次に、図1の無停電電源装置における第1
の運転について説明する。この第1の運転における入力
電圧と出力電圧の関係を図2に示す。制御装置11は入
力電源の検出値を入力して実効値Vinを計算する。V
inがVL1≦Vin≦VH1であれば、スイッチ3を
閉じ、スイッチ4をバイパス回路5側に投入する。この
時無停電電源装置は、入力電圧を直接出力する商用給電
運転を行う。商用給電運転では変換器2は停止する。変
換器1は蓄電池6の電圧が放電状態では蓄電池6に充電
する。蓄電池6が充電状態では電力授受をしない無負荷
運転をするか、停止する。VinがVL2≦Vin<V
L1またはVH1<Vin≦VH2であれば、スイッチ
3を閉じ、スイッチ4を変換器2側に投入する。この時
無停電電源装置は、入力電源と変換器2の合成電圧を出
力する補償運転を行う。補償運転時には出力電圧の実効
値Voutを、Vin<VL1の時はVL1、Vin>
VH1の時はVH1になるように変換器2の出力電圧を
制御する(なお、補償運転しない時の実効値Voutは
図2の破線になる。)。補償運転時に、変換器1は変換
器2に電力を供給する。VinがVin<VL2または
Vin>VH2であれば、スイッチ3を開き、変換器1
の電圧を出力するバックアップ運転を行う。バックアッ
プ運転では変換器2は停止する。ここで、VL1は出力
電圧許容値の下限値、VH1は上限値である。出力電圧
許容値が基準電圧Vbの±10%であれば、VL1は
0.9Vbであり、VH1は1.1Vbとなる。VL
2、VH2は変換器2の容量で決まる電圧である。無停
電電源装置の容量100に対して変換器2の容量を10
に設計すれば、VL2は0.8Vbであり、VH2は
1.2Vbとなる。第1の運転では、入力電圧が許容値
内であれば、損失を殆ど発生しない。蓄電池6が充電状
態の時に変換器1を停止すれば、損失はさらに小さくな
る。また、入力電圧の変動が変換器2の容量以下であれ
ば、補償運転により無停電電源装置容量より小さい容量
の変換器2で電圧補償を行うため、損失が小さくてす
み、さらに、蓄電池6から電力供給せず、変換器1から
電力供給するため、長時間の安定した電力供給ができ
る。
の運転について説明する。この第1の運転における入力
電圧と出力電圧の関係を図2に示す。制御装置11は入
力電源の検出値を入力して実効値Vinを計算する。V
inがVL1≦Vin≦VH1であれば、スイッチ3を
閉じ、スイッチ4をバイパス回路5側に投入する。この
時無停電電源装置は、入力電圧を直接出力する商用給電
運転を行う。商用給電運転では変換器2は停止する。変
換器1は蓄電池6の電圧が放電状態では蓄電池6に充電
する。蓄電池6が充電状態では電力授受をしない無負荷
運転をするか、停止する。VinがVL2≦Vin<V
L1またはVH1<Vin≦VH2であれば、スイッチ
3を閉じ、スイッチ4を変換器2側に投入する。この時
無停電電源装置は、入力電源と変換器2の合成電圧を出
力する補償運転を行う。補償運転時には出力電圧の実効
値Voutを、Vin<VL1の時はVL1、Vin>
VH1の時はVH1になるように変換器2の出力電圧を
制御する(なお、補償運転しない時の実効値Voutは
図2の破線になる。)。補償運転時に、変換器1は変換
器2に電力を供給する。VinがVin<VL2または
Vin>VH2であれば、スイッチ3を開き、変換器1
の電圧を出力するバックアップ運転を行う。バックアッ
プ運転では変換器2は停止する。ここで、VL1は出力
電圧許容値の下限値、VH1は上限値である。出力電圧
許容値が基準電圧Vbの±10%であれば、VL1は
0.9Vbであり、VH1は1.1Vbとなる。VL
2、VH2は変換器2の容量で決まる電圧である。無停
電電源装置の容量100に対して変換器2の容量を10
に設計すれば、VL2は0.8Vbであり、VH2は
1.2Vbとなる。第1の運転では、入力電圧が許容値
内であれば、損失を殆ど発生しない。蓄電池6が充電状
態の時に変換器1を停止すれば、損失はさらに小さくな
る。また、入力電圧の変動が変換器2の容量以下であれ
ば、補償運転により無停電電源装置容量より小さい容量
の変換器2で電圧補償を行うため、損失が小さくてす
み、さらに、蓄電池6から電力供給せず、変換器1から
電力供給するため、長時間の安定した電力供給ができ
る。
【0008】次に、図1の無停電電源装置における第2
の運転について説明する。この第2の運転における入力
電圧と出力電圧の関係を図3に示す。制御装置11は入
力電源の検出値を入力して実効値Vinを計算する。V
inがVL2≦Vin≦VH2であれば、スイッチ3を
閉じ、スイッチ4を変換器2側に投入する。この時無停
電電源装置は、入力電源と変換器2の合成電圧を出力す
る補償運転を行う。補償運転時には出力電圧の実効値V
outを基準電圧Vbになるように変換器2の出力電圧
を制御する。しかし、変換器2の容量により、Vin<
VL1またはVin>VH1の時にはVinに比例した
Voutを出力するように変換器2の出力電圧を制御す
る(なお、補償運転しない時の実効値Voutは図3の
破線になる。)。補償運転時に変換器1は変換器2に電
力を供給する。VinがVin<VL2またはVin>
VH2であれば、スイッチ3を開き、変換器1の電圧を
出力するバックアップ運転を行う。バックアップ運転で
は変換器2は停止する。ここで、VL1、VH1及びV
L2、VH2は出力電圧の許容値と変換器2の容量で決
まる電圧である。無停電電源装置の容量100に対して
変換器2の容量を10に設計すれば、VL1は0.9V
bであり、VH1は1.1Vbとなる。さらに、出力電
圧許容値が基準電圧Vbの±10%であれば、VL2は
0.8Vbであり、VH2は1.2Vbとなる。第2の
運転では、入力電圧の変動が変換器2の容量以下であれ
ば、補償運転により出力電圧を一定にできる。入力電圧
の変動が変換器2の容量より大きくなっても、出力電圧
が許容値にできれば、補償運転を行うことにより、無停
電電源装置容量より小さい容量の変換器2で電圧補償を
行うため、損失が小さくてすみ、さらに、蓄電池6から
電力供給せず、変換器1から電力供給するため、長時間
の安定した電力供給ができる。
の運転について説明する。この第2の運転における入力
電圧と出力電圧の関係を図3に示す。制御装置11は入
力電源の検出値を入力して実効値Vinを計算する。V
inがVL2≦Vin≦VH2であれば、スイッチ3を
閉じ、スイッチ4を変換器2側に投入する。この時無停
電電源装置は、入力電源と変換器2の合成電圧を出力す
る補償運転を行う。補償運転時には出力電圧の実効値V
outを基準電圧Vbになるように変換器2の出力電圧
を制御する。しかし、変換器2の容量により、Vin<
VL1またはVin>VH1の時にはVinに比例した
Voutを出力するように変換器2の出力電圧を制御す
る(なお、補償運転しない時の実効値Voutは図3の
破線になる。)。補償運転時に変換器1は変換器2に電
力を供給する。VinがVin<VL2またはVin>
VH2であれば、スイッチ3を開き、変換器1の電圧を
出力するバックアップ運転を行う。バックアップ運転で
は変換器2は停止する。ここで、VL1、VH1及びV
L2、VH2は出力電圧の許容値と変換器2の容量で決
まる電圧である。無停電電源装置の容量100に対して
変換器2の容量を10に設計すれば、VL1は0.9V
bであり、VH1は1.1Vbとなる。さらに、出力電
圧許容値が基準電圧Vbの±10%であれば、VL2は
0.8Vbであり、VH2は1.2Vbとなる。第2の
運転では、入力電圧の変動が変換器2の容量以下であれ
ば、補償運転により出力電圧を一定にできる。入力電圧
の変動が変換器2の容量より大きくなっても、出力電圧
が許容値にできれば、補償運転を行うことにより、無停
電電源装置容量より小さい容量の変換器2で電圧補償を
行うため、損失が小さくてすみ、さらに、蓄電池6から
電力供給せず、変換器1から電力供給するため、長時間
の安定した電力供給ができる。
【0009】次に、図4は、本発明における制御装置の
ブロック図であり、第1の運転と第2の運転を切り替え
て運転する第3の運転を図5を用いて説明する。実効値
検出器111は入力電圧の実効値Vinを計算する。コ
ンパレータ1121はVinとVH1を入力し、Vin
≧VH1なら、”1”出力、Vin<VH1なら、”
0”出力する。コンパレータ1122はVinとVL1
を入力し、Vin≦VL1なら、”1”出力、Vin>
VL1なら、”0”出力する。OR回路1123はコン
パレータ1121と1122の論理和をとり、Vinが
VL1≦Vin≦VH1の範囲からはずれたら、”1”
を出力する。リセットパルス発生器1124は周期ta
のリセットパルスを発生する。カウンタ1125は11
23の出力パルスの立ち上がりまたは立ち下がりをカウ
ントして、リセットパルス発生器1124のリセットパ
ルスによりta時間内のカウント値を得る。カウンタ1
125ではta時間内のカウント値から電圧変動の頻度
を判定し、この頻度が所定値以上のとき、第1の運転か
ら第2の運転に切り替える。第3の運転では、taを充
分長く選択することで、入力電圧が変動しない安定した
状態では、低損失な運転(第1の運転)ができ、VL1
やVH1の付近で変動を繰り返す不安定な場合に、商用
給電運転と補償運転を頻繁に切り替えることのない運転
(第2の運転)をして、安定した出力が得られるという
ように、入力電圧の状態に応じた最適な運転を提供する
ことができる。
ブロック図であり、第1の運転と第2の運転を切り替え
て運転する第3の運転を図5を用いて説明する。実効値
検出器111は入力電圧の実効値Vinを計算する。コ
ンパレータ1121はVinとVH1を入力し、Vin
≧VH1なら、”1”出力、Vin<VH1なら、”
0”出力する。コンパレータ1122はVinとVL1
を入力し、Vin≦VL1なら、”1”出力、Vin>
VL1なら、”0”出力する。OR回路1123はコン
パレータ1121と1122の論理和をとり、Vinが
VL1≦Vin≦VH1の範囲からはずれたら、”1”
を出力する。リセットパルス発生器1124は周期ta
のリセットパルスを発生する。カウンタ1125は11
23の出力パルスの立ち上がりまたは立ち下がりをカウ
ントして、リセットパルス発生器1124のリセットパ
ルスによりta時間内のカウント値を得る。カウンタ1
125ではta時間内のカウント値から電圧変動の頻度
を判定し、この頻度が所定値以上のとき、第1の運転か
ら第2の運転に切り替える。第3の運転では、taを充
分長く選択することで、入力電圧が変動しない安定した
状態では、低損失な運転(第1の運転)ができ、VL1
やVH1の付近で変動を繰り返す不安定な場合に、商用
給電運転と補償運転を頻繁に切り替えることのない運転
(第2の運転)をして、安定した出力が得られるという
ように、入力電圧の状態に応じた最適な運転を提供する
ことができる。
【0010】次に、図6は、本発明における制御装置の
他のブロック図であり、判定電圧VL1、VH1または
VL2、VH2を変更する第4の運転を図7を用いて説
明する。実効値検出器111は入力電圧の実効値Vin
を計算する。コンパレータ1131はVinとVH2を
入力し、Vin≧VH2なら、”1”出力、Vin<V
H2なら、”0”出力する。コンパレータ1132はV
inとVL2を入力し、Vin≦VL2なら、”1”出
力、Vin>VL2なら、”0”出力する。リセットパ
ルス発生器1133は周期tbのリセットパルスを発生
する。カウンタ1134はコンパレータ1131の出力
の立ち上がりまたは立ち下がりをカウントして、リセッ
トパルス発生器1133のリセットパルスによりtb時
間内のカウント値を得る。カウンタ1135はコンパレ
ータ1132の出力の立ち上がりまたは立ち下がりをカ
ウントして、リセットパルス発生器1133のリセット
パルスによりtb時間内のカウント値を得る。カウンタ
1134、1135はtb時間内のカウント値から電圧
変動の頻度を判定し、それぞれ判定電圧VH2、VL2
を変える手段1136、1137に指令を与える。VH
2を変える変更手段1136、VL2を変える変更手段
1137ではカウンタ1134、1135の指令に応じ
て、それぞれVH2、VL2を変えて補償運転の範囲を
広げる。変換器2の容量から補償運転の範囲を広げられ
ない場合は、出力電流を制限して無停電電源装置の出力
容量を小さくして、電圧の出力範囲を広げる。例えば、
装置の定格が1kW/100V、変換器2の容量が10
0W/10Vであるとすると、変換器2による電圧補償
は±10Vであるが、出力電流10Aのところ、5Aに
制限することで変換器2による電圧補償を±20Vまで
広げる。なお、図6、図7は第1の運転による場合であ
るが、第2の運転の時はVL1、VH1を変える。第4
の運転では、入力電圧がVL2やVH2の付近、また
は、VL1やVH1の付近で変動を繰り返す不安定な場
合に、補償運転の範囲を広げ、頻繁にバックアップ運転
に切り替わって蓄電池6が放電してしまうことを防ぐ。
他のブロック図であり、判定電圧VL1、VH1または
VL2、VH2を変更する第4の運転を図7を用いて説
明する。実効値検出器111は入力電圧の実効値Vin
を計算する。コンパレータ1131はVinとVH2を
入力し、Vin≧VH2なら、”1”出力、Vin<V
H2なら、”0”出力する。コンパレータ1132はV
inとVL2を入力し、Vin≦VL2なら、”1”出
力、Vin>VL2なら、”0”出力する。リセットパ
ルス発生器1133は周期tbのリセットパルスを発生
する。カウンタ1134はコンパレータ1131の出力
の立ち上がりまたは立ち下がりをカウントして、リセッ
トパルス発生器1133のリセットパルスによりtb時
間内のカウント値を得る。カウンタ1135はコンパレ
ータ1132の出力の立ち上がりまたは立ち下がりをカ
ウントして、リセットパルス発生器1133のリセット
パルスによりtb時間内のカウント値を得る。カウンタ
1134、1135はtb時間内のカウント値から電圧
変動の頻度を判定し、それぞれ判定電圧VH2、VL2
を変える手段1136、1137に指令を与える。VH
2を変える変更手段1136、VL2を変える変更手段
1137ではカウンタ1134、1135の指令に応じ
て、それぞれVH2、VL2を変えて補償運転の範囲を
広げる。変換器2の容量から補償運転の範囲を広げられ
ない場合は、出力電流を制限して無停電電源装置の出力
容量を小さくして、電圧の出力範囲を広げる。例えば、
装置の定格が1kW/100V、変換器2の容量が10
0W/10Vであるとすると、変換器2による電圧補償
は±10Vであるが、出力電流10Aのところ、5Aに
制限することで変換器2による電圧補償を±20Vまで
広げる。なお、図6、図7は第1の運転による場合であ
るが、第2の運転の時はVL1、VH1を変える。第4
の運転では、入力電圧がVL2やVH2の付近、また
は、VL1やVH1の付近で変動を繰り返す不安定な場
合に、補償運転の範囲を広げ、頻繁にバックアップ運転
に切り替わって蓄電池6が放電してしまうことを防ぐ。
【0011】図8は、図1における変換器1および変換
器2を制御する具体例である。半導体スイッチング素子
101、102、103、104を用いたフルブリッジ
回路である。105、106、107、108は還流ダ
イオード、109は直流平滑コンデンサ、6は蓄電池で
ある。1141は電圧指令値である変調波を出力する手
段であり、振幅0〜1の変調波を出力する。1142は
搬送波を出力する手段である。搬送波は振幅1で任意の
周波数の三角波である。コンパレータ1143は変調波
と搬送波の大小比較を行い。(変調波)≧(搬送波)の
ときは”1”を、(変調波)<(搬送波)のときは”
0”を出力する。1144は反転回路である。13、1
4は半導体スイッチング素子の駆動回路であり、入力
が”1”のときはオン、”0”のときはオフする駆動信
号を出力する。駆動回路13は101と104を、駆動
回路14は102と103を駆動する。また、駆動回路
13、14はオンのタイミングを遅らせ、101と10
2および103と104が同時にオンしないようにする
デッドタイム作成機能を有する。
器2を制御する具体例である。半導体スイッチング素子
101、102、103、104を用いたフルブリッジ
回路である。105、106、107、108は還流ダ
イオード、109は直流平滑コンデンサ、6は蓄電池で
ある。1141は電圧指令値である変調波を出力する手
段であり、振幅0〜1の変調波を出力する。1142は
搬送波を出力する手段である。搬送波は振幅1で任意の
周波数の三角波である。コンパレータ1143は変調波
と搬送波の大小比較を行い。(変調波)≧(搬送波)の
ときは”1”を、(変調波)<(搬送波)のときは”
0”を出力する。1144は反転回路である。13、1
4は半導体スイッチング素子の駆動回路であり、入力
が”1”のときはオン、”0”のときはオフする駆動信
号を出力する。駆動回路13は101と104を、駆動
回路14は102と103を駆動する。また、駆動回路
13、14はオンのタイミングを遅らせ、101と10
2および103と104が同時にオンしないようにする
デッドタイム作成機能を有する。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
損失、電力の安定供給の面から最適な入出力特性を持た
せることにより、入力電圧の変動が無ければ、入力電圧
を直接出力して損失の殆どない運転を行い、また、電圧
変動が小さければ、補償運転を行い、容量の小さな第2
の変換器によって電圧補償するので、損失の小さな運転
を行うことができる。また、入力電圧を監視して無停電
電源装置の運転状態を切り替えるので、入力電源の状態
に応じた最適な運転を行うことができる。さらに、頻繁
にバックアップ運転に切り替わるような電源状態では、
電圧補償の運転範囲を広げるので、電力貯蔵機構の放電
を抑え、寿命を延ばすことが可能となる。
損失、電力の安定供給の面から最適な入出力特性を持た
せることにより、入力電圧の変動が無ければ、入力電圧
を直接出力して損失の殆どない運転を行い、また、電圧
変動が小さければ、補償運転を行い、容量の小さな第2
の変換器によって電圧補償するので、損失の小さな運転
を行うことができる。また、入力電圧を監視して無停電
電源装置の運転状態を切り替えるので、入力電源の状態
に応じた最適な運転を行うことができる。さらに、頻繁
にバックアップ運転に切り替わるような電源状態では、
電圧補償の運転範囲を広げるので、電力貯蔵機構の放電
を抑え、寿命を延ばすことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による無停電電源装置
【図2】本発明の第1の運転による無停電電源装置の入
出力特性を示す図
出力特性を示す図
【図3】本発明の第2の運転による無停電電源装置の入
出力特性を示す図
出力特性を示す図
【図4】本発明における制御装置のブロック図
【図5】図4の動作(第3の運転)を説明する図
【図6】本発明における制御装置の他のブロック図
【図7】図6の動作(第4の運転)を説明する図
【図8】変換器とその制御を説明する図
【図9】従来の直並列変換器組み合わせ方式の無停電電
源を説明する図
源を説明する図
1…第1の変換器、2…第2の変換器、3…第1のスイ
ッチ、4…第2のスイッチ、5…バイパス回路、6…蓄
電池、7…入力電源、8…負荷、9、10…電圧検出器 11…制御装置、111…実効値検出器、1121、1
122…コンパレータ、1123…OR回路、1124
…リセットパルス発生器、1125…カウンタ、113
1、1132…コンパレータ、1133…リセットパル
ス発生器、1134、1135…カウンタ、1136…
VH2を変える変更手段、1137…VL2を変える変
更手段 12…スイッチ、13、14…半導体スイッチング素子
の駆動回路、1141…変調波を出力する手段、114
2…搬送波を出力する手段、1143…コンパレータ、
1144…反転回路
ッチ、4…第2のスイッチ、5…バイパス回路、6…蓄
電池、7…入力電源、8…負荷、9、10…電圧検出器 11…制御装置、111…実効値検出器、1121、1
122…コンパレータ、1123…OR回路、1124
…リセットパルス発生器、1125…カウンタ、113
1、1132…コンパレータ、1133…リセットパル
ス発生器、1134、1135…カウンタ、1136…
VH2を変える変更手段、1137…VL2を変える変
更手段 12…スイッチ、13、14…半導体スイッチング素子
の駆動回路、1141…変調波を出力する手段、114
2…搬送波を出力する手段、1143…コンパレータ、
1144…反転回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 叶田 玲彦 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 Fターム(参考) 5G015 FA08 GA06 HA04 HA15 JA05 JA24 JA34 JA52
Claims (6)
- 【請求項1】 第1と第2の変換器、電力貯蔵機構およ
び制御装置を有し、交流電源を入力とし、交流電圧を出
力する無停電電源装置において、前記制御装置に、基準
電圧を含み第1の下限電圧以上かつ第1の上限電圧以下
である第1の電圧範囲と、該第1の下限電圧より低くか
つ第2の下限電圧以上であり、また、該第1の上限電圧
より高くかつ第2の上限電圧以下である第2の電圧範囲
と、該第2の下限電圧より低くまたは該第2の上限電圧
より高い第3の電圧範囲を設定し、入力電圧が前記第1
の電圧範囲であれば、該入力電圧を直接出力し、前記入
力電圧が前記第2の電圧範囲であれば、前記第2の変換
器により前記入力電圧を補償して前記第1の下限電圧ま
たは前記第1の上限電圧を出力し、前記入力電圧が前記
第3の電圧範囲であれば、前記第1の変換器により前記
電力貯蔵機構から基準電圧を出力する第1の運転を実行
することを特徴とする無停電電源装置。 - 【請求項2】 第1と第2の変換器、電力貯蔵機構およ
び制御装置を有し、交流電源を入力とし、交流電圧を出
力する無停電電源装置において、前記制御装置に、基準
電圧を含み第1の下限電圧以上かつ第1の上限電圧以下
である第1の電圧範囲と、該第1の下限電圧より低くか
つ第2の下限電圧以上であり、また、該第1の上限電圧
より高くかつ第2の上限電圧以下である第2の電圧範囲
と、該第2の下限電圧より低くまたは該第2の上限電圧
より高い第3の電圧範囲を設定し、入力電圧が前記第1
の電圧範囲であれば、前記第2の変換器により前記入力
電圧を補償して基準電圧を出力し、前記入力電圧が前記
第2の電圧範囲であれば、前記第2の変換器により前記
入力電圧を補償して前記入力電圧に比例した電圧を出力
し、前記入力電圧が前記第3の電圧範囲であれば、前記
第1の変換器により前記電力貯蔵機構から基準電圧を出
力する第2の運転を実行することを特徴とする無停電電
源装置。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2において、前記
入力電圧の変動を監視し、前記第1の電圧範囲と前記第
2の電圧範囲とをまたがって変動する回数が規定時間内
において規定回数より小さければ、前記第1の運転を実
行し、前記変動する回数が前記規定時間内において前記
規定回数以上であれば、前記第2の運転を実行するよう
に運転を切り替えることを特徴とする無停電電源装置。 - 【請求項4】 請求項1または請求項2において、前記
入力電圧の変動を監視し、前記第2の電圧範囲と前記第
3の電圧範囲をまたがって変動する回数が規定時間内に
おいて規定回数以上であれば、前記第1、第2の下限電
圧および前記第1、第2の上限電圧の全て或いは一部を
変更することを特徴とする無停電電源装置。 - 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれかにおい
て、入力を開閉する第1のスイッチと、前記第2の変換
器をバイパスして入力と出力を直接接続するバイパス回
路と、前記第2の変換器と該バイパス回路を切り替える
第2のスイッチと、入力電圧と出力電圧を検出する検出
器を有すると共に、前記第1の変換器は入力或いは出力
と並列に接続し、前記第2の変換器は出力或いは入力と
直列に接続し、前記電力貯蔵機構は前記第1の変換器と
前記第2の変換器の直流側に接続し、前記制御装置は、
前記検出器の出力を入力して前記第1、第2の変換器と
前記第1、第2のスイッチを制御し、前記第1のスイッ
チを閉じて前記第2のスイッチを前記バイパス回路側に
投入して前記入力電圧を直接出力する第1の回路形態
と、前記第1のスイッチを閉じて前記第2のスイッチを
前記第2の変換器側に投入し、前記入力電圧と前記第2
の変換器の合成電圧を出力する第2の回路形態と、前記
第1のスイッチを開いて前記第1の変換器の電圧を出力
する第3の回路形態を形成することを特徴とする無停電
電源装置。 - 【請求項6】 請求項5において、前記第1の変換器と
前記第2の変換器をPWM制御によって電圧制御するこ
とを特徴とする無停電電源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10366042A JP2000184622A (ja) | 1998-12-09 | 1998-12-09 | 無停電電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10366042A JP2000184622A (ja) | 1998-12-09 | 1998-12-09 | 無停電電源装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000184622A true JP2000184622A (ja) | 2000-06-30 |
Family
ID=18485779
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10366042A Pending JP2000184622A (ja) | 1998-12-09 | 1998-12-09 | 無停電電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000184622A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100426623C (zh) * | 2004-06-08 | 2008-10-15 | 富士电机系统株式会社 | 无停电电源装置 |
JP2009201350A (ja) * | 2003-10-27 | 2009-09-03 | Mitsubishi Electric Corp | 電源装置 |
CN103457346A (zh) * | 2012-06-01 | 2013-12-18 | 研祥智能科技股份有限公司 | 一种电源系统及其电源冗余控制电路 |
JP2015535680A (ja) * | 2012-12-04 | 2015-12-14 | コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. | ハイブリッド・グリッドによる電力品質問題の緩和 |
CN113906647A (zh) * | 2019-07-01 | 2022-01-07 | 日新电机株式会社 | 不断电电源装置 |
-
1998
- 1998-12-09 JP JP10366042A patent/JP2000184622A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009201350A (ja) * | 2003-10-27 | 2009-09-03 | Mitsubishi Electric Corp | 電源装置 |
US7964990B2 (en) | 2003-10-27 | 2011-06-21 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Power supply apparatus |
US8502415B2 (en) | 2003-10-27 | 2013-08-06 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Uninterrupted power supply unit |
CN100426623C (zh) * | 2004-06-08 | 2008-10-15 | 富士电机系统株式会社 | 无停电电源装置 |
CN103457346A (zh) * | 2012-06-01 | 2013-12-18 | 研祥智能科技股份有限公司 | 一种电源系统及其电源冗余控制电路 |
JP2015535680A (ja) * | 2012-12-04 | 2015-12-14 | コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. | ハイブリッド・グリッドによる電力品質問題の緩和 |
US9912163B2 (en) | 2012-12-04 | 2018-03-06 | Philips Lighting Holding B.V. | Power quality issue mitigation through hybrid grid |
CN113906647A (zh) * | 2019-07-01 | 2022-01-07 | 日新电机株式会社 | 不断电电源装置 |
CN113906647B (zh) * | 2019-07-01 | 2024-07-02 | 日新电机株式会社 | 不断电电源装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040115 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040217 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040706 |