JP2000140021A - パンツ型吸収性物品 - Google Patents
パンツ型吸収性物品Info
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- JP2000140021A JP2000140021A JP10327104A JP32710498A JP2000140021A JP 2000140021 A JP2000140021 A JP 2000140021A JP 10327104 A JP10327104 A JP 10327104A JP 32710498 A JP32710498 A JP 32710498A JP 2000140021 A JP2000140021 A JP 2000140021A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 液体保持性の吸収体を使用者の股下部に良好
にフィットさせて人体から排出される液体分を効果的に
吸収する機能を備えたパンツ型吸収性物品を提供する。 【解決手段】 液透過性のトップシート１１と、液不透
過性のバックシート１２と、両シート１１，１２間にお
いて着用時における股下部相当位置に配設される縦長の
液体保持性の吸収体１３とを具備し、レッグ部にレッグ
弾性部材２２ａ，２２ｂが配されているパンツ型吸収性
物品１０であって、上記股下部相当位置において、吸収
部弾性部材２８を、吸収体１３及びこれの両側に位置す
るレッグ弾性部材２２ａ，２２ｂと交差させて、吸収体
１３の上記バックシート１２側に配置する。
にフィットさせて人体から排出される液体分を効果的に
吸収する機能を備えたパンツ型吸収性物品を提供する。 【解決手段】 液透過性のトップシート１１と、液不透
過性のバックシート１２と、両シート１１，１２間にお
いて着用時における股下部相当位置に配設される縦長の
液体保持性の吸収体１３とを具備し、レッグ部にレッグ
弾性部材２２ａ，２２ｂが配されているパンツ型吸収性
物品１０であって、上記股下部相当位置において、吸収
部弾性部材２８を、吸収体１３及びこれの両側に位置す
るレッグ弾性部材２２ａ，２２ｂと交差させて、吸収体
１３の上記バックシート１２側に配置する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、液透過性のトップ
シートと、液不透過性のバックシートと、両シート間に
おいて少なくとも股下部相当位置に配設される液体保持
性の吸収体とを具備するパンツ型吸収性物品に関する。
シートと、液不透過性のバックシートと、両シート間に
おいて少なくとも股下部相当位置に配設される液体保持
性の吸収体とを具備するパンツ型吸収性物品に関する。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】使い捨
ての吸収性物品としては、下着類等に装着して使用され
る生理用ナプキン、失禁用パッド、パンティーライナー
等が知られており、これらは一般に、肌当接面側の液透
過層と、非肌当接面側の液不透過層と、液透過層及び液
不透過層の間に介在された吸収部とからなる。
ての吸収性物品としては、下着類等に装着して使用され
る生理用ナプキン、失禁用パッド、パンティーライナー
等が知られており、これらは一般に、肌当接面側の液透
過層と、非肌当接面側の液不透過層と、液透過層及び液
不透過層の間に介在された吸収部とからなる。
【０００３】また、下着類等を介することなく直接に身
体に装着することのできるテープ止めタイプやパンツ型
の使い捨ておむつも知られている。
体に装着することのできるテープ止めタイプやパンツ型
の使い捨ておむつも知られている。
【０００４】しかしながら、このような使い捨ておむつ
は、人体から排出される固形分をも効果的に捕捉するこ
とができるように、特に臀部や股下部において、吸収体
との間に所定の隙間を設けることが好ましい。したがっ
て、これをそのまま吸収体を有する女性用ショーツ等の
パンツ型の吸収性物品として応用しても、股下部に十分
にフィットしないので、体液や尿等の液体分を効果的に
吸収することができず、漏れを生じることにもなる。
は、人体から排出される固形分をも効果的に捕捉するこ
とができるように、特に臀部や股下部において、吸収体
との間に所定の隙間を設けることが好ましい。したがっ
て、これをそのまま吸収体を有する女性用ショーツ等の
パンツ型の吸収性物品として応用しても、股下部に十分
にフィットしないので、体液や尿等の液体分を効果的に
吸収することができず、漏れを生じることにもなる。
【０００５】本発明は、液体保持性の吸収体を使用者の
股下部にフィットさせて人体から排出される液体分を効
果的に吸収する機能を備えたパンツ型吸収性物品、特に
女性用として有用なパンツ型吸収性物品を提供すること
を目的とする。
股下部にフィットさせて人体から排出される液体分を効
果的に吸収する機能を備えたパンツ型吸収性物品、特に
女性用として有用なパンツ型吸収性物品を提供すること
を目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、液透過性のト
ップシートと、液不透過性のバックシートと、両シート
間において少なくとも着用時における股下部相当位置に
配設される液体保持性の吸収体とを具備し、レッグ部に
レッグ弾性部材が配されているパンツ型吸収性物品であ
って、上記股下部相当位置において上記吸収体の上記バ
ックシート側に、少なくとも１本の吸収部弾性部材を、
上記吸収体及びこれの両側に位置する上記レッグ弾性部
材と交差させて配置してなるパンツ型吸収性物品を提供
することにより、上記目的を達成したものである。
ップシートと、液不透過性のバックシートと、両シート
間において少なくとも着用時における股下部相当位置に
配設される液体保持性の吸収体とを具備し、レッグ部に
レッグ弾性部材が配されているパンツ型吸収性物品であ
って、上記股下部相当位置において上記吸収体の上記バ
ックシート側に、少なくとも１本の吸収部弾性部材を、
上記吸収体及びこれの両側に位置する上記レッグ弾性部
材と交差させて配置してなるパンツ型吸収性物品を提供
することにより、上記目的を達成したものである。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施形態に係る
パンツ型吸収性物品としての女性用ショーツ型吸収性物
品１０は、図１に示すように、ショーツとして女性の身
体に直接装着されて、生理用ナプキン、失禁用、産褥用
等として用いられるものである。
パンツ型吸収性物品としての女性用ショーツ型吸収性物
品１０は、図１に示すように、ショーツとして女性の身
体に直接装着されて、生理用ナプキン、失禁用、産褥用
等として用いられるものである。
【０００８】そして、この女性用ショーツ型吸収性物品
１０は、図２及び図３に示すように、着用時における内
側すなわち肌当接面側に位置する液透過性のトップシー
ト１１と、着用時における外側に位置する液不透過性の
バックシート１２と、両シート１１，１２間において着
用時における股下部相当位置に配設される実質的に縦長
の液体保持性の吸収体１３とからなるもので、腹側部１
４の左右両側縁部１５と背側部１６の左右両側縁部１７
とを接合部１８において各々接合することにより、図１
に示すような女性用ショーツ型に形成されるものであ
る。
１０は、図２及び図３に示すように、着用時における内
側すなわち肌当接面側に位置する液透過性のトップシー
ト１１と、着用時における外側に位置する液不透過性の
バックシート１２と、両シート１１，１２間において着
用時における股下部相当位置に配設される実質的に縦長
の液体保持性の吸収体１３とからなるもので、腹側部１
４の左右両側縁部１５と背側部１６の左右両側縁部１７
とを接合部１８において各々接合することにより、図１
に示すような女性用ショーツ型に形成されるものであ
る。
【０００９】また、この女性用ショーツ型吸収性物品１
０は、図２における上下の端部に位置するウエスト部に
は、ウエストギャザー１９を形成するゴム紐等からなる
５本のウエスト弾性部材２０が各々配されているととも
に、図２における湾曲凹部２３に位置するレッグ部に
は、レッグギャザー２１を形成する、ゴム紐等からなる
３本の腹側レッグ弾性部材２２ａと３本の背側レッグ弾
性部材２２ｂとが配されている。
０は、図２における上下の端部に位置するウエスト部に
は、ウエストギャザー１９を形成するゴム紐等からなる
５本のウエスト弾性部材２０が各々配されているととも
に、図２における湾曲凹部２３に位置するレッグ部に
は、レッグギャザー２１を形成する、ゴム紐等からなる
３本の腹側レッグ弾性部材２２ａと３本の背側レッグ弾
性部材２２ｂとが配されている。
【００１０】ここで、各ウエスト弾性部材２０は、図２
の上下の端縁部に沿って互いに平行に直線状に延長し、
その両端が腹側部１４の側縁部１３及び背側部１６の側
縁部１７に各々位置している。一方、各腹側レッグ弾性
部材２２ａは、その両端が腹側部１４の側縁部１５に位
置し、湾曲凹部２３に沿って延長するとともに、吸収体
１３の外側を覆うバックシート１２に沿って吸収体１３
と交差しながら延長することにより、腹側部１４から吸
収体１３の長手方向背側部１６に向かって凸となる湾曲
形状で、互いに平行に延長配置されている。また各背側
レッグ部弾性部材２２ｂは、その両端が背側部１６の側
縁部１７に位置し、湾曲凹部２３に沿って延長するとと
もに、バックシート１２に沿って吸収体１３と交差しな
がら延長することにより、背側部１６から吸収体１３の
長手方向腹側部１４に向かって凸となる湾曲形状で、互
いに平行に延長配置されている。
の上下の端縁部に沿って互いに平行に直線状に延長し、
その両端が腹側部１４の側縁部１３及び背側部１６の側
縁部１７に各々位置している。一方、各腹側レッグ弾性
部材２２ａは、その両端が腹側部１４の側縁部１５に位
置し、湾曲凹部２３に沿って延長するとともに、吸収体
１３の外側を覆うバックシート１２に沿って吸収体１３
と交差しながら延長することにより、腹側部１４から吸
収体１３の長手方向背側部１６に向かって凸となる湾曲
形状で、互いに平行に延長配置されている。また各背側
レッグ部弾性部材２２ｂは、その両端が背側部１６の側
縁部１７に位置し、湾曲凹部２３に沿って延長するとと
もに、バックシート１２に沿って吸収体１３と交差しな
がら延長することにより、背側部１６から吸収体１３の
長手方向腹側部１４に向かって凸となる湾曲形状で、互
いに平行に延長配置されている。
【００１１】なお、腹側レッグ部弾性部材２２ａと背側
レッグ部弾性部材２２ｂの互いに反対方向に向かった凸
形形状は、交差することなく互いに近接し、またこの近
接部分は、図２の展開図における長手方向を２分する位
置より腹側部１４側にずれていることにより、装着状態
において、吸収体１３を股下直下部分に効果的にフィッ
トさせることができるようになっている。
レッグ部弾性部材２２ｂの互いに反対方向に向かった凸
形形状は、交差することなく互いに近接し、またこの近
接部分は、図２の展開図における長手方向を２分する位
置より腹側部１４側にずれていることにより、装着状態
において、吸収体１３を股下直下部分に効果的にフィッ
トさせることができるようになっている。
【００１２】そして、本実施形態によれば、さらに、吸
収体１３及びこの吸収体１３を挟んだ両側に位置する腹
側レッグ部弾性部材２２ａあるいは背側レッグ部弾性部
材２２ｂと交差するようにして、ゴム紐等からなる各３
本の吸収部弾性部材２８が、腹側部１４及び背側部１６
の吸収体１３の外側を覆うバックシート１２に沿って、
吸収体１３の長手方向と垂直な方向に互いに平行に直線
状に延長配置されて、吸収体ギャザー２５を形成する。
ここで、各吸収部弾性部材２８は、その両端部が、腹側
レッグ部弾性部材２２ａあるいは背側レッグ部弾性部材
２２ｂに接合固着されると共に、これらのレッグ部弾性
部材２２ａ，２２ｂと交差するようにして、その先端が
湾曲凹部２３の縁部に向けてさらに延長している。
収体１３及びこの吸収体１３を挟んだ両側に位置する腹
側レッグ部弾性部材２２ａあるいは背側レッグ部弾性部
材２２ｂと交差するようにして、ゴム紐等からなる各３
本の吸収部弾性部材２８が、腹側部１４及び背側部１６
の吸収体１３の外側を覆うバックシート１２に沿って、
吸収体１３の長手方向と垂直な方向に互いに平行に直線
状に延長配置されて、吸収体ギャザー２５を形成する。
ここで、各吸収部弾性部材２８は、その両端部が、腹側
レッグ部弾性部材２２ａあるいは背側レッグ部弾性部材
２２ｂに接合固着されると共に、これらのレッグ部弾性
部材２２ａ，２２ｂと交差するようにして、その先端が
湾曲凹部２３の縁部に向けてさらに延長している。
【００１３】なお、液透過性のトップシート１１や液不
透過性のバックシート１２は、従来のパンツ型の使い捨
ておむつに使用されていたものと同様のもので、これら
の間に、熱溶着やホットメルト剤等を介して、縦長の吸
収体１３を、着用時における股間部相当部分や臀部ある
いはこれらの周囲を覆い得る位置に固着した状態で、そ
の周縁部分を熱溶着などにより接合して一体化されてい
る。
透過性のバックシート１２は、従来のパンツ型の使い捨
ておむつに使用されていたものと同様のもので、これら
の間に、熱溶着やホットメルト剤等を介して、縦長の吸
収体１３を、着用時における股間部相当部分や臀部ある
いはこれらの周囲を覆い得る位置に固着した状態で、そ
の周縁部分を熱溶着などにより接合して一体化されてい
る。
【００１４】また、吸収体１３は、生理用ナプキン、失
禁用パッド、おむつ等に採用される、フラッフパルプ、
吸収紙、高吸収性ポリマー等の、従来より吸収体を構成
する材料として公知のものを用いて形成することがで
き、これを必要に応じて液透過性の表面シートや液不透
過性の裏面シートで覆って使用する。
禁用パッド、おむつ等に採用される、フラッフパルプ、
吸収紙、高吸収性ポリマー等の、従来より吸収体を構成
する材料として公知のものを用いて形成することがで
き、これを必要に応じて液透過性の表面シートや液不透
過性の裏面シートで覆って使用する。
【００１５】また本実施形態では、吸収体１３は、吸収
部弾性部材２８と交差する部分を含む箇所において、そ
の中央帯状部分１３ａの坪量が、装着時における股下部
側に突出するようにして、その両側部分の坪量よりも実
質的に高くなっていて（図３参照）、装着時において、
股間部や臀部におけるさらに良好なフィット感が得ら
れ、加えて吸収性能も向上する。
部弾性部材２８と交差する部分を含む箇所において、そ
の中央帯状部分１３ａの坪量が、装着時における股下部
側に突出するようにして、その両側部分の坪量よりも実
質的に高くなっていて（図３参照）、装着時において、
股間部や臀部におけるさらに良好なフィット感が得ら
れ、加えて吸収性能も向上する。
【００１６】本実施形態の女性用ショーツ型吸収性物品
１０では、腹側部１４の左右両側縁部１５と背側部１６
の左右両側縁部１７との接合は、熱溶着やホットメルト
剤等のシール手段によって行うことができる。
１０では、腹側部１４の左右両側縁部１５と背側部１６
の左右両側縁部１７との接合は、熱溶着やホットメルト
剤等のシール手段によって行うことができる。
【００１７】また、吸収体１３の取付部位を挟んだ両側
に位置する腹側レッグ部弾性部材２２ａあるいは背側レ
ッグ部弾性部材２２ｂの間には、バックシート１２に延
長配置された吸収部弾性部材２８の弾性によって吸収体
ギャザー２５が形成される。
に位置する腹側レッグ部弾性部材２２ａあるいは背側レ
ッグ部弾性部材２２ｂの間には、バックシート１２に延
長配置された吸収部弾性部材２８の弾性によって吸収体
ギャザー２５が形成される。
【００１８】そして、本実施形態の女性用ショーツ型吸
収性物品１０によれば、女性が装着する際に、ウエスト
開口部２６のウエストギャザー１９やレッグ開口部２７
のレッグギャザー２１が身体にフィットして心地よく着
用することができるとともに、特に、吸収部弾性部材２
８を備えることにより、これがその弾性により収縮する
ようにして、吸収体１３を外側面のバックシート１２か
ら股下部側に押し付けるように作用するので、吸収体１
３を股下部に良好に密着フィットさせることになる。
収性物品１０によれば、女性が装着する際に、ウエスト
開口部２６のウエストギャザー１９やレッグ開口部２７
のレッグギャザー２１が身体にフィットして心地よく着
用することができるとともに、特に、吸収部弾性部材２
８を備えることにより、これがその弾性により収縮する
ようにして、吸収体１３を外側面のバックシート１２か
ら股下部側に押し付けるように作用するので、吸収体１
３を股下部に良好に密着フィットさせることになる。
【００１９】本発明は上記実施形態に限定されるもので
はなく種々の変更が可能である。例えば、トップシート
１１とバックシート１２との間には、股下部や臀部に相
当する位置のみならず、その他の部分にも、吸収体等を
適宜配設することができ、また、レッグ弾性部材は、腹
側レッグ部弾性部材２２ａと背側レッグ部弾性部材２２
ｂとに分割することなく、各レッグ部に沿って各々連続
延長する弾性部材によって構成することもできる。さら
に、バックシートの外側にはこれを覆って例えば外装不
織布シートを設けることもでき、この外装不織布シート
とバックシートとの間に吸収部弾性部材を配置すること
もできる。また、腹側レッグ部弾性部材２２ａと背側レ
ッグ部弾性部材２２ｂとは吸収体１３上で交差してもよ
い。さらに、吸収部弾性部材をレッグ弾性部材に交差さ
せる態様には、吸収部弾性部材の先端部をレッグ弾性部
材において固着するような態様も含まれ、吸収部弾性部
材は、図１のように吸収体の長手方向と垂直に配設する
必要は必ずしもなく、例えば湾曲させて配設したり、複
数本の吸収部弾性部材をＸを描くように交差配設するこ
ともできる。さらにまた、本発明のパンツ型吸収性物品
は、女性用ショーツ型吸収性物品に限定されることな
く、子供用や大人用のパンツ型吸収性物品として用いる
こともできる。
はなく種々の変更が可能である。例えば、トップシート
１１とバックシート１２との間には、股下部や臀部に相
当する位置のみならず、その他の部分にも、吸収体等を
適宜配設することができ、また、レッグ弾性部材は、腹
側レッグ部弾性部材２２ａと背側レッグ部弾性部材２２
ｂとに分割することなく、各レッグ部に沿って各々連続
延長する弾性部材によって構成することもできる。さら
に、バックシートの外側にはこれを覆って例えば外装不
織布シートを設けることもでき、この外装不織布シート
とバックシートとの間に吸収部弾性部材を配置すること
もできる。また、腹側レッグ部弾性部材２２ａと背側レ
ッグ部弾性部材２２ｂとは吸収体１３上で交差してもよ
い。さらに、吸収部弾性部材をレッグ弾性部材に交差さ
せる態様には、吸収部弾性部材の先端部をレッグ弾性部
材において固着するような態様も含まれ、吸収部弾性部
材は、図１のように吸収体の長手方向と垂直に配設する
必要は必ずしもなく、例えば湾曲させて配設したり、複
数本の吸収部弾性部材をＸを描くように交差配設するこ
ともできる。さらにまた、本発明のパンツ型吸収性物品
は、女性用ショーツ型吸収性物品に限定されることな
く、子供用や大人用のパンツ型吸収性物品として用いる
こともできる。
【００２０】
【発明の効果】本発明のパンツ型吸収性物品によれば、
股下部相当位置において、少なくとも１本の吸収部弾性
部材を、吸収体及びこれの両側に位置するレッグ弾性部
材と交差させて、吸収体のバックシート側に配置してな
るので、吸収部弾性部材の弾性により液体保持性の吸収
体を使用者の股下部に良好にフィットさせて、人体から
排出される液体分を効果的に吸収することができる。
股下部相当位置において、少なくとも１本の吸収部弾性
部材を、吸収体及びこれの両側に位置するレッグ弾性部
材と交差させて、吸収体のバックシート側に配置してな
るので、吸収部弾性部材の弾性により液体保持性の吸収
体を使用者の股下部に良好にフィットさせて、人体から
排出される液体分を効果的に吸収することができる。
【図１】本発明の一実施形態に係る女性用ショーツ型吸
収性物品を示す斜視図である。
収性物品を示す斜視図である。
【図２】本発明の一実施形態に係る女性用ショーツ型吸
収性物品を展開状態で示す肌当接面側からみた平面図で
ある。
収性物品を展開状態で示す肌当接面側からみた平面図で
ある。
【図３】図２のＡ−Ａ断面図である。
１０ 女性用ショーツ型吸収性物品 １１ トップシート １２ バックシート １３ 吸収体 １４ 腹側部 １５ 側縁部（腹側部） １６ 背側部 １７ 側縁部（背側部） １８ 接合部 １９ ウエストギャザー ２０ ウエスト部弾性部材 ２１ レッグギャザー ２２ａ 腹側レッグ部弾性部材 ２２ｂ 背側レッグ部弾性部材 ２３ 湾曲凹部 ２５ 吸収体ギャザー ２８ 吸収部弾性部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） // Ａ４１Ｂ 13/04 Ａ４１Ｂ 13/02 Ｂ Ａ６１Ｆ 13/18 ３０１ (72)発明者 杉浦 弘子 栃木県芳賀郡市貝町赤羽2606 花王株式会 社研究所内 (72)発明者 中西 稔 栃木県芳賀郡市貝町赤羽2606 花王株式会 社研究所内 Ｆターム(参考） 3B028 EA02 EB23 EB26 EC12 EC16 3B029 BA02 BD12 BD13 DA01 4C003 AA04 EA02 4C098 AA09 CC01 CC02 CC10 CC12 CC15 CC27
Claims (3)
- 【請求項１】 液透過性のトップシートと、液不透過性
のバックシートと、両シート間において少なくとも着用
時における股下部相当位置に配設される液体保持性の吸
収体とを具備し、レッグ部にレッグ弾性部材が配されて
いるパンツ型吸収性物品であって、 上記股下部相当位置において上記吸収体の上記バックシ
ート側に、少なくとも１本の吸収部弾性部材を、上記吸
収体及びこれの両側に位置する上記レッグ弾性部材と交
差させて配置してなるパンツ型吸収性物品。 - 【請求項２】 上記吸収部弾性部材が交差する部分にお
ける上記吸収体の交差方向中央部分の坪量が、その両側
部分の坪量よりも実質的に高くなっている請求項１記載
のパンツ型吸収性物品。 - 【請求項３】 上記パンツ型吸収性物品が、女性用ショ
ーツ型吸収性物品である請求項１又は２記載のパンツ型
吸収性物品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32710498A JP4010676B2 (ja) | 1998-11-17 | 1998-11-17 | 女性用ショーツ型吸収性物品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32710498A JP4010676B2 (ja) | 1998-11-17 | 1998-11-17 | 女性用ショーツ型吸収性物品 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000140021A true JP2000140021A (ja) | 2000-05-23 |
| JP4010676B2 JP4010676B2 (ja) | 2007-11-21 |
Family
ID=18195344
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32710498A Expired - Fee Related JP4010676B2 (ja) | 1998-11-17 | 1998-11-17 | 女性用ショーツ型吸収性物品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4010676B2 (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008295642A (ja) * | 2007-05-30 | 2008-12-11 | Livedo Corporation | 伸縮シートの製造方法、伸縮シートおよび吸収性物品 |
| JP2008295641A (ja) * | 2007-05-30 | 2008-12-11 | Livedo Corporation | 吸収性物品 |
| JP2009017985A (ja) * | 2007-07-11 | 2009-01-29 | Livedo Corporation | 吸収性物品 |
| JP2009028547A (ja) * | 2008-08-26 | 2009-02-12 | Daio Paper Corp | 紙おむつ |
| EP2177186A1 (en) | 2008-10-14 | 2010-04-21 | Livedo Corporation | Disposable pants-type diaper |
| US7727214B2 (en) | 2000-11-29 | 2010-06-01 | Daio Paper Corporation | Disposable diaper with spaced elastic leg openings for improved appearance |
| JP2010142499A (ja) * | 2008-12-19 | 2010-07-01 | Livedo Corporation | 使い捨てパンツ型おむつおよびその製造方法 |
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