JP2000039989A - プログラムの自動配布システム、プログラムの自動配布方法およびプログラムの自動配布用プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
プログラムの自動配布システム、プログラムの自動配布方法およびプログラムの自動配布用プログラムを記録した記録媒体Info
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- JP2000039989A JP2000039989A JP10208080A JP20808098A JP2000039989A JP 2000039989 A JP2000039989 A JP 2000039989A JP 10208080 A JP10208080 A JP 10208080A JP 20808098 A JP20808098 A JP 20808098A JP 2000039989 A JP2000039989 A JP 2000039989A
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Abstract
の切替、そのような切替前の特定端末での新バージョン
プログラムの動作確認を可能とする。 【解決手段】プログラム配布装置には、新旧バージョン
のプログラムとシステムにおけるプログラムのバージョ
ン番号とが記憶される。一方各端末には、新旧バージョ
ンの前記プログラムと端末におけるプログラムのバージ
ョン番号および端末が保有するプログラムのバージョン
番号とが記憶される。プログラム配布装置は、端末のロ
グイン時に、システムのバージョン番号と端末のバージ
ョン番号とが異なれば端末のバージョン番号を切り替え
るが、システムのバージョン番号と端末が保有するプロ
グラムのバージョン番号とが異なればプログラムの配布
も行う。また、特定端末での動作確認が指示された場
合、新バージョン番号と端末が保有するプログラムのバ
ージョン番号とが異なればプログラムの配布を行う。
Description
置で管理されるプログラムをネットワークを介して端末
に自動配布するプログラムの自動配布システムに関し、
特に、端末におけるプログラムのステップバックを容易
にするプログラムの自動配布システムに関する。
ラムをネットワークを介して端末に自動配布する従来の
プログラム配布システムにおいては、新バージョンのプ
ログラムを配布後に使用した結果、何らかの問題が発生
し、旧バージョンのプログラムに戻さなければならな
い、つまりステップバックをしなければならない状況に
なった場合は、もう一度、プログラム配布装置から旧バ
ージョンのプログラムを配布していた。
来の技術では、ステップバックをする度にプログラム管
理装置から旧バージョンのプログラムを配布しなければ
ならないので、システムの復旧に時間を要するという問
題点があった。
は、サーバマシンからクライアントマシンへ新バージョ
ンのソフトウェアを配布する時にクライアントにおいて
旧バージョンのソフトウェアを退避しておき、いずれか
のクライアントマシンへの配布が失敗した場合には、ソ
フトウェア回復命令により全クライアントマシンのソフ
トウェアを旧バージョンに切り替えることが記載されて
いるが、これは、ネットワークを介したソフトウェアの
配布が失敗に終わった時のシステムの復旧のみを問題に
したものであり、配布後にソフトウェアが実行されるこ
とにより問題が発生した場合のシステムの復旧について
考慮したものではない。
するためになされたものであり、その目的は、システム
全体のプログラムのバージョンの切替、特に、新バージ
ョンのプログラムを配布後に使用した結果、何らかの問
題が発生した場合のステップバックを、瞬時に行うこと
ができるプログラムの自動配布システムを提供すること
にある。
のプログラムのバージョンの切替前に、新バージョンの
プログラムの動作を特定の端末で確認することができる
プログラムの自動配布システムを提供することにある。
ムの自動配布システムは、少なくとも1つのバージョン
のプログラムと、この少なくとも1つのバージョンのう
ち現在システム全体で使用しているプログラムのバージ
ョンを示す現バージョン番号とを有するプログラム配布
装置と、このプログラム配布装置にネットワークを介し
て接続され、少なくとも1つのバージョンの前記プログ
ラムと、この少なくとも1つのバージョンのプログラム
のうち現在自身で使用しているプログラムを指し示す情
報と、この少なくとも1つのバージョンのうち現在自身
が保有しているプログラムのバージョンを示す保有バー
ジョン番号とを有する複数の端末とを備え、前記プログ
ラム配布装置は、前記複数の端末のうちのいずれかの端
末からログイン要求があった場合、前記現バージョン番
号が該端末の保有バージョン番号と等しくなければ前記
少なくとも1つのバージョンのプログラムの中から前記
現バージョン番号に対応するプログラムを選択して該端
末に配布するとともに該端末の保有バージョン番号に前
記現バージョン番号を追加し、前記現バージョン番号が
該端末の保有バージョン番号と等しければ該端末へのプ
ログラムの配布及び該端末の保有バージョン番号への前
記現バージョン番号の追加は行わずに、現在該端末で使
用しているプログラムを指し示す情報を切り替えること
を特徴とする。
テムは、上記第1のプログラムの自動配布システムにお
いて、前記プログラム配布装置にネットワークを介して
接続され、前記現バージョン番号を書き換える保守端末
を備えている。
テムは、上記第2のプログラムの自動配布システムにお
いて、前記保守端末は、前記複数の端末のうちの特定の
端末に特定のバージョンの前記プログラムを配布する指
示を、該プログラムのバージョン番号を特定して前記プ
ログラム配布装置に対して行い、前記プログラム配布装
置は、前記複数の端末のうち前記保守端末により指示さ
れた特定の端末からログイン要求があった場合に、前記
保守端末により指示された特定のバージョン番号が該端
末の保有バージョン番号と等しくなければ、現在該端末
で使用しているプログラムを指し示す情報を切り替える
ことなく、前記少なくとも1つのバージョンのプログラ
ムの中から指示されたバージョンのプログラムを選択し
て該端末に配布することを特徴とする。
は、少なくとも1つのバージョンのプログラムとこの少
なくとも1つのバージョンのうち現在システム全体で使
用しているプログラムのバージョンを示す現バージョン
番号とを有するプログラム配布装置と、少なくとも1つ
のバージョンの前記プログラムとこの少なくとも1つの
バージョンのプログラムのうち現在自身で使用している
プログラムを指し示す情報とこの少なくとも1つのバー
ジョンのうち現在自身が保有しているプログラムのバー
ジョンを示す保有バージョン番号とを有する複数の端末
とが、ネットワークを介して接続されたシステムの前記
プログラム配布装置において、前記複数の端末のうちの
いずれかの端末からログイン要求があった場合、前記現
バージョン番号が該端末の保有バージョン番号と等しく
なければ前記少なくとも1つのバージョンのプログラム
の中から前記現バージョン番号に対応するプログラムを
選択して該端末に配布するとともに該端末の保有バージ
ョン番号に前記現バージョン番号を追加し、前記現バー
ジョン番号が該端末の保有バージョン番号と等しければ
該端末へのプログラムの配布及び該端末の保有バージョ
ン番号への前記現バージョン番号の追加は行わずに、現
在該端末で使用しているプログラムを指し示す情報を切
り替えることを特徴とする。
は、上記第1のプログラムの自動配布方法において、前
記プログラム配布装置にネットワークを介して接続され
た保守端末の指示により前記現バージョン番号を書き換
えることを特徴とする。
は、上記第2のプログラムの自動配布方法において、前
記複数の端末のうちの特定の端末に特定のバージョンの
前記プログラムを配布する指示が、該プログラムのバー
ジョン番号を特定して前記保守端末によりなされ、当該
特定の端末からログイン要求があった場合に、前記保守
端末により指示された特定のバージョン番号が該端末の
保有バージョン番号と等しくなければ、現在該端末で使
用しているプログラムを指し示す情報を切り替えること
なく、前記少なくとも1つのバージョンのプログラムの
中から指示されたバージョンのプログラムを選択して該
端末に配布することを特徴とする。
つのバージョンのプログラムとこの少なくとも1つのバ
ージョンのうち現在システム全体で使用しているプログ
ラムのバージョンを示す現バージョン番号とを有するプ
ログラム配布装置と、少なくとも1つのバージョンの前
記プログラムとこの少なくとも1つのバージョンのプロ
グラムのうち現在自身で使用しているプログラムを指し
示す情報とこの少なくとも1つのバージョンのうち現在
自身が保有しているプログラムのバージョンを示す保有
バージョン番号とを有する複数の端末とが、ネットワー
クを介して接続されたシステムの前記プログラム配布装
置に対し、前記複数の端末のうちのいずれかの端末から
ログイン要求があった場合、前記現バージョン番号が該
端末の保有バージョン番号と等しくなければ前記少なく
とも1つのバージョンのプログラムの中から前記現バー
ジョン番号に対応するプログラムを選択して該端末に配
布するとともに該端末の保有バージョン番号に前記現バ
ージョン番号を追加し、前記現バージョン番号が該端末
の保有バージョン番号と等しければ該端末へのプログラ
ムの配布及び該端末の保有バージョン番号への前記現バ
ージョン番号の追加は行わずに、現在該端末で使用して
いるプログラムを指し示す情報を切り替える処理を実行
させる、プログラムを記録している。
録媒体において、前記プログラム配布装置に対し、この
プログラム配布装置にネットワークを介して接続された
保守端末の指示により前記現バージョン番号を書き換え
る処理を実行させる、プログラムを記録している。
録媒体において、前記プログラム配布装置に対し、前記
複数の端末のうちの特定の端末に特定のバージョンの前
記プログラムを配布する指示が、該プログラムのバージ
ョン番号を特定して前記保守端末によりなされ、当該特
定の端末からログイン要求があった場合に、前記保守端
末により指示された特定のバージョン番号が該端末の保
有バージョン番号と等しくなければ、現在該端末で使用
しているプログラムを指し示す情報を切り替えることな
く、前記少なくとも1つのバージョンのプログラムの中
から指示されたバージョンのプログラムを選択して該端
末に配布する処理を実行させる、プログラムを記録して
いる。
について、図面を参照して詳細に説明する。
ラムの自動配布システムは、プログラム配布装置1と、
配布されたプログラムの実行を行う複数の端末(図で
は、端末(A)3と端末(B)4のみを示している)
と、保守端末5とがネットワーク2を介して接続された
構成になっている。
ム格納エリアを有している。旧バージョンプログラム格
納エリア9および新バージョンプログラム格納エリア1
0である。また、プログラム配布装置1は、全体システ
ムで現在使用しているバージョン番号を格納する現バー
ジョン番号格納エリア11と、システムに接続される全
端末へのプログラムの配布、切替の制御を管理する端末
テーブル12とを有している。
有している。そこで、端末(A)3について説明する
と、端末(A)3は、プログラム配布装置1と同様に、
2つのプログラム格納エリア、すなわち、旧バージョン
プログラム格納エリア7および新バージョンプログラム
格納エリア8を有している。また、端末(A)3は、自
身が現在使用しているプログラムのバージョンを示す現
バージョン番号と、自身が新バージョンプログラム格納
エリア7及び旧バージョンプログラム格納エリア8にお
いて保有しているプログラムのバージョンを示す保有バ
ージョン番号とを格納するエリア6と、このエリアに格
納された情報をもとに旧バージョンプログラム格納エリ
ア7と新バージョンプログラム格納エリア8の切替制御
を行う切り替え部15とを有している。
おける新バージョンプログラム格納エリア及び旧バージ
ョンプログラム格納エリアを使用したプログラムの格納
方式としては、具体的には、以下のようなものが考えら
れる。
ち一方を新バージョンプログラム格納エリア、他方を旧
バージョンプログラム格納エリアと決めておき、これに
従って新たなプログラムの格納を行う方式(第1の格納
方式)である。この格納方式によれば、新バージョンプ
ログラム格納エリアに格納されたプログラムよりも新し
いバージョンのプログラムを格納する場合、新バージョ
ンプログラム格納エリアにそのプログラムを格納すると
ともに、これまで新バージョンプログラム格納エリアに
格納されていたプログラムは旧バージョンプログラム格
納エリアに複写することになる。また、旧バージョンプ
ログラム格納エリアに格納されたプログラムよりも古い
バージョンのプログラムを格納する場合、旧バージョン
プログラム格納エリアにそのプログラムを格納するとと
もに、これまで旧バージョンプログラム格納エリアに格
納されていたプログラムは新バージョンプログラム格納
エリアに複写することになる。
の格納エリアのうち現在使用されていないバージョンの
プログラムが格納されているエリアに格納する方式(第
2の格納方式)である。
を採用しても実現できるが、以下では、第1の格納方式
を採用したものとして説明する。
エリアとして新バージョンプログラム用および旧バージ
ョンプログラム用の2つのエリアを設けているが、3つ
以上のエリアを設け、3つ以上のバージョンのプログラ
ムを同時に保持できるようにしてもよい。
〜図2を参照して詳細に説明する。
行う際の処理を示すフローチャートである。
らのログイン要求13を受信すると、端末(A)3に対
する認証手続きを行い(ステップS1)、ログインを許
可するかどうか判断する(ステップS2)。端末(A)
3がシステムと接続を行うことを許可された場合(ステ
ップS2でYES)、プログラム配布装置1は、ログイ
ン要求13に含まれる端末(A)3のバージョン番号
(現バージョン番号及び保有バージョン番号)により端
末(A)3にプログラムを配布するかどうかを決定す
る。
現バージョン番号と端末(A)3の現バージョン番号と
を比較する(ステップS3)。このとき、システム全体
のバージョンを最新のものにするために、あるいは、シ
ステム全体のプログラムについてステップバックするた
めに、保守端末5によりプログラム配布装置1内の現バ
ージョン番号が書き換えられていたとすると、プログラ
ム配布装置1内の現バージョン番号は端末(A)3の現
バージョン番号と等しくないので(ステップS3でN
O)、次に、プログラム配布装置1の現バージョン番号
と端末(A)3の保有バージョン番号とが比較される
(ステップS4)。比較の結果、等しくなければ、プロ
グラム配布装置1の現バージョンに相当するプログラム
を旧バージョンプログラム格納エリア9または新バージ
ョンプログラム格納エリア10から選択し、端末テーブ
ル12の端末(A)3に対応する「配布指示」の欄に現
バージョンのプログラムを配布すべきことを示す情報を
書き込む(ステップS5)とともに、端末テーブル12
の端末(A)3に対応する「切替指示」の欄にプログラ
ムの切替を行うべきことを示す情報を書き込む(ステッ
プS6)。
ージョンプログラム格納エリア9から選択するか新バー
ジョンプログラム格納エリア10から選択するかは、例
えば、プログラム配布装置1の現バージョン番号が端末
(A)3の現バージョン番号よりも小さければステップ
バックを行う場合であるので旧バージョンプログラム格
納エリア9から選択し、プログラム配布装置1の現バー
ジョン番号が端末(A)3の現バージョン番号よりも大
きければシステム全体のプログラムを最新にする場合で
あるので新バージョンプログラム格納エリア10から選
択するというように決定することができる。
の現バージョン番号と端末(A)3の保有バージョン番
号とが等しければ、端末(A)3には現バージョンのプ
ログラムは既に保有されているので、プログラム配布装
置1は、端末テーブル12の端末(A)3に対応する
「配布指示」の欄には何も書き込まず、「切替指示」の
欄にプログラムの切替を行うべきことを示す情報を書き
込んでおく(ステップS6)。
ーブル12を参照して、端末(A)3に対し必要あれば
プログラムを配布するとともに、プログラムの切替を行
うことになる(ステップS7)。
合、プログラムの配布は新バージョンプログラム格納エ
リア8に対して行われ、これまで新バージョンプログラ
ム格納エリア8に格納されていたプログラムは、旧バー
ジョンプログラム格納エリア7に複写される。ステップ
バックの場合、プログラムの配布は旧バージョンプログ
ラム格納エリア7に対して行われ、これまで旧バージョ
ンプログラム格納エリア7に格納されていたプログラム
は、新バージョンプログラム格納エリア8に複写され
る。
15が今回配布された新たなプログラムが格納されたエ
リアを指し示すように変更し、端末の現バージョン番号
をプログラム配布装置の現バージョン番号によって書き
換え、端末の保有バージョン番号をその時点で端末が保
有するプログラムのバージョン番号によって書き換える
ことである。
し示すエリアからプログラムを取り出せば、端末(A)
3において現バージョンのプログラムを実行できるよう
になる。
1の現バージョン番号と端末(A)3の現バージョン番
号とが等しいと判断された場合には、通常は、そのまま
ログインの処理を終了する(ステップS8でNO)が、
プログラム配布装置1に対し保守端末5を用いて端末
(A)3へ新バージョンプログラムを配布すべきことを
予め指示しておくこともできる。なお、このような指示
は、プログラムを現バージョンから新バージョンに移行
するにあたり、特定の端末で新バージョンプログラムを
動作させてみて、正常に動作することが確認されてから
保守端末5を用いてプログラム配布装置1の現バージョ
ン番号を新バージョン番号に書き換えるといった手順で
プログラムのバージョンを切り替えていく場合に行われ
る。この指示には、新バージョンのプログラムを配布す
る特定の端末の識別情報と配布すべきプログラムのバー
ジョンを特定するための情報とが含まれていれば十分で
ある。
た場合(ステップS8でYES)、プログラム配布装置
1の新バージョンと端末(A)3の保有バージョン番号
とが比較され(ステップS9)、等しくなければ、すな
わち、新バージョンプログラムがまだ配布されていなけ
れば、プログラム配布装置1は、端末テーブル12の端
末(A)3に対応する「配布指示」の欄に新バージョン
のプログラムを配布すべきことを示す情報を書き込む
(ステップS10)。ただし、ここでは端末(A)3で
新バージョンプログラムの動作を確認するだけであるの
で、「切替指示」の欄には何も書き込まない。
ーブル12を参照して、端末(A)3に対し新バージョ
ンのプログラムを配布することになる(ステップS
7)。
グラム格納エリア8に対して行われ、これまで新バージ
ョンプログラム格納エリア8に格納されていたプログラ
ムは、旧バージョンプログラム格納エリア7に複写され
る。そして、切り替え部15が今回配布された新たなプ
ログラムが格納されたエリアを指し示さないようにして
おく。
し示さないエリアからプログラムを取り出せば、端末
(A)3において新バージョンのプログラムの動作確認
を行えるようになる。例えば、操作者が「動作確認モー
ド」である旨の指示をした場合には切り替え部15の指
し示さないエリアからプログラムを取り出すようにし、
それ以外の場合には切り替え部15の指し示すエリアか
らプログラムを取り出すようにすれば、現バージョンの
プログラムの実行と新バージョンのプログラムの動作確
認を一つの制御プログラムによって行うことができる。
1の新バージョンと端末(A)3の保有バージョン番号
とが等しければ、すなわち、新バージョンプログラムが
既に配布されていれば、ステップ10の配布指示の書き
込みは行わずに終了する。
配布は、端末を何台かずつグループ化し、グループごと
に分けて行うことにより負荷分散が図れる。また、プロ
グラムの切替は、プログラムの配布が完了したものから
行うようにする。
システムによれば、以下のようなプログラムのバージョ
ンの切替を行うことができる。
プログラムを配布してテストを行う場合を考える。この
場合は、テストに先だって、保守端末5を用いてプログ
ラム配布装置1に端末(A)3へ新バージョンのプログ
ラムを配布すべきことを指示しておく。こうすることに
より、端末(A)3がログインすれば、図2のステップ
S3、S8、S9、S10に示す処理が行われ、端末
(A)3のみに新バージョンのプログラムを配布するこ
とができる。
末5より、プログラム配布装置1内の現バージョン番号
11を新バージョン番号に書き換えることにより、端末
(A)3がログインすれば、図2のステップS3、S
4、S5、S6に示す処理により端末テーブル12に切
替指示が書き込まれ、ステップS7により新バージョン
への切替が行われる。
果、問題が発生した場合はステップバックを実施するこ
とになる。この場合は、保守端末5より、プログラム配
布装置1内の現バージョン番号をもとのバージョン番号
に書き換えることにより、端末(A)3内に前回バージ
ョンとして旧バージョンが残っていれば、図2のステッ
プS3、S4、S6、S7に示す処理により、端末
(A)3内に残っている前回バージョンのプログラムに
切替え、瞬時にステップバックすることができる。ま
た、長期間、ログインをしなかった端末においては、前
回バージョンが端末内にない場合もあるが、その場合は
図2のステップS3、S4、S5、S6、S7に示す処
理によりプログラムが配布された後、切替が行われる。
動作は終了する。
て、図面を参照して詳細に説明する。
の実施の形態の構成に、プログラムの自動配布用プログ
ラムを記録した記録媒体20が追加されたものである。
ここで、記録媒体20は、磁気ディスク、半導体メモリ
その他の記録媒体であってよい。そして、記録媒体20
に記録されたプログラムの自動配布用プログラムは、プ
ログラム配布装置1にロードされ、プログラム配布装置
1は、このロードされたプログラムによる制御の下、第
1の実施の形態におけるプログラム配布装置1と同様の
動作を行う。
プログラム配布装置が有する現バージョン番号に対応す
るプログラムを端末が保有していなければ当該プログラ
ムを配布後、端末のバージョンの切替を行い、そのプロ
グラムを端末が保有していればに端末のバージョンの切
替のみを行うようにしたことにより、システム全体のプ
ログラムのバージョンの切替、特に、新バージョンのプ
ログラムを配布後に使用した結果、何らかの問題が発生
した場合のステップバックを、瞬時に行うことができる
という効果を有している。
ログラムを配布する指示が保守端末からなされた場合
に、当該端末のプログラムのバージョンの切替を行わず
に当該端末に対する新バージョンプログラムの配布を行
うようにしたことにより、システム全体のプログラムの
バージョンの切替前に、新バージョンのプログラムの動
作を特定の端末で確認することができるという効果も有
している。
のバージョンの切替、特に、新バージョンのプログラム
を配布後に使用した結果、何らかの問題が発生した場合
のステップバックを、瞬時に行うことができるという効
果がある。
ムのバージョンの切替前に、新バージョンのプログラム
の動作を特定の端末で確認することができるという効果
もある。
ック図である。
図である。
ック図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 少なくとも1つのバージョンのプログラ
ムと、この少なくとも1つのバージョンのうち現在シス
テム全体で使用しているプログラムのバージョンを示す
現バージョン番号とを有するプログラム配布装置と、 このプログラム配布装置にネットワークを介して接続さ
れ、少なくとも1つのバージョンの前記プログラムと、
この少なくとも1つのバージョンのプログラムのうち現
在自身で使用しているプログラムを指し示す情報と、こ
の少なくとも1つのバージョンのうち現在自身が保有し
ているプログラムのバージョンを示す保有バージョン番
号とを有する複数の端末とを備え、 前記プログラム配布装置は、前記複数の端末のうちのい
ずれかの端末からログイン要求があった場合、前記現バ
ージョン番号が該端末の保有バージョン番号と等しくな
ければ前記少なくとも1つのバージョンのプログラムの
中から前記現バージョン番号に対応するプログラムを選
択して該端末に配布するとともに該端末の保有バージョ
ン番号に前記現バージョン番号を追加し、前記現バージ
ョン番号が該端末の保有バージョン番号と等しければ該
端末へのプログラムの配布及び該端末の保有バージョン
番号への前記現バージョン番号の追加は行わずに、現在
該端末で使用しているプログラムを指し示す情報を切り
替えることを特徴とするプログラムの自動配布システ
ム。 - 【請求項2】 前記プログラム配布装置にネットワーク
を介して接続され、前記現バージョン番号を書き換える
保守端末を備えたことを特徴とする請求項1記載のプロ
グラムの自動配布システム。 - 【請求項3】 前記保守端末は、前記複数の端末のうち
の特定の端末に特定のバージョンの前記プログラムを配
布する指示を、該プログラムのバージョン番号を特定し
て前記プログラム配布装置に対して行い、 前記プログラム配布装置は、前記複数の端末のうち前記
保守端末により指示された特定の端末からログイン要求
があった場合に、前記保守端末により指示された特定の
バージョン番号が該端末の保有バージョン番号と等しく
なければ、現在該端末で使用しているプログラムを指し
示す情報を切り替えることなく、前記少なくとも1つの
バージョンのプログラムの中から指示されたバージョン
のプログラムを選択して該端末に配布することを特徴と
する請求項2記載のプログラムの自動配布システム。 - 【請求項4】 少なくとも1つのバージョンのプログラ
ムとこの少なくとも1つのバージョンのうち現在システ
ム全体で使用しているプログラムのバージョンを示す現
バージョン番号とを有するプログラム配布装置と、少な
くとも1つのバージョンの前記プログラムとこの少なく
とも1つのバージョンのプログラムのうち現在自身で使
用しているプログラムを指し示す情報とこの少なくとも
1つのバージョンのうち現在自身が保有しているプログ
ラムのバージョンを示す保有バージョン番号とを有する
複数の端末とが、ネットワークを介して接続されたシス
テムの前記プログラム配布装置において、 前記複数の端末のうちのいずれかの端末からログイン要
求があった場合、前記現バージョン番号が該端末の保有
バージョン番号と等しくなければ前記少なくとも1つの
バージョンのプログラムの中から前記現バージョン番号
に対応するプログラムを選択して該端末に配布するとと
もに該端末の保有バージョン番号に前記現バージョン番
号を追加し、前記現バージョン番号が該端末の保有バー
ジョン番号と等しければ該端末へのプログラムの配布及
び該端末の保有バージョン番号への前記現バージョン番
号の追加は行わずに、現在該端末で使用しているプログ
ラムを指し示す情報を切り替えることを特徴とするプロ
グラムの自動配布方法。 - 【請求項5】 前記プログラム配布装置にネットワーク
を介して接続された保守端末の指示により前記現バージ
ョン番号を書き換えることを特徴とする請求項4記載の
プログラムの自動配布方法。 - 【請求項6】 前記複数の端末のうちの特定の端末に特
定のバージョンの前記プログラムを配布する指示が、該
プログラムのバージョン番号を特定して前記保守端末に
よりなされ、当該特定の端末からログイン要求があった
場合に、前記保守端末により指示された特定のバージョ
ン番号が該端末の保有バージョン番号と等しくなけれ
ば、現在該端末で使用しているプログラムを指し示す情
報を切り替えることなく、前記少なくとも1つのバージ
ョンのプログラムの中から指示されたバージョンのプロ
グラムを選択して該端末に配布することを特徴とする請
求項5記載のプログラムの自動配布方法。 - 【請求項7】 少なくとも1つのバージョンのプログラ
ムとこの少なくとも1つのバージョンのうち現在システ
ム全体で使用しているプログラムのバージョンを示す現
バージョン番号とを有するプログラム配布装置と、少な
くとも1つのバージョンの前記プログラムとこの少なく
とも1つのバージョンのプログラムのうち現在自身で使
用しているプログラムを指し示す情報とこの少なくとも
1つのバージョンのうち現在自身が保有しているプログ
ラムのバージョンを示す保有バージョン番号とを有する
複数の端末とが、ネットワークを介して接続されたシス
テムの前記プログラム配布装置に対し、 前記複数の端末のうちのいずれかの端末からログイン要
求があった場合、前記現バージョン番号が該端末の保有
バージョン番号と等しくなければ前記少なくとも1つの
バージョンのプログラムの中から前記現バージョン番号
に対応するプログラムを選択して該端末に配布するとと
もに該端末の保有バージョン番号に前記現バージョン番
号を追加し、前記現バージョン番号が該端末の保有バー
ジョン番号と等しければ該端末へのプログラムの配布及
び該端末の保有バージョン番号への前記現バージョン番
号の追加は行わずに、現在該端末で使用しているプログ
ラムを指し示す情報を切り替える処理を実行させる、 プログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。 - 【請求項8】 前記プログラム配布装置に対し、このプ
ログラム配布装置にネットワークを介して接続された保
守端末の指示により前記現バージョン番号を書き換える
処理を実行させる、プログラムを記録したことを特徴と
する請求項7記載の記録媒体。 - 【請求項9】 前記プログラム配布装置に対し、前記複
数の端末のうちの特定の端末に特定のバージョンの前記
プログラムを配布する指示が、該プログラムのバージョ
ン番号を特定して前記保守端末によりなされ、当該特定
の端末からログイン要求があった場合に、前記保守端末
により指示された特定のバージョン番号が該端末の保有
バージョン番号と等しくなければ、現在該端末で使用し
ているプログラムを指し示す情報を切り替えることな
く、前記少なくとも1つのバージョンのプログラムの中
から指示されたバージョンのプログラムを選択して該端
末に配布する処理を実行させる、プログラムを記録した
ことを特徴とする請求項8記載のプログラムの自動配布
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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JP4609682B2 (ja) * | 2000-11-29 | 2011-01-12 | ソニー株式会社 | 通信システム、情報処理方法 |
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