JP2000174682A - ダイバーシティ受信機 - Google Patents
ダイバーシティ受信機Info
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- JP2000174682A JP2000174682A JP10350088A JP35008898A JP2000174682A JP 2000174682 A JP2000174682 A JP 2000174682A JP 10350088 A JP10350088 A JP 10350088A JP 35008898 A JP35008898 A JP 35008898A JP 2000174682 A JP2000174682 A JP 2000174682A
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- Japan
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- temperature
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- branch
- diversity receiver
- reception
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
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- Circuits Of Receivers In General (AREA)
- Radio Transmission System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 無線通信等に用いられるダイバーシティ受信
機において、その温度上昇を抑え、熱による回路素子の
特性劣化を防ぐことを目的とする。 【解決手段】 複数の受信部3、4を備えた合成ダイバ
ーシティ受信機であって、温度センサ11で温度をモニ
タし、ある温度以上になると受信するブランチ数を減ら
し、使用しないブランチは制御部12で制御して電源を
落とす構成とし、温度が上昇した際には消費電力を低減
して温度上昇を防ぎ、回路素子の特性劣化を防止する。
機において、その温度上昇を抑え、熱による回路素子の
特性劣化を防ぐことを目的とする。 【解決手段】 複数の受信部3、4を備えた合成ダイバ
ーシティ受信機であって、温度センサ11で温度をモニ
タし、ある温度以上になると受信するブランチ数を減ら
し、使用しないブランチは制御部12で制御して電源を
落とす構成とし、温度が上昇した際には消費電力を低減
して温度上昇を防ぎ、回路素子の特性劣化を防止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信等に用い
られるダイバーシティ受信機に関する。
られるダイバーシティ受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】無線通信等に用いられるダイバーシティ
手法は、受信部が受信した信号からフェージングによる
影響を取り除くことにおいて有効である。その一般的な
手法には、複数の受信部からのベースバンド信号を、各
受信部での受信電界強度に応じて重みつけして合成し、
復号を行う最大比合成ダイバーシティ方式や、複数の受
信信号の中から最も受信電界強度が強いブランチを選択
して復号を行う選択ダイバーシティ方式等がある。現
在、選択ダイバーシティ方式に比べて、最大比合成ダイ
バーシティ方式の方が性能的に優れていることが知られ
ている。
手法は、受信部が受信した信号からフェージングによる
影響を取り除くことにおいて有効である。その一般的な
手法には、複数の受信部からのベースバンド信号を、各
受信部での受信電界強度に応じて重みつけして合成し、
復号を行う最大比合成ダイバーシティ方式や、複数の受
信信号の中から最も受信電界強度が強いブランチを選択
して復号を行う選択ダイバーシティ方式等がある。現
在、選択ダイバーシティ方式に比べて、最大比合成ダイ
バーシティ方式の方が性能的に優れていることが知られ
ている。
【0003】図3に、受信系が2系統の場合の従来の合
成ダイバーシティ受信機の構成を示す。
成ダイバーシティ受信機の構成を示す。
【0004】図3に示すように前記従来の合成ダイバー
シティ受信機は、飛来電磁波を受けるアンテナ1、2
と、受信した信号をダウンコンバートし、ベースバンド
信号と受信電界強度(RSSI)を出力する受信部3、4
と、受信部3、4から受け取ったRSSI信号をもとにベー
スバンド信号に重み付けをしてダイバーシティ合成し、
データの復調を行う復調部5を備えて構成されている。
シティ受信機は、飛来電磁波を受けるアンテナ1、2
と、受信した信号をダウンコンバートし、ベースバンド
信号と受信電界強度(RSSI)を出力する受信部3、4
と、受信部3、4から受け取ったRSSI信号をもとにベー
スバンド信号に重み付けをしてダイバーシティ合成し、
データの復調を行う復調部5を備えて構成されている。
【0005】この合成ダイバーシティ受信機におけるダ
イバーシティ合成は、RSSI値が大きいブランチの重みを
大きくしてベースバンド信号を合成する。そして、フェ
ージングの影響を軽減するダイバーシティ受信機を構成
することができる。
イバーシティ合成は、RSSI値が大きいブランチの重みを
大きくしてベースバンド信号を合成する。そして、フェ
ージングの影響を軽減するダイバーシティ受信機を構成
することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、受信時にはすべてのブランチが稼働して
おり、消費電力が大きくなり、その結果、発熱量が増し
て回路素子の特性劣化や破壊などを引き起こすことがあ
る。
来の構成では、受信時にはすべてのブランチが稼働して
おり、消費電力が大きくなり、その結果、発熱量が増し
て回路素子の特性劣化や破壊などを引き起こすことがあ
る。
【0007】そこで、本発明は温度上昇を抑えることが
できるダイバーシティ受信機を提供することを目的とす
る。
できるダイバーシティ受信機を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、温度に応じて稼働させるブランチ数を制
御する手段を有するダイバーシティ受信機とする。
め、本発明は、温度に応じて稼働させるブランチ数を制
御する手段を有するダイバーシティ受信機とする。
【0009】この発明によれば、温度上昇を抑えること
ができ、回路素子の特性劣化や破壊のないダイバーシテ
ィ受信機を提供することができる。
ができ、回路素子の特性劣化や破壊のないダイバーシテ
ィ受信機を提供することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、複数のアンテナと、前記アンテナからの受信信号を
入力してベースバンド信号を出力する受信部と、前記ベ
ースバンド信号をダイバーシティ合成し、データの復調
を行う復調部と、温度をモニタする温度センサと、復調
データや温度センサからの信号などを処理する制御部と
を備え、温度に応じて受信するブランチ数を可変とし、
使用しないブランチは電源を切るダイバーシティ受信機
であり、使用しないブランチの電源を切ることにより温
度上昇を抑えることができるという作用を有する。
は、複数のアンテナと、前記アンテナからの受信信号を
入力してベースバンド信号を出力する受信部と、前記ベ
ースバンド信号をダイバーシティ合成し、データの復調
を行う復調部と、温度をモニタする温度センサと、復調
データや温度センサからの信号などを処理する制御部と
を備え、温度に応じて受信するブランチ数を可変とし、
使用しないブランチは電源を切るダイバーシティ受信機
であり、使用しないブランチの電源を切ることにより温
度上昇を抑えることができるという作用を有する。
【0011】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載のダイバーシティ受信機において、最大受信ブ
ランチ数が3系統以上で、電源が投入されている受信ブ
ランチが少なくとも2系統以上ある場合は、前記電源が
投入されているブランチで合成ダイバーシティ受信を行
うようにしたものであり、受信するブランチ数を減らし
ても合成ダイバーシティを行うことにより、通信品質を
保つという作用を有する。
1に記載のダイバーシティ受信機において、最大受信ブ
ランチ数が3系統以上で、電源が投入されている受信ブ
ランチが少なくとも2系統以上ある場合は、前記電源が
投入されているブランチで合成ダイバーシティ受信を行
うようにしたものであり、受信するブランチ数を減らし
ても合成ダイバーシティを行うことにより、通信品質を
保つという作用を有する。
【0012】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1に記載のダイバーシティ受信機において、温度に応じ
て受信ブランチ数を減らす際に、受信電界強度が小さい
ブランチの電源を切るようにしたものであり、受信する
ブランチ数を減らしても受信品質の低下を抑えつつ、温
度上昇も抑えることができるという作用を有する。
1に記載のダイバーシティ受信機において、温度に応じ
て受信ブランチ数を減らす際に、受信電界強度が小さい
ブランチの電源を切るようにしたものであり、受信する
ブランチ数を減らしても受信品質の低下を抑えつつ、温
度上昇も抑えることができるという作用を有する。
【0013】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
1に記載のダイバーシティ受信機において、温度に応じ
て受信ブランチ数を減らす際に、位相誤差が大きいブラ
ンチの電源を切るようにしたものであり、受信するブラ
ンチ数を減らしても受信品質の低下を抑えつつ、温度上
昇も抑えることができるという作用を有する。
1に記載のダイバーシティ受信機において、温度に応じ
て受信ブランチ数を減らす際に、位相誤差が大きいブラ
ンチの電源を切るようにしたものであり、受信するブラ
ンチ数を減らしても受信品質の低下を抑えつつ、温度上
昇も抑えることができるという作用を有する。
【0014】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
1に記載のダイバーシティ受信機において、温度に応じ
て受信ブランチ数を減らす際に、受信電界強度と位相誤
差の両方を組み合わせて定量化し、品質が悪い方のブラ
ンチの電源を切るようにしたものであり、受信するブラ
ンチ数を減らしても受信品質の低下を抑えつつ、温度上
昇も抑えることができるという作用を有する。
1に記載のダイバーシティ受信機において、温度に応じ
て受信ブランチ数を減らす際に、受信電界強度と位相誤
差の両方を組み合わせて定量化し、品質が悪い方のブラ
ンチの電源を切るようにしたものであり、受信するブラ
ンチ数を減らしても受信品質の低下を抑えつつ、温度上
昇も抑えることができるという作用を有する。
【0015】本発明の請求項6に記載の発明は、請求項
2に記載のダイバーシティ受信機において、温度に応じ
て受信ブランチ数を減らす際に、受信電界強度が小さい
方のブランチから電源を切るようにしたものであり、受
信するブランチ数を減らしても受信品質の低下を抑えつ
つ、温度上昇も抑えることができるという作用を有す
る。
2に記載のダイバーシティ受信機において、温度に応じ
て受信ブランチ数を減らす際に、受信電界強度が小さい
方のブランチから電源を切るようにしたものであり、受
信するブランチ数を減らしても受信品質の低下を抑えつ
つ、温度上昇も抑えることができるという作用を有す
る。
【0016】本発明の請求項7に記載の発明は、請求項
2に記載のダイバーシティ受信機において、温度に応じ
て受信ブランチ数を減らす際に、位相誤差が大きい方の
ブランチから電源を切るようにしたものであり、受信す
るブランチ数を減らしても受信品質の低下を抑えつつ、
温度上昇も抑えることができるという作用を有する。
2に記載のダイバーシティ受信機において、温度に応じ
て受信ブランチ数を減らす際に、位相誤差が大きい方の
ブランチから電源を切るようにしたものであり、受信す
るブランチ数を減らしても受信品質の低下を抑えつつ、
温度上昇も抑えることができるという作用を有する。
【0017】本発明の請求項8に記載の発明は、請求項
2に記載のダイバーシティ受信機において、温度に応じ
て受信ブランチ数を減らす際に、受信電界強度と位相誤
差の両方を組み合わせて定量化し、品質が悪い方のブラ
ンチから電源を切るようにしたものであり、受信するブ
ランチ数を減らしても受信品質の低下を抑えつつ、温度
上昇も抑えることができるという作用を有する。
2に記載のダイバーシティ受信機において、温度に応じ
て受信ブランチ数を減らす際に、受信電界強度と位相誤
差の両方を組み合わせて定量化し、品質が悪い方のブラ
ンチから電源を切るようにしたものであり、受信するブ
ランチ数を減らしても受信品質の低下を抑えつつ、温度
上昇も抑えることができるという作用を有する。
【0018】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照して説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1のダイ
バーシティ受信機の構成を示すブロック図である。な
お、この図面において、前記従来の技術と同じ構成部に
は同一符号を付与している。
を参照して説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1のダイ
バーシティ受信機の構成を示すブロック図である。な
お、この図面において、前記従来の技術と同じ構成部に
は同一符号を付与している。
【0019】本実施の形態では、2ブランチ合成のダイ
バーシティ受信機を示す、図1に示すようにダイバーシ
ティ受信機は、飛来電磁波を受けるアンテナ1、2と、
受信した信号をダウンコンバートし、受信電界強度(RS
SI)とベースバンド信号を出力する受信部3、4と、受
信部3、4から受け取ったベースバンド信号をもとにデ
ータの復調を行う復調部5と、温度をモニタし、その温
度に応じた信号を出力する温度センサ11と、復調デー
タや温度センサ11などからの信号を処理する制御部1
2を備えて構成されている。
バーシティ受信機を示す、図1に示すようにダイバーシ
ティ受信機は、飛来電磁波を受けるアンテナ1、2と、
受信した信号をダウンコンバートし、受信電界強度(RS
SI)とベースバンド信号を出力する受信部3、4と、受
信部3、4から受け取ったベースバンド信号をもとにデ
ータの復調を行う復調部5と、温度をモニタし、その温
度に応じた信号を出力する温度センサ11と、復調デー
タや温度センサ11などからの信号を処理する制御部1
2を備えて構成されている。
【0020】以下に、この2ブランチ合成ダイバーシテ
ィ受信機の動作を説明する。いま、図1の2ブランチ合
成ダイバーシティ受信機は、温度TがTt[℃]以上であ
った場合は、回路素子の性能劣化や破損等のおそれがあ
るとして、温度上昇を抑えるため、受信するブランチ数
を減らすものとする。つまり、温度T<Ttのときは、ブ
ランチ(1)およびブランチ(2)ともに稼働させ、2
ブランチの合成ダイバーシティ受信を行う。一方、温度
T≧Ttになったとすると、受信ブランチのひとつを電源
OFFとするように、制御部12から受信部3、4に制
御信号を送り、残ったブランチで受信を行う。
ィ受信機の動作を説明する。いま、図1の2ブランチ合
成ダイバーシティ受信機は、温度TがTt[℃]以上であ
った場合は、回路素子の性能劣化や破損等のおそれがあ
るとして、温度上昇を抑えるため、受信するブランチ数
を減らすものとする。つまり、温度T<Ttのときは、ブ
ランチ(1)およびブランチ(2)ともに稼働させ、2
ブランチの合成ダイバーシティ受信を行う。一方、温度
T≧Ttになったとすると、受信ブランチのひとつを電源
OFFとするように、制御部12から受信部3、4に制
御信号を送り、残ったブランチで受信を行う。
【0021】このようにして、温度が高くなった場合は
受信しているブランチ数を減らし、温度上昇を抑える。
受信しているブランチ数を減らし、温度上昇を抑える。
【0022】このとき、受信電界強度が弱いブランチの
電源をOFFとするように制御部12で受信部3、4の
電源を制御するならば、ブランチ数を減らしても受信品
質の劣化を抑えることができる。また、位相誤差が大き
いブランチの電源をOFFとするように制御部12で受
信部3、4の電源を制御するならば、ブランチ数を減ら
しても受信品質の劣化を抑えることができる。さらに、
受信電界強度と位相誤差の双方を組み合わせて定量化
し、品質が悪い方のブランチの電源をOFFとするよう
に制御部12で受信部3、4の電源を制御するならば、
ブランチ数を減らしても受信品質の劣化を抑えることが
できる。
電源をOFFとするように制御部12で受信部3、4の
電源を制御するならば、ブランチ数を減らしても受信品
質の劣化を抑えることができる。また、位相誤差が大き
いブランチの電源をOFFとするように制御部12で受
信部3、4の電源を制御するならば、ブランチ数を減ら
しても受信品質の劣化を抑えることができる。さらに、
受信電界強度と位相誤差の双方を組み合わせて定量化
し、品質が悪い方のブランチの電源をOFFとするよう
に制御部12で受信部3、4の電源を制御するならば、
ブランチ数を減らしても受信品質の劣化を抑えることが
できる。
【0023】(実施の形態2)図2は、本発明の実施の
形態2のダイバーシティ受信機の構成を示すブロック図
である。
形態2のダイバーシティ受信機の構成を示すブロック図
である。
【0024】この4ブランチ合成ダイバーシティ受信機
は、図2に示すように、飛来電磁波を受けるアンテナ
1、2、21、22と、受信した信号をダウンコンバー
トし、ベースバンド信号と受信電界強度(RSSI)を出力
する受信部3、4、23、24と、受信部3、4、2
3、24から受け取ったベースバンド信号をもとにデー
タの復調を行う復調部5と、温度をモニタし、その温度
に応じた信号を出力する温度センサ11と、復調データ
や温度センサ11などからの信号を処理する制御部12
を備えて構成されている。
は、図2に示すように、飛来電磁波を受けるアンテナ
1、2、21、22と、受信した信号をダウンコンバー
トし、ベースバンド信号と受信電界強度(RSSI)を出力
する受信部3、4、23、24と、受信部3、4、2
3、24から受け取ったベースバンド信号をもとにデー
タの復調を行う復調部5と、温度をモニタし、その温度
に応じた信号を出力する温度センサ11と、復調データ
や温度センサ11などからの信号を処理する制御部12
を備えて構成されている。
【0025】以下に、この4ブランチ合成ダイバーシテ
ィ受信機の動作を説明する。図2の4ブランチ合成ダイ
バーシティ受信機において、Tt1、Tt2、Tt3(Tt1<Tt2
<Tt3)の3つの温度のしきい値を設定する。まず、温
度T<Tt1のときは、温度は問題ないとし、4ブランチ合
成ダイバーシティ受信を行う。つぎに、Tt1≦T<Tt2の
ときは、温度により回路の特性劣化などを招くおそれが
あるとして、1つのブランチの電源をOFFし、残りの
3つのブランチで合成ダイバーシティ受信を行う。さら
に、Tt2≦T<Tt3のときには、2つのブランチの電源を
OFFし、残りの2つのブランチで合成ダイバーシティ
受信を行う。また、さらに、T≧Tt3のときは、3つのブ
ランチの電源をOFFし、残りの1つのブランチで受信
を行う。
ィ受信機の動作を説明する。図2の4ブランチ合成ダイ
バーシティ受信機において、Tt1、Tt2、Tt3(Tt1<Tt2
<Tt3)の3つの温度のしきい値を設定する。まず、温
度T<Tt1のときは、温度は問題ないとし、4ブランチ合
成ダイバーシティ受信を行う。つぎに、Tt1≦T<Tt2の
ときは、温度により回路の特性劣化などを招くおそれが
あるとして、1つのブランチの電源をOFFし、残りの
3つのブランチで合成ダイバーシティ受信を行う。さら
に、Tt2≦T<Tt3のときには、2つのブランチの電源を
OFFし、残りの2つのブランチで合成ダイバーシティ
受信を行う。また、さらに、T≧Tt3のときは、3つのブ
ランチの電源をOFFし、残りの1つのブランチで受信
を行う。
【0026】このようにして、受信ブランチ数が増えた
場合も、温度に応じて受信するブランチ数を制御し、消
費電力を低減することにより、温度の上昇を抑えること
ができる。
場合も、温度に応じて受信するブランチ数を制御し、消
費電力を低減することにより、温度の上昇を抑えること
ができる。
【0027】このとき、受信電界強度が弱いブランチの
方から電源をOFFとするブランチを選ぶように制御部
12で受信部3、4、23、24の電源を制御するなら
ば、ブランチ数を減らしても受信品質の劣化を抑えるこ
とができる。また、位相誤差が大きい方のブランチから
電源をOFFとするように制御部12で受信部3、4、
23、24の電源を制御するならば、ブランチ数を減ら
しても受信品質の劣化を抑えることができる。さらに、
受信電界強度と位相誤差の双方を組み合わせて定量化
し、品質が悪い方のブランチの方から電源をOFFとす
るように制御部12で受信部3、4、23、24の電源
を制御するならば、ブランチ数を減らしても受信品質の
劣化を抑えることができる。
方から電源をOFFとするブランチを選ぶように制御部
12で受信部3、4、23、24の電源を制御するなら
ば、ブランチ数を減らしても受信品質の劣化を抑えるこ
とができる。また、位相誤差が大きい方のブランチから
電源をOFFとするように制御部12で受信部3、4、
23、24の電源を制御するならば、ブランチ数を減ら
しても受信品質の劣化を抑えることができる。さらに、
受信電界強度と位相誤差の双方を組み合わせて定量化
し、品質が悪い方のブランチの方から電源をOFFとす
るように制御部12で受信部3、4、23、24の電源
を制御するならば、ブランチ数を減らしても受信品質の
劣化を抑えることができる。
【0028】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
は、ダイバーシティ受信機において、温度に応じて受信
するブランチ数を可変とするものであり、使用しないブ
ランチの電源を切ることにより消費電力を低減し、温度
上昇を抑えて、回路素子の特性劣化を防ぐことができる
できるという効果を有する。
は、ダイバーシティ受信機において、温度に応じて受信
するブランチ数を可変とするものであり、使用しないブ
ランチの電源を切ることにより消費電力を低減し、温度
上昇を抑えて、回路素子の特性劣化を防ぐことができる
できるという効果を有する。
【図1】本発明の実施の形態1のダイバーシティ受信機
の構成を示すブロック図
の構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態2のダイバーシティ受信機
の構成を示すブロック図
の構成を示すブロック図
【図3】従来のダイバーシティ受信機の構成を示すブロ
ック図
ック図
1 アンテナ 2 アンテナ 3 受信部 4 受信部 5 復調部 11 温度センサ 12 制御部 21 アンテナ 22 アンテナ 23 受信部 24 受信部
Claims (8)
- 【請求項1】複数のアンテナと、前記アンテナからの受
信信号を入力してベースバンド信号を出力する受信部
と、前記ベースバンド信号をダイバーシティ合成し、デ
ータの復調を行う復調部と、温度をモニタする温度セン
サと、復調データや温度センサからの信号などを処理す
る制御部とを備え、温度に応じて受信するブランチ数を
可変とし、使用しないブランチは電源を切って温度上昇
を抑えることを特徴とするダイバーシティ受信機。 - 【請求項2】最大受信ブランチ数が3系統以上で、電源
が投入されている受信ブランチが少なくとも2系統以上
ある場合は、前記電源が投入されているブランチで合成
ダイバーシティ受信を行うことを特徴とする請求項1記
載のダイバーシティ受信機。 - 【請求項3】温度に応じて受信ブランチ数を減らす際
に、受信電界強度が小さいブランチの電源を切り、受信
品質の低下を抑えつつ、温度上昇も抑えることを特徴と
する請求項1記載のダイバーシティ受信機。 - 【請求項4】温度に応じて受信ブランチ数を減らす際
に、位相誤差が大きいブランチの電源を切り、受信品質
の低下を抑えつつ、温度上昇も抑えることを特徴とする
請求項1記載のダイバーシティ受信機。 - 【請求項5】温度に応じて受信ブランチ数を減らす際
に、受信電界強度と位相誤差の両方を組み合わせて定量
化し、品質が悪い方のブランチの電源を切り、受信品質
の低下を抑えつつ、温度上昇も抑えることを特徴とする
請求項1記載のダイバーシティ受信機。 - 【請求項6】温度に応じて受信ブランチ数を減らす際
に、受信電界強度が小さい方のブランチから電源を切
り、受信品質の低下を抑えつつ、温度上昇も抑えること
を特徴とする請求項2記載のダイバーシティ受信機。 - 【請求項7】温度に応じて受信ブランチ数を減らす際
に、位相誤差が大きい方のブランチから電源を切り、受
信品質の低下を抑えつつ、温度上昇も抑えることを特徴
とする請求項2記載のダイバーシティ受信機。 - 【請求項8】温度に応じて受信ブランチ数を減らす際
に、受信電界強度と位相誤差の両方を組み合わせて定量
化し、品質が悪い方のブランチから電源を切り、受信品
質の低下を抑えつつ、温度上昇も抑えることを特徴とす
る請求項2記載のダイバーシティ受信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10350088A JP2000174682A (ja) | 1998-12-09 | 1998-12-09 | ダイバーシティ受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10350088A JP2000174682A (ja) | 1998-12-09 | 1998-12-09 | ダイバーシティ受信機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000174682A true JP2000174682A (ja) | 2000-06-23 |
Family
ID=18408161
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10350088A Pending JP2000174682A (ja) | 1998-12-09 | 1998-12-09 | ダイバーシティ受信機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000174682A (ja) |
-
1998
- 1998-12-09 JP JP10350088A patent/JP2000174682A/ja active Pending
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