JP2000067121A

JP2000067121A - 画像記録支援システム、画像データ加工支援システム、画像記録支援方法、画像データ加工支援方法

Info

Publication number: JP2000067121A
Application number: JP23430798A
Authority: JP
Inventors: Katsutoshi Sawada; 勝利澤田
Original assignee: Konica Minolta Inc
Current assignee: Konica Minolta Inc
Priority date: 1998-08-20
Filing date: 1998-08-20
Publication date: 2000-03-03

Abstract

(57)【要約】【課題】顧客の不便が少なくなるように、送信された
顧客の画像データを基に、画像が記録された画像記録媒
体を顧客に引渡すサービスを支援するシステムを提供す
る。【解決手段】画像が記録された画像記録媒体を顧客に
引き渡す複数の引渡所に関する情報を顧客に送信する引
渡所情報送信手段と、画像データと顧客が選択した引渡
所を特定する情報とを受信する受信手段と、受信した画
像データを記録した画像記録媒体を作成する複数の画像
記録所の中から、前記引渡所を特定する情報に基づいて
選択された画像記録所に前記画像データを送信する送信
手段とを有することを特徴とする画像記録支援システ
ム。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、顧客から送信され
た画像データを画像記録媒体に記録したり、送信された
画像データを加工したりして顧客に引き渡すサービスを
支援する、支援システムや支援方法に関する。

【０００２】

【従来の技術】写真のネガフィルムやプリント等からス
キャナーなどで画像を読みとったり、デジタルカメラで
画像を撮影したりして得た顧客の画像データが送信され
ると、これを基にして、画像記録媒体に記録したり、カ
レンダーなどに加工したりして顧客に引き渡すサービス
がある。このサービスでは、画像記録媒体として、例え
ば、記録した画像が目に見えるように普通紙、インクの
特性にあわせて調整した専用紙、布、陶器等が用いられ
ることがある。また、このサービスでは、必ずしも目に
見えるように画像が記録された画像記録媒体が顧客に引
き渡されるとは限らず、画像データの信号が記録され
た、フロッピーディスク、コンパクトディスク、光磁気
ディスク等の画像記録媒体が顧客に引き渡されることも
ある。また、顧客から送信された画像データをそのまま
記録するのではなくて、画像データを一部変更する加工
や、カレンダーや名刺などのデータを付加する加工を行
ったうえで、画像記録媒体が引き渡されることもある。

【０００３】図８は上記の従来のサービスの形態を説明
する概念図である。顧客の画像データは一か所の画像記
録所に送信される。画像記録所では顧客から送信された
画像データを基に画像記録媒体への記録が行われ、そこ
から画像記録媒体は複数の引渡所に運搬される。画像記
録所と引渡所とは資本関係や契約関係等により提携して
いるので、顧客が引渡所を選択すると、画像データを記
録する画像記録所は、引渡所と提携している一か所の画
像記録所に限られ、サービスの内容は、その一か所の画
像記録所でできる範囲に限られてしまい、顧客の要望の
選択可能な範囲が狭い。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】さて、上記のサービス
では、顧客は次のような基準で引渡所を選択することが
考えられる。

【０００５】例えば、料金に関わらず、迅速に画像記録
媒体を入手したい顧客は、自宅、職場、通勤経路途上な
どからできるだけ近い引渡所で、画像記録媒体を引き渡
されたいと考え、このような引渡所を選択するであろ
う。

【０００６】また、どうしても画像データの編集や特殊
な処理を希望する顧客は、そうした編集や処理などを施
して画像記録媒体を引き渡してくれる引渡所を選択する
であろう。

【０００７】また、庶民的な感情からすれば、画像記録
媒体の代価が安価であることを望むであろうから、あま
り金がかからない引渡所を選択したいと考える顧客もあ
るであろう。

【０００８】ところが上述のサービスでは、各画像記録
所はそれぞれ、顧客の要望に沿った種々のサービスを行
っているものの、各引渡所は、取引関係にある画像記録
所の情報しか持っていないので、顧客自身がそれぞれの
要望にあったサービスを種々のサービスのうちから選択
することが大変難しく、このような選択のための支援は
行われていない。

【０００９】本発明はこうした顧客の不便が少なくなる
ように、送信された顧客の画像データを基に、顧客の要
望を満たしたうえで画像記録媒体を引き渡すことができ
るように、顧客による選択行為を支援し、画像が記録さ
れた画像記録媒体を顧客に引渡すサービスを支援するシ
ステム、画像データ加工支援システム、画像記録支援方
法、画像データ加工支援方法を提供することを目的とす
る。

【００１０】

【課題を解決するための手段】本発明の課題は、請求項
１に記載の画像記録支援システムによって解決できる。
請求項１に記載の画像記録支援システムは、画像が記録
された画像記録媒体を顧客に引き渡す複数の引渡所に関
する情報を顧客に送信する引渡所情報送信手段と、画像
データと顧客が選択した引渡所を特定する情報とを受信
する受信手段と、受信した画像データを記録した画像記
録媒体を作成する複数の画像記録所の中から、前記引渡
所を特定する情報に基づいて選択された画像記録所に前
記画像データを送信する送信手段とを有することを特徴
とする。

【００１１】この画像記録支援システムによれば、顧客
は送信された引渡所に関する情報により、顧客自身の要
望にあった引渡所を選択することができる。そして、画
像記録支援システムは、顧客がどの引渡所を選択したか
の情報を受信し、顧客の画像データを顧客の要望に添っ
た画像記録所に送信する。従って本画像記録支援システ
ムにより、送信された顧客の画像データを基に、顧客の
要望を満たしたうえで画像記録媒体を引き渡すことがで
きるように、顧客による選択行為を支援し、画像が記録
された画像記録媒体を顧客に引き渡せるので、顧客の不
便を解消することができる。

【００１２】また、本発明の課題は、請求項８に記載の
画像データ加工支援システムによって解決できる。請求
項８に記載の画像データ加工支援システムは、画像が記
録された画像記録媒体を顧客に引き渡す複数の引渡所に
関する情報を顧客に送信する引渡所情報送信手段と、画
像データと顧客が選択した引渡所を特定する情報とを受
信する受信手段と、受信した前記画像データを基に加工
された画像データを作成する複数の画像データ加工所の
中から、前記引渡所を特定する情報に基づいて選択され
た画像データ加工所に前記画像データを送信する送信手
段とを有することを特徴とする。

【００１３】この画像データ加工支援システムによれ
ば、顧客は送信された引渡所に関する情報により、顧客
自身の要望にあった引渡所を選択することができる。そ
して、画像データ加工支援システムは、顧客がどの引渡
所を選択したかの情報を受信し、顧客の画像データを顧
客の要望に添った画像データ加工所に送信する。従って
本画像データ加工支援システムによれば、送信された顧
客の画像データを基に、顧客の要望を満たしたうえで画
像記録媒体を引き渡すことができるように、顧客による
選択行為を支援し、画像が記録された画像記録媒体を顧
客に引き渡せるので、顧客の不便を解消することができ
る。

【００１４】また、本発明の課題は、請求項１５に記載
の画像記録支援方法によって解決できる。請求項１５に
記載の画像記録支援方法は、画像が記録された画像記録
媒体を顧客に引き渡す複数の引渡所に関する情報を顧客
に送信し、画像データと顧客が選択した引渡所を特定す
る情報とを受信し、受信した画像データを基に画像が記
録された画像記録媒体を作成する複数の画像記録所の中
から、前記引渡所を特定する情報に基づいて選択された
画像記録所に前記画像データを送信することを特徴とす
る。

【００１５】この画像記録支援方法によれば、顧客は送
信された引渡所に関する情報により、顧客自身の要望に
あった引渡所を選択することができる。そして、顧客が
どの引渡所を選択したかの情報を受信し、顧客の画像デ
ータを顧客の要望に添った画像記録所に送信する。従っ
て本画像記録支援方法により、送信された顧客の画像デ
ータを基に、顧客の要望を満たしたうえで画像記録媒体
を引き渡すことができるように、顧客による選択行為を
支援し、画像が記録された画像記録媒体を顧客に引き渡
せるので、顧客の不便を解消することができる。

【００１６】また、本発明の課題は、請求項２２に記載
の画像データ加工支援方法によって解決できる。請求項
２２に記載の画像記録支援方法は、画像が記録された画
像記録媒体を顧客に引き渡す複数の引渡所に関する情報
を顧客に送信し、画像データと顧客が選択した引渡所を
特定する情報とを受信し、受信した画像データを基に加
工された画像データを作成する複数の画像データ加工所
の中から、前記引渡所を特定する情報に基づいて選択さ
れた画像データ加工所に前記画像データを送信すること
を特徴とする。

【００１７】この画像データ加工支援方法によれば、顧
客は送信された引渡所に関する情報により、顧客自身の
要望にあった引渡所を選択することができる。そして、
顧客がどの引渡所を選択したかの情報を受信し、顧客の
画像データを顧客の要望に添った画像記録所に送信す
る。従って本画像データ加工支援方法により、送信され
た顧客の画像データを基に、顧客の要望を満たしたうえ
で画像記録媒体を引き渡すことができるように、顧客に
よる選択行為を支援し、画像が記録された画像記録媒体
を顧客に引き渡せるので、顧客の不便を解消することが
できる。

【００１８】

【発明の実施の形態】次に、本発明の画像記録支援シス
テムと画像加工支援システムとを兼ね備える支援システ
ム１について図１の概念図により説明する。

【００１９】支援システム１は、広域をカバーし、多く
の顧客が簡単にアクセスできる、例えば商用ＢＢＳ（パ
ソコン通信と呼び慣わされている）、インターネット等
のネットワーク１００を介して他の端末との間で通信を
行う。

【００２０】支援システム１を利用する顧客は、画像を
スキャナーで読みとって得た画像データ、ＣＤ−ＲＯＭ
等に記録されていて顧客が自由に利用できる画像デー
タ、デジタルカメラで撮影した画像データなど、顧客自
身が処分できる画像データを所有している。さらにネッ
トワーク１００を介して支援システム１にアクセスする
アクセス端末２００として、パーソナルコンピュータ
ー、携帯情報端末、携帯電話、ＰＨＳ等を利用できる。

【００２１】ネットワーク１００には、顧客１、２・・
・ｋらのアクセス端末２００１〜２００ｋが常時、また
は一時的に接続されていて、顧客１、２・・・ｋらはそ
れぞれのアクセス端末２００１〜２００ｋを用いて随
時、支援システム１にアクセスできるし、支援システム
１はネットワーク１００に常時接続されていて、アクセ
ス端末２００１〜２００ｋからの要求に応答することが
できる。

【００２２】画像記録所１、２・・・ｋは、顧客が提供
し、支援システム１から送信された画像データを顧客の
希望の記録方法で画像記録媒体に記録するための種々の
機材、及び、顧客の希望の加工方法で加工を行うための
種々の機材の一方または両方を備えていて、さらに、顧
客が提供し、支援システム１から送信された画像データ
を一時的にハードディスクのような媒体に蓄積する端末
３００１〜３００ｋを備えている。各画像記録所１、２
・・・ｋは、備えている機材により、サービスの内容
（扱える画像記録媒体の種類等）や、行える加工方法
（施せる画像処理の種類等）が互いに異なることがあ
る。画像記録所で行う画像の記録は顧客が提供し、支援
システム１から送信された画像データを、顧客の望む、
例えば磁気記録媒体、光磁気記録媒体等に保存したり、
印画紙や布地などに画像を形成することであり、画像デ
ータ加工所で行う加工とは、顧客が提供し、支援システ
ム１から送信された画像データの改変の方法のことであ
り、例えば、顧客の画像データに月日、曜日等のデータ
を付加してカレンダー用の画像へ加工すること、顧客の
画像データに顧客の個人情報を付加して名刺用の画像へ
加工すること、顧客の画像データに挨拶文等を付加し
て、年賀状等の写真入り郵便はがき用の画像へ加工する
ことなどがある。また、画像データの画素密度が高く、
階調数が大きい高品位な画像データを基に粗い画像を得
たりすることや、撮影条件の不具合を補正したり、色調
の変更を行ったり、形状の変更を行うフィルター処理を
かけることも加工である。これらの加工を行うには、付
加すべきデータを備えたり、画像処理を行う装置が必要
であるから、画像記録所の備える機材に応じて、その画
像記録所で対応可能な加工方法は異なる。本実施の形態
では、画像記録所１、２・・・ｋは画像データを加工す
る設備を備えていて、画像データ加工所をかねる例で説
明する。

【００２３】画像記録所１、２・・・ｋ等は、それぞ
れ、引渡所１、２・・・ｋのうちのいくつかの引渡所と
取引関係にあり、画像記録媒体を取引関係のある引渡所
に運送するが、取引関係にない引渡所には運送しない。
図中一点鎖線は画像記録媒体の運送を示していて、画像
記録所１は引渡所１、２と取引関係があり、画像記録所
２は引渡所２、３、４と取引関係があり、画像記録所３
は引渡所３、ｋと取引関係があることを示している。ユ
ーザーは引渡所と画像記録所とを任意に組み合わせ選択
することはできず、引渡所を優先して選択すれば、選択
できる画像記録所が限定されることになり、任意のサー
ビスを受けるための画像記録所を優先して選択すれば、
選択できる引渡所が限定されることになる。

【００２４】顧客は特定した引渡所１、２・・・ｋで画
像記録媒体を受け取るように発注する。図中２点差線で
発注を受けた引渡所と顧客との対応を示した。引渡所１
では顧客６に、引渡所２では顧客１と２に、引渡所３で
は顧客４に、引渡所４では顧客３と４に、引渡所ｋでは
顧客３、５、ｋに画像記録媒体を引き渡す。画像記録媒
体の受け取りは、顧客が引渡所に出向いて受け取っても
よいし、引渡所から顧客に配達されてもよい。

【００２５】ネットワーク１００には画像記録所１、２
・・・ｋ等の端末３００１〜３００ｋが常時、または一
時的に接続されていて、支援システム１からはそれぞれ
の端末３００１〜３００ｋと画像データ等の通信を行う
ことができる。

【００２６】支援システム１は、メモリー（不図示）、
ハードディスク（不図示）、モデム（不図示）、プロセ
ッサ（不図示）等を備えたコンピューターで、モデムに
よりアクセス端末２００１〜２００ｋ、端末３００１〜
３００ｋと通信する。この通信により、支援システム１
からアクセス端末２００１〜２００ｋには引渡所に関す
る情報が送信され、顧客から送信された画像データと、
顧客が選択した引渡所、サービスの内容、加工方法等を
示す記録仕様データとが支援システム１で受信され、こ
れらの画像データと記録仕様データはメモリーに展開さ
れるとともに、ハードディスクにいったん保存される。
また、ハードディスクにいったん保存された画像データ
と記録仕様データは、端末３００１〜３００ｋに送信さ
れる。ハードディスクには支援システム１を動作せしめ
るプログラムと、後述するデーターベースが記録されて
いて、該プログラムと該データーベースのデータとはメ
モリー上に展開され、プロセッサが処理を行う。データ
ーベースの運用、ネットワークによる通信は公知の技術
によって実現できるので、詳細な説明は省略する。

【００２７】次に、支援システム１の機能をブロック図
である図２により説明する。なお、図２で説明する各ブ
ロックは支援システム１のハードウエアのみならず、ソ
フトウエアによる処理もあわせて行うことで実現される
場合があり、本図では機能毎のブロックとして説明して
いる。

【００２８】通信ブロック１１は、支援システム１と、
ネットワーク１００に接続された各アクセス端末２００
１〜２００ｋ、端末３００１〜３００ｋとの間で公知の
ネットワークプロトコルに従って通信を行うブロックで
ある。

【００２９】データーベースブロック１２は、次の４種
類の管理項目について相互に関連づけた、いわゆるリレ
ーショナルデーターベースの構造をとるデーターベース
が格納されている。

【００３０】引渡所−記録所の管理項目１２１は、各画
像記録所と、該画像記録所との間で取引関係にある引渡
所とを対応づけた組である。データーベースには管理項
目１２１の細目として、各画像記録所を特定するデータ
（名称、番号等）、各引渡所を特定する名称、番号など
のデータが記録されていて、画像記録所に関する細目と
引渡所に関する細目とが対応づけられている。この管理
項目１２１を用いれば、顧客が任意の引渡所を直接選択
した場合に、これと取引のある一つまたは複数の画像記
録所を特定できる。また、顧客が任意のサービス内容を
優先して選択することで間接的に画像記録所を選択した
場合には、これと取引のある一つまたは複数の引渡所を
特定できる。

【００３１】引渡所所在地の管理項目１２２は、各引渡
所と、引渡所の所在地とを対応づけた組である。引渡所
の所在地は、住所を示す文字列の形式で管理されるとと
もに、地図上のポイントでも管理されている。この管理
項目１２２の細目として、各引渡所を特定するデータ
（名称、番号等）、引渡所の所在地を特定する文字列、
地図上のポイントを示す座標データが記録されていて、
引渡所に関する細目と引渡所の所在地に関する細目とが
対応づけられている。また、地図データも記録されてい
る。

【００３２】サービス内容の管理項目１２３は、各画像
記録所と、各画像記録所で可能な記サービス内容とを対
応づけた組である。各画像記録所で可能なサービス内容
としては、例えば、電子媒体（ＭＯ、ＤＶＤ、ＣＤ−Ｒ
などのリムーバブルストレージ）への画像データの保
存、印画紙へのプリント、印画紙以外の紙へのプリン
ト、Ｔシャツやハンカチ等の布地や陶器等の特殊な媒体
へのプリント、光硬化性樹脂を応用した立体像の作成な
どがある。

【００３３】データーベースブロック１２には、サービ
ス内容の管理項目１２３の細目として、各画像記録所を
特定するデータ（名称、番号等）、さらにサービスの内
容を特定する名称等のデータが対応づけて記録されてい
る。サービスの内容を特定するデータとして、「ＭＯへ
の記録」、「Ｔシャツの作成」等の文字列が記録されて
いる。また、加工方法と記録方法も細目となっている。

【００３４】加工方法の管理項目１２３ａは、各画像記
録所と、各画像記録所で可能な加工方法とを対応づけた
組である。加工方法とは、画像データの改変の方法のこ
とであり、例えば、顧客の画像データに月日、曜日等の
データを付加してカレンダー用の画像へ加工すること、
顧客の画像データに顧客の個人情報を付加して名刺用の
画像へ加工すること、顧客の画像データに挨拶文等を付
加して、年賀状等の写真入り郵便はがき用の画像へ加工
することなどがある。また、画像データの画素密度が高
く、階調数が大きい高品位な画像データを基に粗い画像
を得たりすることや、撮影条件の不具合を補正したり、
色調の変更を行ったり、形状の変更を行うフィルター処
理をかけることも加工である。これらの加工を行うに
は、付加すべきデータを備えたり、画像処理を行う装置
が必要であるから、画像記録所の備える機材に応じて、
その画像記録所で対応可能な加工方法は異なる。

【００３５】データーベースブロック１２には、加工方
法の管理項目１２３ａの細目として、各画像記録所を特
定するデータ（名称、番号等）、加工方法を特定する名
称等のデータが記録されていて、画像記録所を特定する
データの細目とサービスの内容に関する細目とが対応づ
けられている。サービスの内容を特定するデータとし
て、「カレンダーの作成」、「名刺の作成」等の文字列
がデータとして記憶されている。

【００３６】記録方法の管理項目１２３ｂは、各画像記
録所と、各画像記録所で可能な記録方法とを対応づけた
組である。記録方法には、印画紙を露光して現像する記
録方法、昇華型インクを用いた感熱転写による記録方
法、トナーを用いて静電写真による記録方法等がある。
印画紙を露光して現像する記録方法を行うには例えば銀
塩写真用のプロセッサが必要であり、感熱転写による記
録方法や、静電写真による記録方法を行うにはそれぞれ
のプリンタが必要であるから、画像記録所の備える機材
に応じて、その画像記録所で対応可能な記録方法は異な
る。

【００３７】データーベースブロック１２には、記録方
法の管理項目１２３ｂに細目として、各画像記録所を特
定するデータ（名称、番号等）、記録方法を特定する名
称等のデータが記録されていて、画像記録所を特定する
データの細目と記録方法に関する細目とが対応づけられ
ている。記録方法を特定するデータとして、「静電写
真」、「感熱転写」等の文字列がデータとして記憶され
ている。

【００３８】納期の管理項目１２４は、各画像記録所
と、各画像記録所で、サービス内容、加工方法、記録方
法等を選択した場合の納期とを対応づけた組である。

【００３９】データーベースブロック１２には、納期の
管理項目１２４に細目として、各画像記録所を特定する
データ（名称、番号等）、納期を特定する日数、時間等
のデータが記録されていて、画像記録所を特定するデー
タの細目と納期を特定する細目とが対応づけられてい
る。

【００４０】料金の管理項目１２５は、各画像記録所
と、各画像記録所で、サービス内容、記録方法、加工方
法、納期等を選択した場合の料金とを対応づけた組であ
る。

【００４１】データーベースブロック１２には、料金の
管理項目１２５に細目として、各画像記録所を特定する
データ（名称、番号等）、料金のデータが記録されてい
て、画像記録所を特定するデータの細目と料金の細目と
が対応づけられている。

【００４２】これらの管理項目１２３から１２５を用い
れば、顧客が任意の選択をした場合に、そのサービス、
加工方法、記録方法等を行いうる画像記録所を特定する
ことができる。また、記録物の仕上がりまでの日数や時
間（顧客への納期）、料金の通知もできる。

【００４３】データーベースブロック１２はリレーショ
ナルデーターベースの構造をとっているので、各管理項
目は互いに結合して用いることが可能である。例えば、
引渡所−記録所の管理項目１２１と引渡所所在地の管理
項目１２２とは、引渡所の細目をもとに結合できるの
で、画像記録所を特定すれば、特定した画像記録所と取
引関係にある引渡所の所在地を住所、または地図上のポ
イントで特定できる。

【００４４】また、サービス内容の管理項目１２３と引
渡所−記録所の管理項目１２１とは、画像記録所の細目
を基に結合できるので、顧客が引渡所を特定すれば、そ
の引渡所と取引関係にある画像記録所を特定し、さらに
この画像記録所で可能なサービスの内容、記録方法及び
加工方法とを特定できる。なお、ここでいう特定は、サ
ービス内容の管理項目１２３の細目の一つに特定するこ
とではなくて、各画像記録所で可能な細目の範囲を明示
することである。また、引渡所を特定できれば、引渡所
の所在地を特定できることは上述のとおりである。ま
た、その他の管理項目も互いに結合することができる。

【００４５】引渡所情報作成ブロック１３は、アクセス
してきた顧客に対して戻すデータを作成して、ネットワ
ーク１００と通信ブロック１１を介して作成したデータ
をアクセスしてきた顧客に戻す。引渡所情報作成ブロッ
ク１３が作成し顧客に戻すデータは、引渡所に関するデ
ータであり、データーベースブロック１２の各管理項目
及びその細目に関するデータを顧客のアクセス端末２０
０１〜２００ｋのモニタに一覧表状に表示する。顧客の
アクセス端末２００１〜２００ｋには、引渡所に関する
データを表示する機能を備えた顧客用ソフトウエアが実
行されていて、このソフトウエアにより、各管理項目は
顧客のアクセス端末２００１〜２００ｋのモニタで一覧
表状に表示される。また顧客はこのソフトウエアにより
一覧表状に表示された細目をポインティングデバイス等
で選択し、選択結果を支援システム１に記録仕様データ
として送信することができる。

【００４６】記録所設定ブロック１４は、顧客から送信
された画像データを転送すべき画像記録所を、顧客のア
クセス端末２００１〜２００ｋから送信された記録仕様
データに基づいて判断する。

【００４７】制御ブロック１５は、支援システム１の全
体を制御する。通信ブロック１１が顧客のアクセス端末
２００１〜２００ｋからのアクセス要求を受信すると、
引渡所情報作成ブロック１３に対して引渡所に関するデ
ータの作成を指令して、作成された引渡所に関するデー
タをネットワーク１００と通信ブロック１１を介して顧
客のアクセス端末２００１〜２００ｋに送信する。ま
た、引渡所に関するデータとともに、料金算出モジュー
ル（料金計算用のソフトウエア）を顧客のアクセス端末
２００１〜２００ｋに送信する。しかる後、顧客がアク
セス端末２００１〜２００ｋを操作して送信した記録仕
様データを通信ブロック１１が受信すると、これを解析
して、記録所設定ブロック１４に対して顧客の画像デー
タを転送すべき画像記録所を設定することを指令する。

【００４８】また、制御ブロック１５は顧客から転送さ
れた画像データを一時的にハードディスク等の記録媒体
に記録する制御を行い、ハードディスクに記録した画像
データを読み出して、記録所設定ブロック１４が設定し
た画像記録所に送信するように通信ブロック１１に指令
する。

【００４９】また、制御ブロック１５は、データーベー
スブロック１２の更新を管理する。データーベースの更
新は画像記録所や引渡所の追加、サービスの内容の変更
があった場合に行われ、管理者が管理用の端末（不図
示）を用いてネットワーク１００から通信ブロック１１
経由で更新データを送信してくると、制御ブロック１５
は、これにより、データーベースブロック１２に細目の
更新を指令する。

【００５０】次に、引渡所に関するデータが一覧形式で
顧客のアクセス端末に表示された状態を説明する平面図
である図３を用いて説明する。

【００５１】顧客のアクセス端末２００１〜２００ｋは
マウス等のポインティングデバイスによる操作をサポー
トしたＧＵＩ（ＧｒａｐｈｉｃａｌＵｓｅｒＩｎｔ
ｅｒｆａｃｅ）ベースのシェルでユーザーインターフェ
ースが提供されており、引渡所に関するデータは、顧客
のアクセス端末２００１〜２００ｋのモニタ上で、デー
ターベースブロック１２の各管理項目及びその細目が一
覧表の形式で表示される。このデータは顧客のアクセス
端末２００１〜２００ｋに装備された顧客用ソフトウエ
アで表示され、顧客は、この顧客用ソフトウエアにより
表示された細目をポインティングデバイスで自由に選択
できる。

【００５２】画面２０１は、支援システム１にアクセス
した顧客のアクセス端末２００１〜２００ｋに表示され
た画面の一例で、引渡所に関するデータが顧客用ソフト
ウエアによって表示された状態を示している。

【００５３】上フレーム２０２は、ユーザーが支援シス
テム１にアクセスすると、まず顧客のアクセス端末２０
０１〜２００ｋのモニタ（不図示）に画像が表示される
領域である。上フレーム２０２に表示される画像には、
記録仕様の作成ボタン２０４や、その他のボタン類が配
置されている。

【００５４】記録仕様の作成ボタン２０４は、支援シス
テム１に対して引渡所に関するデータの送信を要求する
ボタンであり、顧客はポインタ２１０の動作を確認しつ
つポインティングデバイスでこれを操作する。

【００５５】下フレーム２０３は、引渡所に関するデー
タを表示する領域である。引渡所に関するデータは顧客
の要求に対する応答として、支援システム１から顧客の
アクセス端末２００１〜２００ｋに送信されて、一覧表
２０５として表示される。

【００５６】一覧表２０５は、管理項目に対応する項目
情報２０６と、細目に対応する細目情報２０７とが文字
で記録されている。一覧表２０５は複数行×５列のマト
リックス表示された一覧表であり、項目情報２０６は下
フレーム２０３ではもっとも上位の行に記録されてい
る。項目情報２０６の第１列（左端の列）には第２行目
以降に細目情報２０７として引渡所を特定する番号が表
示され、第２列には第２行目以降に細目情報２０７とし
て引渡所の所在地を特定する住所が表示され、第３列に
は第２行目以降に細目情報２０７としてサービス内容を
特定する短文が表示され、第５列には第２行目以降に細
目情報２０７として画像記録所を特定する番号が表示さ
れている。また第４列には第２行目以降に顧客が個数を
入力するための空欄が配置してある。一覧表２０５に
は、特定の引渡所を選択した場合に顧客が受けることが
できるサービスの内容が、サービス内容の管理項目１２
３のサービスの内容を特定する文字列の形式のデータで
表示されているから、自分の要望を満たす引渡所を選択
することができる。サービスの内容には、記録方法、加
工方法も表示されている。

【００５７】料金表示欄２０８は顧客の選択が進むにつ
れて、顧客が画像記録媒体を受け取るために支払うべき
料金を表示する。アクセス端末２００１〜２００ｋでは
支援システム１から送信された料金算出モジュールが実
行される。料金算出モジュールは、顧客が管理項目の細
目を選択する毎に、顧客が支払うべき料金を算出して料
金表示欄２０８に表示するソフトウエアで、顧客用ソフ
トウエアの一部に組み込まれる。

【００５８】納期表示欄２１４は顧客の選択が進むにつ
れて、顧客が画像記録媒体を受け取るまでに必要な納期
を表示する。アクセス端末２００１〜２００ｋでは支援
システム１から送信された納期算出モジュールが実行さ
れる。納期算出モジュールは、顧客が管理項目の細目を
選択する毎に、顧客が画像記録媒体を受け取るまでの納
期を算出して納期表示欄２１４に表示するソフトウエア
で、顧客用ソフトウエアの一部に組み込まれる。

【００５９】ａｐｐｌｙボタン２０９は、支援システム
１に顧客の選択結果を記録仕様データとして送信の開始
を指示するボタンであり、下フレーム２０３に配置され
ている。

【００６０】図３の平面図では、引渡所の所在地を住所
の文字列で表示する場合を説明したが、アクセス端末２
００１〜２００ｋの画面２０１に地図上のポイントで引
渡所を表示して特定することもできる。

【００６１】図４から図６は地図上のポイントで引渡所
の所在地を特定するために顧客のアクセス端末になされ
た表示を説明する平面図である。

【００６２】図４で上フレーム２０２には顧客が地図か
ら引渡所を選ぶための地図選択ボタン２１１が配置され
ている。顧客が地図選択ボタン２１１をポインティング
デバイスで操作すると、アクセス端末２００１〜２００
ｋは支援システム１に引渡所の所在地地図のデータを送
信するように要求を発する。

【００６３】支援システム１から送信された引渡所の所
在地地図のデータは、下フレーム２０３の地図データ表
示領域２１２に表示される。本実施の形態では最初に日
本地図２１２ａが表示され、地図データ表示領域２１２
の下方に都道府県名２１２ｂが列記される。日本地図２
１２ａは、地図データ表示領域２１２に割り当てられる
領域の広さに応じたｘドット×ｙドットの画像データと
して表示されており、縦ドット数（ｘ）と横ドット数
（ｙ）は、顧客のアクセス端末２００１〜２００ｋの種
類や、顧客による操作によっても変更される。地図デー
タ表示領域２１２に属する各ドットは、ポインティング
デバイスにより選択可能で、選択すると表示されていた
日本地図２１２ａは非表示となり、そのドットに対応し
た地点を中心にして、さらに縮尺の小さい地図が地図デ
ータ表示領域２１２に表示される。また、本実施の形態
では、列記した都道府県名２１２ｂをポインティングデ
バイスで選択すれば、表示されていた日本地図は非表示
となり、選択した都道府県を中心とした地域の地図が日
本地図と入れ替わって地図データ表示領域２１２に表示
される。

【００６４】図５は地図データ表示領域２１２に東京都
を中心とした地域の地図２１２ｃが、地図データ表示領
域２１２の下方に東京都の区市町村名２１２ｄが表示さ
れた状態を示している。地図２１２ｃでも地図データ表
示領域２１２に属する各ドットと区市町村名２１２ｄと
はポインティングデバイスにより選択可能で、選択する
ことによりさらに縮尺の小さい地図が地図２１２ｃと入
れ替わって表示される。

【００６５】図６は、地図データ表示領域２１２に東京
都国立市を中心とした地域の地図２１２ｅが、地図デー
タ表示領域２１２の下方に引渡所の所在地の住所が表示
された状態を示している。本実施の形態では地図２１２
ｅに４つの星印２１３ａ、２１３ｂ、２１３ｃ、２１３
ｄがあり、それぞれが、図３で示した引渡所１、２、
３、５の所在地に対応している。

【００６６】地図２１２ｃでも地図データ表示領域２１
２に属する各ドットと区市町村名２１２ｄとはポインテ
ィングデバイスにより選択可能である。

【００６７】例えば、顧客が星印２１３ａを選択すれ
ば、図３の一覧表２０５で、引渡所の管理項目の細目２
０７から２番目の東京都立川市錦町２−４−６の引渡所
を選択した場合と同様に、記録仕様データが作成され
る。

【００６８】図７は支援システム１の動作を説明するフ
ローチャートである。

【００６９】顧客が支援システム１へアクセスする（ス
テップａ１）。このアクセスは、コンピューターや携帯
端末を用いる場合、携帯電話やＰＨＳを用いて公衆電話
回線経由でアクセスする場合、依頼所に設置された専用
ターミナルでアクセスする場合などがある。顧客は支援
システム１に対してアクセスしてから、記録仕様の作成
ボタン２０４を操作して、引渡所に関するデータの送信
を支援システム１に対して要求する。

【００７０】アクセス端末２００１〜２００ｋがステッ
プａ１で要求を行う、支援システム１は、引渡所に関す
るデータを引渡所情報作成ブロック１３で作成し、顧客
に対して引渡所に関するデータを送信する（ステップｂ
１）。

【００７１】支援システム１がステップｂ１で送信した
引渡所に関するデータを受信すると、アクセス端末２０
０１〜２００ｋには一覧表２０５が表示されるので、顧
客は表示された一覧表２０５の各管理項目から望みの細
目を特定する。この特定により、顧客が画像記録媒体を
引き取る引渡所が決まる。顧客は特定を終了するとａｐ
ｐｌｙボタン２０９を押して、画像記録媒体への記録や
加工を希望する画像データと、記録仕様データ、すなわ
ちいずれの引渡所を特定し、いかなる内容のサービスを
特定したのかを示すデータとを、アクセス端末２００１
〜２００ｋから支援システム１へと送信する。支援シス
テム１は、アクセス端末２００１〜２００ｋがステップ
ｃ１で送信した画像データと記録仕様データとを受信す
る（ステップｃ１）。

【００７２】ステップｃ１で受信した画像データは、支
援システム１のハードディスクにいったん記録される。
その一方で、記録所設定ブロック１４が記録仕様データ
を解析して、顧客の画像データを送信すべき画像記録所
を引渡所−記録所の管理項目１２１を参照しながら設定
する。記録所設定ブロック１４の設定が終了すると、制
御ブロック１５は顧客の画像データをハードディスクか
ら読み出して、通信ブロック１１に指令し、読み出した
画像データとアクセス端末２００１〜２００ｋから受信
した記録仕様データとを画像記録所の端末３００１〜３
００ｋに送信する（ステップｄ１）。

【００７３】以上説明した支援システム１は、制御ブロ
ック１５の制御に従って、引渡所情報作成ブロック１３
が作成した引渡所に関する情報を通信ブロック１１が顧
客のアクセス端末２００１〜２００ｋに送信するので、
顧客は顧客自身の要望にあった引渡所を選択することが
できる。支援システム１は、顧客の選択結果に対応する
記録仕様データを通信ブロック１１で受信すると、制御
ブロック１５の制御に従って、記録所設定ブロック１４
がいずれの画像記録所または画像データ加工所に画像デ
ータを送信するかを設定し、設定された画像記録所また
は画像データ加工所に通信ブロック１１が画像データを
送信する。従って支援システム１により、送信された顧
客の画像データを基に、顧客の要望を満たしたうえで画
像記録媒体を引き渡すことができるように、顧客による
選択行為を支援し、画像が記録された画像記録媒体を顧
客に引き渡せるので、顧客の不便を解消することができ
る。

【００７４】本実施の形態では、各機能ブロックが一台
のコンピューターで実行される例で説明したが、各機能
ブロックは異なるコンピューターで実行してもよい。ま
た、アクセス端末２００１〜２００ｋ、端末３００１〜
３００ｋも複数のコンピューターで実行してもよい。例
えば、アクセス端末２００１〜２００ｋとして携帯電話
やＰＨＳを用いる場合は、記録仕様データはアクセス端
末２００１〜２００ｋから支援システム１へ送信し、画
像データは、顧客の画像データを蓄積したデータ送信端
末２００ａから支援システム１へ送信してもよい。

【００７５】本実施の形態では、支援システム１はネッ
トワーク１００に常時接続されている例によって説明し
たが、一時的に接続するものであってもよい。

【００７６】本実施の形態では、ポインティングデバイ
スを用いて顧客が表示画面を確認しつつ操作して、記録
仕様データをアクセス端末２００１〜２００ｋから支援
システム１に送信する例を説明したが、携帯電話やＰＨ
Ｓなどの、文字列しか表示できないアクセス端末では、
顧客用ソフトウエアは会話型処理により記録仕様データ
を設定するようにするとよい。もちろん、ＧＵＩをサポ
ートしたシェルに対応したモニタを備えるアクセス端末
で会話型処理により記録仕様データを設定するようにし
てもよい。

【００７７】また、記録仕様データを、ａｐｐｌｙボタ
ン２０９の操作で一括してアクセス端末２００１〜２０
０ｋから支援システム１へと送信する例で説明したが、
顧客が画面２０１でいずれかの細目を選択するたび、記
録仕様データの一部（データーベースブロック１２の管
理項目毎や、細目毎のデータ）を送信し、ａｐｐｌｙボ
タン２０９の操作で、支援システム１側で、制御ブロッ
ク１５が記録仕様データを生成するようにしてもよい。

【００７８】また、料金計算をアクセス端末２００１〜
２００ｋ側でなくて、支援システム１で行って、アクセ
ス端末２００１〜２００ｋへ計算結果たる料金を示すデ
ータを送信するようにしてもよい。この場合は、顧客が
画面２０１でいずれかの細目を選択するたび、アクセス
端末２００１〜２００ｋは記録仕様データの一部（デー
ターベースブロック１２の管理項目毎や、細目毎のデー
タ）を送信し、これを受けて、支援システム１側で、制
御ブロック１５が料金計算を実行して、計算結果たる料
金を示すデータをアクセス端末２００１〜２００ｋへ送
信する。アクセス端末２００１〜２００ｋは送信された
料金を画面２０１に表示して、顧客によるａｐｐｌｙボ
タン２０９の操作により、既に支援システム１側に送信
された記録仕様データの一部に基づいて制御ブロック１
５が記録仕様データを作成してもよい。納期計算も、料
金計算と同様に支援システム１で行って、アクセス端末
２００１〜２００ｋへ納期を示すデータを送信するよう
にしてもよい。

【００７９】画像記録所が画像データ加工所をかねる例
で説明したが、それぞれが独立して事業を行っていても
よい。すなわち本発明の画像記録所は、少なくとも顧客
の画像データを画像記録媒体に記録する手段と、支援シ
ステム１から送信される顧客の画像データを受信する手
段とを備えており、少なくとも一つの引渡所と取引を行
うものである。また、受信した画像データをいったん記
憶する記憶手段を備え、記憶した画像データに基づいて
画像記録媒体に記録してもよい。

【００８０】また、本発明の画像データ加工所は、少な
くとも顧客の画像データを加工する手段と、支援システ
ム１から送信される顧客の画像データを受信する手段と
を備えており、少なくとも一つの引渡所と取引を行うも
のである。また、受信した画像データをいったん記憶す
る記憶手段を備え、記憶した画像データに基づいて画像
記録媒体に記録してもよい。

【００８１】また、本発明の引渡所は、特に何らかの機
材を備える必要はなく、いわゆるコンビニエンスストア
などの商店が画像記録所から運送された画像記録媒体を
店頭で顧客に引き渡すものであってもよいし、いわゆる
宅配業者が顧客の指定の場所まで画像記録媒体を配達す
るものであってもよい。

【００８２】

【発明の効果】請求項１に記載の画像記録支援システム
によれば、送信された顧客の画像データを基に、顧客の
要望を満たしたうえで画像記録媒体を引き渡すことがで
きるように、顧客による選択行為を支援し、画像が記録
された画像記録媒体を顧客に引き渡せるので、顧客の不
便を解消することができる。

【００８３】請求項８に記載の画像データ加工支援シス
テムによれば、送信された顧客の画像データを基に、顧
客の要望を満たしたうえで画像記録媒体を引き渡すこと
ができるように、顧客による選択行為を支援し、画像が
記録された画像記録媒体を顧客に引き渡せるので、顧客
の不便を解消することができる。

【００８４】請求項１５に記載の画像記録支援方法によ
れば、送信された顧客の画像データを基に、顧客の要望
を満たしたうえで画像記録媒体を引き渡すことができる
ように、顧客による選択行為を支援し、画像が記録され
た画像記録媒体を顧客に引き渡せるので、顧客の不便を
解消することができる。

【００８５】請求項２２に記載の画像データ加工支援方
法によれば、送信された顧客の画像データを基に、顧客
の要望を満たしたうえで画像記録媒体を引き渡すことが
できるように、顧客による選択行為を支援し、画像が記
録された画像記録媒体を顧客に引き渡せるので、顧客の
不便を解消することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】画像記録支援システムと画像加工支援システム
とを兼ね備える支援システムを説明する概念図。

【図２】支援システムの機能を説明するブロック図。

【図３】引渡所に関するデータが一覧形式で顧客のアク
セス端末に表示された状態を説明する平面図。

【図４】地図上のポイントで引渡所の所在地を特定する
ために顧客のアクセス端末になされた表示を説明する平
面図。

【図５】地図上のポイントで引渡所の所在地を特定する
ために顧客のアクセス端末になされた表示を説明する平
面図。

【図６】地図上のポイントで引渡所の所在地を特定する
ために顧客のアクセス端末になされた表示を説明する平
面図。

【図７】画像記録支援システムの動作を説明するフロー
チャート。

【図８】従来のサービスの形態を説明する概念図。

【符号の説明】

１支援システム１１通信ブロック１２データーベースブロック１２１引渡所−記録所の管理項目１２２引渡所所在地の管理項目１２３ａ加工方法の管理項目１２３ｂ記録方法の管理項目１２４納期の管理項目１２５料金の管理項目１３引渡所情報作成ブロック１４記録所設定ブロック１５制御ブロック１００ネットワーク２００１〜２００ｋアクセス端末２０１画面２０５一覧表２０４記録仕様の作成ボタン２０８料金表示欄２１２地図データ表示領域２１４納期表示欄３００１〜３００ｋ端末

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】画像が記録された画像記録媒体を顧客に
引き渡す複数の引渡所に関する情報を顧客に送信する引
渡所情報送信手段と、画像データと顧客が選択した引渡
所を特定する情報とを受信する受信手段と、受信した画
像データを記録した画像記録媒体を作成する複数の画像
記録所の中から、前記引渡所を特定する情報に基づいて
選択された画像記録所に前記画像データを送信する送信
手段とを有することを特徴とする画像記録支援システ
ム。
【請求項２】前記引渡所に関する情報に、特定の引渡
所を選択した場合に、顧客が受けることができるサービ
スの内容が含まれることを特徴とする請求項１に記載の
画像記録支援システム。
【請求項３】前記引渡所に関する情報に、前記サービ
スの対価に関する情報が含まれることを特徴とする請求
項２に記載の画像記録支援システム。
【請求項４】前記サービスの内容に、前記画像データ
を基に画像記録媒体に画像を記録する記録方法について
の情報が含まれることを特徴とする請求項２または３に
記載の画像記録支援システム。
【請求項５】前記受信手段で、顧客が選択したサービ
スの内容についての情報を受信することを特徴とする請
求項２、３または４に記載の画像記録支援システム。
【請求項６】前記引渡所と前記画像記録所とを対応づ
けた情報を記憶した記憶手段を有し、前記記憶手段に記
憶された情報を基にして、前記画像データの送信手段が
画像データを選択された前記引渡所に対応した前記画像
記録所へ送信することを特徴とする請求項１、２、３、
４または５に記載の画像記録支援システム。
【請求項７】前記引渡所に関する情報に、引渡所の所
在地に関する情報が含まれることを特徴とする請求項
１、２、３、４、５または６に記載の画像記録支援シス
テム。
【請求項８】画像が記録された画像記録媒体を顧客に
引き渡す複数の引渡所に関する情報を顧客に送信する引
渡所情報送信手段と、画像データと顧客が選択した引渡
所を特定する情報とを受信する受信手段と、受信した前
記画像データを基に加工された画像データを作成する複
数の画像データ加工所の中から、前記引渡所を特定する
情報に基づいて選択された画像データ加工所に前記画像
データを送信する送信手段とを有することを特徴とする
画像データ加工支援システム。
【請求項９】前記引渡所に関する情報に、特定の引渡
所を選択した場合に、顧客が受けることができるサービ
スの内容が含まれることを特徴とする請求項８に記載の
画像データ加工支援システム。
【請求項１０】前記引渡所に関する情報に、前記サー
ビスの対価に関する情報が含まれることを特徴とする請
求項９に記載の画像データ加工支援システム。
【請求項１１】前記サービスの内容に、前記データを
加工する加工方法についての情報が含まれることを特徴
とする請求項９または１０に記載の画像データ加工支援
システム。
【請求項１２】前記受信手段で、顧客が選択したサー
ビスの内容についての情報を受信することを特徴とする
請求項９、１０または１１に記載の画像データ加工支援
システム。
【請求項１３】前記引渡所と前記画像データ加工所と
を対応づけた情報を記憶した記憶手段を有し、前記記憶
手段に記憶された情報を基にして、前記画像データの送
信手段が画像データを選択された前記引渡所に対応した
前記画像データ加工所へ送信することを特徴とする請求
項８、９、１０、１１または１２に記載の画像データ加
工支援システム。
【請求項１４】前記引渡所に関する情報に、引渡所の
所在地に関する情報が含まれることを特徴とする請求項
８、９、１０、１１、１２または１３に記載の画像デー
タ加工支援システム。
【請求項１５】画像が記録された画像記録媒体を顧客
に引き渡す複数の引渡所に関する情報を顧客に送信し、
画像データと顧客が選択した引渡所を特定する情報とを
受信し、受信した画像データを基に画像が記録された画
像記録媒体を作成する複数の画像記録所の中から、前記
引渡所を特定する情報に基づいて選択された画像記録所
に前記画像データを送信することを特徴とする画像記録
支援方法。
【請求項１６】前記引渡所に関する情報に、特定の引
渡所を選択した場合に、顧客が受けることができるサー
ビスの内容が含まれることを特徴とする請求項１５に記
載の画像記録支援方法。
【請求項１７】前記引渡所に関する情報に、前記サー
ビスの対価に関する情報が含まれることを特徴とする請
求項１６に記載の画像記録支援方法。
【請求項１８】前記サービスの内容に、前記画像デー
タを基に画像記録媒体に画像を記録する記録方法につい
ての情報が含まれることを特徴とする請求項１６または
１７に記載の画像記録支援方法。
【請求項１９】顧客が選択したサービスの内容につい
ての情報を受信することを特徴とする請求項１５、１
６、１７または１８に記載の画像記録支援方法。
【請求項２０】前記引渡所と前記画像記録所とを対応
づけた情報を記憶し、前記記憶された情報を基にして、
前記画像データを選択された前記引渡所に対応した前記
画像記録所へ送信することを特徴とする請求項１５、１
６、１７、１８または１９に記載の画像記録支援方法。
【請求項２１】前記引渡所に関する情報に、引渡所の
所在地に関する情報が含まれることを特徴とする請求項
１５、１６、１７、１８、１９または２０に記載の画像
記録支援方法。
【請求項２２】画像が記録された画像記録媒体を顧客
に引き渡す複数の引渡所に関する情報を顧客に送信し、
画像データと顧客が選択した引渡所を特定する情報とを
受信し、受信した画像データを基に加工された画像デー
タを作成する複数の画像データ加工所の中から、前記引
渡所を特定する情報に基づいて選択された画像データ加
工所に前記画像データを送信することを特徴とする画像
データ加工支援方法。
【請求項２３】前記引渡所に関する情報に、特定の引
渡所を選択した場合に、顧客が受けることができるサー
ビスの内容が含まれることを特徴とする請求項２２に記
載の画像データ加工支援方法。
【請求項２４】前記引渡所に関する情報に、前記サー
ビスの対価に関する情報が含まれることを特徴とする請
求項２３に記載の画像データ加工支援方法。
【請求項２５】前記サービスの内容に、前記画像デー
タを加工する加工方法についての情報が含まれることを
特徴とする請求項２３または２４に記載の画像データ加
工支援方法。
【請求項２６】顧客が選択したサービスの内容につい
ての情報を受信することを特徴とする請求項２３、２４
または２５に記載の画像データ加工支援方法。
【請求項２７】前記引渡所と前記画像データ加工所と
を対応づけた情報を記憶し、前記記憶された情報を基に
して、前記画像データを選択された前記引渡所に対応し
た前記画像データ加工所へ送信することを特徴とする請
求項２３、２４、２５または２６に記載の画像データ加
工支援方法。
【請求項２８】前記引渡所に関する情報に、引渡所の
所在地に関する情報が含まれることを特徴とする請求項
２２、２３、２４、２５、２６または２７に記載の画像
データ加工支援方法。