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JP2000005113A - 吸込み口体及び電気掃除機 - Google Patents

吸込み口体及び電気掃除機

Info

Publication number
JP2000005113A
JP2000005113A JP17471198A JP17471198A JP2000005113A JP 2000005113 A JP2000005113 A JP 2000005113A JP 17471198 A JP17471198 A JP 17471198A JP 17471198 A JP17471198 A JP 17471198A JP 2000005113 A JP2000005113 A JP 2000005113A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
suction port
air
cleaned
suction
outlet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17471198A
Other languages
English (en)
Inventor
Ritsuo Takemoto
律雄 竹本
Fumiki Mano
文樹 真野
Kosuke Takahashi
孝輔 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
Priority to JP17471198A priority Critical patent/JP2000005113A/ja
Publication of JP2000005113A publication Critical patent/JP2000005113A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】吸塵性能の低下を防止できる空気循環式電気掃
除機用の吸込み口体を得ることにある。 【解決手段】空気循環式電気掃除機11が備える吸込み
口体13は、接続管71と、吸込み口体主部72と、吸
気口92と、還流吹出し口73と、ねじりコイルばね1
21とを備える。掃除機本体21側に連通される管71
に対して主部72を上下方向に回動可能に枢着する。被
掃除面側の空気を吸込む吸気口92と、この吸気口の一
側に位置して循環される空気を吸気口側に吹出す還流吹
出し口73とを、枢着部から主部72の奥行き方向にず
らして設ける。ばね121は、主部72を被掃除面に押
付けた時に撓んで、接続管71に対して主部72を被掃
除面側に付勢する。それにより、吸込み口体13を被掃
除地面に沿って動かす際に、主部72の前側又は後側が
被掃除面から浮き上がらないようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気循環式の電気
掃除機及びこれが備える吸込み口体に関する。
【0002】
【従来の技術】空気循環式電気掃除機は、掃除機本体内
の電動送風機の動作により吸込み口体の吸気口から空気
を吸込み、この吸込んだ空気をフィルタに通して塵埃を
捕捉し、フィルタを通過して電動送風機から排出される
空気を吸気口に戻して、この戻された空気を回収し、循
環させながら掃除をするものである。
【0003】この種の電気掃除機が備える吸込み口体
は、特公平7−44911号公報及び特開平7−136
028号公報等に示されるように電動送風機から排出さ
れて吸気口に戻される空気を、所定の向きに設けた循環
吹出し口から吹出し吸気口に通すとともに被掃除面に対
して交差するように吹付け、その勢いでまき上げられる
被掃除面の塵埃を、吸気口に吸込まれる空気によって吸
引して、循環式の掃除を実現している。
【0004】ところで、空気を循環させることなく掃除
を行なう一般的な電気掃除機で用いられている吸込み口
体の多くは、掃除機本体側に連通する接続部と、これに
対して上下方向に回動可能に枢着された吸込み口体主部
とを備えている。このような上下回動式の吸込み口体
は、接続部の向きにさほど制約されることなく、吸込み
口体の押し引きに伴って吸込み口体主部を回動させ、そ
れにより、吸気口が開けられた吸込み口体主部の底壁を
被掃除面に合わせ易い点で優れているが、こうした構成
の吸込み口体は空気循環式電気掃除機では未だ提供され
ていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記上下回動式の吸込
み口体を空気循環式電気掃除機で実現するには、吸込み
口体を経由して空気循環が行われることから次の問題が
考えられる。すなわち、接続部に枢着された吸込み口体
主部には、空気を循環させながら吸塵をするために必要
不可欠な構成として、被掃除面側の空気を吸込む吸気口
の他に、電動送風機から排出されて吸込み口体に戻され
た空気を前記吸気口側に吹出して吸塵を行なわせるため
の循環吹出し口が、前記吸気口の一側に位置して設けら
れる。
【0006】このような構成において吸込み口体主部が
被掃除面に吸付こうとする力は、大気圧と吹出し室(電
動送風機から排出されて吸込み口体主部に戻された空気
が循環吹出し口に向けて流れる空間部)との差圧と、前
記吹出し室と吸気室(循環吹出し口から吹出された空気
とともに吸気口から吸込まれた空気を接続部側に向けて
吸込む空間部)との差圧により決定され、その差圧が大
きい程吸付き力も大きい。しかし、前記吹出し室には電
動送風機から排出されて吸込み口体に戻された空気が通
され、この戻り空気の圧力は大気圧よりも大きいから、
前記差圧が小さくなり、ひいては前記吸付き力が弱くな
らざるを得ない。
【0007】そのため、吸込み口体を被掃除面に沿って
動かす際に、吸込み口体主部が接続部との枢着部を中心
に回動して、吸込み口体主部の前側又は後側の一方が他
方を支点として被掃除面から浮き上がる蓋然性がある。
特に、前記枢着部と前記吸気口及び循環吹出し口とが吸
込み口体主部の奥行き方向にずれた位置関係にある場合
には、循環吹出し口から被掃除面への空気の吹出しに伴
い、吸込み口体主部が循環吹出し口側で上向きの圧力を
受けるので、こうした事情によっても吸込み口体主部の
前側又は後側が被掃除面から浮き上がる蓋然性が高い。
そして、このような浮き上がりがあると、被掃除面側か
ら吸気口への空気の吸込み性能、言い換えれば、吸塵性
能が低下してしまうものである。
【0008】したがって、本発明が解決しようとする第
1の課題は、吸塵性能の低下を防止できる空気循環式電
気掃除機用の吸込み口体を得ることにある。
【0009】又、本発明が解決しようとする第2の課題
は、前記第1の課題を解決できる空気循環式の電気掃除
機を得ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1〜3の発明は、
掃除機本体内の電動送風機の動作により吸込まれる空気
をフィルタに通して塵埃を捕捉し、前記フィルタを通過
して前記電動送風機から排出された空気を回収し循環さ
せながら掃除をする電気掃除機に備えられる吸込み口体
を前提とする。
【0011】そして、前記第1の課題を解決するため
に、請求項1の発明に係る吸込み口体は、前記掃除機本
体側に連通される接続部と、この接続部に対して上下方
向に回動可能に枢着された吸込み口体主部と、この主部
に設けられて被掃除面側の空気を吸込む吸気口と、この
吸気口の一側に位置して前記吸込み口体主部に設けられ
循環される空気を前記吸気口側に吹出す還流吹出し口
と、前記接続部に対して前記吸込み口体主部を被掃除面
側に付勢する付勢手段と、を備えたものである。
【0012】この請求項1の発明において、還流吹出し
口は電動送風機から吸込み口体に戻される空気を吸気口
側に吹出し、この吹出し空気流は掃除機本体側に回収さ
れるから、吹出し空気流によって被掃除面側の空気が吸
気口に吸込まれて吸塵をすることができる。そして、付
勢手段は、吸込み口体主部を被掃除面に押付けた時に付
勢力を蓄えて、その付勢力で吸込み口体主部を被掃除面
側に押付け保持する。したがって、空気循式電気掃除機
用の吸込み口体は被掃除面に対する吸付き力が弱いにも
拘らず、この吸込み口体を被掃除面に沿って動かす際
に、吸込み口体主部の前側又は後側の一方が他方を支点
として被掃除面から浮き上がることを、前記付勢作用に
よって防止できる。
【0013】前記請求項1の発明を実施するにあたっ
て、請求項2の発明のように、前記吸気口が被掃除面側
に寄せられるように前記吸込み口体主部を前記付勢手段
で付勢するとよく、同様に請求項3の発明のように、前
記還流吹出し口が被掃除面側に寄せられるように前記吸
込み口体主部を前記付勢手段で付勢するとよい。
【0014】又、請求項4の発明は、掃除機本体内の電
動送風機の動作により吸込み口体の吸気口から被掃除面
側の空気を吸込み、この吸込んだ空気をフィルタに通し
て塵埃を捕捉し、前記フィルタを通過して前記電動送風
機から排出された空気を前記吸気口に戻して、この戻さ
れた空気を回収し循環させながら掃除をする電気掃除機
を前提とする。
【0015】そして、この請求項4の発明は、前記第2
の課題を解決するために、前記吸込み口体を前記請求項
1〜3のうちのいずれか1項に記載の吸込み口体とした
ものである。
【0016】したがって、この電気掃除機においては、
請求項1〜3のいずれかの発明に係る吸込み口体を備え
ることにより、これら請求項1〜3のいずれかの発明の
作用を既述のように得ることができ、したがって、吸込
み口体での吸塵性能の低下を防止できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図13を参照して本
発明の第1の実施の形態を説明する。図1及び図2に示
されるように第1の実施の形態に係るハンディ型の空気
循環式電気掃除機11は、掃除機本体12と第1の実施
の形態に係る吸込み口体13とを備えている。
【0018】図2〜図4に示されるように掃除機本体1
2は、左右一対の合成樹脂製ケース部材をねじ止め等で
連結してなる本体ケース21を有し、この本体ケース2
1の前部にはその前傾した前端面に一端が露出する筒状
の接続口22が取付けられている。この接続口22には
吸込み口体13が例えば着脱自在に挿入して取付けられ
る。接続口22は周方向に間隔的に設けられる複数の通
気口22aを有している。本体ケース21の後部上側に
は把手部23が一体に形成されていて、この把手部23
を握持することにより電気掃除機11全体を片手で持ち
動かすことができる。
【0019】前記両ケース部材の内面にはこれらの部材
の連結に伴って先端が互いに当接される所要の仕切りリ
ブが一体に設けられており、これらリブによって本体ケ
ース21内は、前部の集塵室24と、後部の排気室25
と、これら集塵室24、排気室25の下側にわたって設
けられる還流室26とに仕切られている。
【0020】排気室25の前側に位置された集塵室24
の上面は開口され、この開口は本体ケース21の前部上
側部分に着脱可能に取付けられるケース蓋27により気
密的に閉じられている。ケース蓋27は、その前端の爪
27aを本体ケース21に設けた爪受孔28に挿入した
状態で、この爪受孔28を支点に下向きに回動させて、
後端部に設けた係合凸部27bを、本体ケース21に設
けた半球状の係合凸部受け29の下側にこの受29を上
方から乗り越えさせて引掛けることにより、閉蓋状態に
取付け保持される。このケース蓋27は、気密シール用
の環状シール30を有しているとともに、複数本の指を
差し入れることができる手掛け孔31を有している。手
掛け孔31に差し入れた指とともにケース蓋27を引き
上げることにより、この蓋27を上方に引き外すことが
できるようになっている。
【0021】集塵室24の前壁はフィルタ取付け部32
として形成され、このフィルタ取付け部32の上端近傍
には手動によりばね33aの力に抗して図2中矢印方向
に回動操作されるフィルタ押さえ33が取付けられてい
る。集塵室24に出し入れ可能に収容されるフィルタと
しての紙パック製の集塵袋34は、その口枠34aをフ
ィルタ押さえ33によりフィルタ取付け部32に取付け
ることにより集塵室24に収容されている。集塵室24
の後部には多数の細長い通気孔を有したフィルタ支え3
5が収容され、このフィルタ支え35は掃除動作に伴い
膨張した集塵袋34の後面を支持する。
【0022】排気室25には電動送風機41がその吸込
み口を集塵室24側に向けて設置されている。なお、4
2、43は電動送風機41の前後に嵌合された防振パッ
キンである。排気室25と集塵室24との境界部に位置
されるリブには前記吸込み口に対向する開口44が開け
られており、それによって集塵室24内の集塵袋34を
通過した空気が電動送風機41に吸込まれる。更に、排
気室25には電動送風機41の後方に位置してユニット
化されたコードリール装置45が収容されている。この
コードリール装置45から本体ケース21外に引き出さ
れる電源コードを介して電動送風機41等への給電が行
われる。
【0023】図2及び図4等に一部が示されるように電
動送風機41は、固定子と、この固定子の鉄心の一端面
にねじ止めされたディフューザと、このディフューザの
周部に嵌合して取付けられて前記吸込み口を有したファ
ンカバー50と、固定子鉄心の他端面にねじ止めされた
軸受ブラケット51と、この軸受ブラケット51と前記
ディフューザとに夫々取付けられた図示しない軸受にわ
たって回転自在に支持された回転子と、この回転子の回
転子軸52の一端部に連結されて前記ファンカバー50
で覆い隠される遠心ファンと、回転子52が有する図示
しない整流子に弾性的に押付けられるカーボンブラシを
有した一対のブラシ装置とを有している。ファンカバー
50の外周面には前記防振パッキン42が嵌合されてい
る。図4に示されるように軸受ブラケット51は例えば
4本の柱51aと、これらにわたって一体に設けられて
軸受51bを支持する軸受サポート部51cと、前記柱
51aの他端部に設けられた固定子鉄心への取付け部と
からなり、そのうちの2本の柱51aに前記ブラシ装置
が取付けられている。
【0024】この電動送風機41の運転時には、その吸
込み口から遠心ファンに吸込まれた空気が、このファン
の周囲から吐出された後、ファンカバー50の内面で案
内されながらディフューザ内にその外周部の入口から流
入し、そして、このディフューザにより静圧化されなが
ら固定子の周囲に向けて流出されるようになっている。
【0025】図2〜図4に示されるように電動送風機4
1には、その固定子及び軸受ブラケットを覆い隠して合
成樹脂等からなる円筒状のモータカバー53が前記ディ
フューザの外周部に嵌合して取付けられている。このモ
ータカバー53の底壁には前記ブラケット51の軸受サ
ポート部51cが貫通され、このサポート部51cの外
面に前記防振パッキン43が嵌合されている。モータカ
バー53の周部には短い筒状の還流ポート54が外方に
向けて一体に突設され、この還流ポート54は前記両室
24、25と還流室26との境界をなした仕切りリブ5
5に設けた孔56に挿通されている。そのため、還流ポ
ート54を介してモータカバー53内と還流室26とは
連通されている。
【0026】図2に示されるようにモータカバー53に
は、このカバー53の外周面には減音部材61が巻き付
けられているとともに、これらモータカバー53と減音
部材61とには互いに連通する1以上の排気通孔53
a、61aが開けられている。これらの通孔53a、6
1aを介してモータカバー53内と排気室25とが連通
されている。排気室25に臨んだ本体ケース21の後部
側壁には排気口62が開けられている。この構造によっ
て、電動送風機41から排出される空気の一部が本体ケ
ース21の外部に排出されるようになっている。この排
気構造は省略しても差し支えないが、電動送風機41の
送風能力と循環する空気流量とのバランスを調節して、
吸込み口体13において還流される空気が回収される際
に、後述の吸気口92からの風の吹出しがあっても、そ
れを強過ぎないように適正化できる点で優れている。
【0027】なお、図2及び図3中65は電動送風機4
1への通電をオン・オフするスイッチ、66は集塵室2
4と本体ケース21外とを連通する通気路に設けられた
リーク弁である。この弁66は集塵室24内の真空圧が
所定の値をより下がった時に開いて外気を集塵室24内
に導入するために用いられている。又、図2中68はリ
ーク弁66の上流側において前記通気路の一部をなす外
気取入れ口であり、これは前記手掛け孔31を介して本
体ケース21の外部と連通されている。
【0028】次に、図5〜図13を参照して前記吸込み
口体13について説明する。吸込み口体13は、接続部
としての接続管71と、吸込み口体主部72と、風向き
変更機構74とを備えている。
【0029】例えば前記接続口22に着脱可能に挿入し
て掃除機本体12側に連通される接続管71は、図5〜
図7等に示されるように両端が開口された内側接続管7
5と、この先端部側に一体かつ同軸的に設けられた外側
接続管76とを有している。
【0030】外側接続管76よりも長い円筒形状の内側
接続管75は、接続口22に挿入されて前記口枠34a
が有するシール弁(図示しない)に当接されて、塵埃を
含んだ空気を前記集塵袋34内に導くようになってい
る。この内側接続管75の本体ケース21外に突出され
る先端部の開口縁には上下一対のストッパ突縁77、7
8が外向きに突出されている。
【0031】短い円筒形状をなすとともに前記先端部の
開口縁側に向かうにしたがって次第に小径となるテーパ
部を有した外側接続管76は、その軸方向一端において
内側接続管75との間に還流空気導入口76aを形成し
ている。この外側接続管76の軸方向他端部には前記軸
方向に対して直角で互いに外側方向を向いて開口する左
右一対の還流空気導出口76bが形成されている。これ
ら還流空気導出口76bの周壁は円環形の枢軸筒部79
をなしている。外側接続管76の還流空気導入口76a
側の外周面には合成ゴム製Oリング等の気密シール材8
0が取付けられている。
【0032】この接続管71を前記接続口22に挿入す
る際には、図2に示されるように外側接続管76が接続
口22の通気口22aが開けられた壁面に当るまで挿入
され、この挿入により外側接続管76が接続口22の内
周面に嵌合されて、この内周面との間の気密を気密シー
ル材80により確保して本体ケース21に取付けられ
る。この取付け状態での外れ止めはゴム製気密シール材
80の摩擦力でなされる。前記還流室26と外側接続管
75の内部とは、接続口22に取付けられた接続管71
の還流空気導入口76a及びこれと近接して対向する通
気口22aとを介して連通される。
【0033】吸込み口体主部72は主部上ケース81と
主部下ケース82とをねじ止めにより連結して形成され
ている。図6及び図9に示されるように吸込み口体主部
72の奥行き方向後部側に位置して主部上下両ケース8
1、82の内面にはリブ状をなす一対の軸受板83が突
設されていて、これらにより前記枢軸筒部79が上下か
ら挟まれ回動可能に貫通して支持されている。この枢着
部により吸込み口体主部72が接続管71に対して上下
方向に回動可能に枢着され、その回動により被掃除面A
に対して適正な姿勢を吸込み口体主部72が得られるよ
うになっている。なお、図5中85はストッパ突縁77
に接離される上部ストッパ、86はストッパ突縁78に
接離される下部ストッパであり、これらにより接続管7
1に対する吸込み口体主部72の上下方向に回動角が規
制される。
【0034】しかも、前記枢着部には付勢手段として例
えば捻りコイルばね121が設けられ、このばね121
の力で被掃除面A側に吸込み口体主部72が付勢されて
いる。図13に示されるように捻りコイルばね121
は、コイル部からその接線方向に延出された一対の直線
状のばね端部121a、12bを有している。このばね
121の取付け構造は図11から図13に示されてお
り、以下説明する。
【0035】前記枢軸筒部79の先端部外周面には、ば
ね受鍔部122と、この鍔部122よりも枢軸筒部79
の先端側に位置する外れ止め鍔部123とが夫々一体に
突設されている。ばね受鍔部122は、鍔状部とこの先
端部の一部を除いた部分から直角に折れ曲がったひさし
状部分とからなる。又、前記主部上ケース81と主部下
ケース82とのいずれか一方例えば主部下ケース82に
は、枢軸筒部79の近傍に位置されるばね受凸部124
が一体に突設され、この凸部124の端面にはばね受溝
124aが設けられている。そして、捻りコイルばね1
21は、そのコイル部を枢軸筒部79の先端部外周に巻
き付くように嵌合させて、その一方のばね端部121a
をばね受鍔部122のひさし状部内面に係合させるとと
もに、他方のばね端部121bをばね受溝124aに嵌
め込んで取付けられている。枢軸筒部79の先端部から
の捻りコイルばね121の抜け出しは外れ止め鍔部12
3によって妨げられている。
【0036】こうして取付けられた捻りコイルばね12
1は、それが撓められた時に、図12において時計回り
に主部下ケース82を押圧して、吸込み口体主部72を
その前部側が被掃除面A側におじぎをするように付勢す
る。
【0037】図5等に示されるように主部上ケース81
と主部下ケース82とには、互いに連続して内側接続管
75の先端開口を覆い隠す隔壁87、88が設けられて
いて、下部の隔壁88の下面は開口されている。吸込み
口体主部72内には、隔壁87、88等によって前記内
側接続管75に連通する回収室89が区画されていると
ともに、回収室89をその下面開口を除いて囲む吹出し
室90が区画されている。回収室89は次に述べる吸気
口92に連通されており、また、吹出し室90には前記
還流空気導出口76bが連通されている。
【0038】図9等に示されるように主部下ケース82
の底壁91は、被掃除面Aと被接触状態に近接して対向
配置される対向外面91aを有している。そして、この
外面91aに開口するコの字形状をなす吸気口92が主
部下ケース82に設けられており、この吸気口92の中
央部分は隔壁88の下面開口と対向されている。隔壁8
8の下端部は他の部分より肉厚となっており、この肉厚
端部の下面と底壁91の内面との間には、回収室89及
び吸気口92の一側(本実施の形態では前側)に位置さ
れる還流吹出し口73が形成されている。この還流吹出
し口73からは吹出し室90内に戻された空気が吸気口
92及び回収室89側に向けて吹出される。
【0039】還流吹出し口73およびこの吹出し口73
側に位置される吸気口92の大部分は、図11及び図1
2に示した前記枢軸筒部79に対して吸込み口体主部7
2の奥行き方向に位置ずれして設けられている。つま
り、この実施の形態では枢軸筒部79より吸込み口体主
部72の前側に夫々設けられている。
【0040】主部下ケース82には、回収室89に吸込
まれる空気を回収室89に向けて案内する一対のガイド
壁94が互いに逆方向に傾斜して設けられているととも
に、これらのガイド壁94の下端間にわたって直角に延
出する突壁95が設けられている。突壁95は前記底壁
91の一部で形成されている。この突壁95を設けるこ
とは、真空度を高めて、被掃除面Aから吸込み口体13
を離した時に吸気口92からの空気の吹出しによる塵埃
の吹き飛ばしをより確実に防止できる点で優れている。
【0041】前記風向き変更機構74は、風向き変更体
100と後述のコイルばね112とを備えている。図8
および図9に示されるように風向き変更体100は、左
右一対の揺動アーム101と、これら揺動アーム101
の一端部間を一体につないで設けられた風向き制御部1
02と、この風向き制御部102の下端から前記接続管
71に向けて一体に突出された斜状の導風板103とを
有している。両揺動アーム101の中間部には夫々枢軸
104が突出されている。
【0042】これら枢軸104を前記吸気口92の側面
に対応して設けた軸受穴96に個別に嵌合することによ
り、風向き変更体100は図8に示されるように吸気口
92に収容して主部下ケース82の下面部に枢軸104
を支点として回動可能に取付けられている。この回動の
際に風向き制御部102は前記隔壁88の円弧状壁部の
内面に沿って摺動するようになっている。この回動によ
り風向き変更体100は図5(A)に示した第1制御位
置と図5(B)に示した第2制御位置とわたって移動さ
れる。
【0043】第1制御位置に風向き変更体100が配置
された時には、その風向き制御部102の下端部(先端
部)、つまり、風向き切換え端部105は、還流吹出し
口73の上部に回収室89側から対向するとともに還流
吹出し口73の直後にこれよりも狭い第1吹出し風路1
06を形成して位置される。それによって、還流吹出し
口73から回収室89側に向けて吹出される空気は風向
き切換え端部105に当ってこれをガイドとして第1吹
出し風路106に通されて、図5(A)中矢印に示され
るように吸気口92を通過し被掃除面A方向に吹出され
るようになっている。又、第2制御位置に風向き変更体
100が配置された時には、その風向き切換え端部10
5は還流吹出し口73の上端と同じかそれよりも上側に
移動されて、前記第1吹出し風路106よりも広い第2
吹出し風路107を還流吹出し口73の直後に形成して
配置される。つまり、第2吹出し風路107の形成によ
り還流吹出し口73が全開される。それによって、還流
吹出し口73から回収室89側に吹出される空気は、風
向き切換え端部105に邪魔されることなく、第2吹出
し風路107を通って被掃除面以外の方向例えば略水
平、言い換えれば、被掃除面Aと略平行に吹出されるよ
うになっている。
【0044】前記揺動アーム101の他端部には夫々被
掃除面検出部108が取付けられている。本実施の形態
では、吸込み口体主部72の前部に回転自在に取付けら
れた一対のローラ97とともにスペーサ手段をなす回転
自在なローラによって被掃除面検出部108が形成され
ている。この被掃除面検出部108及びローラ97の下
部は前記底壁91の外面より下方に突出され、これらが
被掃除面Aと接触した状態で、被掃除面Aと対向外面9
1aとの間に外部吸込み風路109を形成するようにな
っている。
【0045】図4及び図6等に示されるように主部下ケ
ース82には隔壁88の左右両側に位置して底壁91の
下面に開放されたばね受部111が設けられ、これらば
ね受部111には夫々付勢体としてのコイルばね112
が収容されている。これらコイルばね112は、その下
端を揺動アーム101に当てて風向き制御部102を付
勢して、この風向き制御部102を前記第2制御位置に
保持するようになっている。又、吸込み口体13が被掃
除面Aに押当てられた際にコイルばね112の付勢力に
抗して風向き制御部102を第1制御位置に位置決めす
るために、図10に示されるようにストッパ凸部11
3、114が、ばね受部111の天井壁内面及び揺動ア
ーム101に夫々相対向して突設されている。したがっ
て、これらストッパ凸部113、114が当接すること
により前記位置決めができる。
【0046】次に、前記構成の吸込み口体13及びこれ
を備えた空気循環式の電気掃除機11の動作を説明す
る。この電気掃除機11は図2に示されるように掃除機
本体12の接続口22に吸込み口体13の接続管71を
差込み接続した状態で、電動送風機41を運転すること
により使用される。
【0047】この使用時には、吸込み口体13の内側接
続管75を通って集塵袋34に流入した吸気風(図2及
び図5中点線矢印で流れ方向示す)中に含まれる塵埃が
集塵袋34に捕捉され、この集塵袋34を通った空気
は、更にフィルタ支え35を通過して電動送風機41に
吸込まれてから、モータカバー53の還流ポート54を
通って還流室26に排出されるとともに、その一部は排
気通孔53a、61aを通って排気室25に排出され
る。排気室25に排出された余剰空気は排気口62を通
って掃除機本体12の外部に排出される。
【0048】一方、還流室26に流入した排気は、接続
口22の通気口22aから接続管71の外側接続管76
内に導入されて、この外側接続管76の還流空気導出口
76bから吸込み口体主部72の吹出し室90に導出さ
れた後、還流吹出し口73から吸気口92及び回収室8
9側に吹出されて、この回収室89に吸込まれる。こう
して吸込み口体13に戻される風の流れを図2及び図5
中実線矢印で示す。そして、この風は再び内側接続管7
5を介して掃除機本体12側に吸込まれる。このように
電動送風機41から排出された空気を吸込み口体13で
回収し循環させることに伴い、吸込み口体13の吸気口
92に外部吸込み風路109を通って外部の空気が塵埃
とともに吸込まれるので、掃除をすることができる。
【0049】こうした掃除において吸込み口体13が被
掃除面Aに沿って移動される状態は図5(A)に示され
ている。この場合には、吸込み口体13の自重若しくは
被掃除面Aへの押付け操作力により風向き変更機構74
の被掃除面検出部108が被掃除面Aに当って押し上げ
られるに伴い、風向き変更体100が、その枢軸104
を支点にコイルばね112の付勢力に抗して図5中時計
回りに回動されて、図5(A)に示される第1制御位置
に配置される。そうすると、風向き制御部102の風向
き切換え端部105が還流吹出し口73の上部に対向す
る位置に下がって、風向き切換え端部105と還流吹出
し口73の前縁との間に狭い第1吹出し風路106が形
成される。
【0050】そのため、図5(A)中に矢印で示される
ように還流吹出し口73から後方の回収室89に向かう
ように吹出された空気を、風向き切換え端部105によ
って被掃除面A方向に案内して、第1吹出し風路106
及び吸気口92に通して被掃除面Aに吹付けることがで
きる。
【0051】したがって、この吹付けられた空気によっ
て、被掃除面の塵埃をまき上げて、それを外気とともに
吸込んで掃除することができる。しかも、こうした被掃
除面への空気の吹付けを流路が狭い第1吹出し風路10
6に通して行なうから、空気の風速を速めて吸気口92
に通して被掃除面に吹付けることができ、それにより、
重い塵埃であっても被掃除面から容易にまき上げて吸込
んで掃除することができる。
【0052】ところで、吸込み口体主部72は、接続管
71に対して上下方向に回動可能に設けられているだけ
ではなく、その枢軸部には捻りコイルばね121が取付
けられていて、このばね121は、吸込み口体13が被
掃除面Aから離れた状態では図12(A)に示すように
概ね自由状態に近い状態にある。しかし、掃除のために
吸込み口体主部72は被掃除面Aに押付けられるから、
この時吸込み口体主部72は被掃除面Aにより押上げ力
を受けて枢軸筒部79を中心に接続管71に対して回動
する。それにより、図12(B)に示すように捻りコイ
ルばね121が巻き締められるように撓んで付勢力を蓄
えるとともに、その付勢力で吸込み口体主部72の前側
が被掃除面A側に付勢される。
【0053】したがって、吸込み口体13に電動送風機
41から戻された空気が還流空気吹出し口73から接続
管71側に吹出されることより、吸込み口体13の被掃
除面に対する吸付き力が弱いにも拘らず、吸込み口体1
3を被掃除面Aに沿って前後方向に動かす際に、前記捻
りコイルばね121の付勢作用によって、上下方向に回
動可能な吸込み口体主部72の前側又は後側の一方が他
方を支点として被掃除面Aから浮き上がることを防止で
きる。
【0054】この場合、前記枢軸部の主要部をなした枢
軸筒部79に対して吸込み口体主部72の奥行き方向に
ずれて設けられた還流吹出し口73及び吸気口92は、
共に前記付勢力によって被掃除面A側に寄せられるか
ら、被掃除面Aの空気を吸込む吸気口92と被掃除面A
との間の隙間が不必要に大きくなることがない。特に、
還流吹出し口73から吹出される空気が既述のようにガ
イドされて吸気口92を通って被掃除面A側に吹付けら
れることに伴って、その反作用で還流吹出し口73の吸
込み口体主部72の前部が浮き上がり力を受けるにも拘
らず、それに抗して前記付勢力で還流吹出し口73側が
被掃除面A側に押付けられているから、被掃除面Aから
浮き上がらないようにでき、吸気口92と被掃除面Aと
の間の隙間が不必要に大きくなることがない。
【0055】したがって、被掃除面A側の空気を集中し
て吸気口92に吸込むことができ、吸塵性能の低下を防
止できる。
【0056】前記のように吸込み口体13を被掃除面に
沿って移動させる際に、その吸込み口体主部72の奥行
き方向一端部側が浮き上がらないようにしたので、被掃
除面Aに対向する吸気口92での塵埃の吸込み性能が低
下することを防止できる。又、吸込み口体主部72を前
記のように付勢する手段として枢軸筒部79に巻き付く
捻りコイルばね121を採用したから、簡単な構造で吸
込み口体主部72の浮き上がりを防ぐことができるとと
もに、このばね121が吹出し室90を通って還流吹出
し口73へと至る戻り空気の流れを阻害することが少な
い。
【0057】又、掃除中に吸込み口体13を被掃除面か
ら離した場合には、それと同時に吸込み口体13が図5
(B)に示す状態となる。すなわち、被掃除面検出部1
08が被掃除面Aを検出しなくなると(具体的には被掃
除面から押上げられなくなると)、風向き変更体100
がコイルばね112の付勢力で反時計回りに枢軸104
を支点として回動されるため、風向き制御部102が上
昇してその風向き切換え端部105が還流吹出し口73
の上側に配置されて、還流吹出し口73が全開される。
【0058】そのため、還流吹出し口73から後方の回
収室89へ向けての空気の吹き出しを風向き切換え端部
105が邪魔することがなくなり、空気は被掃除面Aに
略平行、具体的には対向外面91aと略平行となるよう
に吹出されて、この空気が吸気口92を後方に横切るよ
うに流動して回収室89を通って接続管71に吸込まれ
る。この場合、風向き切換え端部105と還流吹出し口
73の前縁との間に広い第2吹出し風路107が形成さ
れるので、吹出される空気の流速が低下されて、吹出し
に伴う音を低くできる。
【0059】このように還流吹出し口73から吹出され
た空気が吸気口92を通って被掃除面A側に吹出される
ことが防止され、被掃除面A以外の方向に流動させなが
ら、これを回収して既述の循環経路で循環させることが
できる。そして、この場合に、還流吹出し口73から吹
出される空気は極めて少なく、それに伴い還流吹出し口
73から吹出される空気に伴って吸気口92に空気を吸
込もうとする作用もさほど大きくはない。そのため、図
5(B)の状態の吸込み口体13でカーテン等の柔らか
なシート状物からなる被掃除面を掃除する場合に、この
被掃除面を吹き動かすことがないとともに、吸付けるこ
ともなく、このシート状被掃除面の表面に吸い込み空気
流を流して、この表面の軽い塵埃を吸い取って掃除する
ことができる。
【0060】又、既述のように電動送風機41が運転さ
れている状態で吸込み口体13が被掃除面Aから離れて
いる場合には、吸気口92から吹出された空気が被掃除
面A以外の方向に流動されて吸気口92から吹出される
空気を実用上無視できる程度に極めて少なくできるの
で、この吸込み口体13を被掃除面Aに近づける際及び
被掃除面Aから離す際に、被掃除面方向に空気が吹付け
られることがない。したがって、被掃除面A上の軽い塵
埃を吹き飛ばしてしまうことを防止することができる。
【0061】なお、本発明は前記実施の形態には制約さ
れない。例えば、風向き変更体100は用いなくてもよ
い。又、接続部と吸込み口体主部との枢着位置は、前記
主部の奥行き方向の前部又は中間部であってもよく、還
流吹出し口の位置およびそこからの吹出し方向も任意に
設定でき、しかも、付勢手段も捻りコイルばねに限ら
ず、板ばねその他の弾性部材等を用いることが可能であ
る。
【0062】又、前記実施の形態では吸込み口体13の
接続部71を掃除機本体12側に連通させるのに、接続
口22に直接挿入して接続することで行なったが、円筒
管や吸塵ホースなどの中継風路部材を介在させることに
より、この部材を介して間接的に接続部71を掃除機本
体12側に連通させてもよい。この場合、中継風路部材
には、還流用通路と回収用通路とを同軸的に配置する等
並設した構造のものを用いればよい。
【0063】又、本発明は、前記実施の形態に係るハン
ディ型電気掃除機及びそれ用吸込み口体に限らず、アッ
プライト型、キャニスタ型、その他の形式の空気循環式
の電気掃除機及びそれ用の吸込み口体に適用できる。
【0064】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0065】請求項1及びこれに従属する請求項2、3
に記載の発明に係る空気循環式電気掃除機用の吸込み口
体によれば、上下方向に回動可能な吸込み口体主部の被
掃除面に対する吸付き力が弱いにも拘らず、付勢手段の
付勢力で吸込み口体主部を被掃除面側に押付けて、掃除
中に吸込み口体主部が傾いて被掃除面から浮き上がるこ
とを防止したから、被掃除面側の空気を集中して吸気口
に吸込んで吸塵性能が低下することを防止できる。
【0066】又、請求項4の発明に係る空気循環式の電
気掃除機によれば、吸込み口体での吸塵性能が低下する
ことを防止できる空気循環式の電気掃除機を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る電気掃除機全
体の構成を掃除機本体と吸込み口体とを分離した状態で
示す斜視図。
【図2】図1に示された電気掃除機全体の構成を示す縦
断側面図。
【図3】図1に示された電気掃除機本体の構成をその一
部を取除いた状態で示す斜視図。
【図4】図2中Z−Z線に沿う断面図。
【図5】(A)は第1の実施の形態に係る吸込み口体の
構成をその風向き変更体が第1制御位置に配置された状
態で示す縦断側面図。(B)は第1の実施の形態に係る
吸込み口体の構成をその風向き変更体が第2制御位置に
配置された状態で示す縦断側面図。
【図6】図5に示された吸込み口体の構成をその主部上
ケースを取除いた状態で一部を断面して示す平面図。
【図7】図5に示された吸込み口体の構成をやや傾けた
状態で示す後面図。
【図8】図5に示された吸込み口体の構成を一部切欠し
て示す底面図。
【図9】図5に示された吸込み口体の構成を分解して示
す斜視図。
【図10】図6中Y−Y線に沿う断面図。
【図11】図5に示された吸込み口体の接続管と吸込み
口体主部との枢着部の構造を示す断面図。
【図12】(A)は吸込み口体主部が被掃除面から離さ
れた時の前記枢着部の状態を図11中矢印X方向から見
て示す図。(B)は吸込み口体主部が被掃除面に接した
時の前記枢着部の状態を図11中矢印X方向から見て示
す図。
【図13】図12に示された枢着部に取付けられる捻り
コイルばねを示す側面図。
【符号の説明】
11…電気掃除機、 12…掃除機本体、 13…吸込み口体、 24…集塵室、 25…排気室、 26…還流室、 34…集塵袋(フィルタ)、 41…電動送風機、 53…モータカバー、 54…還流ポート、 71…接続管(接続部)、 72…吸込み口体主部、 73…還流吹出し口、 75…内側接続管、 76…外側接続管、 79…枢軸筒部(枢軸部)、 83…軸受板(枢軸部)、 89…回収室、 92…吸気口、 121…捻りコイルばね(付勢手段)、 122…ばね受鍔、 124…ばね受凸部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 孝輔 神奈川県秦野市堀山下43番地 株式会社テ ック秦野工場内 Fターム(参考) 3B061 AH02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】掃除機本体内の電動送風機の動作により吸
    込まれる空気をフィルタに通して塵埃を捕捉し、前記フ
    ィルタを通過して前記電動送風機から排出された空気を
    回収し循環させながら掃除をする電気掃除機に備えられ
    る吸込み口体であって、 前記掃除機本体側に連通される接続部と、 この接続部に対して上下方向に回動可能に枢着された吸
    込み口体主部と、 この主部に設けられて被掃除面側の空気を吸込む吸気口
    と、 この吸気口の一側に位置して前記吸込み口体主部に設け
    られ循環される空気を前記吸気口側に吹出す還流吹出し
    口と、 前記接続部に対して前記吸込み口体主部を被掃除面側に
    付勢する付勢手段と、を備えた吸込み口体。
  2. 【請求項2】前記吸気口が被掃除面側に寄せられるよう
    に前記吸込み口体主部を前記付勢手段で付勢したことを
    特徴とする請求項1に記載の吸込み口体。
  3. 【請求項3】前記還流吹出し口が被掃除面側に寄せられ
    るように前記吸込み口体主部を前記付勢手段で付勢した
    ことを特徴とする請求項1に記載の吸込み口体。
  4. 【請求項4】掃除機本体内の電動送風機の動作により吸
    込み口体の吸気口から被掃除面側の空気を吸込み、この
    吸込んだ空気をフィルタに通して塵埃を捕捉し、前記フ
    ィルタを通過して前記電動送風機から排出された空気を
    前記吸気口に戻して、この戻された空気を回収し循環さ
    せながら掃除をする電気掃除機において、 前記吸込み口体を前記請求項1〜3のうちのいずれか1
    項に記載の吸込み口体としたことを特徴とする電気掃除
    機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104873146A (zh) * 2015-05-22 2015-09-02 天津工业大学 手持式吹风吸尘器
CN113080770A (zh) * 2020-01-08 2021-07-09 上海永力信息科技股份有限公司 一种无人驾驶智能扫地车自动清洁机构

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104873146A (zh) * 2015-05-22 2015-09-02 天津工业大学 手持式吹风吸尘器
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