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JP2000070579A - ズボン用前立の縁縫加工装置 - Google Patents

ズボン用前立の縁縫加工装置

Info

Publication number
JP2000070579A
JP2000070579A JP10284706A JP28470698A JP2000070579A JP 2000070579 A JP2000070579 A JP 2000070579A JP 10284706 A JP10284706 A JP 10284706A JP 28470698 A JP28470698 A JP 28470698A JP 2000070579 A JP2000070579 A JP 2000070579A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support
edge
supply section
rotation
cut
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10284706A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Yunoki
明夫 柚木
Yukio Maede
幸男 前出
Osamu Igarashi
治 五十嵐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YKK Corp
Original Assignee
YKK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by YKK Corp filed Critical YKK Corp
Priority to JP10284706A priority Critical patent/JP2000070579A/ja
Priority to US09/373,473 priority patent/US6237518B1/en
Priority to GB9919252A priority patent/GB2341194B/en
Priority to PL99334987A priority patent/PL190568B1/pl
Priority to DE19939885A priority patent/DE19939885C2/de
Priority to TR1999/02114A priority patent/TR199902114A3/tr
Publication of JP2000070579A publication Critical patent/JP2000070579A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B35/00Work-feeding or -handling elements not otherwise provided for
    • D05B35/06Work-feeding or -handling elements not otherwise provided for for attaching bands, ribbons, strips, or tapes or for binding
    • D05B35/064Work-feeding or -handling elements not otherwise provided for for attaching bands, ribbons, strips, or tapes or for binding for attaching slide fasteners

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)
  • Details Of Garments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 前立の先端部の一方のコーナー部を常に
均一な円弧状の形状に切断することができるズボン用前
立の縁縫加工装置を得ること。 【解決手段】 直線供給部を構成する保持部11aによ
って移送テーブル上を移送されてきた前立1を支持体3
2の四隅下方に取付けた押圧杆31,31aを下降させ
て、その先端で前立1を押圧保持し、次いで圧力シリン
ダーにより作動するロッド42を牽引して、支持体32
の後部を、先端部のピン37を支点として回動して前立
1の先端部の一方のコーナー部をカッター4で円弧状に
切断すると共に、ミシン針5によって円弧状に切断した
縁部に縁かがり縫いを施すようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はズボン用前立の縁縫
加工装置に関するもので、特に前立のコーナー部を円弧
状に切断し、縁かがり縫いを施す時に、前立を回動する
回動供給部に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のズボン用前立の縁縫加工装置にお
ける回動供給部として例えば特開平5−192471号
公報、米国特許第5161474号明細書に示すよう
に、前立を縁縫部に斜め後方より供給するために設け
た、供給部と縁縫部とをくの字状に屈曲して連設したガ
イドの、供給路方向に突出した角に前立を当接させて、
前立を縁かがり縫い時の前方への送り出しにより、前立
の先端部を牽引することにより前立を回動して前立の先
端部のコーナー部を円弧状に切断すると同時に縁かがり
縫いを行うようにしたものが知られていた。また特開平
5−137865号公報に示すように、縁縫部に近い位
置に球状の布押圧体を配置して供給された前立の先端部
寄りの一側中央寄りに、布押圧体を下降して押圧し、ミ
シン針と共に作動する送り歯の送りによる引張力により
前立の先端部を牽引して球状の押圧体の押圧部を支点に
して前立を回動させて先端部の一方のコーナー部を円弧
状に切断し同時に縁かがり縫いを行うようにしたものが
知られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の前立の回動はい
ずれも縁縫部の送り歯の送りの引張力によって前立の先
端部を引張ることにより行なわれており、また回動の支
点はガイドの突出した角であったり、球状の押圧体で押
圧された一点であったりするため、前立の牽引力が変動
し易くまた前立の回動の支点も動き易く、これにより切
断されるコーナー部の円弧状の形状にもばらつきが生じ
て必ずしも均一なものが得られず、仕上った製品に不揃
なものが生じ問題となっていた。そこで本発明は従来の
問題点を解消して、前立の先端部の一方のコーナー部
を、常に均一な円弧状の形状に切断することができると
共に円弧状の縁部を含む前立の一側端部をきれいに縁か
がり縫いが行えるようにしたズボン用前立の縁縫加工装
置を提供することを目的としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、ズボン用前立1,1bを縁縫部50に斜め
上流より供給し、この供給された前立1,1bを回動さ
せて、その先端部の一方のコーナー部2を円弧状に切断
すると同時に、該円弧状の縁部と一方の長手方向の側縁
部3とに縁かがり縫いを施すようにしたズボン用前立の
縁縫加工装置において、前記前立1,1bの供給部10
を、直線供給部11と回動供給部30とより構成し、該
回動供給部30に、先端部を支点として後部を回動可能
にした支持体32を設け、そしてこの支持体32の下方
に、移送テーブル22上に前立1,1bを押圧保持する
数個の押圧杆31を上下動可能に取付けて、直線供給部
11より移送されてきた前立1,1bを受取り、支持体
32の後部を回動させて、前立1,1bの先端部の一方
のコーナー部2を円弧状に切断すると同時にその円弧状
縁部と一方の長手方向の側縁部3とに縁かがり縫いを施
すように構成したものである。また前記の回動供給部3
0の支持体32を、縁縫加工装置の適所に固定された支
承部44に回動可能に支承されている、先端部に植設し
た回動支点のピン37によって吊下げて設けることによ
り、支持体32の下方に前立1,1bを押圧保持する空
間を形成して、前立1,1bの先端部を容易に縁縫部5
0に接して配置することができる。さらに前記の回動供
給部30の支持体32の後方中央に切欠部33を設けて
直線供給部11を構成する前立1,1bを移送する保持
部11aを侵入嵌合させるようにすることにより、前立
1,1bの四隅を簡単に押圧保持できると共に押圧保持
する前立1,1bの位置決めとして、前立1,1bの先
端部を常に正確に縁縫部50に接して配置することがで
きる。そして前記の回動供給部30の支持体32の下方
に取付けた数個の押圧杆31の下端に、前立1,1bの
長手方向にのみ回転する回転ロール36を取付けること
により、押圧保持した前立1,1bを円滑に送り出すこ
とができる。さらにまた、前記の回動供給部30の支持
体32の長手方向の一側部下方に垂下した案内側壁45
を設けることにより、押圧保持した前立1,1bを後方
より押すようにして回動させることができると共に、前
立1,1bの送り出す時に、前立1,1bを案内して正
確に送り出すことができる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
示す実施例に基いて説明する。図1はズボン用前立の縁
縫加工装置の全体を概略的に示したものであり、図2、
図4および図5は、前立の供給部の各構造を示したもの
で、図9および図10は本装置によって加工された前立
を示したものである。ズボン用前立の縁縫加工装置は図
1に示すように前立1の供給部10と縁縫部50とから
なり前立1を縁縫部50に斜め後方より供給し、前立1
の先端部の一方のコーナー部2を円弧状に切断し、この
円弧状の縁を含めて前立1の一側縁部3をミシンにより
かがり縫いを施して、生地のほつれを防止すると共に前
立1の体裁を良くするようにしたものである。前立1の
供給部10は直線供給部11と回動供給部30から構成
され、縁縫部50とは図1に示すように斜めに連結して
いる。まず直線供給部11は、縁縫加工装置に連結する
供給装置12より供給された前立1を受取り次の回動供
給部30に供給するところのもので、保持部11aとこ
れを往復動させるところの搬送部11bから構成されて
いる。図2および図5に示すように保持部11aは押圧
杆13とこれを作動する圧力シリンダー16よりなり、
押圧杆13は取付枠15に少なくとも前後2本取付けら
れており、その頭部14は支持板17に遊嵌され、中間
部には取付枠15と支持板17の間に圧縮スプリング1
8が嵌合されていて、常時押圧杆13を下方に押圧して
いる。そして支持板17には圧力シリンダー16が取付
けられていて、その圧力シリンダー16のロッド20が
押圧杆13の取付枠15と連結して、圧力により上下動
して、供給装置12から一定長さに切断して供給されて
きた前立1を2本の押圧杆13により上方より押圧して
保持し、また解放するようになっている。また取付枠1
5を作動する圧力シリンダー16を取付けた支持板17
には、図2に示すように側方に吊下腕21が取付けられ
ていて、移送テーブル22の側方に設けた無端ベルト2
3に吊下げられている。搬送部11bは無端ベルト23
とこれを作動する駆動軸24よりなり、無端ベルト23
は移送テーブル22の側方に沿って一対の回転軸間に架
設されていて、一方の回転軸を駆動軸24とし、その駆
動軸24の回転により正逆方向に回動して、直線供給部
11を、次の回動供給部30に向けて移送しまた後退さ
せるようになっている。本装置の後部に連設されている
供給装置12に供給された長尺の前立1aは、供給ロー
ラ25により送出され、所定の長さ毎に切断刃26によ
り切断されて単片となって移送テーブル22上に送出さ
れ、そしてこの前立1に、所定の位置で前立1の上方に
待機している押圧杆13が圧力シリンダー16の作動に
より下降し、図5の鎖線で示すように前立1の表面を押
圧して移送テーブル22の表面とで保持し押圧杆13の
下端部19に設けた突起27により前立1を突刺して確
実に移送テーブル22上を移送できるようにしてある。
そして押圧杆13が下降して前立1を押圧保持した状態
で、無端ベルト23が回動されて下流の回動供給部30
へ前立1が移送される。そして前立1の移送が完了し後
記の回動供給部30により押圧保持されると、支持板1
7上の圧力シリンダー16が作動してロッド20を引上
げ、取付枠15に取付けてある2本の押圧杆13を、図
5の実線の位置まで上昇させて前立1の押圧状態を解除
した後、無端ベルト23を逆方向に回動させて直線供給
部11の保持部11aを最初の位置に戻して次の前立1
の移送のために待機する。このような動作を繰返すこと
により前立1を次の回動供給部30まで移送するように
なっている。なお図1の実施例は、長尺の前立1aを供
給ローラ25により所定の長さ送り出し、切断刃26で
切断して単片の前立1として直線供給部11に供給して
いるが、長尺の前立1aにスライドファスナーチェーン
8が縫着されている場合には一定の長さ毎に設けてある
務歯の植設されていないスペース部を検出してこの部分
で切断して単片にして直線供給部11へ送出すことにな
る。また図10に示すようにスライドファスナーチェー
ン4が斜めに縫着されている前立1bにおいては長尺の
場合の他夫々各長さに切断されているときには、単片の
前立1bを図3に示すように1枚づつ直線供給部11へ
供給することになる。
【0006】回動供給部30は、直線供給部11の延長
上の下流にあって、直線供給部11の保持部11aによ
って移送されてきた前立1を受取り、これを確実に押圧
保持して、回動供給部30の先端部を支点として、回動
供給部30の後部を牽引して、回動供給部30と共に前
立1を回動して前立1の先端部の一方のコーナー部2を
常に一定の円弧状の形状にカッター4により切断すると
同時にミシン針5によりその縁部をかがり縫い、つづい
てその、前立1の一方の側縁部3のかがり縫いを行う
間、前立を回動供給部30により保持して常に均一な製
品に加工できるようにしたものである。図2および図4
は回動供給部30の構造を示したもので、前立1を押圧
保持する押圧杆31を下面に取付けた支持体32は、図
2に示すようにその先端部にピン37が植設されてい
て、このピン37の上方部を縁縫加工装置の適所(図示
せず)に固定した支承部44に回動可能に嵌挿支承する
ことにより吊下げられていて、その支持体32の下方に
空間を形成し、供給されてきた前立1をその先端部が縁
縫部50に接して配置して押圧保持することができるよ
うになっている。また支持体32の後部中央には切欠部
33が形成されていて、前立1を移送してくる直線供給
部11の保持部11aの押圧杆13の取付枠15が図6
の鎖線で示すように後方より侵入嵌合するようになって
いる。これにより回動供給部30は前立1の前部後部と
広い範囲において押圧保持が可能となると共に、前立1
の先端部の位置を、縁縫部50のミシン針5の位置に常
に配置することができるように前立1の位置決めを行う
ことができる。そして支持体32の四隅に相当する位置
には、その下面に前立1を押圧保持するところの4本の
押圧杆31が夫々配置されており、この4本の押圧杆3
1は1個の取付枠34に取付けられていて、この取付枠
34を上下動することにより移送テーブル22上の前立
1を押圧、解放を行うように構成されている。この押圧
杆31は、支持体32に遊嵌されていて、その頭部には
調節用のナット35が嵌合されていて押圧杆31の下方
への突出長さを調節できるようになっている。そして押
圧杆31の下端には回転ロール36が取付けられてい
て、押圧杆31の下降により前立1を図4の鎖線で示す
ように、前立1を長手方向のみに移動できるように回転
可能に圧接保持するようになっている。なお支持体32
の先端部の一方の押圧杆31aは、後記の支持体32の
回動支点となるピン37より先方に配置されていて、前
立1の先端部を先方位置で圧接して、回動により前立1
の先端部にズレが生じないようにしてある。その他支持
体32の一側部中央には、押圧杆31の取付枠34を上
下動するところの圧力シリンダー38が取付けられてい
て、ロッド39により取付枠34を上下方向に作動する
ようになっている。また取付枠34に植設したガイドピ
ン40が2本、支持体32の遊嵌されていてその頭部が
上方に突出している。そして支持体32の後端の一側部
には図6に示すように長手方向に伸びる長孔41が穿設
されていて、この長孔41に支持体32を回動するとこ
ろのロッド42の先端が遊嵌されている。このロッド4
2は、図1に示すように移送テーブル22の一側端に、
その後端部を回動可能に取付けた圧力シリンダー43の
作動により牽引、伸張されるように構成されている。そ
してロッド42の牽引伸張により、支持体32が、先端
部に取付けたピン37を支点として図6に示す前立1の
受取位置から、前立1の先端部を後端部の回動と共に回
動させてその一方のコーナー部2を円弧状に切断し縁か
がり縫いをしながら図7に示す前立1の側縁部3の縁か
がり縫い位置に、そして前立1を送り出した後に図8に
示す前立1の受取待機位置へと支持体32の後部を往復
回動させて前立1の加工を行うように構成されている。
また支持体32の一側部には図2および図4に示すよう
に、移送テーブル22の表面近くまで垂下した側壁45
が設けられていて、支持体32の回動時に前立1を側方
より保持して押すと共に、図7に示す前立1の側縁部3
の縁かがり縫い時に、送り出される前立1の側方を規制
ガイドして縁かがり縫いをきれいに行えるようにしてあ
る。なおピン37は図2に示すように支承部44の上下
でナット締めされており、上下方向に位置調節自在とな
っている。これにより支持体32より垂下した側壁45
の下端面が移送テーブル22の上面から前立1の厚みを
越えない距離を保って離間するように調節が可能で、回
動供給部の回動には支障を与えることはない。
【0007】縁縫部50は従来の縁かがり縫いを行うミ
シンと同様な構造を有しており、前立1を押え金7で押
えながら上下運動するミシン針5により縁かがり縫いを
行い、これと同時に送り歯6により1針毎に前立1を送
り出すものである。そして縁縫部50は、回動供給部3
0の回動支点となるピン37とは図7に示すようにずれ
て配置されていて、前立1の先端部の中央より一方の側
縁部3にかけてその縁部に縁かがり縫いが施せるように
なっている。また押え金7の側方にはカッター4が設け
られていて、ミシン針5の運動と同調して縁かがり縫い
を行う縁部を切断するようになっている。そしてこの縁
縫部50において前立1の先端部の一方のコーナー部2
を切断と共に縁かがり縫いが施された後前立1は排出テ
ーブル51に、図9または図10に示すような製品とな
って送り出される。図6は前立1が直線供給部11より
回動供給部30に供給され、その先端部が縁縫部50の
ミシン針5の位置にかかるように配置されて、切断と共
に縁かがり縫いが開始される状態を示している。そして
回動供給部30はロッド42の牽引によりピン37を支
点として後部が回動され、この回動にしたがって前立1
が回動されてその先端部の一方のコーナー部2が円弧状
に回動して、カッター4上を通過して、コーナー部2が
円弧状に切断される。そしてその切断された縁部がミシ
ン針5によってかがり縫いが施されて、図7に示すよう
に回動供給部材30aは縁縫部50と一直線上に配列す
る位置まで回動して停止し、そして前立1はコーナー部
2の縁かがり縫いにつづいてミシン針5によってその一
側の縁部にかがり縫いが施され、同時に送り歯6によっ
て順次送り出され、図9または図10に示すような縁か
がり縫いされた前立1,1bとなって排出テーブル51
上に送り出される。そして回動供給部30はロッド42
の伸張によって逆方向に回動して元の前立1の受取り位
置に戻り待機する。このような動作を繰返すことによっ
て前立1が次々と加工されて仕上げられる。なお本装置
は長尺のスライドファスナーチェーンを長さ方向に縫着
した長尺の前立1a、またはスライドファスナーチェー
ンを縫着していない長尺の前立を夫々所定の長さに切断
して形成した単片の前立1、その他予め所定の長さのス
ライドファスナーチェーン8を図10に示すように斜め
に縫着して所定の長さに切断されている前立1b等を加
工することができる。また図3に示すよう、前立の表裏
を識別するため、或いは前立の供給方向を識別するため
に、予めコーナー部を所定の切断量よりも少なく僅かに
円弧状に切断した単片の前立においても同様な加工を施
すことができる。以上、本装置は、前立を回動供給部3
0で四隅を押圧保持し、その押圧保持した回動供給部3
0を変位しない支点を中心に回動することにより前立を
回動して、その前立の先端部の一方のコーナー部を円弧
状に切断すると共に縁かがり縫いを行うようにしたた
め、前立が常に一定の状態を保持して回動し、また回動
の支点が変位しないために前立の先端部の一方のコーナ
ー部2の切断される形状が常に同じ形状の円弧状にな
り、この縁部に縁かがり縫いが施されて均一な製品に仕
上げられる。
【0008】
【発明の効果】本発明は以上のような構成であって、直
線供給部から移送されてきた前立を、回動供給部の支持
体に取付けた数個の押圧杆で押圧保持し、この支持体を
先端部を支点として後部を回動することにより前立を回
動して、前立の先端部の一方のコーナー部を円弧状に切
断し、その縁部を含めた一方の長手方向の側縁部に縁か
がり縫いを施すようにしたため、前立は支持体により常
に一定した状態で回動されて縁縫部に供給されるので、
前立の先端部の一方のコーナー部を常に同じ形状の円弧
状に切断することができ、その縁部を縁かがり縫いする
ことにより常に均一な製品に仕上げることができる。ま
た回動供給部の支持体の先端部にピンを植設してこれを
縁縫加工装置の適所に固定した支承部に回転可能に支承
して支持体を吊下げて設けることにより、支持体の下方
に空間が形成され、前立の先端部を容易に縁縫部のミシ
ン針、カッター等に接して配置することができる。さら
に回動供給部の支持体の後方中央に切欠部を形成して、
直線供給部の押圧杆の取付枠を侵入嵌合するようにした
ため、移送されてきた前立をその四隅において押圧保持
できるので、前立の保持がより確実になり回動させても
変動することがなく常に一定して縁縫部に供給できると
共に、切欠部によって前立を保持して移送してきた直線
供給部の保持部を常に一定位置に停止させて前立の受渡
しができるので前立の縁縫部に対する配置を一定に位置
決めすることができる。そして回動供給部の支持体の下
方に取付けた数個の押圧杆の下端に、前立の長手方向に
のみ回転する回転ロールを取付けることにより、前立の
一方の側縁部を縁かがり縫いを施す時に前立の支持体か
らの送り出しが円滑に行えることができて縁かがり縫い
の縫目も均一に仕上げることができる。さらにまた回動
供給部の支持体の長手方向の一側部下方に案内側壁が設
けてあるため、前立の一側端を側方より押すようにして
回動が行われ、一層前立の回動移送が確実となり、常に
一定したコーナー部の円弧状の切断が確保され、また前
立の一方の側縁部の縁かがり縫い時においては前立の他
方の側縁部の案内となって真直ぐに送り出すことができ
前立の一方の側縁部の縁かがり縫いをきれいに施すこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の縁縫加工装置の全体を示した概略平面
図である。
【図2】直線供給部と回動供給部との斜視図である。
【図3】単片の前立を供給して加工する縁縫加工装置の
全体の概略平面図である。
【図4】回動供給部の構造を示した断面図である。
【図5】直線供給部の構造を示した断面図である。
【図6】回動供給部の支持体の回動を順次示したもので
前立を受取り回動開始時の状態を示した説明図である。
【図7】同じく支持体の回動が進んで、前立の一側縁部
の縁かがり縫い時の状態を示した説明図である。
【図8】同じく支持体が前立の加工を終了して元の位置
に戻った状態を示した説明図である。
【図9】前立の加工製品の平面図である。
【図10】前立の別の加工製品の平面図である。
【符号の説明】
1,1a,1b 前立 2 コーナー部 3 側縁部 4 カッター 5 ミシン針 11 直線供給部 11a 保持部 11b 搬送部 13 押圧杆 16,38,43 圧力シリンダー 17 支持板 20,39,42 ロッド 22 移送テーブル 30 回動供給部 31,31a 押圧杆 32 支持体 33 切欠部 36 回転ロール 37 ピン 44 支承部 45 側壁 50 縁縫部 51 排出テーブル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ズボン用前立(1)(1b)を縁縫部
    (50)に斜め上流より供給し、この供給された前立
    (1)(1b)を回動させて、その先端部の一方のコー
    ナー部(2)を円弧状に切断すると同時に、該円弧状の
    縁部と一方の長手方向の側縁部(3)とに縁かがり縫い
    を施すようにしたズボン用前立の縁縫加工装置におい
    て、前記前立(1)(1b)の供給部(10)を、直線
    供給部(11)と回動供給部(30)とより構成し、該
    回動供給部(30)に、先端部を支点として後部を回動
    可能にした支持体(32)を設け、そしてこの支持体
    (32)の下方に、移送テーブル(22)上に前立
    (1)(1b)を押圧保持する数個の押圧杆(31)を
    上下動可能に取付けて、直線供給部(11)より移送さ
    れてきた前立(1)(1b)を受取り、支持体(32)
    の後部を回動させて、前立(1)(1b)の先端部の一
    方のコーナー部(2)を円弧状に切断すると同時にその
    円弧状縁部と一方の長手方向の側縁部(3)とに縁かが
    り縫いを施すようにしたズボン用前立の縁縫加工装置。
  2. 【請求項2】 前記回動供給部(30)の支持体(3
    2)は、縁縫加工装置の適所に固定された支承部(4
    4)に回動可能に支承されている、先端部に植設した回
    動支点のピン(37)によって吊下げられている請求項
    1記載のズボン用前立の縁縫加工装置。
  3. 【請求項3】 前記回動供給部(30)の支持体(3
    2)は、その後方中央に直線供給部(11)を構成する
    前立(1)(1b)を移送する保持部(11a)を侵入
    嵌合させる切欠部(33)を備えている請求項1、2記
    載のズボン用前立の縁縫加工装置。
  4. 【請求項4】 前記回動供給部(30)の支持体(3
    2)の下方に取付けた数個の押圧杆(31)の下端に、
    前立(1)(1b)の長手方向にのみ回転する回転ロー
    ル(36)が取付けられている請求項1、2、3記載の
    ズボン用前立の縁縫加工装置。
  5. 【請求項5】 前記回動供給部(30)の支持体(3
    2)は、その長手方向の一側部下方に垂下した案内側壁
    (45)を備えている請求項1、2、3、4記載のズボ
    ン用前立の縁縫加工装置。
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