JP2000023197A - 画像信号処理方法、画像信号処理システム、記憶媒体及び撮像装置 - Google Patents
画像信号処理方法、画像信号処理システム、記憶媒体及び撮像装置Info
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Abstract
りする際のデータ量を大幅に削減でき、且つ色処理を行
った後で画質の劣化が生じないようにして高品質の画像
を得ることができるようにする。 【解決手段】 撮像素子から出力される画像信号を処理
する方法であって、少なくともホワイトバランス補正又
はγ補正等の色補正をせずに画像信号に情報圧縮処理を
施す圧縮工程と、上記情報圧縮処理された画像信号に情
報伸張処理を施す伸張工程とを有する画像信号処理方法
において、上記情報圧縮処理を施す工程及び情報伸張処
理を施す工程が終了した後で上記色処理工程を行うよう
にして、画像信号を色処理した後で、画像データの圧縮
伸張に伴うブロックノイズや高周波ノイズが発生しない
ようにする。
Description
法、画像信号処理システム、記憶媒体及び撮像装置に関
するものである。
システムにおいては、撮像素子から出力される原信号に
所定の色補正処理を施して輝度信号及び色差信号を生成
し、上記輝度信号及び色差信号を画像表示装置に表示し
たり、記憶媒体に記憶したりするようにしている。
て、画像データを記憶するために必要な記憶媒体の容量
を少なくて済むようにしたり、画像データを伝送する際
の回線負荷を軽減できるようにしたりする技術が種々提
案されている。
一例を示すブロック図である。図10に示したように、
撮像素子201から出力された原信号(この例では、Y
e、Cy、Mg、Grの補色系の原信号を示している
が、R,G,B系でも同様である。)を色処理装置20
2に入力している。
号Ye、Cy、Mg、Grに所定の前処理を施して、疑
似的な輝度信号Y´、及び色差信号u´、v´を生成す
る前処理回路202aと、上記疑似的な輝度信号Y´、
及び色差信号u´、v´を用い色情報に対してホワイト
バランス補正、γ補正、その他の色補正処理等を行い、
輝度信号Y、及び色差信号u、vを生成する色処理回路
202bとにより構成されている。
度信号Y、及び色差信号u、vは、情報圧縮装置203
に入力される。上記情報圧縮装置203においては、J
PEG,MPEG、H.261等の圧縮技術を用いた情
報圧縮が行われる。例えば、所定の画素ブロック毎にD
CT(Discrete Cosine Transform : 離散コサイン変
換)される。そして、上記DCTされた輝度信号Y、及
び色差信号u、vは、次に、量子化されて高周波成分が
除去されて情報量が圧縮される。
像データは、次に、符号化装置204に与えられて符号
化処理される。この符号化処理は、種々の方式で行われ
るが、例えば、データの発生頻度に応じた符号長を割り
当てる可変長符号化を行うことにより、さらに情報圧縮
を行うことが可能となる。上記情報圧縮及び符号化され
た画像信号は、例えば、通信回線を介して送信される。
を介して入力された画像信号を情報伸長装置207に入
力する。上記情報伸張装置207では、上記情報圧縮装
置203におけるDCT及び量子化処理の逆の処理が行
われ、輝度信号Y、及び色差信号u、vが復元される。
色差信号u、vが画像表示装置または記憶装置208に
与えられ、撮像素子201によって撮像された画像が表
示されたり、記憶媒体に記憶されたりする。
してDCT、量子化を行った例を示したが、この他に、
種々の圧縮方式を用いることができる。例えば、図11
に示すように、コードブックを用いたベクトル量子化、
復号化による圧縮方式(以下、コードブック圧縮方式と
称する)を用いことができる。
いては同一の符号を付して詳細な説明を省略する。この
第2の従来例においては、上記色処理装置202から出
力された輝度信号Y、及び色差信号u、vをコードブッ
ク方式圧縮装置210に入力している。上記コードブッ
ク方式圧縮装置210は、入力された信号のパターン
と、コードブック記憶装置211に予め記憶されている
複数のコードブック(パターン)とを比較し、その中で
最も似通ったパターンを見つけ出して、そのパターンを
入力情報に当てはめ、そのパターンのコード番号を出力
する情報圧縮方式である。
出力されるコード番号は、コード番号出力装置212を
介して通信回線等の媒体に送出される。
れてきたコード番号をコード番号入力装置213で受信
し、コードブック方式伸張装置214に供給する。コー
ドブック方式伸張装置214は、入力されたコード番号
に対応するパターンをコードブック記憶装置215から
取り出すことにより、送信側で圧縮された画像信号を再
現(復号)することができる。そして、上記再現された
画像信号を画像表示装置または記憶装置208に与える
ことにより、画像表示したり、記憶媒体に記憶したりす
ることができる。
ステムにおいては、どのような情報圧縮方式を用いる場
合においても、撮像素子201から出力される原信号
(例えば、Ye、Cy、Mg、Gr)を色処理装置20
2に入力して、上記色処理装置202において種々の色
補正信号処理を施した輝度信号Y、及び色差信号u、v
に対して情報圧縮処理を施している。
るので、画像信号に情報圧縮処理を施しても極端な画像
劣化は生じないが、情報圧縮処理に伴って発生するブロ
ックノイズや高周波ノイズによる画質の劣化が生じるこ
とは避けられない。したがって、画像信号に対する圧縮
率に応じて画質の劣化が生じるので、高精細な画像を得
るためには圧縮率を大きくするのは好ましくない。
率を小さくすると、回線を介して伝送したり、記憶媒体
に記憶したりする際に、画像データ量が膨大になってし
まう問題があった。
号を伝送したり、記憶媒体に記憶したりする際のデータ
量を大幅に削減でき、且つ色処理を行った後で画質の劣
化が生じないようにして高品質の画像を得ることができ
るようにすることを目的とする。
法は、撮像素子から出力される画像信号を処理する方法
であって、色情報に関して少なくともホワイトバランス
補正又はγ補正を施す色処理工程を経ずに画像信号の情
報量を圧縮する処理を施す圧縮工程と、上記情報圧縮処
理された画像信号に伸張処理を施す伸張工程とを行い、
上記伸張工程が終了した後で上記色処理工程を行うこと
を特徴としている。また、本発明の画像信号処理方法の
他の特徴とするところは、上記圧縮工程及び伸張工程で
処理される画像信号は、上記撮像素子からシリアルで出
力される原信号であることを特徴としている。また、本
発明の画像信号処理方法のその他の特徴とするところ
は、上記圧縮工程及び伸張工程で処理される画像信号
は、上記撮像素子からパラレルで出力される原信号であ
ることを特徴としている。また、本発明の画像信号処理
方法のその他の特徴とするところは、上記圧縮工程及び
伸張工程で処理される画像信号は、上記撮像素子出力か
ら生成された疑似輝度色差信号(Y´、u´、v´)で
あることを特徴としている。また、本発明の画像信号処
理方法のその他の特徴とするところは、上記圧縮工程及
び伸張工程はコードブック方式により行われるベクトル
量子化工程及びベクトル復号化工程であることを特徴と
している。また、本発明の画像信号処理方法のその他の
特徴とするところは、上記圧縮工程及び伸張工程はDC
T、量子化、可変長符号化を行う圧縮/伸張方式により
行われることを特徴としている。
子から出力される画像信号に所定の信号処理を施して出
力する画像信号供給側と、上記画像信号供給側から得ら
れる画像信号を使用する画像信号入力側とからなる画像
信号処理システムであって、色情報に関して少なくとも
ホワイトバランス補正又はγ補正を施す前に上記画像信
号に情報圧縮処理を施す圧縮手段が上記画像信号供給側
に設けられ、上記情報圧縮された画像信号に情報伸張処
理を施す伸張手段及び色処理手段が画像信号入力側に設
けられていて、上記圧縮手段による情報圧縮処理、及び
上記伸張手段による情報伸張処理が終了した後で、上記
色処理手段により、色情報に関して少なくともホワイト
バランス補正又はγ補正を行うことを特徴としている。
また、本発明の画像信号処理システムの他の特徴とする
ところは、上記圧縮手段及び伸張手段で処理される画像
信号は、上記撮像素子からシリアルで出力される原信号
であることを特徴としている。また、本発明の画像信号
処理システムのその他の特徴とするところは、上記圧縮
手段及び伸張手段で処理される画像信号は、上記撮像素
子からパラレルで出力される原信号であることを特徴と
している。また、本発明の画像信号処理システムのその
他の特徴とするところは、上記圧縮手段及び伸張手段で
処理される画像信号は、上記撮像素子出力から生成され
た疑似輝度色差信号(Y´、u´、v´)であることを
特徴としている。また、本発明の画像信号処理システム
のその他の特徴とするところは、上記圧縮手段及び伸張
手段はコードブック方式を用いたベクトル量子化手段及
びベクトル復号化手段であることを特徴としている。ま
た、本発明の画像信号処理システムのその他の特徴とす
るところは、上記圧縮手段及び伸張手段はDCT、量子
化、可変長符号化を行う圧縮/伸張方式であることを特
徴としている。
法の手順をコンピュータに実行させるためのプログラム
を格納したことを特徴としている。また、本発明の記憶
媒体の他の特徴とするところは、上記各手段としてコン
ピュータを機能させるためのプログラムを格納したこと
を特徴としている。
像信号を生成する撮像素子と、上記撮像素子から出力さ
れる画像信号の色情報に関し少なくともホワイトバラン
ス補正又はγ補正を施さない状態で情報圧縮処理を施し
て圧縮画像信号を生成する圧縮手段とを有することを特
徴としている。また、本発明の撮像装置の他の特徴とす
るところは、上記圧縮手段から出力される圧縮画像信号
を記憶媒体に書き込む書き込み手段を有することを特徴
としている。また、本発明の撮像装置のその他の特徴と
するところは、上記記憶媒体に記憶した圧縮画像信号を
読み出す読み出し手段と、上記読み出し手段によって読
み出された圧縮画像信号に情報伸張処理を施す伸張手段
と、上記伸張手段によって再生された画像信号の色情報
に関し少なくともホワイトバランス補正又はγ補正の何
れか1つの処理を施す色処理手段とを具備することを特
徴としている。
法、画像信号処理システム、記憶媒体及び撮像装置の実
施の形態を説明する。
1の実施の形態を説明するブロックである。図1に示し
たように、本実施の形態の画像信号処理システムは、撮
像素子ICチップ部(以下、撮像部と称する)10、コ
ードブック方式圧縮装置20、コードブック記憶装置3
0、コード番号出力装置40によって画像信号の出力側
が構成されている。
ック方式伸張装置60、コードブック記憶装置70、色
処理装置80、画像表示または記憶装置90によって画
像信号の入力側が構成されている。
1を有し、本実施の形態においては、上記撮像素子11
にシアン、イエロー、マゼンダ、グリーンの3色の補色
と1色の原色フィルタを配設している。したがって、撮
像素子11からは原信号Ye、Cy、Mg、Grがシリ
アルで出力される。
e、Cy、Mg、Grは、コードブック方式圧縮装置2
0に入力される。上記コードブック方式圧縮装置20
は、上述したように、撮像部10から入力された所定の
画素数分の原信号Ye、Cy、Mg、Grのパターン
と、コードブック記憶装置30に予め記憶されている複
数のコードブック(パターン)とを比較する。
は、撮像部10からシリアルで出力される原信号Ye、
Cy、Mg、Grに対応するシリアルパターンで複数の
コードが記憶されており、コードブック方式圧縮装置2
0はその中で最も似通ったパターンを見つけ出し、その
パターンのコード番号を出力する。そして、コードブッ
ク方式圧縮装置20から出力されたコード番号は、コー
ド番号出力装置40により通信回線等の媒体を介してコ
ード番号入力装置側に送信される。
は、コード番号入力装置50によって入力されコードブ
ック方式伸張装置60に供給される。コードブック方式
伸張装置60は、入力されたコード番号に対応するパタ
ーンをコードブック記憶装置70から読みだして、コー
ドブック方式圧縮装置20によって圧縮した画像データ
を再生する。
生された原信号Ye、Cy、Mg、Grは、次に、色処
理装置80に与えられる。上記色処理装置80は、入力
された原信号Ye、Cy、Mg、Grから輝度・色差信
号を生成する前処理部81と、色情報に関しホワイトバ
ランス補正、γ補正等の色補正処理のように、良好な画
質を得るために必要な種々の処理を行う色処理部82よ
りなっている。
0から入力された原信号Ye、Cy、Mg、Grは、こ
の色処理装置80において所定の色処理が施され、輝度
信号Y、及び色差信号u、vが生成されて出力される。
Y、及び色差信号u、vは、画像表示または記憶装置9
0に与えられ、画像表示されたり、記憶媒体に記憶され
たりする。
理システムは、高品位の画質を得るために行う色補正処
理を、情報圧縮処理の前に行わずに情報伸張処理の後で
行っている。したがって、情報圧縮処理→情報伸張処理
に伴って発生するブロックノイズや高周波ノイズによる
画質の劣化を最小限に抑えることができ、回線を介して
伝送する際の情報量を大幅に削減できるとともに、色処
理後に画像信号が劣化しないようにすることができ、高
品位の画質を得ることができる。
ながら本発明の第2の実施の形態を説明する。なお、上
述した第1の実施の形態で示した構成と同一の構成につ
いては、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
0内に原信号並列変換装置12を設け、撮像部10から
得られる直列の原信号を並列に出力するようにしてい
る。このように、撮像部10から原信号Ye、Cy、M
g、Grを並列に出力することにより、上述した第1の
実施の形態の利点に加えて、コードブック方式圧縮装置
20におけるパターン比較処理を、例えば4×4画素か
らなるブロック単位の処理とすることができるので高速
化でき、全体の処理速度を向上させることができる利点
が得られる。
ながら本発明の画像信号処理システムの第3の実施の形
態を説明する。この例の場合は、原信号Ye、Cy、M
g、Grから輝度・色差信号を生成する前処理部13を
撮像部10内に設けている。したがって、本実施の形態
においては、色処理装置100内には前処理部が不要と
なり、色処理部82のみを設ければ済むようになる。
に設けることにより、擬似輝度色差信号Y´、u´、v
´を生成する演算を撮像素子11と同一チップ上で行っ
て出力することができる。これにより、演算の高速化が
可能となるとともに、後段で行う処理部において必要な
メモリ容量を低減化することができる。
差信号Y´、u´、v´を出力するようにすることがで
きるので、圧縮処理の精度を向上させることができると
ともに、圧縮処理を大幅に高速化することが可能とな
る。
装置100内において擬似輝度色差信号Y´、u´、v
´を生成する必要がないので、色処理装置100の構成
を簡素化できるとともに、色処理に要する時間を低減す
ることができる。
ながら第4の実施の形態を説明する。上述した第1の実
施の形態〜第3の実施の形態の場合は、情報圧縮方式と
してコードブック方式の圧縮を行った場合を示した。こ
の例の場合は、情報圧縮装置としてDCT及び量子化処
理を行う圧縮装置21、可変長符号化装置31、出力装
置32を出力側に設けている。また、可変長符号化入力
装置41、逆量子化及び逆DCT等の情報再生を行う情
報伸張装置51を入力側に設けている。
いても、上述した実施の形態と同様に、回線を介して伝
送する際の情報量を大幅に削減できるとともに、画質の
劣化を可及的に防止することができて高品位の画質を得
ることができる等の作用効果を得ることができる。
信号Y´、u´、v´は、従来より用いられている演算
を行うことで生成することができる。図5は、R、G、
Bの原色フィルタを撮像素子11に配設した場合の例を
示している。この場合、擬似輝度信号Y´は、(R+2
G+B)の演算を行って生成している。また、擬似色差
信号u´は、(R−Y´)の演算を行って生成し、擬似
色差信号v´は、(B−Y´)の演算を行って生成して
いる。
に配設した場合の例を示している。この場合、1、2行
目については、擬似輝度信号Y´は、((Ye+Mg)
+(Cy+G))×1/2=1/2(2B+3G+2
R)の演算を行い、擬似色差信号u´は、((Ye+M
g)−(Cy+G))=(2R−G)の演算を行って生
成している。
号Y´は、((Ye+G)+(Cy+Mg)×1/2=
1/2(2B+3G+2R)の演算を行い、擬似色差信
号−v´は、((Ye+G)−(Cy+Mg))=−
(2B−G)の演算を行って生成している。
においては、撮像部10内で行う演算処理として擬似輝
度色差信号Y´、u´、v´を生成する例を示したが、
この他に種々の演算処理を撮像部10内で行うようにす
ることができる。
て、所定の画素ブロック毎に複数の画素信号を並列に出
力することも可能である。その一例を以下に示す。図7
は、各画素信号を「2×2ブロック」ごとに並列に出力
する例を示す回路図であり、図8は図7の各部の動作タ
イミングを示す図である。
ルスV1 が与えられたタイミングでゲートパルスS1 が
与えられると、画素Y11信号(Y12信号も同様)が読み
だされ、メモリ用コンデンサC1 に保持される。また、
垂直走査パルスV2 が与えられたタイミングでゲートパ
ルスS2 が与えられると、画素Y21信号(画素Y22信
号)が読みだされ、同じくメモリ用コンデンサに保持さ
れる。
メモリ用コンデンサC1 に保持されていた画素Y11信号
及び画素Y21信号が読みだされる。なお、画素Y12信号
及び画素Y22信号も上述と同様に読みだされ、画素Y11
信号がメモリ用コンデンサC3 に保持され、画素Y12信
号がメモリ用コンデンサC4 に保持され、画素Y21信号
がメモリ用コンデンサC5 に保持され、画素Y22信号が
メモリ用コンデンサC6 に保持される。
1 が与えられると、メモリ用コンデンサC3 〜C6 にそ
れぞれ保持されていた画素信号が同時に出力され、図示
したようにY11、Y12、Y21、Y22が並列に出力され
る。
が与えられると、1画素分だけ水平方向にずれた1ブロ
ック分の画素信号Y13、Y12、Y23、Y22が並列に出力
される。この場合、画素信号Y12及び画素信号Y22はメ
モリ用コンデンサC4 、C6にそれぞれ保持されていた
画素信号が出力される。
る例を示したが、図9(a)に示すように、各画素信号
の出力線中に抵抗器Riを設け、この抵抗器Riの大き
さを変えて、増幅器に設けられている抵抗器Raとの比
を変えることにより、マトリクス演算をする際に画素信
号に重み付けを行うことができる。また、図9(b)の
ように増幅器の(−)入力端子側に画素信号を入力する
ことにより、差演算を行うようにすることができる。
しながら第6の実施の形態を説明する。上述した実施の
形態においては、圧縮処理を施した信号を通信回線等の
媒体を介して外部に出力するようにした例を示したが、
本実施の形態においては、圧縮後の信号を一旦記録媒体
に記録し、これを再生するとともに、圧縮伸張処理の後
で色処理を行う撮像装置に適用した例を示している。
めの図4と異なる構成は、可変長符号化装置31と情報
伸張装置51との間に、書込装置130、記憶媒体13
1、読出装置132を設けている。
0から出力される画像信号を記憶媒体131に記憶する
ために必要な記憶容量を格段と低減することができ、し
かも記憶媒体131から読み出した画像信号を情報伸張
装置51で再生してから色処理装置100内において色
処理を行うので、画質の劣化が少なくて済み、高品質な
画像を画像表示装置133に表示することができる。な
お、本実施の形態撮像装置は媒体131までの構成にと
どめることもできる。
するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒
体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或い
は装置のコンピュータ(またはCPUやMPU、いずれ
も図示せず)が記憶媒体に格納されたプログラムコード
を読みだして実行することによっても、達成されること
は言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出され
たプログラムコード自体が実施の形態の機能を実現する
こととなり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することとなる。
体としては、ROM、フロッピーディスク、ハードディ
スク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、C
D−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード等を用い
ることができる。
ムコードを実行することにより、実施の形態の機能が実
現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基
づき、コンピュータ上で稼動しているOS等が実際の処
理の一部又は全部を行い、その処理によって実施の形態
の機能が実現される場合も含まれる。
ラムコードが、コンピュータに挿入された拡張機能ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、
その処理によって実施の形態の機能が実現される場合も
含まれる。
少なくともホワイトバランス補正又はγ補正等の色補正
を行わずに、画像信号に情報圧縮処理を施す圧縮処理
と、上記情報圧縮処理された画像信号に情報伸張処理を
施す伸張処理とを行う場合に、上記情報圧縮処理及び情
報伸張処理を行った後で上記色処理を行うようにしたの
で、画像信号を伝送したり、記憶媒体に記憶したりする
際のデータ量を大幅に削減することができ、且つ色処理
後に画質の劣化が生じないようにすることができて高品
質の画像を得ることができる。
画像信号処理を行う場合の一般的な前処理である擬似輝
度色差演算を撮像素子上で行うようにしたので、演算速
度を高速化することができるとともに、後段で行う色信
号処理に必要なメモリ容量を低減することができる。
像圧縮に適した形式の画像信号を撮像素子から出力する
ことができるので、圧縮処理の精度を向上することがで
きるとともに、高速化を達成することができる。
システムの構成を示すブロック図である。
システムの構成を示すブロック図である。
システムの構成を示すブロック図である。
システムの構成を示すブロック図である。
手順を説明する図である。
手順を説明する図である。
行う演算の一例を示す回路図である。
ある。
素信号の差演算を行う場合の一例を示す回路図である。
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
Claims (17)
- 【請求項1】 撮像素子から出力される画像信号を処理
する方法であって、色情報に関して少なくともホワイト
バランス補正又はγ補正を施す色処理工程を経ずに画像
信号の情報量を圧縮する処理を施す圧縮工程と、上記情
報圧縮処理された画像信号に伸張処理を施す伸張工程と
を行い、上記伸張工程が終了した後で上記色処理工程を
行うことを特徴とする画像信号処理方法。 - 【請求項2】 上記圧縮工程及び伸張工程で処理される
画像信号は、上記撮像素子からシリアルで出力される原
信号であることを特徴とする請求項1に記載の画像信号
処理方法。 - 【請求項3】 上記圧縮工程及び伸張工程で処理される
画像信号は、上記撮像素子からパラレルで出力される原
信号であることを特徴とする請求項1に記載の画像信号
処理方法。 - 【請求項4】 上記圧縮工程及び伸張工程で処理される
画像信号は、上記撮像素子出力から生成された疑似輝度
色差信号(Y´、u´、v´)であることを特徴とする
請求項1に記載の画像信号処理方法。 - 【請求項5】 上記圧縮工程及び伸張工程はコードブッ
ク方式により行われるベクトル量子化工程及びベクトル
復号化工程であることを特徴とする請求項1に記載の画
像信号処理方法。 - 【請求項6】 上記圧縮工程及び伸張工程はDCT、量
子化、可変長符号化を行う圧縮/伸張方式により行われ
ることを特徴とする請求項1に記載の画像信号処理方
法。 - 【請求項7】 撮像素子から出力される画像信号に所定
の信号処理を施して出力する画像信号供給側と、上記画
像信号供給側から得られる画像信号を使用する画像信号
入力側とからなる画像信号処理システムであって、色情
報に関して少なくともホワイトバランス補正又はγ補正
を施す前に上記画像信号に情報圧縮処理を施す圧縮手段
が上記画像信号供給側に設けられ、上記情報圧縮された
画像信号に情報伸張処理を施す伸張手段及び色処理手段
が画像信号入力側に設けられていて、 上記圧縮手段による情報圧縮処理、及び上記伸張手段に
よる情報伸張処理が終了した後で、上記色処理手段によ
り、色情報に関して少なくともホワイトバランス補正又
はγ補正を行うことを特徴とする画像信号処理システ
ム。 - 【請求項8】 上記圧縮手段及び伸張手段で処理される
画像信号は、上記撮像素子からシリアルで出力される原
信号であることを特徴とする請求項7に記載の画像信号
処理システム。 - 【請求項9】 上記圧縮手段及び伸張手段で処理される
画像信号は、上記撮像素子からパラレルで出力される原
信号であることを特徴とする請求項7に記載の画像信号
処理システム。 - 【請求項10】 上記圧縮手段及び伸張手段で処理され
る画像信号は、上記撮像素子出力から生成された疑似輝
度色差信号(Y´、u´、v´)であることを特徴とす
る請求項7に記載の画像信号処理システム。 - 【請求項11】 上記圧縮手段及び伸張手段はコードブ
ック方式を用いたベクトル量子化手段及びベクトル復号
化手段であることを特徴とする請求項7に記載の画像信
号処理システム。 - 【請求項12】 上記圧縮手段及び伸張手段はDCT、
量子化、可変長符号化を行う圧縮/伸張方式であること
を特徴とする請求項7に記載の画像信号処理システム。 - 【請求項13】 請求項1〜6の何れか1項に記載の画
像信号処理方法の手順をコンピュータに実行させるため
のプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒体。 - 【請求項14】 請求項7〜12に記載の各手段として
コンピュータを機能させるためのプログラムを格納した
ことを特徴とする記憶媒体。 - 【請求項15】 被写体を撮像して画像信号を生成する
撮像素子と、 上記撮像素子から出力される画像信号の色情報に関し少
なくともホワイトバランス補正又はγ補正を施さない状
態で情報圧縮処理を施して圧縮画像信号を生成する圧縮
手段とを有することを特徴とする撮像装置。 - 【請求項16】 上記圧縮手段から出力される圧縮画像
信号を記憶媒体に書き込む書き込み手段を有することを
特徴とする請求項15に記載の撮像装置。 - 【請求項17】 上記記憶媒体に記憶した圧縮画像信号
を読み出す読み出し手段と、 上記読み出し手段によって読み出された圧縮画像信号に
情報伸張処理を施す伸張手段と、 上記伸張手段によって再生された画像信号の色情報に関
し少なくともホワイトバランス補正又はγ補正の何れか
1つの処理を施す色処理手段とを具備することを特徴と
する請求項15に記載の撮像装置。
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