JP2000022729A - ネットワークシステム及びネットワーク管理方法 - Google Patents
ネットワークシステム及びネットワーク管理方法Info
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- JP2000022729A JP2000022729A JP10188952A JP18895298A JP2000022729A JP 2000022729 A JP2000022729 A JP 2000022729A JP 10188952 A JP10188952 A JP 10188952A JP 18895298 A JP18895298 A JP 18895298A JP 2000022729 A JP2000022729 A JP 2000022729A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ネットワークにおけるトラフィックを低減し、
高速なデータ伝送を行なう。 【解決手段】データ転送が開始されると(ステップS1
〜S5)、そのデータの転送が、ネットワーク中のルー
トノード以外のノードをルートとするサブツリー内で行
われる場合、当該サブツリーをネットワークから切り離
す(ステップS6)。
高速なデータ伝送を行なう。 【解決手段】データ転送が開始されると(ステップS1
〜S5)、そのデータの転送が、ネットワーク中のルー
トノード以外のノードをルートとするサブツリー内で行
われる場合、当該サブツリーをネットワークから切り離
す(ステップS6)。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信により機器を
接続してなるネットワークシステム及びその管理方法に
関する。
接続してなるネットワークシステム及びその管理方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】ネットワーク機器はその構成において2
つのタイプに分けられる。すなわち、ネットワーク機器
を環状に接続するリングタイプと木の枝の様に機器をぶ
ら下げておくツリータイプのものである。図6はネット
ワーク機器を環状に接続するリングタイプの模式図であ
る。ネットワーク100にはネットワーク機器101・
102・103が接続されている。またネットワーク1
00は全体として閉じた環状を形成している。ネットワ
ーク機器101は、ネットワーク機器102もしくはネ
ットワーク機器103と情報のやり取りを行なう際、そ
れぞれの機器にユニークな識別符号(ID)を付加した
情報をネットワーク100に伝達する。ネットワーク機
器102およびネットワーク機器103は、ネットワー
ク100に伝達された情報のIDを識別し、自分の持つ
IDと合致した情報が伝達されたばあいその情報を取り
込み、処理を行なう。また、ネットワーク機器102、
103は処理を行なったことを情報を発信したネットワ
ーク機器101に対して伝達する。
つのタイプに分けられる。すなわち、ネットワーク機器
を環状に接続するリングタイプと木の枝の様に機器をぶ
ら下げておくツリータイプのものである。図6はネット
ワーク機器を環状に接続するリングタイプの模式図であ
る。ネットワーク100にはネットワーク機器101・
102・103が接続されている。またネットワーク1
00は全体として閉じた環状を形成している。ネットワ
ーク機器101は、ネットワーク機器102もしくはネ
ットワーク機器103と情報のやり取りを行なう際、そ
れぞれの機器にユニークな識別符号(ID)を付加した
情報をネットワーク100に伝達する。ネットワーク機
器102およびネットワーク機器103は、ネットワー
ク100に伝達された情報のIDを識別し、自分の持つ
IDと合致した情報が伝達されたばあいその情報を取り
込み、処理を行なう。また、ネットワーク機器102、
103は処理を行なったことを情報を発信したネットワ
ーク機器101に対して伝達する。
【0003】ネットワーク機器101はネットワークが
環状に閉じているため自分自身の発信した情報を受け取
る事が出来る。このため、ネットワーク機器101は自
分自身の発信した情報を確認し、処理を行なったネット
ワーク機器102もしくは103の発信した受領応答を
確認をすることで情報の伝達を完了する。この方式はネ
ットワーク100に切断等のトラブルが発生した場合そ
れを識別できる利点があるが、環状にネットワークを構
築するためネットワークの配線が増える傾向がある。こ
のため、最近はネットワーク機器をツリー状に配置する
図7のようなネットワークが多く用いられている。
環状に閉じているため自分自身の発信した情報を受け取
る事が出来る。このため、ネットワーク機器101は自
分自身の発信した情報を確認し、処理を行なったネット
ワーク機器102もしくは103の発信した受領応答を
確認をすることで情報の伝達を完了する。この方式はネ
ットワーク100に切断等のトラブルが発生した場合そ
れを識別できる利点があるが、環状にネットワークを構
築するためネットワークの配線が増える傾向がある。こ
のため、最近はネットワーク機器をツリー状に配置する
図7のようなネットワークが多く用いられている。
【0004】図7にツリータイプのネットワークの模式
図を示す。図中、ルートノードであるネットワーク機器
201はネットワーク全体の制御を行なう。ルート20
1は木の幹に相当し、リーフと呼ばれるネットワーク機
器202、ネットワーク機器203が接続される。図2
において、リーフ202,203にはその下層のネット
ワーク機器は接続されていないが、ツリー状のネットワ
ークの場合、ルートとリーフとを、ブランチノードを介
して接続できるものも多い。図8にこの例を示す。
図を示す。図中、ルートノードであるネットワーク機器
201はネットワーク全体の制御を行なう。ルート20
1は木の幹に相当し、リーフと呼ばれるネットワーク機
器202、ネットワーク機器203が接続される。図2
において、リーフ202,203にはその下層のネット
ワーク機器は接続されていないが、ツリー状のネットワ
ークの場合、ルートとリーフとを、ブランチノードを介
して接続できるものも多い。図8にこの例を示す。
【0005】図8中、ルート301はルート201と同
様、ネットワークを制御する。ルートノード301には
ブランチ302,303が接続されている。ブランチ3
02には、更にリーフ304とリーフ305とが接続さ
れている。また、ブランチ303にはブランチ306が
接続され、ブランチ306にはリーフ307とリーフ3
08が接続されている。ルート301とその他のノード
302〜308の機能は大きく異なるが、例えばツリー
型ネットワークを構成するバスのひとつであるIEEE
−1394バスを用いたネットワークでは、ルートとリ
ーフの機構的な差異はなく、ネットワークが初期化され
たときに接続されている機器間でなるべく中心にある機
器がルートに定義される。IEEE−1394ではネッ
トワークに機器の追加や削除が行なわれると、その都度
ネットワークの初期化が行われ、ルートとリーフの再配
置が行われる。また、IEEE−1394では、異なる
伝送速度の機器が同一のネットワークに存在することを
許しており、初期化時に、接続されている機器ネットワ
ーク機器の動作スピードの調査が行なわれ、データの取
りこぼしが起こらない様、ネットワークのデータの伝送
速度を最も遅い機器に合わせる。
様、ネットワークを制御する。ルートノード301には
ブランチ302,303が接続されている。ブランチ3
02には、更にリーフ304とリーフ305とが接続さ
れている。また、ブランチ303にはブランチ306が
接続され、ブランチ306にはリーフ307とリーフ3
08が接続されている。ルート301とその他のノード
302〜308の機能は大きく異なるが、例えばツリー
型ネットワークを構成するバスのひとつであるIEEE
−1394バスを用いたネットワークでは、ルートとリ
ーフの機構的な差異はなく、ネットワークが初期化され
たときに接続されている機器間でなるべく中心にある機
器がルートに定義される。IEEE−1394ではネッ
トワークに機器の追加や削除が行なわれると、その都度
ネットワークの初期化が行われ、ルートとリーフの再配
置が行われる。また、IEEE−1394では、異なる
伝送速度の機器が同一のネットワークに存在することを
許しており、初期化時に、接続されている機器ネットワ
ーク機器の動作スピードの調査が行なわれ、データの取
りこぼしが起こらない様、ネットワークのデータの伝送
速度を最も遅い機器に合わせる。
【0006】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、互
いに異なる伝送速度の機器がひとつのネットワークに存
在すると、ネットワーク全体のデータ伝送速度が遅くな
ってしまう課題がある。また、ツリー状のネットワーク
においてデータの転送を司るルートは常に1つなので、
リーフ間のデータ転送を複数並行して行なうことが出来
ないという問題が有る。
いに異なる伝送速度の機器がひとつのネットワークに存
在すると、ネットワーク全体のデータ伝送速度が遅くな
ってしまう課題がある。また、ツリー状のネットワーク
においてデータの転送を司るルートは常に1つなので、
リーフ間のデータ転送を複数並行して行なうことが出来
ないという問題が有る。
【0007】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、単一のネットワークにおいて複数の機器グループ同
士のデータ伝送を並行して行なうことができ、また、ネ
ットワーク中の最も低速のネットワーク機器によりネッ
トワーク全体のデータ伝送速度が制限されてしまうこと
を防止するネットワークシステム及びネットワーク管理
方法を提供することを目的とする。
で、単一のネットワークにおいて複数の機器グループ同
士のデータ伝送を並行して行なうことができ、また、ネ
ットワーク中の最も低速のネットワーク機器によりネッ
トワーク全体のデータ伝送速度が制限されてしまうこと
を防止するネットワークシステム及びネットワーク管理
方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は次のような構成からなる。すなわち、ノー
ドをツリー型に接続してなるネットワークシステムであ
って、データの転送が、ネットワーク中のルートノード
以外のノードをルートとするサブツリー内で行われる場
合、当該サブツリーをネットワークから切り離す。
に、本発明は次のような構成からなる。すなわち、ノー
ドをツリー型に接続してなるネットワークシステムであ
って、データの転送が、ネットワーク中のルートノード
以外のノードをルートとするサブツリー内で行われる場
合、当該サブツリーをネットワークから切り離す。
【0009】あるいは、ノードをツリー型に接続してな
るネットワークシステムであって、予め登録された、デ
ータ転送の頻度に応じたノードの組が、ネットワークに
存在するか調べ、存在する場合には、その組を含むサブ
ツリーをネットワークから切り離す。
るネットワークシステムであって、予め登録された、デ
ータ転送の頻度に応じたノードの組が、ネットワークに
存在するか調べ、存在する場合には、その組を含むサブ
ツリーをネットワークから切り離す。
【0010】あるいは、ノードをツリー型に接続してな
るネットワークシステムであって、ネットワークのイニ
シャライズが行われた際、各ノードにおいて、自分より
下流のノードに自分がサポート出来る範囲を超えた転送
スピードでデータを転送する可能性がある機器が接続さ
れているか調査し、前記条件に合う機器がある場合に警
告を出力する。
るネットワークシステムであって、ネットワークのイニ
シャライズが行われた際、各ノードにおいて、自分より
下流のノードに自分がサポート出来る範囲を超えた転送
スピードでデータを転送する可能性がある機器が接続さ
れているか調査し、前記条件に合う機器がある場合に警
告を出力する。
【0011】あるいは、ノードをツリー型に接続してな
るネットワークシステムの管理方法であって、データの
転送が、ネットワーク中のルートノード以外のノードを
ルートとするサブツリー内で行われる場合、当該サブツ
リーをネットワークから切り離す。
るネットワークシステムの管理方法であって、データの
転送が、ネットワーク中のルートノード以外のノードを
ルートとするサブツリー内で行われる場合、当該サブツ
リーをネットワークから切り離す。
【0012】あるいは、ノードをツリー型に接続してな
るネットワークシステムの管理方法であって、予め登録
された、データ転送の頻度に応じたノードの組が、ネッ
トワークに存在するか調べ、存在する場合には、その組
を含むサブツリーをネットワークから切り離す。
るネットワークシステムの管理方法であって、予め登録
された、データ転送の頻度に応じたノードの組が、ネッ
トワークに存在するか調べ、存在する場合には、その組
を含むサブツリーをネットワークから切り離す。
【0013】あるいは、ノードをツリー型に接続してな
るネットワークシステムの管理方法であって、ネットワ
ークのイニシャライズが行われた際、各ノードにおい
て、自分より下流のノードに自分がサポート出来る範囲
を超えた転送スピードでデータを転送する可能性がある
機器が接続されているか調査し、前記条件に合う機器が
ある場合に警告を出力する。
るネットワークシステムの管理方法であって、ネットワ
ークのイニシャライズが行われた際、各ノードにおい
て、自分より下流のノードに自分がサポート出来る範囲
を超えた転送スピードでデータを転送する可能性がある
機器が接続されているか調査し、前記条件に合う機器が
ある場合に警告を出力する。
【0014】あるいは、ノードをツリー型に接続してな
るネットワークシステムを管理するコンピュータプログ
ラムを格納するコンピュータ可読メモリであって、前記
プログラムを実行することで、コンピュータにより、デ
ータの転送が、ネットワーク中のルートノード以外のノ
ードをルートとするサブツリー内で行われる場合、当該
サブツリーをネットワークから切り離す。
るネットワークシステムを管理するコンピュータプログ
ラムを格納するコンピュータ可読メモリであって、前記
プログラムを実行することで、コンピュータにより、デ
ータの転送が、ネットワーク中のルートノード以外のノ
ードをルートとするサブツリー内で行われる場合、当該
サブツリーをネットワークから切り離す。
【0015】あるいは、ノードをツリー型に接続してな
るネットワークシステムを管理するコンピュータプログ
ラムを格納するコンピュータ可読メモリであって、前記
プログラムを実行することで、コンピュータにより、予
め登録された、データ転送の頻度に応じたノードの組
が、ネットワークに存在するか調べ、存在する場合に
は、その組を含むサブツリーをネットワークから切り離
す。
るネットワークシステムを管理するコンピュータプログ
ラムを格納するコンピュータ可読メモリであって、前記
プログラムを実行することで、コンピュータにより、予
め登録された、データ転送の頻度に応じたノードの組
が、ネットワークに存在するか調べ、存在する場合に
は、その組を含むサブツリーをネットワークから切り離
す。
【0016】あるいは、ノードをツリー型に接続してな
るネットワークシステムを管理するコンピュータプログ
ラムを格納するコンピュータ可読メモリであって、前記
プログラムを実行することで、コンピュータにより、ネ
ットワークのイニシャライズが行われた際、各ノードに
おいて、自分より下流のノードに自分がサポート出来る
範囲を超えた転送スピードでデータを転送する可能性が
ある機器が接続されているか調査し、前記条件に合う機
器がある場合に警告を出力する。
るネットワークシステムを管理するコンピュータプログ
ラムを格納するコンピュータ可読メモリであって、前記
プログラムを実行することで、コンピュータにより、ネ
ットワークのイニシャライズが行われた際、各ノードに
おいて、自分より下流のノードに自分がサポート出来る
範囲を超えた転送スピードでデータを転送する可能性が
ある機器が接続されているか調査し、前記条件に合う機
器がある場合に警告を出力する。
【0017】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態]図1は本発
明の第1の実施の形態であるネットワークシステムを示
す。なお、各ネットワーク機器は、あらかじめ使用者に
よって高速なデータ伝送が低速な機器を経由しないで行
われるように接続されている。この点を踏まえ、ネット
ワーク機器は図1のように接続されているものとする。
無論、ネットワーク機器の接続状態は図1にの構成に限
定されない。
明の第1の実施の形態であるネットワークシステムを示
す。なお、各ネットワーク機器は、あらかじめ使用者に
よって高速なデータ伝送が低速な機器を経由しないで行
われるように接続されている。この点を踏まえ、ネット
ワーク機器は図1のように接続されているものとする。
無論、ネットワーク機器の接続状態は図1にの構成に限
定されない。
【0018】図1中、ネットワーク機器401はルート
である。ルート401にはブランチ402が接続されて
いる。また、ブランチ402にはリーフ403、リーフ
404が接続されている。ここで、ルート401、ブラ
ンチ402、リーフ403、リーフ404は高速、例え
ば400bpsでデータ伝送が行えるネットワーク機器
である。ルート401にはブランチ402とは別にブラ
ンチ405が接続されている。ブランチ405にはさら
に、リーフ406とリーフ407が接続されている。こ
こで、リーフ405とリーフ406,リーフ407は、
データ伝送速度が低速、例えば200bpsのネットワ
ーク機器である。また、ネットワーク機器は、ここでは
IEEE1394バスにより接続されており、IEEE
1394の規格にしたがって、電源オンや新たな機器の
接続、接続されていた機器の取り外し等によりバスリセ
ットが発生し、バスリセットによりルートやブランチ、
リーフといったネットワーク構成が決定される。各ネッ
トワーク機器は、IEEE1394インターフェースを
備えていればどのような機器であっても良いが、ルート
ノードはネットワーク管理を行うために、本来の機能に
対して余力がある機器が選ばれることが望ましい。ルー
ト/ブランチ/リーフは、互いに接続されたノード間の
子宣言の順序により決定される。
である。ルート401にはブランチ402が接続されて
いる。また、ブランチ402にはリーフ403、リーフ
404が接続されている。ここで、ルート401、ブラ
ンチ402、リーフ403、リーフ404は高速、例え
ば400bpsでデータ伝送が行えるネットワーク機器
である。ルート401にはブランチ402とは別にブラ
ンチ405が接続されている。ブランチ405にはさら
に、リーフ406とリーフ407が接続されている。こ
こで、リーフ405とリーフ406,リーフ407は、
データ伝送速度が低速、例えば200bpsのネットワ
ーク機器である。また、ネットワーク機器は、ここでは
IEEE1394バスにより接続されており、IEEE
1394の規格にしたがって、電源オンや新たな機器の
接続、接続されていた機器の取り外し等によりバスリセ
ットが発生し、バスリセットによりルートやブランチ、
リーフといったネットワーク構成が決定される。各ネッ
トワーク機器は、IEEE1394インターフェースを
備えていればどのような機器であっても良いが、ルート
ノードはネットワーク管理を行うために、本来の機能に
対して余力がある機器が選ばれることが望ましい。ルー
ト/ブランチ/リーフは、互いに接続されたノード間の
子宣言の順序により決定される。
【0019】なお、あるノードに子であることを先に宣
言したノードは、宣言されたノードの子となり、接続さ
れた全てのノードから子であることを先に宣言されたノ
ードがルートとなる。他のノードに対して子であるだけ
のノードはリーフであり、あるノードに対しては子,他
のノードに対しては親であるノードはブランチとなる。
このため、バスリセットが発生してから子宣言を行うま
での時間を機器ごとに変えることで、ネットワークの構
成を所望の構成とすることができる。このネットワーク
において、データ伝送は、ルート401の制御のもとで
実行される。
言したノードは、宣言されたノードの子となり、接続さ
れた全てのノードから子であることを先に宣言されたノ
ードがルートとなる。他のノードに対して子であるだけ
のノードはリーフであり、あるノードに対しては子,他
のノードに対しては親であるノードはブランチとなる。
このため、バスリセットが発生してから子宣言を行うま
での時間を機器ごとに変えることで、ネットワークの構
成を所望の構成とすることができる。このネットワーク
において、データ伝送は、ルート401の制御のもとで
実行される。
【0020】図2に各ネットワーク機器に共通の構成を
示す。各機器は、CPU201により、メモリ202に
格納されたプログラムを実行することで制御される。ま
た、通信インターフェース203により、1394バス
に接続される。外部記憶部204にはデータやプログラ
ムファイルが格納されており、必要に応じてメモリ20
2にロードされる。この外部記憶装置は、記憶媒体を取
り外し可能なものであってもよい。このほかに、機器ご
とに固有の機能を果たすために構成が付加される。例え
ば、プリンタであれば、プリンタコントローラやエンジ
ンが付加されるし、ビデオカメラであれば、光学系や光
−電気変換系等が付加される。
示す。各機器は、CPU201により、メモリ202に
格納されたプログラムを実行することで制御される。ま
た、通信インターフェース203により、1394バス
に接続される。外部記憶部204にはデータやプログラ
ムファイルが格納されており、必要に応じてメモリ20
2にロードされる。この外部記憶装置は、記憶媒体を取
り外し可能なものであってもよい。このほかに、機器ご
とに固有の機能を果たすために構成が付加される。例え
ば、プリンタであれば、プリンタコントローラやエンジ
ンが付加されるし、ビデオカメラであれば、光学系や光
−電気変換系等が付加される。
【0021】またこれらの機器は、ネットワークのイニ
シャライズが行われた際、自分より下流のノードに自分
がサポート出来る範囲を超えた転送スピードでデータを
転送する可能性がある機器が接続されているか調査し、
前記条件に合う機器がある場合に警告を出力する機能を
有する。これにより、利用者はネットワーク構成を変更
して、より効率の高いデータ転送を可能とする構成とす
ることができる。
シャライズが行われた際、自分より下流のノードに自分
がサポート出来る範囲を超えた転送スピードでデータを
転送する可能性がある機器が接続されているか調査し、
前記条件に合う機器がある場合に警告を出力する機能を
有する。これにより、利用者はネットワーク構成を変更
して、より効率の高いデータ転送を可能とする構成とす
ることができる。
【0022】図3に、あるノードから他のノードに対し
てデータ転送が行われた場合のチャートを示す。
てデータ転送が行われた場合のチャートを示す。
【0023】例えばリーフ403よりリーフ404に対
してデータ転送が行われる場合、転送元のリーフ403
はルート401に対して、データ転送の開始要求を発行
する(ステップS1)。ルート401は開始要求を受け
取るとネットワークが他のデータ伝送によって占有され
ていないかを確認し、ネットワークが使用できる場合、
データの送り先であるリーフ404がデータ受け取り可
能であるか確認する((ステップS2)。リーフ404
がデータ受け取り不許可の場合、ルート401はリーフ
403に対してリーフ404がデータ受け取り不許可で
ある事を伝送し、処理を中断する(ステップS3)。ス
テップS2において、リーフ404がデータ受け取り可
能であった場合、ルート401はリーフ403に対して
データの送信許可を与え、リーフ404に対してデータ
の受信要求を発行する(ステップS4)。ステップS4
の後、リーフ404がデータを受け取り、リーフ403
からリーフ404に対してデータの転送が実行される
(ステップS5)。
してデータ転送が行われる場合、転送元のリーフ403
はルート401に対して、データ転送の開始要求を発行
する(ステップS1)。ルート401は開始要求を受け
取るとネットワークが他のデータ伝送によって占有され
ていないかを確認し、ネットワークが使用できる場合、
データの送り先であるリーフ404がデータ受け取り可
能であるか確認する((ステップS2)。リーフ404
がデータ受け取り不許可の場合、ルート401はリーフ
403に対してリーフ404がデータ受け取り不許可で
ある事を伝送し、処理を中断する(ステップS3)。ス
テップS2において、リーフ404がデータ受け取り可
能であった場合、ルート401はリーフ403に対して
データの送信許可を与え、リーフ404に対してデータ
の受信要求を発行する(ステップS4)。ステップS4
の後、リーフ404がデータを受け取り、リーフ403
からリーフ404に対してデータの転送が実行される
(ステップS5)。
【0024】ここで、実際にデータ転送が行われるのは
リーフ403からリーフ404に対してであり、この場
合ルート401は直接データ転送には関わらない。そこ
で、ルート401は、リーフ403からリーフ404に
対するデータ転送が開始されると同時にルート401と
リーフ402のネットワーク接続をネットワークプロト
コルにおいて遮断し、リーフ402を、ルート402と
ノード403とノード404とを含むツリーのルートと
して再設定する(ステップS6)。すなわち、データ転
送元とデータ転送先とを結ぶ径路において、もっともル
ートに近いノードを、そのデータ転送のための管理ノー
ド(ルート)として指定し、それを新たなルートとする
サブツリーを管理させる。これにより、ルート401は
リーフ403からリーフ404へのデータ伝送の管理よ
り開放され、他のデータ伝送を管理することが可能とな
る。
リーフ403からリーフ404に対してであり、この場
合ルート401は直接データ転送には関わらない。そこ
で、ルート401は、リーフ403からリーフ404に
対するデータ転送が開始されると同時にルート401と
リーフ402のネットワーク接続をネットワークプロト
コルにおいて遮断し、リーフ402を、ルート402と
ノード403とノード404とを含むツリーのルートと
して再設定する(ステップS6)。すなわち、データ転
送元とデータ転送先とを結ぶ径路において、もっともル
ートに近いノードを、そのデータ転送のための管理ノー
ド(ルート)として指定し、それを新たなルートとする
サブツリーを管理させる。これにより、ルート401は
リーフ403からリーフ404へのデータ伝送の管理よ
り開放され、他のデータ伝送を管理することが可能とな
る。
【0025】また、ノード402よりリーフ403/リ
ーフ404を見た場合、高速にデータ伝送が行える機器
のみ接続されているために、この間のネットワークの伝
送速度を、転送速度の低いノードを含めて一つのネット
ワークを構成した場合と比べて高速に設定する事ができ
る。
ーフ404を見た場合、高速にデータ伝送が行える機器
のみ接続されているために、この間のネットワークの伝
送速度を、転送速度の低いノードを含めて一つのネット
ワークを構成した場合と比べて高速に設定する事ができ
る。
【0026】次に、リーフ406よりリーフ407に対
するデータ伝送要求が発生した場合、ルート401はリ
ーフ403からリーフ404に対するデータ伝送と同様
にデータ伝送の処理を行い、ノード405がリーフ40
6とリーフ407に対してルートとして振る舞うネット
ワークを形成する。ここでルートとして振る舞うノード
402とノード405は、データ伝送処理が終了したと
きにルート401に対してデータ転送の完了を宣言し、
それぞれルート401に対してネットワークプロトコル
においての遮断の解除要求を発信する。ルート401は
この要求を受け取ると、要求が発信されたノードとのネ
ットワーク接続を復旧する。
するデータ伝送要求が発生した場合、ルート401はリ
ーフ403からリーフ404に対するデータ伝送と同様
にデータ伝送の処理を行い、ノード405がリーフ40
6とリーフ407に対してルートとして振る舞うネット
ワークを形成する。ここでルートとして振る舞うノード
402とノード405は、データ伝送処理が終了したと
きにルート401に対してデータ転送の完了を宣言し、
それぞれルート401に対してネットワークプロトコル
においての遮断の解除要求を発信する。ルート401は
この要求を受け取ると、要求が発信されたノードとのネ
ットワーク接続を復旧する。
【0027】以上のようなネットワークシステムでは、
データ転送が行われる度に、データ転送に関与している
サブツリーを独立させてしまうために、残ったサブツリ
ーにおいては並行して別のデータ転送を行うことができ
る。
データ転送が行われる度に、データ転送に関与している
サブツリーを独立させてしまうために、残ったサブツリ
ーにおいては並行して別のデータ転送を行うことができ
る。
【0028】[第2の実施の形態]図4は本発明の第2
の実施形態をあらわしている。図中、ノード501は、
図1のルート401と同様ルートである。また、各ノー
ドの接続形態は第1の実施形態と同様となっている。こ
こで、本実施形態において、各ノードは主にデータ伝送
する相手が決まっているものとする。たとえば、デジタ
ルビデオ再生機に対してビデオキャプチャー装置、イメ
ージスキャナに対してプリンタもしくはCPUなどがあ
げられる。本実施例において、各ネットワーク機器につ
いては、それぞれ最も頻繁にデータの伝送を行うネット
ワーク機器の情報が記録されている。また、頻繁にデー
タの伝送を行うネットワーク機器同士はそれぞれ直接接
続されているものとする。ここで、ネットワークの初期
化が行われると各ネットワーク機器はそれぞれに記録さ
れているもっとも頻繁に接続するネットワーク機器との
接続を優先して行う。
の実施形態をあらわしている。図中、ノード501は、
図1のルート401と同様ルートである。また、各ノー
ドの接続形態は第1の実施形態と同様となっている。こ
こで、本実施形態において、各ノードは主にデータ伝送
する相手が決まっているものとする。たとえば、デジタ
ルビデオ再生機に対してビデオキャプチャー装置、イメ
ージスキャナに対してプリンタもしくはCPUなどがあ
げられる。本実施例において、各ネットワーク機器につ
いては、それぞれ最も頻繁にデータの伝送を行うネット
ワーク機器の情報が記録されている。また、頻繁にデー
タの伝送を行うネットワーク機器同士はそれぞれ直接接
続されているものとする。ここで、ネットワークの初期
化が行われると各ネットワーク機器はそれぞれに記録さ
れているもっとも頻繁に接続するネットワーク機器との
接続を優先して行う。
【0029】ここで、データ転送の手順を図6を参照し
て説明する。まず、それぞれのネットワーク機器がルー
ト501によって調査される(ステップS501)。こ
の時、ノード502とノード505のそれぞれの下層
に、直接接続された相手と頻繁にデータの伝送を行なう
ネットワーク機器が接続されている場合、ルート501
はノード502とノード505とを、ルート501から
分離した独立したネットワークとして定義する。すなわ
ち、直接接続された相手と互いに頻繁にデータの伝送を
行なうネットワーク機器が各サブツリーにあるか、その
ような機器を登録したテーブルを照会して調べ(ステッ
プS502)、そのようなサブツリーがあれば(ステッ
プS503−YES)、そのサブツリーを独立したネッ
トワークとする(ステップS504)。
て説明する。まず、それぞれのネットワーク機器がルー
ト501によって調査される(ステップS501)。こ
の時、ノード502とノード505のそれぞれの下層
に、直接接続された相手と頻繁にデータの伝送を行なう
ネットワーク機器が接続されている場合、ルート501
はノード502とノード505とを、ルート501から
分離した独立したネットワークとして定義する。すなわ
ち、直接接続された相手と互いに頻繁にデータの伝送を
行なうネットワーク機器が各サブツリーにあるか、その
ような機器を登録したテーブルを照会して調べ(ステッ
プS502)、そのようなサブツリーがあれば(ステッ
プS503−YES)、そのサブツリーを独立したネッ
トワークとする(ステップS504)。
【0030】このようにすることで、例えばリーフ50
3よりリーフ502に対してデータ伝送が行われていて
も、ノード505から507はそれとは無関係であるた
めに、このデータ伝送と並行して第2のデータ伝送を行
なうことが出来る。なお、各ノードからルート501に
対してデータ伝送が行なわれる場合、あるいは、サブツ
リーから他のサブツリーへのデータ転送がある場合に
は、ルート501はデータ伝送の要求のあったノードを
含むツリー型のネットワークを構成する。
3よりリーフ502に対してデータ伝送が行われていて
も、ノード505から507はそれとは無関係であるた
めに、このデータ伝送と並行して第2のデータ伝送を行
なうことが出来る。なお、各ノードからルート501に
対してデータ伝送が行なわれる場合、あるいは、サブツ
リーから他のサブツリーへのデータ転送がある場合に
は、ルート501はデータ伝送の要求のあったノードを
含むツリー型のネットワークを構成する。
【0031】以上のようなネットワークシステムによ
り、直接接続されており、しかも決まった機器をデータ
転送元及び転送先としてデータの転送が行われる場合
に、それらの機器を独立したネットワークにすること
で、他のノードはそのデータ転送と無関係にデータ転送
を行うことができる。
り、直接接続されており、しかも決まった機器をデータ
転送元及び転送先としてデータの転送が行われる場合
に、それらの機器を独立したネットワークにすること
で、他のノードはそのデータ転送と無関係にデータ転送
を行うことができる。
【0032】
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
ホストコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
【0033】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現する、図3や図5の手順のソフトウェアの
プログラムコードを記録した記憶媒体を、システムある
いは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピ
ュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納され
たプログラムコードを読出し実行することによっても達
成される。
の機能を実現する、図3や図5の手順のソフトウェアの
プログラムコードを記録した記憶媒体を、システムある
いは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピ
ュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納され
たプログラムコードを読出し実行することによっても達
成される。
【0034】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0035】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0036】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれる。
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれる。
【0037】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれる。
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば単
一のネットワークにおいて複数の機器グループ同士のデ
ータ伝送を同時に行なう事ができ、ネットワークトラフ
ィックを低減する事が出来る。また、IEEE1394
ネットワークのように最も遅いネットワーク機器のデー
タ伝送速度にネットワーク全体のデータ伝送速度が制限
されてしまうネットワークにおいても高速なデータ伝送
が行なえる。
一のネットワークにおいて複数の機器グループ同士のデ
ータ伝送を同時に行なう事ができ、ネットワークトラフ
ィックを低減する事が出来る。また、IEEE1394
ネットワークのように最も遅いネットワーク機器のデー
タ伝送速度にネットワーク全体のデータ伝送速度が制限
されてしまうネットワークにおいても高速なデータ伝送
が行なえる。
【0039】
【図1】第1の実施の形態のネットワークを示す図であ
る。
る。
【図2】第1の実施の形態のネットワークの各ノードを
示す図である。
示す図である。
【図3】第1の実施の形態のネットワークの管理手順の
フローチャートである。
フローチャートである。
【図4】第2の実施の形態のネットワークを示す図であ
る。
る。
【図5】第2の実施の形態のネットワークの管理手順の
フローチャートである。
フローチャートである。
【図6】従来の環状ネットワークを示す図である。
【図7】従来の木の枝状ネットワークを示す図である。
【図8】従来の木の枝状ネットワークを示す図である。
401 ルートノード 402 ブランチノード 403 リーフノード 404 リーフノード 405 ブランチノード 406 リーフノード 407 リーフノード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B045 BB11 5B089 GA31 GB02 KA07 KA13 KB03 KG08 5K033 AA01 CB06 DA16 DB01 DB17 EC02 5K034 AA01 DD03 FF02 KK21 LL01 LL07 LL08 MM08
Claims (15)
- 【請求項1】 ノードをツリー型に接続してなるネット
ワークシステムであって、 データの転送が、ネットワーク中のルートノード以外の
ノードをルートとするサブツリー内で行われる場合、当
該サブツリーをネットワークから切り離すことを特徴と
するネットワークシステム。 - 【請求項2】 データ転送が終了した場合、切り離され
たサブツリーを元のネットワークに接続することを特徴
とする請求項1に記載のネットワークシステム。 - 【請求項3】 切り離された2つのサブツリーにおい
て、含まれるノードの最低転送速度が、切り離される以
前のネットワーク全体の最低転送速度よりも高い場合に
は、前記サブツリーのデータ転送速度を、前記ノードの
転送速度に合わせて高めることを特徴とする請求項1に
記載のネットワークシステム。 - 【請求項4】 ノードをツリー型に接続してなるネット
ワークシステムであって、 予め登録された、データ転送の頻度に応じたノードの組
が、ネットワークに存在するか調べ、存在する場合に
は、その組を含むサブツリーをネットワークから切り離
すことを特徴とするネットワークシステム。 - 【請求項5】 サブツリー間のデータ転送がある場合、
切り離されたサブツリーを元のネットワークに接続する
ことを特徴とする請求項4に記載のネットワークシステ
ム。 - 【請求項6】 ノードをツリー型に接続してなるネット
ワークシステムであって、 ネットワークのイニシャライズが行われた際、各ノード
において、自分より下流のノードに自分がサポート出来
る範囲を超えた転送スピードでデータを転送する可能性
がある機器が接続されているか調査し、前記条件に合う
機器がある場合に警告を出力することを特徴とするネッ
トワークシステム。 - 【請求項7】 ノードをツリー型に接続してなるネット
ワークシステムの管理方法であって、 データの転送が、ネットワーク中のルートノード以外の
ノードをルートとするサブツリー内で行われる場合、当
該サブツリーをネットワークから切り離すことを特徴と
するネットワークシステムの管理方法。 - 【請求項8】 データ転送が終了した場合、切り離され
たサブツリーを元のネットワークに接続することを特徴
とする請求項7に記載のネットワークシステムの管理方
法。 - 【請求項9】 切り離された2つのサブツリーにおい
て、含まれるノードの最低転送速度が、切り離される以
前のネットワーク全体の最低転送速度よりも高い場合に
は、前記サブツリーのデータ転送速度を、前記ノードの
転送速度に合わせて高めることを特徴とする請求項7に
記載のネットワークシステムの管理方法。 - 【請求項10】 ノードをツリー型に接続してなるネッ
トワークシステムの管理方法であって、 予め登録された、データ転送の頻度に応じたノードの組
が、ネットワークに存在するか調べ、存在する場合に
は、その組を含むサブツリーをネットワークから切り離
すことを特徴とするネットワークシステムの管理方法。 - 【請求項11】 サブツリー間のデータ転送がある場
合、切り離されたサブツリーを元のネットワークに接続
することを特徴とする請求項10に記載のネットワーク
システムの管理方法。 - 【請求項12】 ノードをツリー型に接続してなるネッ
トワークシステムの管理方法であって、 ネットワークのイニシャライズが行われた際、各ノード
において、自分より下流のノードに自分がサポート出来
る範囲を超えた転送スピードでデータを転送する可能性
がある機器が接続されているか調査し、前記条件に合う
機器がある場合に警告を出力することを特徴とするネッ
トワークシステムの管理方法。 - 【請求項13】 ノードをツリー型に接続してなるネッ
トワークシステムを管理するコンピュータプログラムを
格納するコンピュータ可読メモリであって、前記プログ
ラムを実行することで、コンピュータにより、 データの転送が、ネットワーク中のルートノード以外の
ノードをルートとするサブツリー内で行われる場合、当
該サブツリーをネットワークから切り離すことを特徴と
するコンピュータ可読記憶媒体。 - 【請求項14】 ノードをツリー型に接続してなるネッ
トワークシステムを管理するコンピュータプログラムを
格納するコンピュータ可読メモリであって、前記プログ
ラムを実行することで、コンピュータにより、 予め登録された、データ転送の頻度に応じたノードの組
が、ネットワークに存在するか調べ、存在する場合に
は、その組を含むサブツリーをネットワークから切り離
すことを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。 - 【請求項15】 ノードをツリー型に接続してなるネッ
トワークシステムを管理するコンピュータプログラムを
格納するコンピュータ可読メモリであって、前記プログ
ラムを実行することで、コンピュータにより、 ネットワークのイニシャライズが行われた際、各ノード
において、自分より下流のノードに自分がサポート出来
る範囲を超えた転送スピードでデータを転送する可能性
がある機器が接続されているか調査し、前記条件に合う
機器がある場合に警告を出力することを特徴とするコン
ピュータ可読記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10188952A JP2000022729A (ja) | 1998-07-03 | 1998-07-03 | ネットワークシステム及びネットワーク管理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10188952A JP2000022729A (ja) | 1998-07-03 | 1998-07-03 | ネットワークシステム及びネットワーク管理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000022729A true JP2000022729A (ja) | 2000-01-21 |
Family
ID=16232802
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10188952A Withdrawn JP2000022729A (ja) | 1998-07-03 | 1998-07-03 | ネットワークシステム及びネットワーク管理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000022729A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011217263A (ja) * | 2010-04-01 | 2011-10-27 | Fujitsu Semiconductor Ltd | データ転送システム及びデータ転送方法 |
JP2014209740A (ja) * | 2014-05-23 | 2014-11-06 | スパンションエルエルシー | データ転送システム及びデータ転送方法 |
-
1998
- 1998-07-03 JP JP10188952A patent/JP2000022729A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011217263A (ja) * | 2010-04-01 | 2011-10-27 | Fujitsu Semiconductor Ltd | データ転送システム及びデータ転送方法 |
JP2014209740A (ja) * | 2014-05-23 | 2014-11-06 | スパンションエルエルシー | データ転送システム及びデータ転送方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050906 |