JP2000179158A - 防護パネル及び飛散防止工法 - Google Patents
防護パネル及び飛散防止工法Info
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- JP2000179158A JP2000179158A JP10361110A JP36111098A JP2000179158A JP 2000179158 A JP2000179158 A JP 2000179158A JP 10361110 A JP10361110 A JP 10361110A JP 36111098 A JP36111098 A JP 36111098A JP 2000179158 A JP2000179158 A JP 2000179158A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 送電用鉄塔の塗装工事において、塗料の飛沫
等が周辺に飛散するのを防ぐための作業工程を簡素化す
る。 【解決手段】 エアチューブで枠組みした枠体の枠内に
ネットを張着して防護パネル2を形成し、この防護パネ
ル2とコーナーネット4で送電用鉄塔Tの周囲をかこむ
防護カバ1を構成するとともに、工事の進捗に応じて防
護カバ1を昇降させて所定の位置に支持する。
等が周辺に飛散するのを防ぐための作業工程を簡素化す
る。 【解決手段】 エアチューブで枠組みした枠体の枠内に
ネットを張着して防護パネル2を形成し、この防護パネ
ル2とコーナーネット4で送電用鉄塔Tの周囲をかこむ
防護カバ1を構成するとともに、工事の進捗に応じて防
護カバ1を昇降させて所定の位置に支持する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防護パネル及び飛
散防止工法に関し、詳しくは、例えば建造物の工事にお
いて塗料の飛沫等の物体が周辺に飛散するのを防ぐ技術
に関する。
散防止工法に関し、詳しくは、例えば建造物の工事にお
いて塗料の飛沫等の物体が周辺に飛散するのを防ぐ技術
に関する。
【0002】
【従来の技術】送電用鉄塔や橋脚は、定期的に、塗装等
のメンテナンスが施される。その際、剥がし取る塗料片
や塗料の飛沫が周辺に飛散するのを防ぐために鉄塔を防
護ネットで囲ったうえで塗装工事が進められている。従
来、この種の防護ネットを張りめぐらすには、鉄塔に沿
わせて骨組みした丸太に適宜な金具や紐を用いて防護ネ
ットを結びつける方法を採っていた。なお、工事の途中
で丸太を増設するのは好ましくないから、予め、鉄塔の
ほぼ全体を丸太と防護ネットで囲っておくのが一般的で
ある。
のメンテナンスが施される。その際、剥がし取る塗料片
や塗料の飛沫が周辺に飛散するのを防ぐために鉄塔を防
護ネットで囲ったうえで塗装工事が進められている。従
来、この種の防護ネットを張りめぐらすには、鉄塔に沿
わせて骨組みした丸太に適宜な金具や紐を用いて防護ネ
ットを結びつける方法を採っていた。なお、工事の途中
で丸太を増設するのは好ましくないから、予め、鉄塔の
ほぼ全体を丸太と防護ネットで囲っておくのが一般的で
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の方法では、
丸太の本数が膨大になり、重量が相当重くなるとともに
丸太を組むのに熟練を要する。したがって、丸太の搬入
や枠組みに多大な工数が掛かり、このことが工事コスト
削減を阻害する要因の一つとなっていた。また、防護ネ
ットの端を丸太に結びつけているので取付け作業に手間
取る一方、強風時に防護ネットを取り外すのが容易でな
いという問題があった。
丸太の本数が膨大になり、重量が相当重くなるとともに
丸太を組むのに熟練を要する。したがって、丸太の搬入
や枠組みに多大な工数が掛かり、このことが工事コスト
削減を阻害する要因の一つとなっていた。また、防護ネ
ットの端を丸太に結びつけているので取付け作業に手間
取る一方、強風時に防護ネットを取り外すのが容易でな
いという問題があった。
【0004】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、例えば送電用鉄塔の塗
装工事において、塗料の飛沫等の物体が周辺に飛散する
のを防ぐ飛散防止作業の簡素化を図ること、及び飛散防
止工法に使用する防護パネルを提供することである。
ので、その目的とするところは、例えば送電用鉄塔の塗
装工事において、塗料の飛沫等の物体が周辺に飛散する
のを防ぐ飛散防止作業の簡素化を図ること、及び飛散防
止工法に使用する防護パネルを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このために、以下のよう
な防護パネル及び飛散防止工法を創作した。すなわち、
第1の発明に係る防護パネルは、チューブ状部に空気を
充填してなるエアチューブで枠組みした枠体の枠内に面
形成部材を張着したことを特徴とする。
な防護パネル及び飛散防止工法を創作した。すなわち、
第1の発明に係る防護パネルは、チューブ状部に空気を
充填してなるエアチューブで枠組みした枠体の枠内に面
形成部材を張着したことを特徴とする。
【0006】上記の防護パネルは、エアチューブの内圧
を高めてチューブ状部及び枠体の剛性を増すことによっ
て面形成部材が適度な張り具合で安定して支持されてお
り、しかも軽量であるから設置し易く、複数の防護パネ
ルを連結することも比較的容易にできる。そして、作業
現場から塗料の飛沫等の物体が飛び出したらこの面形成
部材に当たるようにして飛散を防ぐ。面形成部材の例と
しては、布、薄板、網、シートなどがある。材料は、天
然繊維、木、木質材料、合成樹脂、軽金属等から適宜に
選択する。通気性を付与することもできる。チューブ状
部は、例えば帆布や合成繊維製基布にゴム皮膜を被着し
た、柔軟で気密性を有する材料にて形成される。なお、
エアチューブの空気を抜いて縮小状態にすることで移動
や輸送が簡単にできる。
を高めてチューブ状部及び枠体の剛性を増すことによっ
て面形成部材が適度な張り具合で安定して支持されてお
り、しかも軽量であるから設置し易く、複数の防護パネ
ルを連結することも比較的容易にできる。そして、作業
現場から塗料の飛沫等の物体が飛び出したらこの面形成
部材に当たるようにして飛散を防ぐ。面形成部材の例と
しては、布、薄板、網、シートなどがある。材料は、天
然繊維、木、木質材料、合成樹脂、軽金属等から適宜に
選択する。通気性を付与することもできる。チューブ状
部は、例えば帆布や合成繊維製基布にゴム皮膜を被着し
た、柔軟で気密性を有する材料にて形成される。なお、
エアチューブの空気を抜いて縮小状態にすることで移動
や輸送が簡単にできる。
【0007】第2の発明に係る防護パネルは、前記面形
成部材がネットであることを特徴とする。
成部材がネットであることを特徴とする。
【0008】ネットは通気性があるから風を受けても防
護パネルがばたつき難いし換気にも役立つ。なお、網目
の大きさは適宜に設定する。
護パネルがばたつき難いし換気にも役立つ。なお、網目
の大きさは適宜に設定する。
【0009】第3の発明は、建造物の工事において物体
が周辺に飛散するのを防止する工法であって、チューブ
状部に空気を充填してなるエアチューブで枠組みした枠
体の枠内に面形成部材を張着して防護パネルを形成し、
この防護パネルで建造物の周囲をかこむ防護体を構成す
るとともに、工事の進捗に応じてその防護体を昇降させ
て所定の位置に支持するようにしたことを特徴とする。
が周辺に飛散するのを防止する工法であって、チューブ
状部に空気を充填してなるエアチューブで枠組みした枠
体の枠内に面形成部材を張着して防護パネルを形成し、
この防護パネルで建造物の周囲をかこむ防護体を構成す
るとともに、工事の進捗に応じてその防護体を昇降させ
て所定の位置に支持するようにしたことを特徴とする。
【0010】この飛散防止工法では、前述の防護パネル
を用いており、エアチューブの剛性によって面形成部材
が適度な張り具合で支持され、しかも軽量であるから容
易に塔状建造物の周囲をかこむ防護体を構成することが
できる。したがって、防護体の設置が簡単化されるとと
もに、その防護体を所定の高さ位置に移動する作業も容
易にできる。そして、作業現場から塗料の飛沫等の物体
が飛び出しても面形成部材に当たるので、周辺への飛散
が防がれる。なお、エアチューブの空気を抜いて縮小状
態にすることで移動や輸送が簡単にできる。
を用いており、エアチューブの剛性によって面形成部材
が適度な張り具合で支持され、しかも軽量であるから容
易に塔状建造物の周囲をかこむ防護体を構成することが
できる。したがって、防護体の設置が簡単化されるとと
もに、その防護体を所定の高さ位置に移動する作業も容
易にできる。そして、作業現場から塗料の飛沫等の物体
が飛び出しても面形成部材に当たるので、周辺への飛散
が防がれる。なお、エアチューブの空気を抜いて縮小状
態にすることで移動や輸送が簡単にできる。
【0011】また、第4の発明は、上記の飛散防止工法
において、前記防護体を構成する複数の防護パネルが拡
縮可能なカバー部材により相互に接続されていることを
特徴とする。
において、前記防護体を構成する複数の防護パネルが拡
縮可能なカバー部材により相互に接続されていることを
特徴とする。
【0012】この場合、カバー部材を拡げたり縮めたり
することで防護体の周囲長さ、すなわち、断面形状を簡
単に変更することができる。したがって、高さによって
断面形状が変化する送電用鉄塔のような塔状建造物の周
囲を隙間なく覆うのに適する。このカバー部材には、前
記面形成部材と同一材料を使用することができる。な
お、防護体が略角筒形状である場合は、角筒のコーナー
部にカバー部材を配置するとともに、そのコーナー部を
塔状建造物の側から支持し、防護パネル自体は屈曲させ
ないようにするのが構成の簡素化を図るうえで好まし
い。
することで防護体の周囲長さ、すなわち、断面形状を簡
単に変更することができる。したがって、高さによって
断面形状が変化する送電用鉄塔のような塔状建造物の周
囲を隙間なく覆うのに適する。このカバー部材には、前
記面形成部材と同一材料を使用することができる。な
お、防護体が略角筒形状である場合は、角筒のコーナー
部にカバー部材を配置するとともに、そのコーナー部を
塔状建造物の側から支持し、防護パネル自体は屈曲させ
ないようにするのが構成の簡素化を図るうえで好まし
い。
【0013】また、第5の発明は、上記の飛散防止工法
において、前記面形成部材及び前記カバー部材がネット
であることを特徴とする。
において、前記面形成部材及び前記カバー部材がネット
であることを特徴とする。
【0014】ネットは通気性があるから風を受けても防
護パネルがばたつき難いし換気にも役立つ。なお、網目
の大きさは工事内容に応じたものを選ぶ。
護パネルがばたつき難いし換気にも役立つ。なお、網目
の大きさは工事内容に応じたものを選ぶ。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1〜
図13に基づいて説明する。図1は実施形態に係る飛散
防止工法を実施中の送電用鉄塔を示す図、図2はその送
電用鉄塔の横断面図、図3及び図4は防護パネルの拡大
正面図、図5は防護パネルの要部を拡大して示す斜視図
である。図1に示すように、送電用鉄塔Tの胴体部分に
防護カバ1が外嵌するように設置されている。防護カバ
1は、図2に示すように、3枚の基本パネル2と1枚の
中抜きパネル3をコーナーネット4で連結して略角筒を
形成した概略構成である。なお、防護カバ1が本発明で
いうところの防護体であり、基本パネル2と中抜きパネ
ル3が本発明でいうところの防護パネルであり、コーナ
ーネット4が本発明でいうところのカバー部材に相当す
る。以下、順に説明する。
図13に基づいて説明する。図1は実施形態に係る飛散
防止工法を実施中の送電用鉄塔を示す図、図2はその送
電用鉄塔の横断面図、図3及び図4は防護パネルの拡大
正面図、図5は防護パネルの要部を拡大して示す斜視図
である。図1に示すように、送電用鉄塔Tの胴体部分に
防護カバ1が外嵌するように設置されている。防護カバ
1は、図2に示すように、3枚の基本パネル2と1枚の
中抜きパネル3をコーナーネット4で連結して略角筒を
形成した概略構成である。なお、防護カバ1が本発明で
いうところの防護体であり、基本パネル2と中抜きパネ
ル3が本発明でいうところの防護パネルであり、コーナ
ーネット4が本発明でいうところのカバー部材に相当す
る。以下、順に説明する。
【0016】基本パネル2は、図3及び図5に示すよう
に、2本の横チューブ5a,5aと、1本の中横チュー
ブ5bと、4本の縦チューブ5cを枠組みして形成した
枠体5の枠内に面形成部材、具体的にはネット体6を弛
みのないように張着したものである。これらのチューブ
5a〜5cは、例えば帆布や合成繊維製基布にゴム皮膜
を被着した柔軟で気密性を有する材料にてチューブ状部
を形成し、そのチューブ状部に空気を充填して膨張させ
るようにしたいわゆるエアチューブであって、内圧を高
めることによって所要の剛性が付与されるようになって
いる。なお、ネット体6は、塗料の飛沫や霧を捕捉でき
る程度の比較的網目の細かいものを使用する。
に、2本の横チューブ5a,5aと、1本の中横チュー
ブ5bと、4本の縦チューブ5cを枠組みして形成した
枠体5の枠内に面形成部材、具体的にはネット体6を弛
みのないように張着したものである。これらのチューブ
5a〜5cは、例えば帆布や合成繊維製基布にゴム皮膜
を被着した柔軟で気密性を有する材料にてチューブ状部
を形成し、そのチューブ状部に空気を充填して膨張させ
るようにしたいわゆるエアチューブであって、内圧を高
めることによって所要の剛性が付与されるようになって
いる。なお、ネット体6は、塗料の飛沫や霧を捕捉でき
る程度の比較的網目の細かいものを使用する。
【0017】次に、各チューブ5a〜5cを枠組みする
ための接合部について説明する。縦チューブ5cの両端
には、図6及び図7に示すように接合片5eが取り付け
てあり、横チューブ5a及び5bには、図9及び図10
に示すように、縦チューブ5cの端部を接合する位置
に、接合片5fが取り付けられている。両接合片5e,
5fは、図5参照、各チューブ5a〜5cを枠組みする
ときにちょうど位置が合うように配設されており、両接
合片5e,5fを重ね合わせた状態でグロメット5hに
紐を通して締結する構造となっている。このように、枠
体5が分解組立可能かつ軽量な構成であるから、エアチ
ューブの空気を抜いてコンパクトに収納でき、山岳地等
の工事現場へ搬入するのに便利である。
ための接合部について説明する。縦チューブ5cの両端
には、図6及び図7に示すように接合片5eが取り付け
てあり、横チューブ5a及び5bには、図9及び図10
に示すように、縦チューブ5cの端部を接合する位置
に、接合片5fが取り付けられている。両接合片5e,
5fは、図5参照、各チューブ5a〜5cを枠組みする
ときにちょうど位置が合うように配設されており、両接
合片5e,5fを重ね合わせた状態でグロメット5hに
紐を通して締結する構造となっている。このように、枠
体5が分解組立可能かつ軽量な構成であるから、エアチ
ューブの空気を抜いてコンパクトに収納でき、山岳地等
の工事現場へ搬入するのに便利である。
【0018】また、各チューブ5a〜5cには、図5乃
至図10に示したように、チューブの長手方向に延びる
係止帯5j,5k及び5mが設けられており、枠体5の
枠内に、かつ、枠体5の片面側に偏った位置にネット体
6が配置され、そのネット体6の周縁部と係止帯5j,
5kのグロメット(はと目金)5hとがスプリングフッ
ク6aで脱着可能に連結されている。ネット体6は取り
付けたときに弛みのでない寸法にし、風にあおられても
ばたつかないようにする。なお、中横チューブ5bは、
チューブ本体の上下両側(対称位置)に接合片5fが取
り付けられ、左右両側(対称位置)に係止帯5kが取り
付けられていて、その他の構造は横チューブ5aと同様
である。
至図10に示したように、チューブの長手方向に延びる
係止帯5j,5k及び5mが設けられており、枠体5の
枠内に、かつ、枠体5の片面側に偏った位置にネット体
6が配置され、そのネット体6の周縁部と係止帯5j,
5kのグロメット(はと目金)5hとがスプリングフッ
ク6aで脱着可能に連結されている。ネット体6は取り
付けたときに弛みのでない寸法にし、風にあおられても
ばたつかないようにする。なお、中横チューブ5bは、
チューブ本体の上下両側(対称位置)に接合片5fが取
り付けられ、左右両側(対称位置)に係止帯5kが取り
付けられていて、その他の構造は横チューブ5aと同様
である。
【0019】さらに、縦チューブ5cの係止帯5mのグ
ロメット5hにコーナーロープ4aをコーナーネット4
の縁部と共に縛り付けて接続する。ただし、コーナーネ
ット4の上下両端に配置するコーナーロープ4aは、上
下の横チューブ5aの端部に設けられた取付リング5p
に縛り付けてある。なお、これらのコーナーロープ4a
はコーナーネット4の網目を潜らせて縫うようにしてあ
り、これによりコーナーネット4の中央部が風で膨らむ
のを防いでいる。横チューブ5aには複数の取付リング
5pが設けられており、この取付リング5pにロープを
掛けて枠体5(すなわち防護パネル)を上方に引き上げ
たり、追加ネットを取り付けたりすることができるよう
になっている。
ロメット5hにコーナーロープ4aをコーナーネット4
の縁部と共に縛り付けて接続する。ただし、コーナーネ
ット4の上下両端に配置するコーナーロープ4aは、上
下の横チューブ5aの端部に設けられた取付リング5p
に縛り付けてある。なお、これらのコーナーロープ4a
はコーナーネット4の網目を潜らせて縫うようにしてあ
り、これによりコーナーネット4の中央部が風で膨らむ
のを防いでいる。横チューブ5aには複数の取付リング
5pが設けられており、この取付リング5pにロープを
掛けて枠体5(すなわち防護パネル)を上方に引き上げ
たり、追加ネットを取り付けたりすることができるよう
になっている。
【0020】次に、中抜きパネル3について説明する。
中抜きパネル3は基本パネル2と類似する構造である
が、図2及び図4に示すように、横チューブ5d及び中
横チューブ5d’が中央に空間を作るように左右に分か
れて配設されており、補強用に4本の縦チューブ5c’
が加えられている点で相違している。すなわち、パネル
外面側に配設された接続ベルト3aで横チューブを連結
することにより、鉄塔のはしごを登る作業員が横チュー
ブに妨げられることなくスペースSを通ることができる
ようにしたのである。なお、本例では、各横チューブ5
a,5b,5d及び5d’の直径は360mm、縦チュ
ーブ5c及び5c’の直径は180mmとし、各チュー
ブの長さは5m程度とした。
中抜きパネル3は基本パネル2と類似する構造である
が、図2及び図4に示すように、横チューブ5d及び中
横チューブ5d’が中央に空間を作るように左右に分か
れて配設されており、補強用に4本の縦チューブ5c’
が加えられている点で相違している。すなわち、パネル
外面側に配設された接続ベルト3aで横チューブを連結
することにより、鉄塔のはしごを登る作業員が横チュー
ブに妨げられることなくスペースSを通ることができる
ようにしたのである。なお、本例では、各横チューブ5
a,5b,5d及び5d’の直径は360mm、縦チュ
ーブ5c及び5c’の直径は180mmとし、各チュー
ブの長さは5m程度とした。
【0021】そして、3枚の基本パネル2と1枚の中抜
きパネル3をコーナーネット4及びコーナーロープ4a
で連結して略角筒形状の防護カバ1を形成する。この場
合、角筒形状のコーナー部は、予め、鉄塔ポストTpに
沿わせて上下方向に延びるように配設したコーナ支持用
のケプラーロープ7(図1参照)で支持することとし、
このケプラーロープ7にコーナーネット4及びコーナー
ロープ4aの一端を縛り付ける。なお、ケプラーロープ
7は、図11に示すように、鉄塔ポストTpに取り付け
た複数個のロープ支持具7aにより支持されている。な
お、図2中の8はチューブスペーサ、8aは縛り紐であ
り、各横チューブ5a,5b,5d及び5d’と鉄塔T
の横材Tbとの間に挟んで取付け、各横チューブが鉄塔
Tに密着しないようにしている。このチューブスペーサ
8の拡大図を図12に示す。
きパネル3をコーナーネット4及びコーナーロープ4a
で連結して略角筒形状の防護カバ1を形成する。この場
合、角筒形状のコーナー部は、予め、鉄塔ポストTpに
沿わせて上下方向に延びるように配設したコーナ支持用
のケプラーロープ7(図1参照)で支持することとし、
このケプラーロープ7にコーナーネット4及びコーナー
ロープ4aの一端を縛り付ける。なお、ケプラーロープ
7は、図11に示すように、鉄塔ポストTpに取り付け
た複数個のロープ支持具7aにより支持されている。な
お、図2中の8はチューブスペーサ、8aは縛り紐であ
り、各横チューブ5a,5b,5d及び5d’と鉄塔T
の横材Tbとの間に挟んで取付け、各横チューブが鉄塔
Tに密着しないようにしている。このチューブスペーサ
8の拡大図を図12に示す。
【0022】さて、送電用鉄塔Tの塗装工事において、
防護パネルを用いて塗料等の飛散を防ぐ工法について説
明する。先ず、図1参照、ケプラーロープ7の一端を送
電用鉄塔TのC3アームに固定し、他端をアンカーボル
トで基礎に固定してケプラーロープ7を鉄塔ポストTp
とほぼ平行に配設する。ケプラーロープ7の中間部分
は、鉄塔ポストTpの適宜位置に取り付けたロープ支持
具7aにて支持する。他方、全部のチューブ5a〜5
d,5c’及び5d’にポンプや電動ブロアーを使用し
てエアを圧入してチューブを膨張させる。各チューブを
枠組みするときに接合片5e,5fを紐で縛って枠体5
を形成するとともに、その枠内にネット体6を張って基
本パネル2及び中抜きパネル3を組み立て、枠の左右両
側にコーナーネット4とコーナーロープ4aを取り付け
ておく(図5参照)。
防護パネルを用いて塗料等の飛散を防ぐ工法について説
明する。先ず、図1参照、ケプラーロープ7の一端を送
電用鉄塔TのC3アームに固定し、他端をアンカーボル
トで基礎に固定してケプラーロープ7を鉄塔ポストTp
とほぼ平行に配設する。ケプラーロープ7の中間部分
は、鉄塔ポストTpの適宜位置に取り付けたロープ支持
具7aにて支持する。他方、全部のチューブ5a〜5
d,5c’及び5d’にポンプや電動ブロアーを使用し
てエアを圧入してチューブを膨張させる。各チューブを
枠組みするときに接合片5e,5fを紐で縛って枠体5
を形成するとともに、その枠内にネット体6を張って基
本パネル2及び中抜きパネル3を組み立て、枠の左右両
側にコーナーネット4とコーナーロープ4aを取り付け
ておく(図5参照)。
【0023】そして、送電用鉄塔Tのはしごが設置され
ている面に中抜きパネル3を配置し、他の面には基本パ
ネル2を配置して互いに隣接するコーナーネット4同
士、コーナーロープ4a同士を連結することで送電用鉄
塔Tの胴体部分を囲む防護カバ1を仮組みする。次に、
C3アームから吊り下げ用のロープ9を垂らし、ロープ
の9下端を最上部に位置する横チューブ5a及び5dの
リング5pに結ぶ。これで、電動ウインチ等の適宜な吊
り上げ手段により、工事の進捗に応じた位置に防護カバ
1を吊り上げることができる。
ている面に中抜きパネル3を配置し、他の面には基本パ
ネル2を配置して互いに隣接するコーナーネット4同
士、コーナーロープ4a同士を連結することで送電用鉄
塔Tの胴体部分を囲む防護カバ1を仮組みする。次に、
C3アームから吊り下げ用のロープ9を垂らし、ロープ
の9下端を最上部に位置する横チューブ5a及び5dの
リング5pに結ぶ。これで、電動ウインチ等の適宜な吊
り上げ手段により、工事の進捗に応じた位置に防護カバ
1を吊り上げることができる。
【0024】防護カバ1を設置する高さ位置が決まった
ら、その位置でコーナーネット4とコーナーロープ4a
をケプラーロープ7に縛り付ける。このとき、コーナー
ネット4を拡げて送電用鉄塔Tの胴体部分の周囲を隙間
なくカバーする。この防護カバ1を固定するときは、横
チューブ5aと送電用鉄塔Tの横材Tbの高さ位置が合
致する位置を選び、かつ、横チューブ5a,5dと横材
Tbの間にチューブスペーサ8を挟んだ状態にして、そ
れらの横チューブ5a,5dを横材Tbに紐8aで縛り
付ける。
ら、その位置でコーナーネット4とコーナーロープ4a
をケプラーロープ7に縛り付ける。このとき、コーナー
ネット4を拡げて送電用鉄塔Tの胴体部分の周囲を隙間
なくカバーする。この防護カバ1を固定するときは、横
チューブ5aと送電用鉄塔Tの横材Tbの高さ位置が合
致する位置を選び、かつ、横チューブ5a,5dと横材
Tbの間にチューブスペーサ8を挟んだ状態にして、そ
れらの横チューブ5a,5dを横材Tbに紐8aで縛り
付ける。
【0025】ところで、上記の防護カバ1は送電用鉄塔
Tの胴体部分を囲んだだけであるので、通常は、防護カ
バ1に底ネットを張って底面を作ることになる。このと
き、底ネットの周縁部を最下端の横チューブ5a,5d
のリング5p及びコーナーネット4の端縁部に紐で縛り
付ける。このようにすれば、底ネットを取り付けた防護
カバ1によって、誤って工具等が真下に落下するのを防
ぐことができる。なお、防護カバ1と底ネットを一体に
形成しておいても良い。
Tの胴体部分を囲んだだけであるので、通常は、防護カ
バ1に底ネットを張って底面を作ることになる。このと
き、底ネットの周縁部を最下端の横チューブ5a,5d
のリング5p及びコーナーネット4の端縁部に紐で縛り
付ける。このようにすれば、底ネットを取り付けた防護
カバ1によって、誤って工具等が真下に落下するのを防
ぐことができる。なお、防護カバ1と底ネットを一体に
形成しておいても良い。
【0026】準備が終わったら、防護カバ1でかこまれ
た区域内で送電用鉄塔Tの塗装作業を始める。剥がし取
る塗料片やはけ塗り塗料の飛沫が飛んでもいずれかのネ
ット(ネット6、コーナーネット4など)に当たるか
ら、周辺に飛散しない。なお、ネットは通気性があるか
ら風を受けてもばたつき難いし換気にも役立つ。
た区域内で送電用鉄塔Tの塗装作業を始める。剥がし取
る塗料片やはけ塗り塗料の飛沫が飛んでもいずれかのネ
ット(ネット6、コーナーネット4など)に当たるか
ら、周辺に飛散しない。なお、ネットは通気性があるか
ら風を受けてもばたつき難いし換気にも役立つ。
【0027】その区域の作業が終わったら、防護カバ1
を送電用鉄塔Tに固定していたロープ4aや紐8a等を
ほどき、吊り上げ手段で次の高さ位置に防護カバ1を上
げ下げする。また、作業終了時や強風時には、防護カバ
1を下におろす。以上のように、この飛散防止工法によ
れば、従来のように丸太の枠組みをすることなく防護カ
バ1を比較的簡単に設置することができ、かつ作業の進
捗に応じて容易に移動することができる。したがって、
塗料の飛沫等が周辺に飛散するのを防ぐための段取り作
業の工程を従来と比べて簡易迅速にすることができる。
この防護カバ1の枠体5はエアチューブを枠組みしたも
のであり、木材や金属と比べて柔らかいのでぶつかって
も安全性が高い。なお、枠体5のエアチューブの空気を
抜いて縮小状態にすることで運搬や保管が簡単にできる
ようになる。
を送電用鉄塔Tに固定していたロープ4aや紐8a等を
ほどき、吊り上げ手段で次の高さ位置に防護カバ1を上
げ下げする。また、作業終了時や強風時には、防護カバ
1を下におろす。以上のように、この飛散防止工法によ
れば、従来のように丸太の枠組みをすることなく防護カ
バ1を比較的簡単に設置することができ、かつ作業の進
捗に応じて容易に移動することができる。したがって、
塗料の飛沫等が周辺に飛散するのを防ぐための段取り作
業の工程を従来と比べて簡易迅速にすることができる。
この防護カバ1の枠体5はエアチューブを枠組みしたも
のであり、木材や金属と比べて柔らかいのでぶつかって
も安全性が高い。なお、枠体5のエアチューブの空気を
抜いて縮小状態にすることで運搬や保管が簡単にできる
ようになる。
【0028】次に、防護パネルの別例を説明する。図1
3は幅広パネルの正面図である。同図に示す幅広パネル
11は、前述した基本パネル2の左右両側に拡張パネル
12を接続したものである。この場合、横チューブ5d
と縦チューブ5cをE字状に接続した枠体の内側にネッ
ト16が張着されている。各チューブの接続構造、ネッ
ト16及びコーナーネット4の張り方などは基本パネル
2と同様である。この幅広パネル11を使ってより大き
な防護カバを構成することが容易にできる。
3は幅広パネルの正面図である。同図に示す幅広パネル
11は、前述した基本パネル2の左右両側に拡張パネル
12を接続したものである。この場合、横チューブ5d
と縦チューブ5cをE字状に接続した枠体の内側にネッ
ト16が張着されている。各チューブの接続構造、ネッ
ト16及びコーナーネット4の張り方などは基本パネル
2と同様である。この幅広パネル11を使ってより大き
な防護カバを構成することが容易にできる。
【0029】次に、実施形態の別例を説明する。図14
に示すように、送電用鉄塔Tに横方向に突出するように
梁21を固定し、梁21の先端部から垂らしたワイヤ2
2で防護カバ23を吊り下げる。この防護カバ23は送
電用鉄塔Tの基端部の四周を囲うことのできる角筒状に
形成されていて、防護カバ23の骨組みを形成するエア
チューブ構造の枠体24にネット25を張着した構成で
ある。なお、図中の26は、防護カバ23の下端部を送
電用鉄塔Tに結んで固定するためのロープであり、必要
に応じて防護カバ23の各部を送電用鉄塔Tに縛り付け
るロープ類や防護カバ23の底部を形成する底ネットが
付加される。この飛散防止工法は、工事の進捗に応じて
防護カバ23(防護体)を適宜な昇降手段にて昇降させ
て所定の位置に支持し、その防護カバ23で工事区域だ
けを効率的に覆って塗料等の物体の飛散や落下を防止す
るようにしたものである。
に示すように、送電用鉄塔Tに横方向に突出するように
梁21を固定し、梁21の先端部から垂らしたワイヤ2
2で防護カバ23を吊り下げる。この防護カバ23は送
電用鉄塔Tの基端部の四周を囲うことのできる角筒状に
形成されていて、防護カバ23の骨組みを形成するエア
チューブ構造の枠体24にネット25を張着した構成で
ある。なお、図中の26は、防護カバ23の下端部を送
電用鉄塔Tに結んで固定するためのロープであり、必要
に応じて防護カバ23の各部を送電用鉄塔Tに縛り付け
るロープ類や防護カバ23の底部を形成する底ネットが
付加される。この飛散防止工法は、工事の進捗に応じて
防護カバ23(防護体)を適宜な昇降手段にて昇降させ
て所定の位置に支持し、その防護カバ23で工事区域だ
けを効率的に覆って塗料等の物体の飛散や落下を防止す
るようにしたものである。
【0030】なお、上述した塗装工事以外に本発明の飛
散防止工法を適用し、例えば粉塵の飛散を防止すること
ができる。
散防止工法を適用し、例えば粉塵の飛散を防止すること
ができる。
【0031】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、建造物の周囲を比較的軽量な防護体で囲い、その
防護体を工事の進捗に応じて昇降させるようにしたか
ら、塗料等の飛散を防止するための作業工程を簡素化す
ることができる。また、防護パネル及び防護体はエアチ
ューブの枠体にネット等の面形成部材を張った構成であ
り、ネットが適度な張り具合で安定して支持されてばた
つき難いので、塗料等の物体の飛散を防止するのに適し
ている。また、エアチューブの空気を抜いて縮小状態に
することで移動や輸送が簡単にできる。したがって、例
えば送電用鉄塔や橋脚等の塔状建造物の塗装工事の能率
を向上させることが可能になる。
れば、建造物の周囲を比較的軽量な防護体で囲い、その
防護体を工事の進捗に応じて昇降させるようにしたか
ら、塗料等の飛散を防止するための作業工程を簡素化す
ることができる。また、防護パネル及び防護体はエアチ
ューブの枠体にネット等の面形成部材を張った構成であ
り、ネットが適度な張り具合で安定して支持されてばた
つき難いので、塗料等の物体の飛散を防止するのに適し
ている。また、エアチューブの空気を抜いて縮小状態に
することで移動や輸送が簡単にできる。したがって、例
えば送電用鉄塔や橋脚等の塔状建造物の塗装工事の能率
を向上させることが可能になる。
【図1】第1実施形態に係る防護パネルと飛散防止工法
を説明する図である。
を説明する図である。
【図2】図1のII−II線断面図であり、送電用鉄塔
に装着された防護体の端面を示す図である。
に装着された防護体の端面を示す図である。
【図3】基本パネルの正面図である。
【図4】中抜きパネルの正面図である。
【図5】基本パネル及び中抜きパネルの要部を説明する
斜視図である。
斜視図である。
【図6】縦チューブの端部を拡大して示す正面図であ
る。
る。
【図7】縦チューブの端面を示す図である。
【図8】図6のVIII−VIII線断面図である。
【図9】上横チューブ及び下横チューブの要部を拡大し
て示す正面図である。
て示す正面図である。
【図10】上横チューブ及び下横チューブの端面を示す
図である。
図である。
【図11】ロープ支持具を示す図である。
【図12】チューブスペーサを示す図である。
【図13】拡大パネルの正面図である。
【図14】実施形態の別例を説明する図である。
1 防護カバ(防護体) 2 基本パネル(防護パネル) 3 中抜きパネル(防護パネル) 4 コーナーネット(カバー部材) 5 枠体5 5a 横チューブ 5b 中横チューブ 5c 縦チューブ 6 ネット体(面形成部材) 9 ロープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 日野 義躬 愛知県春日井市十三塚町十三塚3030 電源 開発株式会社中部支社名古屋電力所内 (72)発明者 東 俊光 愛知県春日井市十三塚町十三塚3030 電源 開発株式会社中部支社名古屋電力所内 (72)発明者 江澤 政幸 愛知県春日井市十三塚町十三塚3030 電源 開発株式会社中部支社名古屋電力所内 (72)発明者 山城 修策 愛知県春日井市十三塚町十三塚3030 開発 電気株式会社名古屋送電事業所内 (72)発明者 坪井 伸二 愛知県春日井市十三塚町十三塚3030 開発 電気株式会社名古屋送電事業所内 (72)発明者 小野塚 浩司 愛知県春日井市十三塚町十三塚3030 開発 電気株式会社名古屋送電事業所内 (72)発明者 安藤 峰之 愛知県春日井市下市場町4丁目4番地の6 櫻井技研工業株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 チューブ状部に空気を充填してなるエア
チューブで枠組みした枠体の枠内に面形成部材を張着し
た防護パネル。 - 【請求項2】 前記面形成部材がネットである請求項1
に記載の防護パネル。 - 【請求項3】 建造物の工事において物体が周辺に飛散
するのを防止する工法であって、チューブ状部に空気を
充填してなるエアチューブで枠組みした枠体の枠内に面
形成部材を張着して防護パネルを形成し、この防護パネ
ルで建造物の周囲をかこむ防護体を構成するとともに、
工事の進捗に応じてその防護体を昇降させて所定の位置
に支持するようにした飛散防止工法。 - 【請求項4】 前記防護体を構成する複数の防護パネル
が拡縮可能なカバー部材により相互に接続されている請
求項3に記載の飛散防止工法。 - 【請求項5】 前記面形成部材及び前記カバー部材がネ
ットである請求項4に記載の飛散防止工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10361110A JP2000179158A (ja) | 1998-12-18 | 1998-12-18 | 防護パネル及び飛散防止工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10361110A JP2000179158A (ja) | 1998-12-18 | 1998-12-18 | 防護パネル及び飛散防止工法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000179158A true JP2000179158A (ja) | 2000-06-27 |
Family
ID=18472245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10361110A Pending JP2000179158A (ja) | 1998-12-18 | 1998-12-18 | 防護パネル及び飛散防止工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000179158A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006088149A (ja) * | 2004-08-24 | 2006-04-06 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 防護シート構造 |
KR100923398B1 (ko) | 2007-12-21 | 2009-10-23 | 현대중공업 주식회사 | 도크내 실리콘 방오도료 비산방지용 풀커버링 장치 및 그 설치방법 |
CN104511218A (zh) * | 2013-09-27 | 2015-04-15 | 周杨 | 喷水治理雾霾机械装置 |
JP2020033777A (ja) * | 2018-08-30 | 2020-03-05 | タキロンシーアイ株式会社 | 作業室構造体 |
JP2020518738A (ja) * | 2016-11-23 | 2020-06-25 | エムアールエム エイチケー リミテッド | ファスナアセンブリ、メッシュパネル及び障壁システム |
-
1998
- 1998-12-18 JP JP10361110A patent/JP2000179158A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006088149A (ja) * | 2004-08-24 | 2006-04-06 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 防護シート構造 |
KR100923398B1 (ko) | 2007-12-21 | 2009-10-23 | 현대중공업 주식회사 | 도크내 실리콘 방오도료 비산방지용 풀커버링 장치 및 그 설치방법 |
CN104511218A (zh) * | 2013-09-27 | 2015-04-15 | 周杨 | 喷水治理雾霾机械装置 |
JP2020518738A (ja) * | 2016-11-23 | 2020-06-25 | エムアールエム エイチケー リミテッド | ファスナアセンブリ、メッシュパネル及び障壁システム |
JP7256129B2 (ja) | 2016-11-23 | 2023-04-11 | エムアールエム エイチケー リミテッド | ファスナアセンブリ、メッシュパネル及び障壁システム |
AU2017366469B2 (en) * | 2016-11-23 | 2024-02-08 | Mrm Hk Limited | Fastener assembly, mesh panel and barrier system |
US12018491B2 (en) | 2016-11-23 | 2024-06-25 | Mrm Hk Limited | Fastener assembly, mesh panel and barrier system |
JP2020033777A (ja) * | 2018-08-30 | 2020-03-05 | タキロンシーアイ株式会社 | 作業室構造体 |
JP7008000B2 (ja) | 2018-08-30 | 2022-01-25 | タキロンシーアイ株式会社 | 作業室構造体 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20040510 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20040510 |