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JP2000175393A - ステータ巻線構造 - Google Patents

ステータ巻線構造

Info

Publication number
JP2000175393A
JP2000175393A JP34430798A JP34430798A JP2000175393A JP 2000175393 A JP2000175393 A JP 2000175393A JP 34430798 A JP34430798 A JP 34430798A JP 34430798 A JP34430798 A JP 34430798A JP 2000175393 A JP2000175393 A JP 2000175393A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
stator
elastic tongue
insulated bobbin
bobbin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP34430798A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3894258B2 (ja
Inventor
Kunihiko Iijima
邦彦 飯島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamagawa Seiki Co Ltd
Original Assignee
Tamagawa Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tamagawa Seiki Co Ltd filed Critical Tamagawa Seiki Co Ltd
Priority to JP34430798A priority Critical patent/JP3894258B2/ja
Publication of JP2000175393A publication Critical patent/JP2000175393A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3894258B2 publication Critical patent/JP3894258B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Brushless Motors (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のステータ巻線構造においては、各ボビ
ン間の隙間にステータが露出しているため、この隙間に
コイルが入り、コイルとステータの電気的導通が発生し
ていた。 【解決手段】 本発明によるステータ巻線構造は、絶縁
ボビン(2)の側部の両端に一体に形成された弾性舌片(1
0,11)を有し、各コイル(3)間に弾性舌片(10,11)が位置
しているため、この弾性舌片(10,11)によりコイル(3)と
ステータ(1)間の電気的導通を防止する構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステータ巻線構造
に関し、特に、コイルを巻回するボビンの側部に設けた
弾性舌片を隣接するコイル間に配置し、各コイルとステ
ータとの電気的導通を防止すると共にコイルの位置決め
をするための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種のステータ
巻線構造としては、一般に図6から図8で示される構成
が採用されている。図6から図8において符号1で示さ
れるものは輪状のステータであり、このステータの内側
には絶縁ボビン2に巻回されたコイル3が放射状に複数
個配設されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のステータ巻線構
造は、以上のように構成されていたため、次のような課
題が存在していた。すなわち、各ボビンに巻回されたコ
イルは、各ボビン間に露出したステータに接触して電気
的に導通し、各々のコイルの作用が変化し、モータ等の
回転に支障を来たす場合があった。そのため、各コイル
とステータとの絶縁を達成するために、絶縁紙や絶縁シ
ートを各ボビン間に差し込んだり、樹脂にて一体成形封
入したりする場合があるが、何れも部品が多くなり、コ
イルの固定も難しく、樹脂による成形時もコイルが動く
ことがあった。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、コイルを巻回するボビンの
側部に設けた弾性舌片を隣接するコイル間に配置し、各
コイルとステータとの電気的導通を防止すると共にコイ
ルの位置決めをすることができるステータ巻線構造を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるステータ巻
線構造は、ステータに絶縁ボビンを介してコイルを巻回
するステータ巻線構造において、前記絶縁ボビンの側部
の両端に一体に形成された弾性舌片を有し、前記各絶縁
ボビンに位置する各コイル間に前記弾性舌片を配置し、
前記各コイルとステータとの電気的導通を防止するよう
にした構成であり、さらに、前記各弾性舌片は曲折自在
に設けられている構成である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明によるス
テータ巻線構造の好適な実施の形態について説明する。
なお、従来例と同一又は同等部分には同一符号を用いて
説明する。図1から図3において符号1で示されるもの
は輪状のステータであり、このステータ1の内側には絶
縁ボビン2に巻回されたコイル3が放射状に複数個配設
されている。
【0007】前記絶縁ボビン2の各鍔部2a,2bの側
部には、図2及び図3で特に示されるように、絶縁ボビ
ン2の長手方向に沿って互いに内側に延設された薄板状
の弾性舌片10,11が設けられており、各弾性舌片1
0,11は、隣接する絶縁ボビン2の各弾性舌片10,
11同志で図3に示されるように互いに接合されてい
る。
【0008】前記弾性舌片10,11は、各コイル3,
3間に位置しているため、各ボビン2間に隙間が存在し
ても各コイル3,3は各弾性舌片10,11により囲ま
れているため、コイル3とステータ1との電気的導通が
防止されると共に、この各弾性舌片10,11によりコ
イル3の両端が覆われることによってコイル3の位置や
姿勢の乱れが防止される。なお、この各弾性舌片10,
11は巻線時に内側に曲折するが、コイル3の巻線後に
その弾性によって図3のように姿勢が戻るものである。
【0009】次に、図4及び図5は、たの実施の形態を
示すもので、前記弾性舌片10,11がヒンジ部20を
介して曲折自在に形成されており、各絶縁ボビン2をス
テータ1に装着した場合には、各弾性舌片10,11を
内側へ曲折することにより、図5で示されるように互い
に接合して図3と同様の作用効果を得ることができる。
【0010】
【発明の効果】本発明によるステータ巻線構造は、以上
のように構成されているため、次のような効果を得るこ
とができる。すなわち、絶縁ボビンの側部に設けられた
弾性舌片を各コイル間に配置させているため、各ボビン
間の隙間内にコイルが入り込むことがなく、ステータと
コイル間の電気的導通を確実に防止し、かつ、各コイル
の形状の崩れ等の防止を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるステータ巻線構造を示す要部の平
面図である。
【図2】図1の要部の側面図である。
【図3】図1の要部の拡大平面図である。
【図4】図1の他の形態を示す要部の平面図である。
【図5】図4の各弾性舌片の接合状態を示す平面図であ
る。
【図6】従来構成の要部の平面図である。
【図7】図6の要部の側面図である。
【図8】図6の要部の拡大平面図である。
【符号の説明】
1 ステータ 2 絶縁ボビン 3 コイル 10,11 弾性舌片

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステータ(1)に絶縁ボビン(2)を介してコ
    イル(3)を巻回するステータ巻線構造において、前記絶
    縁ボビン(2)の側部の両端に一体に形成された弾性舌片
    (10,11)を有し、前記各絶縁ボビン(2)に位置する各コイ
    ル(3)間に前記弾性舌片(10,11)を配置し、前記各コイル
    (3)とステータ(1)との電気的導通を防止するように構成
    したことを特徴とするステータ巻線構造。
  2. 【請求項2】 前記各弾性舌片(10,11)は曲折自在に設
    けられていることを特徴とする請求項1記載のステータ
    巻線構造。
JP34430798A 1998-12-03 1998-12-03 ステータ巻線構造 Expired - Fee Related JP3894258B2 (ja)

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JP3894258B2 JP3894258B2 (ja) 2007-03-14

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002186212A (ja) * 2000-12-11 2002-06-28 Tamagawa Seiki Co Ltd プリント基板を有するステータ構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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