JP2000000141A - 無段階調整可倒式アームレスト装置 - Google Patents
無段階調整可倒式アームレスト装置Info
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- JP2000000141A JP2000000141A JP10169535A JP16953598A JP2000000141A JP 2000000141 A JP2000000141 A JP 2000000141A JP 10169535 A JP10169535 A JP 10169535A JP 16953598 A JP16953598 A JP 16953598A JP 2000000141 A JP2000000141 A JP 2000000141A
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- armrest
- arm rest
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/75—Arm-rests
- B60N2/763—Arm-rests adjustable
- B60N2/767—Angle adjustment
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/75—Arm-rests
- B60N2/753—Arm-rests movable to an inoperative position
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 所望のシート幅等を確保可能なよう
に可及的に薄いアームレストの回動支持構造及びワンウ
ェイクラッチによる保持機構を具備する無段階調整可倒
式アームレスト装置を提供する。 【解決手段】 シート本体側とアームレスト本体と
の間にアームレスト本体を跳ね上げ方向にのみ回動可能
とするためのボールワンウェイクラッチと、これによる
アームレスト本体の下げ方向への保持状態を選択的に解
除するための保持解除機構とを設けることで、薄型であ
り、かつ無段階のワンウェイ機構を実現できることか
ら、幅の狭い車室内でもシート幅や通路幅を犠牲にする
ことなく容易に無段階調整可倒式アームレスト装置を取
り付けることが可能となる。
に可及的に薄いアームレストの回動支持構造及びワンウ
ェイクラッチによる保持機構を具備する無段階調整可倒
式アームレスト装置を提供する。 【解決手段】 シート本体側とアームレスト本体と
の間にアームレスト本体を跳ね上げ方向にのみ回動可能
とするためのボールワンウェイクラッチと、これによる
アームレスト本体の下げ方向への保持状態を選択的に解
除するための保持解除機構とを設けることで、薄型であ
り、かつ無段階のワンウェイ機構を実現できることか
ら、幅の狭い車室内でもシート幅や通路幅を犠牲にする
ことなく容易に無段階調整可倒式アームレスト装置を取
り付けることが可能となる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のシートに
組み込まれるアームレストに関し、特にシート本体側に
回動可能に支持されたアームレスト本体を所望の位置に
傾倒させた状態で保持可能な無段階調整可倒式アームレ
スト装置に関するものである。
組み込まれるアームレストに関し、特にシート本体側に
回動可能に支持されたアームレスト本体を所望の位置に
傾倒させた状態で保持可能な無段階調整可倒式アームレ
スト装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、例えば乗用車に於ける車室内の前
席の中央部には内部が物入れになったアームレストが設
置されていたが、近年、前席から後席へ移動可能な所謂
ウォークスルーとなっている自動車があり、このような
自動車にあっては上記したようなアームレストが設置で
きないことから座席の通路側に可倒式のアームレストを
シート毎に設置していた。そして、この可倒式アームレ
ストにあっては、乗員の体格等を考慮して所望の傾倒角
度で保持可能とすることが望ましい。
席の中央部には内部が物入れになったアームレストが設
置されていたが、近年、前席から後席へ移動可能な所謂
ウォークスルーとなっている自動車があり、このような
自動車にあっては上記したようなアームレストが設置で
きないことから座席の通路側に可倒式のアームレストを
シート毎に設置していた。そして、この可倒式アームレ
ストにあっては、乗員の体格等を考慮して所望の傾倒角
度で保持可能とすることが望ましい。
【０００３】そこで、従来はシート本体に筒状部材を固
定し、上記筒状部材の外周にねじりコイルばねを巻回
し、その一端をアームレストに固定することにより、ア
ームレストを一方向（跳ね上げ方向）に回動させるとき
には殆ど無抵抗であり、他方向（下げ方向）に回動させ
ようとするとねじりコイルばねの巻き径変化により筒状
部材との摩擦が増大し、保持力を得るようなワンウェイ
クラッチを用いていた。このワンウェイクラッチによる
アームレスト本体の下げ方向への保持状態は、ねじりコ
イルばねの他端側をねじりコイルばねの巻き径が広がる
方向に動かすことで解除される。
定し、上記筒状部材の外周にねじりコイルばねを巻回
し、その一端をアームレストに固定することにより、ア
ームレストを一方向（跳ね上げ方向）に回動させるとき
には殆ど無抵抗であり、他方向（下げ方向）に回動させ
ようとするとねじりコイルばねの巻き径変化により筒状
部材との摩擦が増大し、保持力を得るようなワンウェイ
クラッチを用いていた。このワンウェイクラッチによる
アームレスト本体の下げ方向への保持状態は、ねじりコ
イルばねの他端側をねじりコイルばねの巻き径が広がる
方向に動かすことで解除される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】車室内の横幅は限られ
ていることからアームレストの回動支持構造及びワンウ
ェイクラッチによる保持機構はできる限り幅方向に突出
しないようにすることが望ましい。
ていることからアームレストの回動支持構造及びワンウ
ェイクラッチによる保持機構はできる限り幅方向に突出
しないようにすることが望ましい。
【０００５】しかしながら、上記ワンウェイクラッチ
は、その構造上、筒状部材及びねじりコイルばねの軸線
方向がシートの幅方向と略一致し、特に保持力を確保す
るべくねじりコイルばねには或る程度の巻き数が必要と
なり、即ち或る程度の長さが必要となることから、幅方
向に膨出する。そのため、例えば乗員が行き来可能な通
路幅を確保するためにはシート幅を狭くせざるを得ない
と云う不具合があった。
は、その構造上、筒状部材及びねじりコイルばねの軸線
方向がシートの幅方向と略一致し、特に保持力を確保す
るべくねじりコイルばねには或る程度の巻き数が必要と
なり、即ち或る程度の長さが必要となることから、幅方
向に膨出する。そのため、例えば乗員が行き来可能な通
路幅を確保するためにはシート幅を狭くせざるを得ない
と云う不具合があった。
【０００６】本発明は、上記したような従来技術の問題
点に鑑みなされたものであり、所望のシート幅等を確保
可能なように可及的に薄いアームレストの回動支持構造
及びワンウェイクラッチによる保持機構を具備する無段
階調整可倒式アームレスト装置を提供することをその目
的とする。
点に鑑みなされたものであり、所望のシート幅等を確保
可能なように可及的に薄いアームレストの回動支持構造
及びワンウェイクラッチによる保持機構を具備する無段
階調整可倒式アームレスト装置を提供することをその目
的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記した目的は、本発明
によれば、シート本体側に回動可能に支持されたアーム
レスト本体を所望の位置に傾倒させた状態で保持可能な
無段階調整可倒式アームレスト装置であって、前記シー
ト本体側と前記アームレスト本体との間に設けられ、前
記アームレスト本体を跳ね上げ方向にのみ回動可能とす
るためのボールワンウェイクラッチと、前記ボールワン
ウェイクラッチによる前記アームレスト本体の下げ方向
への保持状態を選択的に解除可能な保持解除機構とを有
することを特徴とする無段階調整可倒式アームレスト装
置を提供することにより達成される。
によれば、シート本体側に回動可能に支持されたアーム
レスト本体を所望の位置に傾倒させた状態で保持可能な
無段階調整可倒式アームレスト装置であって、前記シー
ト本体側と前記アームレスト本体との間に設けられ、前
記アームレスト本体を跳ね上げ方向にのみ回動可能とす
るためのボールワンウェイクラッチと、前記ボールワン
ウェイクラッチによる前記アームレスト本体の下げ方向
への保持状態を選択的に解除可能な保持解除機構とを有
することを特徴とする無段階調整可倒式アームレスト装
置を提供することにより達成される。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下に、添付の図面を参照して本
発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
【０００９】図１は、本発明が適用された自動車のシー
トを示す斜視図である。シート１の後部に設けられたシ
ートバック２の側面中間部には本発明に基づく無段階調
整可倒式アームレスト装置３が設けられている。
トを示す斜視図である。シート１の後部に設けられたシ
ートバック２の側面中間部には本発明に基づく無段階調
整可倒式アームレスト装置３が設けられている。
【００１０】アームレスト装置３は、図２及び図３
（ａ）、図３（ｂ）に示すように、シートバック２に固
定されたボス部材５を中心にして回動可能に支持され、
周縁が突条をなすアームレスト本体４と、ボス部材５の
周囲に設けられたボールワンウェイクラッチ６と、ボー
ルワンウェイクラッチによる保持状態を解除するための
保持解除機構７とを有している。
（ａ）、図３（ｂ）に示すように、シートバック２に固
定されたボス部材５を中心にして回動可能に支持され、
周縁が突条をなすアームレスト本体４と、ボス部材５の
周囲に設けられたボールワンウェイクラッチ６と、ボー
ルワンウェイクラッチによる保持状態を解除するための
保持解除機構７とを有している。
【００１１】次に、ボールワンウェイクラッチ６の構成
を説明する。アームレスト本体４には、該アームレスト
本体４に形成された突起と係合することによりこれと一
体をなすカム部材９が設けられている。その周縁は波形
をなし、後記するボール１２を受容する傾斜面９ａを有
している。また、ボス部材５に溶接されたガイドプレー
ト１０に係合することによりシートバック２と一体をな
すようにリング部材１１が設けられている。そして、カ
ム部材９とリング部材１１との間に画定された多数の部
屋の各々にボール１２が受容されている。このカム部材
９とリング部材１１との間に画定された部屋は、カム部
材９の傾斜面９ａにより、その周方向一方に向けて徐々
に狭くなっており、その狭い部分ではボール１２がカム
部材９及びリング部材１１の壁面に当接して噛み込み、
両者を固定するようになる。また、各ボール１２は、１
枚のプレートを曲げ加工して形成したばねプレート１３
により、各部屋の狭い部分に向けて付勢されている。従
って、アームレスト本体４を跳ね上げる方向、即ち図３
（ａ）の矢印Ａの方向に移動させるときにはボール１２
がばねプレート１３の付勢力に抗して部屋の広い部分に
向けて転がり、アームレスト本体４は自由に動くが、ア
ームレスト本体４を下げる方向、即ち図３（ａ）の矢印
Ｂの方向に移動させるときにはボール１２が部屋の狭い
部分に向けて転がり、アームレスト本体４の移動を妨
げ、その位置を保持しようとすることとなる。
を説明する。アームレスト本体４には、該アームレスト
本体４に形成された突起と係合することによりこれと一
体をなすカム部材９が設けられている。その周縁は波形
をなし、後記するボール１２を受容する傾斜面９ａを有
している。また、ボス部材５に溶接されたガイドプレー
ト１０に係合することによりシートバック２と一体をな
すようにリング部材１１が設けられている。そして、カ
ム部材９とリング部材１１との間に画定された多数の部
屋の各々にボール１２が受容されている。このカム部材
９とリング部材１１との間に画定された部屋は、カム部
材９の傾斜面９ａにより、その周方向一方に向けて徐々
に狭くなっており、その狭い部分ではボール１２がカム
部材９及びリング部材１１の壁面に当接して噛み込み、
両者を固定するようになる。また、各ボール１２は、１
枚のプレートを曲げ加工して形成したばねプレート１３
により、各部屋の狭い部分に向けて付勢されている。従
って、アームレスト本体４を跳ね上げる方向、即ち図３
（ａ）の矢印Ａの方向に移動させるときにはボール１２
がばねプレート１３の付勢力に抗して部屋の広い部分に
向けて転がり、アームレスト本体４は自由に動くが、ア
ームレスト本体４を下げる方向、即ち図３（ａ）の矢印
Ｂの方向に移動させるときにはボール１２が部屋の狭い
部分に向けて転がり、アームレスト本体４の移動を妨
げ、その位置を保持しようとすることとなる。
【００１２】次に、保持解除機構７について説明する。
各ボール１２をばねプレート１３の付勢力に抗して部屋
の広い部分に向けて強制的に移動させるための多数の突
起１４ａが形成されたリング状の保持解除部材１４は、
突起１４ａが各ボール１２を押圧する保持解除位置と保
持解除しない位置との間で相対回動可能にカム部材９、
ばねプレート１３等、即ちアームレスト本体４側と共に
回動するようになっている。この保持解除部材１４には
アームレスト本体４の延在する側に同様に延在するアー
ム１４ｂが設けられている。そして、このアーム１４ｂ
は、引張りコイルばね１５により、保持解除部材１４が
保持解除しない位置となる方向に付勢されている。
各ボール１２をばねプレート１３の付勢力に抗して部屋
の広い部分に向けて強制的に移動させるための多数の突
起１４ａが形成されたリング状の保持解除部材１４は、
突起１４ａが各ボール１２を押圧する保持解除位置と保
持解除しない位置との間で相対回動可能にカム部材９、
ばねプレート１３等、即ちアームレスト本体４側と共に
回動するようになっている。この保持解除部材１４には
アームレスト本体４の延在する側に同様に延在するアー
ム１４ｂが設けられている。そして、このアーム１４ｂ
は、引張りコイルばね１５により、保持解除部材１４が
保持解除しない位置となる方向に付勢されている。
【００１３】アームレスト本体４には、傾動部材１６が
支持され、その遊端に設けられたピン１６ａが上記アー
ム１４ｂを選択的に押圧し、上記保持解除部材１４を保
持解除位置に向けて回動させることができるようになっ
ている。ここで、アームレスト本体４が所定の角度より
も起きた状態ではガイドプレート１０のガイド部１０ａ
の外周面にピン１６ａが当接し、保持解除部材１４を常
に保持解除位置に向けて押圧するようになっている。
尚、傾動部材１６はねじりコイルばね１７によりガイド
部１０ａ側、即ち矢印Ｃの方向に付勢されている。
支持され、その遊端に設けられたピン１６ａが上記アー
ム１４ｂを選択的に押圧し、上記保持解除部材１４を保
持解除位置に向けて回動させることができるようになっ
ている。ここで、アームレスト本体４が所定の角度より
も起きた状態ではガイドプレート１０のガイド部１０ａ
の外周面にピン１６ａが当接し、保持解除部材１４を常
に保持解除位置に向けて押圧するようになっている。
尚、傾動部材１６はねじりコイルばね１７によりガイド
部１０ａ側、即ち矢印Ｃの方向に付勢されている。
【００１４】以下に、本構成によるアームレスト装置の
作動要領について説明する。まず、アームレスト本体４
を立てた状態、即ち収納状態から図４に示すように矢印
Ｂの方向に回動させる。このとき、ガイドプレート１０
のガイド部１０ａの外周面に傾動部材１６のピン１６ａ
が当接していることから保持解除部材１４が保持解除位
置にあり、各ボール１２を押圧していることから、アー
ムレスト本体４は自由に動く。そして、アームレスト本
体４が、ガイドプレート１０のガイド部１０ａからピン
１６ａがはずれる位置まで回動すると、保持解除部材１
４が引張りコイルばね１５の付勢力により保持解除しな
い位置に移動する図３（ａ）。そして、更にアームレス
ト本体４を図３（ａ）の矢印Ｂの方向に回動させようと
するとボール１２が部屋の狭い部分に向けて転がり、ア
ームレスト本体４の移動を妨げ、その位置を保持するこ
ととなる。ここで、更にアームレスト本体４を矢印Ｂの
方向に回動させるには外部から図示されない保持解除部
材１４のアーム１４ｂを更に長くしたり別途レバーをア
ーム１４ｂにリンクさせることで外部より操作可能とす
れば、手動により任意の位置でアームレスト本体４を保
持することができる。
作動要領について説明する。まず、アームレスト本体４
を立てた状態、即ち収納状態から図４に示すように矢印
Ｂの方向に回動させる。このとき、ガイドプレート１０
のガイド部１０ａの外周面に傾動部材１６のピン１６ａ
が当接していることから保持解除部材１４が保持解除位
置にあり、各ボール１２を押圧していることから、アー
ムレスト本体４は自由に動く。そして、アームレスト本
体４が、ガイドプレート１０のガイド部１０ａからピン
１６ａがはずれる位置まで回動すると、保持解除部材１
４が引張りコイルばね１５の付勢力により保持解除しな
い位置に移動する図３（ａ）。そして、更にアームレス
ト本体４を図３（ａ）の矢印Ｂの方向に回動させようと
するとボール１２が部屋の狭い部分に向けて転がり、ア
ームレスト本体４の移動を妨げ、その位置を保持するこ
ととなる。ここで、更にアームレスト本体４を矢印Ｂの
方向に回動させるには外部から図示されない保持解除部
材１４のアーム１４ｂを更に長くしたり別途レバーをア
ーム１４ｂにリンクさせることで外部より操作可能とす
れば、手動により任意の位置でアームレスト本体４を保
持することができる。
【００１５】次に、図３（ａ）の位置にあるアームレス
ト本体４を立てる、即ち図３（ａ）の矢印Ａの方向に回
動させると、ボール１２がばねプレート１３の付勢力に
抗して部屋の広い部分に向けて転がり、アームレスト本
体４は自由に動く。
ト本体４を立てる、即ち図３（ａ）の矢印Ａの方向に回
動させると、ボール１２がばねプレート１３の付勢力に
抗して部屋の広い部分に向けて転がり、アームレスト本
体４は自由に動く。
【００１６】
【発明の効果】上記した説明により明らかなように、本
発明による無段階調整可倒式アームレスト装置によれ
ば、シート本体側とアームレスト本体との間にアームレ
スト本体を跳ね上げ方向にのみ回動可能とするためのボ
ールワンウェイクラッチと、これによるアームレスト本
体の下げ方向への保持状態を選択的に解除するための保
持解除機構とを設けることで、薄型であり、かつ無段階
のワンウェイ機構を実現できることから、幅の狭い車室
内でもシート幅や通路幅を犠牲にすることなく容易に無
段階調整可倒式アームレスト装置を取り付けることが可
能となる。
発明による無段階調整可倒式アームレスト装置によれ
ば、シート本体側とアームレスト本体との間にアームレ
スト本体を跳ね上げ方向にのみ回動可能とするためのボ
ールワンウェイクラッチと、これによるアームレスト本
体の下げ方向への保持状態を選択的に解除するための保
持解除機構とを設けることで、薄型であり、かつ無段階
のワンウェイ機構を実現できることから、幅の狭い車室
内でもシート幅や通路幅を犠牲にすることなく容易に無
段階調整可倒式アームレスト装置を取り付けることが可
能となる。
【図１】本発明が適用された自動車のシートを示す斜視
図。
図。
【図２】本発明に基づく無段階調整可倒式アームレスト
装置の分解斜視図。
装置の分解斜視図。
【図３】（ａ）は本発明に基づく無段階調整可倒式アー
ムレスト装置の構造を示す側面図、（ｂ）は（ａ）のｂ
−ｂ線について見た図。
ムレスト装置の構造を示す側面図、（ｂ）は（ａ）のｂ
−ｂ線について見た図。
【図４】本発明に基づく無段階調整可倒式アームレスト
装置の作動要領を示す図３（ａ）と同様な図。
装置の作動要領を示す図３（ａ）と同様な図。
１ シート ２ シートバック ３ 無段階調整可倒式アームレスト装置 ４ アームレスト本体 ５ ボス部材 ６ ボールワンウェイクラッチ ７ 保持解除機構 ９ カム部材 ９ａ 傾斜面 １０ ガイドプレート １１ リング部材 １２ ボール １３ ばねプレート １４ 保持解除部材 １４ａ 突起 １４ｂ アーム １６ 傾動部材 １６ａ ピン １７ ねじりコイルばね
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西内 秀浩 愛知県豊田市東梅坪町５丁目86番地 日本 発条株式会社内 Ｆターム(参考） 3B087 DC02 DC03
Claims (1)
- 【請求項１】 シート本体側に回動可能に支持された
アームレスト本体を所望の位置に傾倒させた状態で保持
可能な無段階調整可倒式アームレスト装置であって、 前記シート本体側と前記アームレスト本体との間に設け
られ、前記アームレスト本体を跳ね上げ方向にのみ回動
可能とするためのボールワンウェイクラッチと、 前記ボールワンウェイクラッチによる前記アームレスト
本体の下げ方向への保持状態を選択的に解除可能な保持
解除機構とを有することを特徴とする無段階調整可倒式
アームレスト装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10169535A JP2000000141A (ja) | 1998-06-17 | 1998-06-17 | 無段階調整可倒式アームレスト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10169535A JP2000000141A (ja) | 1998-06-17 | 1998-06-17 | 無段階調整可倒式アームレスト装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000000141A true JP2000000141A (ja) | 2000-01-07 |
Family
ID=15888301
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10169535A Pending JP2000000141A (ja) | 1998-06-17 | 1998-06-17 | 無段階調整可倒式アームレスト装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000000141A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100445366B1 (ko) * | 2002-02-26 | 2004-08-21 | 한일이화주식회사 | 접이식 팔걸이와 이를 구비한 차량용 시트 장치 |
| WO2013021980A1 (ja) * | 2011-08-10 | 2013-02-14 | テイ・エス テック株式会社 | アームレスト |
| JP2013035507A (ja) * | 2011-08-10 | 2013-02-21 | Ts Tech Co Ltd | アームレスト |
| FR3034724A1 (fr) * | 2015-04-10 | 2016-10-14 | Eurostyle Systems | Agencement a articulation debrayable comprenant une piece telle qu'un accoudoir notamment d'une console centrale d'un vehicule automobile |
| US20190084458A1 (en) * | 2016-03-31 | 2019-03-21 | Ts Tech Co., Ltd. | Armrest |
| CN112537236A (zh) * | 2020-12-30 | 2021-03-23 | 襄阳寒桦精机有限公司 | 无级扶手组件 |
-
1998
- 1998-06-17 JP JP10169535A patent/JP2000000141A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100445366B1 (ko) * | 2002-02-26 | 2004-08-21 | 한일이화주식회사 | 접이식 팔걸이와 이를 구비한 차량용 시트 장치 |
| WO2013021980A1 (ja) * | 2011-08-10 | 2013-02-14 | テイ・エス テック株式会社 | アームレスト |
| JP2013035507A (ja) * | 2011-08-10 | 2013-02-21 | Ts Tech Co Ltd | アームレスト |
| FR3034724A1 (fr) * | 2015-04-10 | 2016-10-14 | Eurostyle Systems | Agencement a articulation debrayable comprenant une piece telle qu'un accoudoir notamment d'une console centrale d'un vehicule automobile |
| US20190084458A1 (en) * | 2016-03-31 | 2019-03-21 | Ts Tech Co., Ltd. | Armrest |
| US10906441B2 (en) * | 2016-03-31 | 2021-02-02 | Ts Tech Co., Ltd. | Rotably lockable armrest |
| CN112537236A (zh) * | 2020-12-30 | 2021-03-23 | 襄阳寒桦精机有限公司 | 无级扶手组件 |
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