JP2000159476A - コンテナクレーンのスプレッダの振れ止め装置 - Google Patents
コンテナクレーンのスプレッダの振れ止め装置Info
- Publication number
- JP2000159476A JP2000159476A JP10336612A JP33661298A JP2000159476A JP 2000159476 A JP2000159476 A JP 2000159476A JP 10336612 A JP10336612 A JP 10336612A JP 33661298 A JP33661298 A JP 33661298A JP 2000159476 A JP2000159476 A JP 2000159476A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- spreader
- sheave block
- trolley
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 210000001364 upper extremity Anatomy 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)
- Control And Safety Of Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 スプレッダの振れを防止して荷役作業の効率
化を図る。 【解決手段】 コンテナ船22にコンテナ21を積み込
みまたは積み降ろしを行うコンテナクレーン1のスプレ
ッダ10の振れ止め装置であって、該スプレッダ10の
振れ止め装置は、上記トロリ9の横繋ぎ材9a中間の下
面に、シーブブロック12を挟むように垂下して配設し
た一対のガイドレール16と、上記シーブブロック12
に設けた縦ガイドローラ14と、シーブブロック12の
上方に設けた水平ガイドローラ20とを有し、上記ガイ
ドレール16は、内側に向かって開口した溝形であっ
て、下方に向かって溝幅とガイドレール16の間隔が広
くなるように形成してあり、スプレッダ10昇降の際、
縦ガイドローラ14はガイドレール16の溝の底面に、
水平ガイドローラ20はガイドレール16の溝の側面に
当接して回転しながらシーブブロック12を案内するよ
うにした。
化を図る。 【解決手段】 コンテナ船22にコンテナ21を積み込
みまたは積み降ろしを行うコンテナクレーン1のスプレ
ッダ10の振れ止め装置であって、該スプレッダ10の
振れ止め装置は、上記トロリ9の横繋ぎ材9a中間の下
面に、シーブブロック12を挟むように垂下して配設し
た一対のガイドレール16と、上記シーブブロック12
に設けた縦ガイドローラ14と、シーブブロック12の
上方に設けた水平ガイドローラ20とを有し、上記ガイ
ドレール16は、内側に向かって開口した溝形であっ
て、下方に向かって溝幅とガイドレール16の間隔が広
くなるように形成してあり、スプレッダ10昇降の際、
縦ガイドローラ14はガイドレール16の溝の底面に、
水平ガイドローラ20はガイドレール16の溝の側面に
当接して回転しながらシーブブロック12を案内するよ
うにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンテナクレーン
のスプレッダの振れ止め装置に係るもので、特にコンテ
ナ埠頭等の岸壁に設置され、コンテナ船にコンテナを積
み込みまたは積み降ろしを行うコンテナクレーンのスプ
レッダの振れ止め装置に関する。
のスプレッダの振れ止め装置に係るもので、特にコンテ
ナ埠頭等の岸壁に設置され、コンテナ船にコンテナを積
み込みまたは積み降ろしを行うコンテナクレーンのスプ
レッダの振れ止め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンテナ埠頭等の岸壁に設置され、接岸
したコンテナ船との間でコンテナの積み込みまたは積み
降ろしを行う荷役装置として、従来からコンテナクレー
ンが使用されている。
したコンテナ船との間でコンテナの積み込みまたは積み
降ろしを行う荷役装置として、従来からコンテナクレー
ンが使用されている。
【0003】図4はコンテナクレーンの正面図である。
図において、1はコンテナクレーンで、岸壁2に沿って
敷設された走行レール3上を走行する。4はコンテナク
レーンの後脚であり、5は前脚である。6はこの後脚4
および前脚5の上部に上記走行レール3と直交するよう
に水平に設けられた主ガーダである。7はこの主ガーダ
6に海側に張り出すように設けられたブームで、上下方
向に回動可能に連接されている。主ガーダ6とブーム7
とでクレーンガーダ8を構成している。ブーム7はコン
テナ船22が接岸するときは、その接岸に障害にならな
いように上方に起立し、荷役作業を行うときは、コンテ
ナ船22上に張り出すようにして水平に保持される。9
はブーム7上に敷設されたレール上を上端に配設した車
輪を介して移動可能に設けられたトロリである。10は
コンテナ21の吊り具であるスプレッダで、トロリ9に
ロープ11により吊り下げられたシーブブロック12を
介して、図示しない巻上装置により昇降可能に設けられ
ている。29は後脚4に設けられたコンテナガイドで、
高架軌条31上に移動可能に載置されている無人台車3
0上にコンテナ21を案内する。
図において、1はコンテナクレーンで、岸壁2に沿って
敷設された走行レール3上を走行する。4はコンテナク
レーンの後脚であり、5は前脚である。6はこの後脚4
および前脚5の上部に上記走行レール3と直交するよう
に水平に設けられた主ガーダである。7はこの主ガーダ
6に海側に張り出すように設けられたブームで、上下方
向に回動可能に連接されている。主ガーダ6とブーム7
とでクレーンガーダ8を構成している。ブーム7はコン
テナ船22が接岸するときは、その接岸に障害にならな
いように上方に起立し、荷役作業を行うときは、コンテ
ナ船22上に張り出すようにして水平に保持される。9
はブーム7上に敷設されたレール上を上端に配設した車
輪を介して移動可能に設けられたトロリである。10は
コンテナ21の吊り具であるスプレッダで、トロリ9に
ロープ11により吊り下げられたシーブブロック12を
介して、図示しない巻上装置により昇降可能に設けられ
ている。29は後脚4に設けられたコンテナガイドで、
高架軌条31上に移動可能に載置されている無人台車3
0上にコンテナ21を案内する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のコンテナクレーンは、コンテナを把持してトロリを
横移動するとき、スプレッダが振れてトロリを急発進、
急停止することができず、トロリの横移動時間が長くか
かり荷役効率が悪いなどの問題がある。
来のコンテナクレーンは、コンテナを把持してトロリを
横移動するとき、スプレッダが振れてトロリを急発進、
急停止することができず、トロリの横移動時間が長くか
かり荷役効率が悪いなどの問題がある。
【0005】本発明は、上記のような問題点を解決する
ために創案されたもので、スプレッダの振れを防止し、
トロリの急発進、急停止をできるようにしてコンテナの
荷役作業の高効率化を図るためのコンテナクレーンのス
プレッダの振れ止め装置を提供することを目的とするも
のである。
ために創案されたもので、スプレッダの振れを防止し、
トロリの急発進、急停止をできるようにしてコンテナの
荷役作業の高効率化を図るためのコンテナクレーンのス
プレッダの振れ止め装置を提供することを目的とするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、クレー
ンガーダ上を移動するトロリを有し、該トロリにシーブ
ブロックを介して吊り下げられたスプレッダによりコン
テナを吊り上げ吊り降ろしをしてコンテナ船に積み込み
または積み降ろしを行うコンテナクレーンのスプレッダ
の振れ止め装置であって、該スプレッダの振れ止め装置
は、上記トロリの横繋ぎ材中間の下面に、シーブブロッ
クを挟むように垂下して配設した一対のガイドレール
と、上記シーブブロックに設けた縦ガイドローラと、シ
ーブブロックの上方に設けた水平ガイドローラとを有
し、上記ガイドレールは、内側に向かって開口した溝形
であって、下方に向かって溝幅とガイドレールの間隔が
広くなるように形成してあり、スプレッダ昇降の際、縦
ガイドローラはガイドレールの溝の底面に、水平ガイド
ローラはガイドレールの溝の側面に当接して回転しなが
らシーブブロックを案内するようにしたコンテナクレー
ンのスプレッダの振れ止め装置が提供される。
ンガーダ上を移動するトロリを有し、該トロリにシーブ
ブロックを介して吊り下げられたスプレッダによりコン
テナを吊り上げ吊り降ろしをしてコンテナ船に積み込み
または積み降ろしを行うコンテナクレーンのスプレッダ
の振れ止め装置であって、該スプレッダの振れ止め装置
は、上記トロリの横繋ぎ材中間の下面に、シーブブロッ
クを挟むように垂下して配設した一対のガイドレール
と、上記シーブブロックに設けた縦ガイドローラと、シ
ーブブロックの上方に設けた水平ガイドローラとを有
し、上記ガイドレールは、内側に向かって開口した溝形
であって、下方に向かって溝幅とガイドレールの間隔が
広くなるように形成してあり、スプレッダ昇降の際、縦
ガイドローラはガイドレールの溝の底面に、水平ガイド
ローラはガイドレールの溝の側面に当接して回転しなが
らシーブブロックを案内するようにしたコンテナクレー
ンのスプレッダの振れ止め装置が提供される。
【0007】次に本発明の作用について説明する。コン
テナクレーンのスプレッダの振れ止め装置は、トロリが
クレーンガーダに沿って横移動するときは、下面にスプ
レッダを連結したシーブブロックを、ロープによって巻
き上げてトロリの下面に垂下して配設した一対のガイド
レール内に収納して移動する。コンテナ船からコンテナ
を吊り上げるときは、コンテナ船上方に停止し、ガイド
レール内に収納していたシーブブロックを、ロープによ
って吊り降ろしてスプレッダをコンテナ上に降ろし、ス
プレッダ下面の4隅に設けられているコンテナ緊締装置
によりコンテナを把持して吊り上げる。シーブブロック
が上昇すると、シーブブロック上方の水平ローラがガイ
ドレールの溝内に入り、さらに上昇するとガイドレール
溝の側面に当接して回転する。シーブブロックがさらに
上昇するとシーブブロック上の縦ローラがガイドレール
溝の底面に当接して回転する。一対のガイドレールは、
下方に向かって溝幅と間隔が広くなっているので、スプ
レッダが下方で多少揺れてもこれらのローラはガイドレ
ール内に入り込み、上昇するにつれて振れが規制され
る。
テナクレーンのスプレッダの振れ止め装置は、トロリが
クレーンガーダに沿って横移動するときは、下面にスプ
レッダを連結したシーブブロックを、ロープによって巻
き上げてトロリの下面に垂下して配設した一対のガイド
レール内に収納して移動する。コンテナ船からコンテナ
を吊り上げるときは、コンテナ船上方に停止し、ガイド
レール内に収納していたシーブブロックを、ロープによ
って吊り降ろしてスプレッダをコンテナ上に降ろし、ス
プレッダ下面の4隅に設けられているコンテナ緊締装置
によりコンテナを把持して吊り上げる。シーブブロック
が上昇すると、シーブブロック上方の水平ローラがガイ
ドレールの溝内に入り、さらに上昇するとガイドレール
溝の側面に当接して回転する。シーブブロックがさらに
上昇するとシーブブロック上の縦ローラがガイドレール
溝の底面に当接して回転する。一対のガイドレールは、
下方に向かって溝幅と間隔が広くなっているので、スプ
レッダが下方で多少揺れてもこれらのローラはガイドレ
ール内に入り込み、上昇するにつれて振れが規制され
る。
【0008】トロリを横移動するとき、トロリの下面に
設けた溝形のガイドレールに、シーブブロックの水平ロ
ーラと縦ローラとを当接させてシーブブロックの動きを
規制するので、スプレッダの横振れを防止し、トロリを
急発進、急停止することができ、したがって、コンテナ
の荷役作業の高効率化を図ることができる。
設けた溝形のガイドレールに、シーブブロックの水平ロ
ーラと縦ローラとを当接させてシーブブロックの動きを
規制するので、スプレッダの横振れを防止し、トロリを
急発進、急停止することができ、したがって、コンテナ
の荷役作業の高効率化を図ることができる。
【0009】
【本発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の
形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の
コンテナクレーンのスプレッダの振れ止め装置の側面図
である。図2はスプレッダの振れ止め装置の正面図であ
る。図3はガイドレールの断面図で、(A)は図1のA
矢視図、(B)はB矢視図、(C)はC矢視図、(D)
はD矢視図である。なお、これらの図において図4およ
び図5で説明したものと共通の部分は同じ符号を用いて
説明し、重複する説明を省略する。
形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の
コンテナクレーンのスプレッダの振れ止め装置の側面図
である。図2はスプレッダの振れ止め装置の正面図であ
る。図3はガイドレールの断面図で、(A)は図1のA
矢視図、(B)はB矢視図、(C)はC矢視図、(D)
はD矢視図である。なお、これらの図において図4およ
び図5で説明したものと共通の部分は同じ符号を用いて
説明し、重複する説明を省略する。
【0010】図1ないし図3において、7はコンテナク
レーン1のブームであり、8はクレーンガーダである。
9はブーム7の内側に敷設したレール7a上を上端に配
設した車輪9bを介して移動可能に設けられたトロリで
ある。9aはトロリ9の横繋ぎ材である(図2)。10
はコンテナ21を把持するスプレッダで、4隅にはコン
テナ21を把持する際、コンテナ21を案内する下端に
フリッパ15bを有するコンテナガイド15をピン15
aによって枢支している。10aはスプレッダ10上面
の4隅に設けた、シーブブロック12と連結する緊締隅
金具である。なお、スプレッダ10下面の4隅には、コ
ンテナ21を把持するツイストロック式コンテナ緊締装
置(図示せず)が設けられている。
レーン1のブームであり、8はクレーンガーダである。
9はブーム7の内側に敷設したレール7a上を上端に配
設した車輪9bを介して移動可能に設けられたトロリで
ある。9aはトロリ9の横繋ぎ材である(図2)。10
はコンテナ21を把持するスプレッダで、4隅にはコン
テナ21を把持する際、コンテナ21を案内する下端に
フリッパ15bを有するコンテナガイド15をピン15
aによって枢支している。10aはスプレッダ10上面
の4隅に設けた、シーブブロック12と連結する緊締隅
金具である。なお、スプレッダ10下面の4隅には、コ
ンテナ21を把持するツイストロック式コンテナ緊締装
置(図示せず)が設けられている。
【0011】シーブブロック12は、上面に設けたシー
ブ17とトロリ9上に設けたシーブ18に巻き廻わした
ロープ11によって吊り下げられ、図示しない昇降装置
によって昇降するようになっている。12aはシーブブ
ロック12下面の4隅に設けたツイストロック式緊締隅
金具で、スプレッダ10の緊締装置10aと連結する。
13はシーブブロック12の中間にシーブブロック12
と直交するように、かつ、外方に突出するように設けた
アームで、その先端には一対のガイドレール16の溝底
部に当接して縦方向に回転する縦ローラ14が設けられ
ている。27はシーブブロック12上面の中間に設けた
図示しない給電ケーブルを収納する給電ケーブルバスケ
ットである。
ブ17とトロリ9上に設けたシーブ18に巻き廻わした
ロープ11によって吊り下げられ、図示しない昇降装置
によって昇降するようになっている。12aはシーブブ
ロック12下面の4隅に設けたツイストロック式緊締隅
金具で、スプレッダ10の緊締装置10aと連結する。
13はシーブブロック12の中間にシーブブロック12
と直交するように、かつ、外方に突出するように設けた
アームで、その先端には一対のガイドレール16の溝底
部に当接して縦方向に回転する縦ローラ14が設けられ
ている。27はシーブブロック12上面の中間に設けた
図示しない給電ケーブルを収納する給電ケーブルバスケ
ットである。
【0012】一対のガイドレール16は、トロリ9の横
繋ぎ材9a下面の中間に垂下して設けられている。各ガ
イドレール16は、上端に円盤状の基板24を有し、内
側に向かって開口した溝形であって、下方に向かって溝
幅とガイドレール16の間隔が広くなるように形成して
いる(図1,図3)。また、各ガイドレール16は、基
板24を介してトロリ9の横繋ぎ材9aの下面にボルト
25,ナット25aにより固定されている。なお、26
はボルト25に外嵌したばねである。
繋ぎ材9a下面の中間に垂下して設けられている。各ガ
イドレール16は、上端に円盤状の基板24を有し、内
側に向かって開口した溝形であって、下方に向かって溝
幅とガイドレール16の間隔が広くなるように形成して
いる(図1,図3)。また、各ガイドレール16は、基
板24を介してトロリ9の横繋ぎ材9aの下面にボルト
25,ナット25aにより固定されている。なお、26
はボルト25に外嵌したばねである。
【0013】19は給電ケーブルバスケット27の外側
に設けられた突起28(図3(B))に固定された連結
材で、両端にガイドレール16の溝の側面に当接して回
転する水平ローラ20を設けている。
に設けられた突起28(図3(B))に固定された連結
材で、両端にガイドレール16の溝の側面に当接して回
転する水平ローラ20を設けている。
【0014】23はガイドレール16間に架け渡した連
結材であり、23aは連結ピンである。
結材であり、23aは連結ピンである。
【0015】次に本実施形態の作用について述べる。コ
ンテナクレーン1のスプレッダ10の振れ止め装置は、
トロリ9がクレーンガーダ8に沿って横移動するとき
は、下面にスプレッダ10を連結したシーブブロック1
2を、ロープ11によって巻き上げてトロリ9の下面に
垂下して配設した一対のガイドレール16内に収納して
移動する。コンテナ船22からコンテナ21を吊り上げ
るときは、コンテナ船22上方に停止し、ガイドレール
16内に収納していたシーブブロック12を、ロープ1
1によって吊り降ろしてスプレッダ10をコンテナ21
上に降ろし、スプレッダ10下面の4隅に設けられてい
るコンテナ緊締装置によりコンテナ21を把持して吊り
上げる。シーブブロック12が上昇すると、シーブブロ
ック12上方の水平ローラ20がガイドレール16の溝
内に入り、さらに上昇するとガイドレール16溝の側面
に当接して回転する。シーブブロック12がさらに上昇
するとシーブブロック12上の縦ローラ14がガイドレ
ール16溝の底面に当接して回転する。一対のガイドレ
ール16は、下方に向かって溝幅と間隔が広くなってい
るので、スプレッダ10が下方で多少揺れてもこれらの
ローラ14,20はガイドレール16内に入り込み、上
昇するにつれて振れが規制される。
ンテナクレーン1のスプレッダ10の振れ止め装置は、
トロリ9がクレーンガーダ8に沿って横移動するとき
は、下面にスプレッダ10を連結したシーブブロック1
2を、ロープ11によって巻き上げてトロリ9の下面に
垂下して配設した一対のガイドレール16内に収納して
移動する。コンテナ船22からコンテナ21を吊り上げ
るときは、コンテナ船22上方に停止し、ガイドレール
16内に収納していたシーブブロック12を、ロープ1
1によって吊り降ろしてスプレッダ10をコンテナ21
上に降ろし、スプレッダ10下面の4隅に設けられてい
るコンテナ緊締装置によりコンテナ21を把持して吊り
上げる。シーブブロック12が上昇すると、シーブブロ
ック12上方の水平ローラ20がガイドレール16の溝
内に入り、さらに上昇するとガイドレール16溝の側面
に当接して回転する。シーブブロック12がさらに上昇
するとシーブブロック12上の縦ローラ14がガイドレ
ール16溝の底面に当接して回転する。一対のガイドレ
ール16は、下方に向かって溝幅と間隔が広くなってい
るので、スプレッダ10が下方で多少揺れてもこれらの
ローラ14,20はガイドレール16内に入り込み、上
昇するにつれて振れが規制される。
【0016】トロリ9を横移動するとき、トロリ9の下
面に設けた溝形のガイドレール16に、シーブブロック
12の水平ローラ20と縦ローラ14とを当接させてシ
ーブブロック12の動きを規制するので、スプレッダ1
0の横振れを防止し、トロリ9を急発進、急停止するこ
とができ、したがって、コンテナ21の荷役作業の高効
率化を図ることができる。
面に設けた溝形のガイドレール16に、シーブブロック
12の水平ローラ20と縦ローラ14とを当接させてシ
ーブブロック12の動きを規制するので、スプレッダ1
0の横振れを防止し、トロリ9を急発進、急停止するこ
とができ、したがって、コンテナ21の荷役作業の高効
率化を図ることができる。
【0017】本発明は、上記実施の形態に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更
し得ることは勿論である。
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更
し得ることは勿論である。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
トロリを横移動するとき、トロリの下面に設けた溝形の
ガイドレールに、シーブブロックの水平ローラと縦ロー
ラとを当接させてシーブブロックの動きを規制するの
で、スプレッダの横振れを防止し、トロリを急発進、急
停止することができ、したがって、コンテナの荷役作業
の高効率化を図ることができるなどの優れた効果を奏す
る。
トロリを横移動するとき、トロリの下面に設けた溝形の
ガイドレールに、シーブブロックの水平ローラと縦ロー
ラとを当接させてシーブブロックの動きを規制するの
で、スプレッダの横振れを防止し、トロリを急発進、急
停止することができ、したがって、コンテナの荷役作業
の高効率化を図ることができるなどの優れた効果を奏す
る。
【図1】本発明のコンテナクレーンのスプレッダの振れ
止め装置の正面図である。
止め装置の正面図である。
【図2】スプレッダの振れ止め装置の側面図である。
【図3】ガイドレールの断面図で、(A)は図1のA矢
視図、(B)はB矢視図、(C)はC矢視図、(D)は
D矢視図である。
視図、(B)はB矢視図、(C)はC矢視図、(D)は
D矢視図である。
【図4】コンテナクレーンの正面図である。
1 コンテナクレーン 6 主ガーダ 7 ブーム 8 クレーンガーダ 9 トロリ 10 スプレッタ 11 ロープ 12 シーブブロック 13 アーム 14 縦ローラ 15 コンテナガイド 16 ガイドレール 17 シーブ 19 連結材 20 水平ローラ 23 連結材 24 基板 25 ボルト 26 ばね 27 給電ケーブルバスケット 29 コンテナガイド 30 無人台車 31 高架軌条
Claims (1)
- 【請求項1】 クレーンガーダ上を移動するトロリを有
し、該トロリにシーブブロックを介して吊り下げられた
スプレッダによりコンテナを吊り上げ吊り降ろしをして
コンテナ船に積み込みまたは積み降ろしを行うコンテナ
クレーンのスプレッダの振れ止め装置であって、該スプ
レッダの振れ止め装置は、上記トロリの横繋ぎ材中間の
下面に、シーブブロックを挟むように垂下して配設した
一対のガイドレールと、上記シーブブロックに設けた縦
ガイドローラと、シーブブロックの上方に設けた水平ガ
イドローラとを有し、上記ガイドレールは、内側に向か
って開口した溝形であって、下方に向かって溝幅とガイ
ドレールの間隔が広くなるように形成してあり、スプレ
ッダ昇降の際、縦ガイドローラはガイドレールの溝の底
面に、水平ガイドローラはガイドレールの溝の側面に当
接して回転しながらシーブブロックを案内するようにし
たことを特徴とするコンテナクレーンのスプレッダの振
れ止め装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10336612A JP2000159476A (ja) | 1998-11-27 | 1998-11-27 | コンテナクレーンのスプレッダの振れ止め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10336612A JP2000159476A (ja) | 1998-11-27 | 1998-11-27 | コンテナクレーンのスプレッダの振れ止め装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000159476A true JP2000159476A (ja) | 2000-06-13 |
Family
ID=18300965
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10336612A Pending JP2000159476A (ja) | 1998-11-27 | 1998-11-27 | コンテナクレーンのスプレッダの振れ止め装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000159476A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7350840B2 (en) | 2002-09-13 | 2008-04-01 | Gottwald Port Technology Gmbh | Lifting device for containers |
CN103466444A (zh) * | 2013-08-19 | 2013-12-25 | 河南卫华重型机械股份有限公司 | 起重机小车 |
CN108002228A (zh) * | 2018-01-26 | 2018-05-08 | 湖北三丰智能输送装备股份有限公司 | 一种带有定位导向装置的自行葫芦输送线 |
US10315890B2 (en) | 2013-12-12 | 2019-06-11 | Konecranes Global Corporation | Arrangement for damping oscillation of loading member in crane |
CN110697573A (zh) * | 2019-09-12 | 2020-01-17 | 青岛港国际股份有限公司 | 起重机防摇装置及其控制方法和起重机 |
-
1998
- 1998-11-27 JP JP10336612A patent/JP2000159476A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7350840B2 (en) | 2002-09-13 | 2008-04-01 | Gottwald Port Technology Gmbh | Lifting device for containers |
CN103466444A (zh) * | 2013-08-19 | 2013-12-25 | 河南卫华重型机械股份有限公司 | 起重机小车 |
US10315890B2 (en) | 2013-12-12 | 2019-06-11 | Konecranes Global Corporation | Arrangement for damping oscillation of loading member in crane |
CN108002228A (zh) * | 2018-01-26 | 2018-05-08 | 湖北三丰智能输送装备股份有限公司 | 一种带有定位导向装置的自行葫芦输送线 |
CN108002228B (zh) * | 2018-01-26 | 2023-11-24 | 三丰智能装备集团股份有限公司 | 一种带有定位导向装置的自行葫芦输送线 |
CN110697573A (zh) * | 2019-09-12 | 2020-01-17 | 青岛港国际股份有限公司 | 起重机防摇装置及其控制方法和起重机 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3598440A (en) | Rotatable container-hoisting apparatus | |
KR100719031B1 (ko) | 아이에스오 컨테이너용 선적 장치 | |
JP3039445B2 (ja) | コンテナクレーン | |
US5538382A (en) | Variable level lifting platform for a cargo container handling crane | |
JP2000159476A (ja) | コンテナクレーンのスプレッダの振れ止め装置 | |
KR101245513B1 (ko) | 감지장치 및 센서가 부착된 후크로 작동하는 무인크레인 | |
US6685418B2 (en) | Buffer jib crane for cargo container handling operations | |
JPH03159897A (ja) | 船舶用重量物貨物搭載装置 | |
KR20210145810A (ko) | 업그레이드 개조 후의 안벽 크레인 시스템 및 운행 과정 | |
JP2000143154A (ja) | コンテナクレーン | |
JP3298488B2 (ja) | コンテナクレーン | |
JPH0527428Y2 (ja) | ||
JPH10194461A (ja) | 内航用コンテナ専用船の荷役設備 | |
JP2000255974A (ja) | ヘッドブロックのロッキング抑制装置 | |
JP2019023118A (ja) | 橋形クレーン | |
JPH11278790A (ja) | コンテナクレーン | |
JP2000309485A (ja) | コンテナクレーン用スプレッダ | |
JPH10316207A (ja) | コンテナターミナル | |
CN118908080A (zh) | 岸桥装卸系统 | |
KR200145925Y1 (ko) | 콘테이너 크레인용 트롤리 장치 | |
WO2007041890A1 (fr) | Grue à conteneur à double chariot pouvant soulever deux conteneurs de 40 pieds | |
JPH01317995A (ja) | コンテナクレーンにおけるコンテナの受け渡し方法及び装置 | |
JP2506585Y2 (ja) | 振れ止め装置シ―ブトロリ用レ―ル | |
JPH0512224Y2 (ja) | ||
JPH0739917Y2 (ja) | 全天候型船積設備 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20050929 |