JP2000150266A - 高圧用パルストランス - Google Patents
高圧用パルストランスInfo
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- JP2000150266A JP2000150266A JP10316304A JP31630498A JP2000150266A JP 2000150266 A JP2000150266 A JP 2000150266A JP 10316304 A JP10316304 A JP 10316304A JP 31630498 A JP31630498 A JP 31630498A JP 2000150266 A JP2000150266 A JP 2000150266A
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- voltage pulse
- pulse transformer
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の高圧用パルストランスの構成において
は、二次巻線の高耐圧と低抵抗化が要求されるので、ボ
ビンへの分割巻などを行なわなければ成らず手間が係り
生産性が低下しコストアップする問題点を生じていた。 【解決手段】 本発明により、高圧用パルストランスは
1、平角線2aをエッジワイズ巻を行い巻線し、更に接
着を行なうことで自立型コイルされた二次巻線2と、自
立型コイルの中空部に直接に挿入されたニッケル系フェ
ライトコア3とから構成されてい高圧用パルストランス
1としたことで、線材の形状により巻順が入替わること
をなくし、巻線間に生じる電圧に最低値を保障し、分割
巻などを不要として課題を解決するものである。
は、二次巻線の高耐圧と低抵抗化が要求されるので、ボ
ビンへの分割巻などを行なわなければ成らず手間が係り
生産性が低下しコストアップする問題点を生じていた。 【解決手段】 本発明により、高圧用パルストランスは
1、平角線2aをエッジワイズ巻を行い巻線し、更に接
着を行なうことで自立型コイルされた二次巻線2と、自
立型コイルの中空部に直接に挿入されたニッケル系フェ
ライトコア3とから構成されてい高圧用パルストランス
1としたことで、線材の形状により巻順が入替わること
をなくし、巻線間に生じる電圧に最低値を保障し、分割
巻などを不要として課題を解決するものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパルストランスに関
するものであり、詳細には自動車のヘッドランプの光源
として用いられるメタルハライド放電灯を瞬時点灯させ
るための高圧パルスを発生するために用いられる高圧用
パルストランスに係るものである。
するものであり、詳細には自動車のヘッドランプの光源
として用いられるメタルハライド放電灯を瞬時点灯させ
るための高圧パルスを発生するために用いられる高圧用
パルストランスに係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車用放電灯の起動用として用
いられる高圧用パルストランス90の構成の例を示すも
のが図5および図6であり、二次巻線91は出力として
30kV程度の高圧が要求されるとともに、点灯時には効
率の向上のために可能な限りに低い直流抵抗が要求され
るものとなる。
いられる高圧用パルストランス90の構成の例を示すも
のが図5および図6であり、二次巻線91は出力として
30kV程度の高圧が要求されるとともに、点灯時には効
率の向上のために可能な限りに低い直流抵抗が要求され
るものとなる。
【0003】この要求を満たすために、第一としては図
5に示すように、セクション92aを有するボビン92
を採用し、必要巻数をセクション92aの数で割り、1
つのセクションあたりの巻数を求め、この巻数の巻線が
可能な最大線径の線材を用いて全てのセクション92a
が直列となるように形成した二次巻線91の構成。
5に示すように、セクション92aを有するボビン92
を採用し、必要巻数をセクション92aの数で割り、1
つのセクションあたりの巻数を求め、この巻数の巻線が
可能な最大線径の線材を用いて全てのセクション92a
が直列となるように形成した二次巻線91の構成。
【0004】第二としては図6に示すように、セクショ
ンが設けられていないボビン93を用い、このボビン9
3に対し、必要な出力電圧が得られる巻数が1層で巻け
る線径を算出し、得られた線径の線で所定の巻数が行な
われた巻線を複層に形成する。しかる後に複層の巻線の
全てを並列接続し直流抵抗を低下させた二次巻線91の
構成などが採用されている、
ンが設けられていないボビン93を用い、このボビン9
3に対し、必要な出力電圧が得られる巻数が1層で巻け
る線径を算出し、得られた線径の線で所定の巻数が行な
われた巻線を複層に形成する。しかる後に複層の巻線の
全てを並列接続し直流抵抗を低下させた二次巻線91の
構成などが採用されている、
【0005】そして、上記の何れかのようにして二次巻
線91が形成されたボビン92、93にはコア94が挿
入され、そして、ケース95中にセットされた状態で樹
脂封止が行なわれて外部との絶縁が確保され、更にケー
ス95の外径には略1ターンとした一時巻線96が取付
けられて高圧用パルストランス90とされるものであ
る。
線91が形成されたボビン92、93にはコア94が挿
入され、そして、ケース95中にセットされた状態で樹
脂封止が行なわれて外部との絶縁が確保され、更にケー
ス95の外径には略1ターンとした一時巻線96が取付
けられて高圧用パルストランス90とされるものであ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来の高圧用パルストランス90の構成における、第
一の構成の二次巻線91としたものでは、一本の線材を
各セクション92aに振り分けて巻線を行なうものであ
るので、セクション間の仕切りを跨ぐときなどには断線
を生じ易いものとなる。
た従来の高圧用パルストランス90の構成における、第
一の構成の二次巻線91としたものでは、一本の線材を
各セクション92aに振り分けて巻線を行なうものであ
るので、セクション間の仕切りを跨ぐときなどには断線
を生じ易いものとなる。
【0007】したがって、巻線を行なうときには巻線機
の速度は低速に設定せざるを得ず、また、前記の仕切り
を跨がせるときには人手による作業が必要となるなど、
極めて手間のかかるものとなり、高圧用パルストランス
90の生産性が低くなり、結果として高圧用パルストラ
ンス90がコストアップする問題点を生じている。
の速度は低速に設定せざるを得ず、また、前記の仕切り
を跨がせるときには人手による作業が必要となるなど、
極めて手間のかかるものとなり、高圧用パルストランス
90の生産性が低くなり、結果として高圧用パルストラ
ンス90がコストアップする問題点を生じている。
【0008】また、第二の構成の二次巻線91としたも
のにおいては、必要巻数の巻線を複数回行なわなければ
成らず、例え1層が高速で行なえたとしても総合的には
生産効率の面からはそれ程の利点はない。しかも、以後
に各巻線91を並列接続させる作業が必要となり、結果
的にはむしろ低下し、上記と同様にコストアップの問題
を生じている。
のにおいては、必要巻数の巻線を複数回行なわなければ
成らず、例え1層が高速で行なえたとしても総合的には
生産効率の面からはそれ程の利点はない。しかも、以後
に各巻線91を並列接続させる作業が必要となり、結果
的にはむしろ低下し、上記と同様にコストアップの問題
を生じている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は前記した従来の
課題を解決するための具体的な手段として、自動車用放
電灯起動用とする高圧用パルストランスにおいて、前記
高圧用パルストランスは、平角線をエッジワイズ巻を行
い接着を行なうことで自立型コイルされた二次巻線と、
前記自立型コイルの中空部に直接に挿入されたニッケル
系フェライトコアとから構成されていることを特徴とす
る高圧用パルストランスを提供することで従来の課題を
解決するものである。
課題を解決するための具体的な手段として、自動車用放
電灯起動用とする高圧用パルストランスにおいて、前記
高圧用パルストランスは、平角線をエッジワイズ巻を行
い接着を行なうことで自立型コイルされた二次巻線と、
前記自立型コイルの中空部に直接に挿入されたニッケル
系フェライトコアとから構成されていることを特徴とす
る高圧用パルストランスを提供することで従来の課題を
解決するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明を図に示す実施形
態に基づいて詳細に説明する。図1に符号1で示すもの
は本発明に係る高圧用パルストランスであり、この高圧
用パルストランス1は、例えば自動車のヘッドランプの
光源として採用されているメタルハライド放電ランプな
どを瞬時点灯させるために用いられるものである点は従
来例のものと同様である。
態に基づいて詳細に説明する。図1に符号1で示すもの
は本発明に係る高圧用パルストランスであり、この高圧
用パルストランス1は、例えば自動車のヘッドランプの
光源として採用されているメタルハライド放電ランプな
どを瞬時点灯させるために用いられるものである点は従
来例のものと同様である。
【0011】ここで、本発明では二次巻線2を断面が長
方形である平角線2aを用いて形成するものであり、且
つ、巻線を行なうときには上記した平角線2aの長方形
の長辺側を密着させて筒状に巻き上げて行く、いわゆる
エッジワイズ巻で行なうものとする。そして、前記のエ
ッジワイズ巻を行なうときには、ボビンは使用すること
なく適宜な径の治具などを用い所定の内径のコイル状と
する。
方形である平角線2aを用いて形成するものであり、且
つ、巻線を行なうときには上記した平角線2aの長方形
の長辺側を密着させて筒状に巻き上げて行く、いわゆる
エッジワイズ巻で行なうものとする。そして、前記のエ
ッジワイズ巻を行なうときには、ボビンは使用すること
なく適宜な径の治具などを用い所定の内径のコイル状と
する。
【0012】また、上記の巻線を行なうときには、本発
明では、従来例で採用していたボビンを使用することな
く、例えば得たい二次巻線の内径に対応する適宜な外径
の丸棒状などとした治具を用意しておき、この治具に直
接に巻線を行なうことで、完成した二次巻線2の内径が
所定寸法に仕上がるようにしておく。
明では、従来例で採用していたボビンを使用することな
く、例えば得たい二次巻線の内径に対応する適宜な外径
の丸棒状などとした治具を用意しておき、この治具に直
接に巻線を行なうことで、完成した二次巻線2の内径が
所定寸法に仕上がるようにしておく。
【0013】加えて、このときには、平角線2aは加熱
することで溶融し隣接する線同士が接着される被覆が施
された自己融着線を採用し巻線が終了した時点で加熱を
行ない接着させる、或いは、粘度の低い接着剤を用意し
ておき巻線が終了した時点で含浸させ接着するなど適宜
な手段で二次巻線2を固体化させ、二次巻線2をボビン
など支持体がなくとも形状を保つ自立コイルとする。
することで溶融し隣接する線同士が接着される被覆が施
された自己融着線を採用し巻線が終了した時点で加熱を
行ない接着させる、或いは、粘度の低い接着剤を用意し
ておき巻線が終了した時点で含浸させ接着するなど適宜
な手段で二次巻線2を固体化させ、二次巻線2をボビン
など支持体がなくとも形状を保つ自立コイルとする。
【0014】ここで、前記二次巻線2を形成するときに
は、前記平角線2aは完成する二次巻線2のコイル長L
および直流抵抗を勘案して選択されるものてあり、必要
とされる巻数がNであるとすれば、図2に示す平角線2
aの断面の短辺側の寸法Sは、L/Nとして設定され
る。ただし、平角線2aには被覆が行なわれているの
で、実際には被覆厚も含めて考慮することとなる。
は、前記平角線2aは完成する二次巻線2のコイル長L
および直流抵抗を勘案して選択されるものてあり、必要
とされる巻数がNであるとすれば、図2に示す平角線2
aの断面の短辺側の寸法Sは、L/Nとして設定され
る。ただし、平角線2aには被覆が行なわれているの
で、実際には被覆厚も含めて考慮することとなる。
【0015】また、前記二次巻線2においては、内径お
よび巻数Nが既知であるので、この内径と巻数Nとから
使用される平角線2aの全長もかなりの精度で求めるこ
とができる。従って平角線2aの短辺Sの寸法を知るこ
とができれば、線材が形成された部材の導電率から必要
とされる断面積が計算でき、長辺Tの寸法が決定できる
ものとなる。
よび巻数Nが既知であるので、この内径と巻数Nとから
使用される平角線2aの全長もかなりの精度で求めるこ
とができる。従って平角線2aの短辺Sの寸法を知るこ
とができれば、線材が形成された部材の導電率から必要
とされる断面積が計算でき、長辺Tの寸法が決定できる
ものとなる。
【0016】上記のようにして形成が行なわれた二次巻
線2は内径にコア3が挿入されるが、本発明の構成では
ボビンが使用されていないので、二次巻線2とコア3と
は直接に接触する可能性があり、本発明ではコア3の素
材としてニッケル系フェライトコアを採用することで、
この素材が有する高絶縁性により、二次巻線2と接触を
生じたときの短絡、リーク事故の発生を防止する。
線2は内径にコア3が挿入されるが、本発明の構成では
ボビンが使用されていないので、二次巻線2とコア3と
は直接に接触する可能性があり、本発明ではコア3の素
材としてニッケル系フェライトコアを採用することで、
この素材が有する高絶縁性により、二次巻線2と接触を
生じたときの短絡、リーク事故の発生を防止する。
【0017】そして、前記コア3が挿入された二次巻線
2は、従来例のものと同様にケース4中に収納され、樹
脂5による封止が行なわれて外部との絶縁が確保され、
ケース4の外径には略1ターンの一次巻線6が取付けら
れて本発明の高圧用パルストランス1が完成するものと
なる。
2は、従来例のものと同様にケース4中に収納され、樹
脂5による封止が行なわれて外部との絶縁が確保され、
ケース4の外径には略1ターンの一次巻線6が取付けら
れて本発明の高圧用パルストランス1が完成するものと
なる。
【0018】次いで、上記の構成とした本発明の高圧用
パルストランス1の作用および効果について説明する。
まず、第一には、平角線2aのエッジワイズ巻で二次巻
線2を形成したことで、二次巻線2は必要巻数の1回の
巻線で形成できるものとなり、従来例の複層を必要とし
たものと比較して巻線工数が格段に低減される。
パルストランス1の作用および効果について説明する。
まず、第一には、平角線2aのエッジワイズ巻で二次巻
線2を形成したことで、二次巻線2は必要巻数の1回の
巻線で形成できるものとなり、従来例の複層を必要とし
たものと比較して巻線工数が格段に低減される。
【0019】また、第二には上記エッジワイズ巻とした
ことで、二次巻線2は自立コイルとして形成することが
可能となり、これにより従来例のボビンは不要となり、
部品点数の低減が可能となると共に、高圧用パルストラ
ンス1全体の小型化も可能となる。また、この小型化に
より二次巻線2とコア3との間隔、二次巻線2と一時巻
線6との間隔を狭くでき、それぞれの結合度が向上して
効率も向上する。
ことで、二次巻線2は自立コイルとして形成することが
可能となり、これにより従来例のボビンは不要となり、
部品点数の低減が可能となると共に、高圧用パルストラ
ンス1全体の小型化も可能となる。また、この小型化に
より二次巻線2とコア3との間隔、二次巻線2と一時巻
線6との間隔を狭くでき、それぞれの結合度が向上して
効率も向上する。
【0020】図3に示すものは、本発明の別な実施形態
であり、前の実施例ではコア3は円筒状のものとして説
明したが、本発明はこれを限定するものでなく、例えば
コア3が四角柱状など円筒状以外の形状であっても、平
角線2aを巻付ける治具の断面形状をコア3の形状に合
致させることで実施が可能となる。
であり、前の実施例ではコア3は円筒状のものとして説
明したが、本発明はこれを限定するものでなく、例えば
コア3が四角柱状など円筒状以外の形状であっても、平
角線2aを巻付ける治具の断面形状をコア3の形状に合
致させることで実施が可能となる。
【0021】図4は本発明の更に別の実施形態であり、
前の実施例は何れもコアが開磁路である場合で示した
が、本発明はコアが例えば壺型コア7など閉磁路の場合
であっても実施が可能である。この閉磁路の場合、壺型
コア7の外側には磁束は生じないので、一次巻線6は二
次巻線2と一緒に壺型コア7の内部に設置しなければな
い。
前の実施例は何れもコアが開磁路である場合で示した
が、本発明はコアが例えば壺型コア7など閉磁路の場合
であっても実施が可能である。この閉磁路の場合、壺型
コア7の外側には磁束は生じないので、一次巻線6は二
次巻線2と一緒に壺型コア7の内部に設置しなければな
い。
【0022】ここで、本発明では二次巻線2は平角線2
aで巻線され、且つ、線間が接着されて自立コイルとさ
れて形状が安定しているので、二次巻線2の接地側に一
次巻線6がくるものとしておけば、二次巻線2の緩みな
どにより一時巻線6二次巻線2の高圧部位が接近するこ
とはなく、よって、一時巻線6と二次巻線2間にリーク
などを生じることはない。
aで巻線され、且つ、線間が接着されて自立コイルとさ
れて形状が安定しているので、二次巻線2の接地側に一
次巻線6がくるものとしておけば、二次巻線2の緩みな
どにより一時巻線6二次巻線2の高圧部位が接近するこ
とはなく、よって、一時巻線6と二次巻線2間にリーク
などを生じることはない。
【0023】
【発明の効果】以上に説明したように本発明により、高
圧用パルストランスは、平角線をエッジワイズ巻を行い
巻線し、更に接着を行なうことで自立型コイルされた二
次巻線と、前記自立型コイルの中空部に直接に挿入され
たニッケル系フェライトコアとから構成されてい高圧用
パルストランスとしたことで、第一には、線材の形状に
より巻順が入替わることをなくし、巻線間に生じる電圧
に最低値を保障し、ボビンなどによる分割巻を不要と
し、巻線工程を簡素化すると共に、加えて平角線により
1層で十分に低い抵抗値が得られるものとして巻線回数
も必要最低限として生産性を向上させ、もって、この種
の高圧用パルストランスのコストダウンに極めて優れた
効果を奏するものである。
圧用パルストランスは、平角線をエッジワイズ巻を行い
巻線し、更に接着を行なうことで自立型コイルされた二
次巻線と、前記自立型コイルの中空部に直接に挿入され
たニッケル系フェライトコアとから構成されてい高圧用
パルストランスとしたことで、第一には、線材の形状に
より巻順が入替わることをなくし、巻線間に生じる電圧
に最低値を保障し、ボビンなどによる分割巻を不要と
し、巻線工程を簡素化すると共に、加えて平角線により
1層で十分に低い抵抗値が得られるものとして巻線回数
も必要最低限として生産性を向上させ、もって、この種
の高圧用パルストランスのコストダウンに極めて優れた
効果を奏するものである。
【0024】また第二には、上記平角線としたことニッ
ケル系フェライトコアを採用したことで、ボビンを使用
することなく高圧用パルストランスの製造を可能とし、
部品点数の低減などによりコストダウンと小型化を可能
とすると共に、コア、二次巻線、一次巻線のそれぞれの
間の結合度を向上させ効率の向上を可能として、性能の
向上にも極めて優れた効果を奏するものである。
ケル系フェライトコアを採用したことで、ボビンを使用
することなく高圧用パルストランスの製造を可能とし、
部品点数の低減などによりコストダウンと小型化を可能
とすると共に、コア、二次巻線、一次巻線のそれぞれの
間の結合度を向上させ効率の向上を可能として、性能の
向上にも極めて優れた効果を奏するものである。
【図1】 本発明に係る高圧用パルストランスの実施形
態を一部を分解した状態で示す斜視図である。
態を一部を分解した状態で示す斜視図である。
【図2】 平角線の断面形状を示す説明図である。
【図3】 同じく本発明に係る高圧用パルストランスの
別の実施形態を要部で示す斜視図である。
別の実施形態を要部で示す斜視図である。
【図4】 同じく本発明に係る高圧用パルストランスの
更に別の実施形態を一部を破断した状態で示す斜視図で
ある。
更に別の実施形態を一部を破断した状態で示す斜視図で
ある。
【図5】 従来例を示す断面図である。
【図6】 別の従来例を示す断面図である。
1……高圧用パルストランス 2……二次巻線 2a……平角線 3、7……コア 4……ケース 5……樹脂 6……一次巻線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西 明 東京都目黒区中目黒二丁目9番13号 スタ ンレー電気株式会社内 Fターム(参考) 5E043 AA01 AB04 BA01 FA07
Claims (1)
- 【請求項1】 自動車用放電灯起動用とする高圧用パル
ストランスにおいて、前記高圧用パルストランスは、平
角線をエッジワイズ巻を行い接着を行なうことで自立型
コイルされた二次巻線と、前記自立型コイルの中空部に
直接に挿入されたニッケル系フェライトコアとから構成
されていることを特徴とする高圧用パルストランス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10316304A JP2000150266A (ja) | 1998-11-06 | 1998-11-06 | 高圧用パルストランス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10316304A JP2000150266A (ja) | 1998-11-06 | 1998-11-06 | 高圧用パルストランス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000150266A true JP2000150266A (ja) | 2000-05-30 |
Family
ID=18075645
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10316304A Pending JP2000150266A (ja) | 1998-11-06 | 1998-11-06 | 高圧用パルストランス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000150266A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002023561A1 (fr) * | 2000-09-14 | 2002-03-21 | Matsushita Electric Works, Ltd. | Dispositif electromagnetique, dispositif generant une haute tension et procede de production dudit dispositif electromagnetique |
JP2006108721A (ja) * | 2006-01-16 | 2006-04-20 | Matsushita Electric Works Ltd | 電磁装置 |
JP2006128225A (ja) * | 2004-10-26 | 2006-05-18 | Matsushita Electric Works Ltd | 高電圧パルス用トランス装置、及びそれを用いた放電灯点灯装置、照明装置、プロジェクタ装置 |
JPWO2005119709A1 (ja) * | 2004-06-04 | 2008-04-03 | スミダコーポレーション株式会社 | インダクタ |
-
1998
- 1998-11-06 JP JP10316304A patent/JP2000150266A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002023561A1 (fr) * | 2000-09-14 | 2002-03-21 | Matsushita Electric Works, Ltd. | Dispositif electromagnetique, dispositif generant une haute tension et procede de production dudit dispositif electromagnetique |
EP1324357A1 (en) * | 2000-09-14 | 2003-07-02 | Matsushita Electric Works, Ltd. | Electromagnetic device and high-voltage generating device and method of producing electromagnetic device |
US7142082B2 (en) * | 2000-09-14 | 2006-11-28 | Matsushita Electric Works, Ltd. | Electromagnetic device and high-voltage generating device and method of producing electromagnetic device |
US7394340B2 (en) | 2000-09-14 | 2008-07-01 | Matsushita Electric Works, Ltd. | Electromagnetic device, high-voltage generating device, and method for making the electromagnetic device |
EP1324357A4 (en) * | 2000-09-14 | 2008-10-22 | Matsushita Electric Works Ltd | ELECTROMAGNETIC DEVICE, DEVICE GENERATING A HIGH VOLTAGE, AND METHOD FOR PRODUCING THE ELECTROMAGNETIC DEVICE |
JPWO2005119709A1 (ja) * | 2004-06-04 | 2008-04-03 | スミダコーポレーション株式会社 | インダクタ |
JP2006128225A (ja) * | 2004-10-26 | 2006-05-18 | Matsushita Electric Works Ltd | 高電圧パルス用トランス装置、及びそれを用いた放電灯点灯装置、照明装置、プロジェクタ装置 |
JP4728622B2 (ja) * | 2004-10-26 | 2011-07-20 | パナソニック電工株式会社 | 高電圧パルス用トランス装置、及びそれを用いた放電灯点灯装置、照明装置、プロジェクタ装置 |
JP2006108721A (ja) * | 2006-01-16 | 2006-04-20 | Matsushita Electric Works Ltd | 電磁装置 |
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