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JP2000024421A - 濾過装置 - Google Patents

濾過装置

Info

Publication number
JP2000024421A
JP2000024421A JP10213551A JP21355198A JP2000024421A JP 2000024421 A JP2000024421 A JP 2000024421A JP 10213551 A JP10213551 A JP 10213551A JP 21355198 A JP21355198 A JP 21355198A JP 2000024421 A JP2000024421 A JP 2000024421A
Authority
JP
Japan
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water
filter
air
jet
pipe
Prior art date
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Pending
Application number
JP10213551A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Kishimoto
一夫 岸本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibuya Corp
Original Assignee
Shibuya Machinery Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shibuya Machinery Co Ltd filed Critical Shibuya Machinery Co Ltd
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Publication of JP2000024421A publication Critical patent/JP2000024421A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】濾過装置4の逆洗浄を可能にしてフィルタ30
の目詰りを解消する。 【解決手段】濾過装置は、メッシュ32内に濾過材34
を充填した円筒形のフィルタを備えており、フィルタの
内側の中空部36に連結した吸引管10からポンプ8に
よって被処理水を吸引すると、被処理水がフィルタの外
側から内側へ透過され、懸濁物質等が濾過される。さら
に、ポンプから被処理水を吐出することによりその周囲
の空間に負圧部を発生させ、この負圧部に空気を吸込ん
で、混気ジェット水として噴射する混気ジェットノズル
42を、逆止弁43を介して前記吸引管に接続する。混
気ジェットノズルの吐出口42bを、円筒状フィルタの
外周側に、このフィルタの軸線O1 と平行に配置する。 【効果】吸引管から水を送り込むと、フィルタの内部に
吹込まれた水によりフィルタ内の汚泥が放出され、さら
に、前記混気ジェットノズルからの噴射水により吹き飛
ばされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は濾過装置に係り、特
に池等のように貯留した状態で流れのない水を浄化する
濾過装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】川のように流れがある場合には、バクテ
リアが有機物を水と炭酸ガスに分解することにより浄化
されるが、池のように水流がない場合には、水が汚染さ
れやすく、また、アオコ等の藻類が繁殖し水が濁ってく
る場合がある。このように藻類等の有機物があると水が
腐り、汚染されてしまう。そして、水中の酸素が不足す
ると、嫌気性バクテリアが増殖し、メタンガスや硫化水
素等の有毒物質を発生する。また、水面からは空気中の
酸素が溶け込むが、池のように水流がなく撹拌されない
場合には、溶け込む酸素の量が少ないため、浄化を行な
う必要がある。
【0003】池のように流れがない水の浄化をするため
に、従来は、濾過材を充填したフィルタを備えた濾過装
置を池の水中に配置し、ポンプによって水を吸引してフ
ィルタを透過させることにより濾過するようにしてい
た。
【0004】従来の濾過装置は、例えば、内側と外側の
メッシュ間に濾過材を詰めた円筒形のフィルタを池等の
水中に配置するとともに、円筒形フィルタの内側の中空
部に吸引管を接続し、ポンプによりフィルタの中空部内
の水を吸引することにより、フィルタの外側から水を透
過させることにより、水中に浮遊している藻その他の懸
濁物質を除去するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記のような従来の濾
過装置では、一定時間濾過を行なうと、フィルタが次第
に目詰りを起し、濾過能力が低下してしまうという問題
があった。この場合には、フィルタを池中から取出して
洗浄する等により目詰りを解消する必要があり、作業に
手間がかかるという問題があった。
【0006】本発明は前記課題を解決するためになされ
たもので、濾過装置に逆洗浄を可能にする逆洗機構を設
けることにより、濾過装置を池等の水中に設置したま
ま、簡単にフィルタの目詰りを解消することができる濾
過装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る濾過装置
は、濾過材が充填された筒状のフィルタと、この筒状フ
ィルタの中空部に連結された吸引管とを備え、ポンプに
よって吸引管から被処理水を吸引することにより濾過を
行なうものであって、特に、水を吐出することによりそ
の周囲の空間に負圧部を生じさせ、この負圧部に空気を
導入し混気ジェット水として噴射する混気ジェットノズ
ルを、逆止弁を介して前記吸引管に接続し、この混気ジ
ェットノズルの噴射口を前記筒状フィルタの外面に向け
て配置したものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態によ
り本発明を説明する。図1は本発明の一実施の形態に係
る濾過装置を備えた水の浄化システムの概略構成を示す
図であり、この濾過装置4は、池2の水面2a下に据え
付けられている。池2の周縁部にモータ6によって駆動
されるポンプ8が配置されており、このポンプ8の吸込
口8aと濾過装置4とが吸引管10を介して接続されて
いる。また、ポンプ8の吐出口8bには吐出管12が接
続され、その下流端12aが、池2の水中に挿入されて
いる。なお、この実施例では、吸引管10の径が吐出管
12の径よりも太くなっている。
【0009】ポンプ8の吐出口8bに接続されている吐
出管12の上流部12A、すなわち、ポンプ8の吐出口
8b寄りに、混気ジェット装置14が設けられている。
この混気ジェット装置14について図2および図3によ
り説明する。この混気ジェット装置14は、前記ポンプ
8からの吐出管12の上流部12Aに接続される入口管
16と、吐出管12の下流部12Bに接続される出口管
18と、これら両管16,18の中間に連結され内部に
広い室20を有する負圧発生ボックス22とを有してい
る。
【0010】入口管16はその内部に、吐出管12内を
送られてきた被処理水の流路を絞る絞り通路16aが形
成されており、この絞り通路16aの前方(図2の右
側)寄りに拡大された空間16bが設けられている。こ
の拡大された空間16b(後に説明するように混気ジェ
ット装置14の作動時には第1の負圧部となる)は、図
2および図3に示すように、周囲を囲む筒状周壁16c
に形成された複数の連通孔16dと、その外周側の環状
溝16e、外部に連通する空気取入口16fおよび図示
しない流量制御弁を介して空気供給源に連通されてい
る。従って、ポンプ8によって吸引されて吐出管12
(12A)から吐出された被処理水が、この絞り通路1
6aで絞られて高速ジェット流として前記空間16b内
を通過すると、この空間16b内が負圧となり、前記空
気取入口16fから空間16b内に空気が導入される。
この導入された空気が被処理水と混合して混気ジェット
として負圧ボックス22の室20内に吐出される。
【0011】入口管16と出口管18の中間に連結され
た負圧発生ボックス22の側壁(図2の上部の壁)に
は、吸込口22aが設けられており、前記吸引管10か
ら分岐したバイパス管24が逆止弁26を介して接続さ
れている。この負圧ボックス22の内部の広い室20
は、後に説明するように混気ジェット装置14の作動時
には第2の負圧部となる。前記混気ジェット水がこの室
20内に噴射されると、室(第2負圧部)20内が負圧
となり、前記バイパス管24を介して被処理水が吸込ま
れる。また、負圧ボックス22の吸込口22aは、流量
調整弁を介してエア供給源(図示せず)に接続されてお
り、前記室20内に強制的に空気を送り込むことができ
る。なお、この室20内にエアを供給するエア供給手段
は省略することも可能である。
【0012】負圧ボックス22に連結された出口管18
内には出口通路18aが設けられており、前記入口管1
6から吐出された混気ジェット水と、吸込口22aから
吸込まれた被処理水とが混合して出口通路18a内に入
り、吐出管12の下流部12B内に吐出される。この吐
出管12の下流端12aは前記のように池2内に挿入さ
れており、濾過された後の被処理水と空気とが混合して
池2の水中に戻される。
【0013】図4および図5は前記濾過装置4を拡大し
て示す図であり、これらの図により濾過装置4の構成に
ついて詳細に説明する。この濾過装置4は円筒状のフィ
ルタ30を備えている。円筒状フィルタ30は、メッシ
ュ32間に濾過材34(セラミックスや多孔質の石等)
を詰めた複数層の構成になっている。この実施例では二
重構造になっており、外側には粗い濾過材34Aが、そ
して内側には細かい濾過材34Bが充填されている。な
お、濾過材34の層は二重に限らず、三重あるいはそれ
以上の層であっても良い。
【0014】前記構成のフィルタ30は、両端部側をそ
れぞれスタンド35によって支持されて全周が池2の水
中に位置するように設置されている。この円筒状フィル
タ30の内部空間36の一方の端部側(図4の左側)
に、前記吸引管10が接続されている。一方、内部空間
36の他方側はキャップ38によって閉塞されており、
中の濾過材34を洗浄するときには、このキャップ38
を外して取り出せるようになっている。
【0015】この濾過装置4は、前記フィルタ30が目
詰りしたときに逆洗浄を行なうための構造を備えてい
る。円筒状フィルタ30の、吸引管10が接続されてい
る端部側に、円形の取付けプレート40が固定されてい
る。この取付けプレート40に、円周方向等間隔で4個
の混気ジェットノズル42が取付けられている。
【0016】各混気ジェットノズル42は、前記吸引管
10に、逆止弁43を介して接続されており、前記図2
および図3に示す混気ジェット装置14の、入口管16
に相当する部分と同様の構成を備えている。すなわち、
前記入口管16内の絞り通路16aと同様の通路(図示
せず)と、その通路の周囲に設けられ、高圧ジェット水
の通過によって負圧を発生させる拡大された空間(図示
せず)と、この空間に連通する空気取入口42aと、高
圧ジェット水と空気とを混合した混気ジェット水を噴射
する吹出口42bとを備えている。さらに、これら混気
ジェットノズル42は、濾過装置4に取付けられて水中
に設置されているので、前記各空気取入口42aには、
水面2a上に伸びるエアパイプ44が連結されており、
池2の水面2a上から空気を導入するようになってい
る。また、混気ジェット水を吹出す吹出口42bが、円
筒状フィルタ30の軸線O1 とほぼ平行な方向を向くよ
うに配置されている。
【0017】さらに、図1に示すように、前記構成に係
る水の浄化システムには、池2の中の水を濾過するため
の構成に加えて、濾過装置4のフィルタ30が目詰まり
を起こしたときに逆洗を行なうための回路が設けられて
いる。混気ジェット装置14の出口管18の噴射口側
と、濾過装置4とポンプ8とを接続している吸引管10
との間が、供給管46によって接続されている。また、
吸引管10の、バイパス管24の分岐部10aと前記供
給管46の接続部10bとの間10cと、吐出管12
の、前記供給管46の接続部12bよりも下流側12c
との間が、導入管48によって接続されている。
【0018】さらに、前記供給管46内に第1の開閉弁
50が、導入管48内には第2の開閉弁52が、そし
て、吸引管10の、供給管46との接続部10bと導入
管48との接続部10cとの間に第3の開閉弁54が、
また、吐出管12の、供給管46との接続部12bと導
入管48との接続部12cの間に、第4の開閉弁56が
それぞれ設けられている。これら各開閉弁50,52,
54,56を開閉することにより、濾過装置4による水
の濾過および濾過装置4の逆洗浄を行なうことができ
る。
【0019】以上の構成に係る水の浄化システムの作用
について説明する。先ず、通常の濾過を行なう場合に
は、前記第1および第2の開閉弁50,52を閉じ、第
3および第4の開閉弁54,56を開放しておく。この
状態で、モータ6の運転によりポンプ8を駆動すると、
ポンプ8の吸引力によって、池2の中の水が濾過装置4
のフィルタ30の外周側から濾過材34内を通過して内
部の空間36に入り、吸引管10を通って吸引される。
濾過装置4を介して吸引されることにより濾過された水
は、このポンプ8から吐出されて吐出管12の上流部1
2Aを通り混気ジェット装置14に送られる。
【0020】吐出管12(12A)から混気ジェット装
置14の入口管16内に送り込まれた池2内の水(被処
理水)は、絞り通路16aによって絞られて高圧ジェッ
ト流として噴射されると、その通路の周囲の空間16b
が負圧になり、空気取入口16fから空気が吸込まれて
前記水と混合されて混気ジェット水となる。さらに、こ
の混気ジェット水が負圧ボックス22内に噴射される
と、この負圧ボックス22の室20内が負圧になり、前
記吸引管10から分岐したバイパス管24および吸込口
22aを介して、濾過装置4を通って濾過された水が負
圧ボックス22内に吸引される。このバイパス管24を
介して吸込まれた水は、前記ポンプ8側から送られてき
た混気ジェット水と混合した気液混合流体として、出口
管18の出口通路18aから吐出管12を経て池2内に
還流される。
【0021】前記のように、ポンプ8の吐出側に混気ジ
ェット装置14を設け、混気ジェット水の噴射により発
生した負圧部(負圧ボックス22の室20内)にバイパ
ス管24を介して水を吸引するようにしたので、ポンプ
8の吸引能力をはるかに上まわる大量の水を吸引するこ
とができ、小型のポンプ8でも充分な濾過能力を得るこ
とができる。また、濾過装置4によって濾過した水に、
混気ジェット装置14によって取入れた空気を混入させ
た後、池2内に戻すようにしたので、溶存酸素量を大幅
に増大させることができる。こうして溶存酸素量が増大
すると、好気性バクテリアの活動によって有機物の分解
が促進される。なお、バイパス管24には、流量調整弁
を介してエア供給源(図示せず)から空気を供給できる
ようになっており、池2の状態から判断して酸素の混入
量を多くしたい場合には流量調整弁を開き、濾過処理を
したい場合には流量調整弁を絞るようにする等の調整を
行なうことができる。
【0022】このように継続して濾過を行なうと、濾過
装置4のフィルタ30に藻やその他の懸濁物質等が付着
して次第に目詰りを起こしてしまう。フィルタ30が目
詰りを起すと濾過能力が低下するので、前記各開閉弁5
0,52,54,56を切換えて濾過装置4の逆洗浄を
行なう。なお、この逆洗浄への切換えは、手動により切
換えるようにしても良く、また、目詰りを起こすとゲー
ジ圧力が上がるので、圧力センサを設けて設定した圧力
になったときに自動的に逆洗浄が始まるようにしても良
い。さらに、目詰りを起こすとポンプ8からの流量が減
るので、この流量の減少を流量計で検知して逆洗浄を開
始するようにすることもできる。
【0023】逆洗浄を行なう場合には、通常の濾過運転
時とは逆に、前記供給管46内の第1の開閉弁50と導
入管48内の第2の開閉弁52を開放し、吸引管10内
の第3の開閉弁54と吐出管12内の第4の開閉弁56
を閉じる。この状態で、モータ6の運転によりポンプ8
を通常の濾過運転時と同様に正転させる。すると、ポン
プ8は、前記吐出管12の池2の中に挿入されている下
流端12aから池2の中の水を吸上げ、吐出管12内を
図1の破線で示す矢印方向に吸引する。池2内から吸上
げられた水は、導入管48、第2の開閉弁52および導
入管48が接続された吸引管10を通ってポンプ8内に
吸入され、前記濾過時と同様にポンプ吐出口8bから吐
出される。
【0024】ポンプ8から吐出された水は、濾過時と同
様に混気ジェット装置14の入口管16に送られ、入口
管16内の絞り通路16aによって絞られて高圧ジェッ
ト水として噴射され、この通路の周囲の空間(第1負圧
部)16bに負圧を発生させる。この負圧により空気取
入口16eから空気が取込まれ、前記水と混合した混気
ジェット水となって負圧ボックス22の室20内に噴射
される。この室(第2の負圧部)20内が負圧になり、
吸込口22aからバイパス管24を通った水が吸込まれ
る。この水が前記混気ジェット水と混合して出口管18
から噴射される。この気液混合流体は、第1の開閉弁5
0および供給管46を通って濾過装置4に送られる。
【0025】濾過装置4に、濾過時とは逆に混気ジェッ
ト装置14から噴射された水が、供給管46および吸引
管10を介して送り込まれる。濾過装置4に送られた水
は、フィルタ30の内部の空間36に吐出されるととも
に、このフィルタ30の周囲に配置された4個の混気ジ
ェットノズル42に供給される。これら各混気ジェット
ノズル42は、前記混気ジェット装置14と同様に、絞
り通路で水流を絞って高速ジェット水として噴射し、そ
の通路の周囲に負圧を発生させて、エアパイプ44から
エアを吸引し、混気ジェット水として吹出口42bから
噴射する。各吹出口42bは、フィルタ30の軸線O1
と平行に配置されており、噴射された混気ジェット水
は、フィルタ30の外周面に吹付けられてその洗浄を行
なう。なお、逆洗浄を行なう時点では、フィルタ30が
目詰りしているので、フィルタ30の内部空間36に吹
込まれた水の流れが悪く抵抗がかかるので、混気ジェッ
トノズル42から水が勢い良く噴射される。
【0026】逆洗浄を行なっているときには、フィルタ
30の内部に吹込まれた水は、濾過材34内を透過して
フィルタ30の外側へ流れ、濾過材34に付着している
懸濁物質等を含む濃縮汚泥が放出される。この濃縮汚泥
は、前記混気ジェットノズル42からの噴流によって濾
過装置4から離れた位置に飛ばされて池2の底に沈殿す
る。この濃縮汚泥は、別に設けた吸引装置によって、必
要に応じて陸上げすれば良い。
【0027】この実施例に係る水の浄化システムでは、
濾過装置4のフィルタ30が目詰りしたために逆洗浄を
行なう場合には、各配管10,12,46,48内に設
けた開閉弁50,52,54,56を、濾過運転時と逆
に切換えるだけで、ポンプ8および混気ジェット装置1
4内を濾過時と同一の方向に水を流して濾過装置4の逆
洗浄をすることができる。また、この逆洗浄時にも、混
気ジェット装置14によってバイパス管24から水を吸
引することができるので、小型のポンプ8でも大量の水
を噴射して効率良く逆洗浄をすることができ、フィルタ
30の目詰りを容易に解消することができる。
【0028】なお、この実施例では、各混気ジェットノ
ズル42にそれぞれエアパイプ44が連結されている
が、一本のエアパイプを介して各混気ジェットノズル4
2に空気を送るようにすることもできる。また、フィル
タ30の外周に配置した混気ジェットノズル42の数は
4個に限るものではなく、フィルタ30の外周にまんべ
んなく混気ジェット水を噴射できるように配置すれば良
い。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、濾
過材が充填された筒状のフィルタと、この筒状フィルタ
の中空部に連結された吸引管とを備え、ポンプによって
吸引管から被処理水を吸引することにより濾過を行なう
濾過装置において、水を吐出することによりその周囲の
空間に負圧部を生じさせ、この負圧部に空気を導入し混
気ジェット水として噴射する混気ジェットノズルを、逆
止弁を介して前記吸引管に接続し、この混気ジェットノ
ズルの噴射口を前記筒状フィルタの外面に向けて配置し
たことにより、濾過装置の逆洗が可能になり、フィルタ
の目詰りを容易に解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る濾過装置を備えた水の
浄化システムの構成を簡略化して示す回路図である。
【図2】前記水の浄化システムに備えられた混気ジェッ
ト装置の縦断面図である。
【図3】図2のIII−III線に沿う断面図である。
【図4】本発明の一実施例に係る濾過装置の一部を断面
とした図である。
【図5】図4の横断面図である。
【符号の説明】
8 ポンプ 10 吸引管 30 フィルタ 34 濾過材 36 フィルタの中空部 42 混気ジェットノズル 43 逆止弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B01D 35/02 F

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 濾過材が充填された筒状のフィルタと、
    この筒状フィルタの中空部に連結された吸引管とを備
    え、ポンプによって吸引管から被処理水を吸引すること
    により濾過を行なう濾過装置において、 水を吐出することによりその周囲の空間に負圧部を生じ
    させ、この負圧部に空気を導入し混気ジェット水として
    噴射する混気ジェットノズルを、逆止弁を介して前記吸
    引管に接続し、この混気ジェットノズルの噴射口を前記
    筒状フィルタの外面に向けて配置したことを特徴とする
    濾過装置。
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