JP2000062524A - ヘッドライトの自動調整装置 - Google Patents
ヘッドライトの自動調整装置Info
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- JP2000062524A JP2000062524A JP23923298A JP23923298A JP2000062524A JP 2000062524 A JP2000062524 A JP 2000062524A JP 23923298 A JP23923298 A JP 23923298A JP 23923298 A JP23923298 A JP 23923298A JP 2000062524 A JP2000062524 A JP 2000062524A
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- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 23
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 18
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000009194 climbing Effects 0.000 description 1
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- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 路面のうねりが多い場合、車高全体が下がっ
ているまたは前傾している場合、および路面上の水分量
等の変化が激しい場合等にはヘッドライトの光軸角度を
路面状態に合わせて正確に制御することができないなど
の課題があった。 【解決手段】 ヘッドライト23をヘッドライト駆動装
置21により上下に変化させ、ヘッドライト23の中心
光軸に対して直進光24aを平行に照射し、ヘッドライ
ト23の光が照射される路面との距離を距離測定装置2
4により測定し、この測定距離が設定距離範囲に含まれ
るようにヘッドライト駆動装置21を制御し、ヘッドラ
イト23を光軸調整装置28により上下動させる。
ているまたは前傾している場合、および路面上の水分量
等の変化が激しい場合等にはヘッドライトの光軸角度を
路面状態に合わせて正確に制御することができないなど
の課題があった。 【解決手段】 ヘッドライト23をヘッドライト駆動装
置21により上下に変化させ、ヘッドライト23の中心
光軸に対して直進光24aを平行に照射し、ヘッドライ
ト23の光が照射される路面との距離を距離測定装置2
4により測定し、この測定距離が設定距離範囲に含まれ
るようにヘッドライト駆動装置21を制御し、ヘッドラ
イト23を光軸調整装置28により上下動させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、路面のうねりが
多い場合、車高全体が下がっているまたは前傾している
場合、および路面上の水分量等の変化が激しい場合にも
ヘッドライトの光軸角度を路面状態に合わせて正確に制
御することができるヘッドライトの自動調整装置に関す
るものである。
多い場合、車高全体が下がっているまたは前傾している
場合、および路面上の水分量等の変化が激しい場合にも
ヘッドライトの光軸角度を路面状態に合わせて正確に制
御することができるヘッドライトの自動調整装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、例えば特開平8−238979
号公報に開示された従来のヘッドライトの自動調整装置
を示す構成図である。図において、1は車両のヘッドラ
イト5,6から照射されている路面の路面輝度パターン
の変化から車両の傾斜角度を検出する検出センサ、2は
検出センサ1からの信号を受けて、ヘッドライト5,6
の光軸角度を制御する値を演算する制御回路であり、ヘ
ッドライト5,6を駆動する駆動手段として、並列に設
けられた駆動装置3,4のいずれを選択するかを判断す
る。3,4は制御回路からの信号に応じてヘッドライト
5,6の光軸を変化させるように駆動制御する駆動装置
である。
号公報に開示された従来のヘッドライトの自動調整装置
を示す構成図である。図において、1は車両のヘッドラ
イト5,6から照射されている路面の路面輝度パターン
の変化から車両の傾斜角度を検出する検出センサ、2は
検出センサ1からの信号を受けて、ヘッドライト5,6
の光軸角度を制御する値を演算する制御回路であり、ヘ
ッドライト5,6を駆動する駆動手段として、並列に設
けられた駆動装置3,4のいずれを選択するかを判断す
る。3,4は制御回路からの信号に応じてヘッドライト
5,6の光軸を変化させるように駆動制御する駆動装置
である。
【0003】次に動作について説明する。図6は従来の
ヘッドライトの自動調整装置において検出センサによる
路面輝度の検出範囲を示す説明図である。車両前面のヘ
ッドライト5,6の上部に設置された検出センサ1は、
路面10上のヘッドライト5,6によって照射されてい
る部位(A)と照射されていない部位(B)の境界位置
11を含んだ車両近傍領域を検出範囲(C)として、こ
の検出範囲(C)内の路面輝度を検出する。なお、境界
位置11は、ヘッドライト5,6により照射される路面
10の領域の車両に近い側の端縁にあたり、いわゆる照
射開始点である。
ヘッドライトの自動調整装置において検出センサによる
路面輝度の検出範囲を示す説明図である。車両前面のヘ
ッドライト5,6の上部に設置された検出センサ1は、
路面10上のヘッドライト5,6によって照射されてい
る部位(A)と照射されていない部位(B)の境界位置
11を含んだ車両近傍領域を検出範囲(C)として、こ
の検出範囲(C)内の路面輝度を検出する。なお、境界
位置11は、ヘッドライト5,6により照射される路面
10の領域の車両に近い側の端縁にあたり、いわゆる照
射開始点である。
【0004】車両姿勢が水平から上向きに変化した場合
は、車両の傾斜にしたがって、路面輝度が全体的に低く
なるとともに、ヘッドライト5,6による照射範囲の境
界位置11から路面輝度がピーク値を示す点までの傾斜
が変化する。
は、車両の傾斜にしたがって、路面輝度が全体的に低く
なるとともに、ヘッドライト5,6による照射範囲の境
界位置11から路面輝度がピーク値を示す点までの傾斜
が変化する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のヘッドライトの
自動調整装置は以上のように構成されているので、路面
のうねりが多い場合、車高全体が下がっているまたは前
傾している場合、および路面上の水分量等の変化が激し
い場合等には、路面輝度が一定しないため、ヘッドライ
トの光軸角度を路面状態に合わせて正確に制御すること
ができないなどの課題があった。
自動調整装置は以上のように構成されているので、路面
のうねりが多い場合、車高全体が下がっているまたは前
傾している場合、および路面上の水分量等の変化が激し
い場合等には、路面輝度が一定しないため、ヘッドライ
トの光軸角度を路面状態に合わせて正確に制御すること
ができないなどの課題があった。
【0006】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、路面のうねりが多い場合、車高全
体が下がっているまたは前傾している場合、および路面
上の水分量等の変化が激しい場合にもヘッドライトの光
軸角度を路面状態に合わせて正確に制御することができ
るヘッドライトの自動調整装置を得ることを目的とす
る。
めになされたもので、路面のうねりが多い場合、車高全
体が下がっているまたは前傾している場合、および路面
上の水分量等の変化が激しい場合にもヘッドライトの光
軸角度を路面状態に合わせて正確に制御することができ
るヘッドライトの自動調整装置を得ることを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るヘッドラ
イトの自動調整装置は、ヘッドライト光の照射距離を距
離測定手段により測定し、この距離測定手段をヘッドラ
イトと共に取り付け固定した固定手段を支持してヘッド
ライト光の照射方向を駆動手段により車体の上下方向に
傾動駆動し、距離測定手段からの測定距離を入力し、こ
の測定距離が所定範囲の照射距離となるように駆動手段
を駆動してヘッドライト光の光軸を光軸調整手段により
調整するようにしたものである。
イトの自動調整装置は、ヘッドライト光の照射距離を距
離測定手段により測定し、この距離測定手段をヘッドラ
イトと共に取り付け固定した固定手段を支持してヘッド
ライト光の照射方向を駆動手段により車体の上下方向に
傾動駆動し、距離測定手段からの測定距離を入力し、こ
の測定距離が所定範囲の照射距離となるように駆動手段
を駆動してヘッドライト光の光軸を光軸調整手段により
調整するようにしたものである。
【0008】この発明に係るヘッドライトの自動調整装
置は、ヘッドライト光の照射距離を距離測定手段により
測定し、この距離測定手段をヘッドライトと共に取り付
け固定した固定手段を支持してヘッドライト光の照射方
向を駆動手段により車体の上下方向に傾動駆動し、速度
センサから入力した速度が一定速度以上の場合に、距離
測定手段からの測定距離を入力し、この測定距離が所定
範囲の照射距離となるように駆動手段を駆動してヘッド
ライト光の光軸を光軸調整手段により調整するようにし
たものである。
置は、ヘッドライト光の照射距離を距離測定手段により
測定し、この距離測定手段をヘッドライトと共に取り付
け固定した固定手段を支持してヘッドライト光の照射方
向を駆動手段により車体の上下方向に傾動駆動し、速度
センサから入力した速度が一定速度以上の場合に、距離
測定手段からの測定距離を入力し、この測定距離が所定
範囲の照射距離となるように駆動手段を駆動してヘッド
ライト光の光軸を光軸調整手段により調整するようにし
たものである。
【0009】この発明に係るヘッドライトの自動調整装
置は、ヘッドライト光の照射距離を距離測定手段により
測定し、この距離測定手段をヘッドライトと共に取り付
け固定した固定手段を支持してヘッドライト光の照射方
向を駆動手段により車体の上下方向に傾動駆動し、速度
センサから入力した速度が一定速度以上で、かつ直進検
出装置から直進走行している情報を入力した場合に、距
離測定手段からの測定距離を入力し、この測定距離が所
定範囲の照射距離となるように駆動手段を駆動してヘッ
ドライト光の光軸を光軸調整手段により調整するように
したものである。
置は、ヘッドライト光の照射距離を距離測定手段により
測定し、この距離測定手段をヘッドライトと共に取り付
け固定した固定手段を支持してヘッドライト光の照射方
向を駆動手段により車体の上下方向に傾動駆動し、速度
センサから入力した速度が一定速度以上で、かつ直進検
出装置から直進走行している情報を入力した場合に、距
離測定手段からの測定距離を入力し、この測定距離が所
定範囲の照射距離となるように駆動手段を駆動してヘッ
ドライト光の光軸を光軸調整手段により調整するように
したものである。
【0010】この発明に係るヘッドライトの自動調整装
置は、光軸調整装置において、速度センサから入力した
速度が一定速度以下の場合に、ヘッドライト駆動装置に
対してヘッドライトの光軸を所定位置にするように指示
するものである。
置は、光軸調整装置において、速度センサから入力した
速度が一定速度以下の場合に、ヘッドライト駆動装置に
対してヘッドライトの光軸を所定位置にするように指示
するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるヘ
ッドライトの自動調整装置を示す構成図であり、図にお
いて、21は電動モータなどのアクチュエータを駆動し
て固定アーム(固定手段)22に固定されたハロゲンラ
ンプやHIDランプなどのヘッドライト23の光軸方向
を上下に変化させるヘッドライト駆動装置(駆動手
段)、24はヘッドライト23の中心光軸に対して直進
光24aを平行に照射し、ヘッドライト23とヘッドラ
イト23の光が照射される路面との距離を測定する距離
測定装置(距離測定手段)であり、固定アーム22に固
定されヘッドライト23と同時に上下動するように設け
られている。固定手段としての固定アーム22が回動す
ることによって、距離測定装置24とヘッドライト23
との照射方向(光軸方向)を同時に変化させているが、
その他の構造、例えばランプシェードを固定手段として
用い、このランプシェードを回動させるようにしてもよ
い。なお、この距離測定装置24にあっては所定の方向
の距離が測定できるものであれば、レーザや赤外線、超
音波などを用いたものでもよい。
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるヘ
ッドライトの自動調整装置を示す構成図であり、図にお
いて、21は電動モータなどのアクチュエータを駆動し
て固定アーム(固定手段)22に固定されたハロゲンラ
ンプやHIDランプなどのヘッドライト23の光軸方向
を上下に変化させるヘッドライト駆動装置(駆動手
段)、24はヘッドライト23の中心光軸に対して直進
光24aを平行に照射し、ヘッドライト23とヘッドラ
イト23の光が照射される路面との距離を測定する距離
測定装置(距離測定手段)であり、固定アーム22に固
定されヘッドライト23と同時に上下動するように設け
られている。固定手段としての固定アーム22が回動す
ることによって、距離測定装置24とヘッドライト23
との照射方向(光軸方向)を同時に変化させているが、
その他の構造、例えばランプシェードを固定手段として
用い、このランプシェードを回動させるようにしてもよ
い。なお、この距離測定装置24にあっては所定の方向
の距離が測定できるものであれば、レーザや赤外線、超
音波などを用いたものでもよい。
【0012】25は車両26の速度を測定する速度セン
サ、27は車両26が直進しているか否かを検出する直
進検出装置であり、ハンドル角センサやジャイロセンサ
などがある。28は距離測定装置24からの測定距離を
入力し、この測定距離が設定距離範囲に含まれるように
ヘッドライト駆動装置21を制御する光軸調整装置(光
軸調整手段)であり、速度センサ25からの速度が一定
速度(例えば40Km/h)以上で、かつ直進検出装置
27から直進走行している情報を入力した場合に距離測
定装置24に対して距離測定の指示を送信する。
サ、27は車両26が直進しているか否かを検出する直
進検出装置であり、ハンドル角センサやジャイロセンサ
などがある。28は距離測定装置24からの測定距離を
入力し、この測定距離が設定距離範囲に含まれるように
ヘッドライト駆動装置21を制御する光軸調整装置(光
軸調整手段)であり、速度センサ25からの速度が一定
速度(例えば40Km/h)以上で、かつ直進検出装置
27から直進走行している情報を入力した場合に距離測
定装置24に対して距離測定の指示を送信する。
【0013】次に動作について説明する。まず、路面状
態が平坦路の場合を説明する。図2はこの発明の実施の
形態1によるヘッドライトの自動調整装置において路面
状態が平坦路の場合のヘッドライトの照射状態を示す説
明図である。まず、光軸調整装置28は速度センサ25
からの速度が一定速度(例えば、40Km/h)以上
で、かつ直進検出装置27から直進走行している情報を
入力した場合に距離測定装置24に対して距離測定の指
示を送信する。次に、距離測定装置24から測定距離3
4aを入力する。ここで、路面状態が平坦路の場合は、
図2に示すように距離測定装置24から入力した測定距
離34aが設定距離範囲に含まれるので、光軸調整装置
28はヘッドライト駆動装置21に対して調整信号を送
信しない。
態が平坦路の場合を説明する。図2はこの発明の実施の
形態1によるヘッドライトの自動調整装置において路面
状態が平坦路の場合のヘッドライトの照射状態を示す説
明図である。まず、光軸調整装置28は速度センサ25
からの速度が一定速度(例えば、40Km/h)以上
で、かつ直進検出装置27から直進走行している情報を
入力した場合に距離測定装置24に対して距離測定の指
示を送信する。次に、距離測定装置24から測定距離3
4aを入力する。ここで、路面状態が平坦路の場合は、
図2に示すように距離測定装置24から入力した測定距
離34aが設定距離範囲に含まれるので、光軸調整装置
28はヘッドライト駆動装置21に対して調整信号を送
信しない。
【0014】次に、路面状態が登り傾斜の場合を説明す
る。図3はこの発明の実施の形態1によるヘッドライト
の自動調整装置において路面状態が登り傾斜の場合のヘ
ッドライトの照射状態を示す説明図である。まず、光軸
調整装置28は速度センサ25からの速度が一定速度以
上で、かつ直進検出装置27から直進走行している情報
を入力した場合に距離測定装置24に対して距離測定の
指示を送信する。次に、距離測定装置24から測定距離
を入力する。ここで、路面状態が登り傾斜の場合は、距
離測定装置24から入力した測定距離44aが設定距離
範囲より短くなるため、光軸調整装置28はヘッドライ
ト駆動装置21に対してヘッドライト23の上向きを指
示する。次に、ヘッドライト駆動装置21は光軸調整装
置28からの指示に基づきヘッドライト23の光軸を上
向きに回転させ、測定距離44bが設定距離範囲に含ま
れるように調整する。
る。図3はこの発明の実施の形態1によるヘッドライト
の自動調整装置において路面状態が登り傾斜の場合のヘ
ッドライトの照射状態を示す説明図である。まず、光軸
調整装置28は速度センサ25からの速度が一定速度以
上で、かつ直進検出装置27から直進走行している情報
を入力した場合に距離測定装置24に対して距離測定の
指示を送信する。次に、距離測定装置24から測定距離
を入力する。ここで、路面状態が登り傾斜の場合は、距
離測定装置24から入力した測定距離44aが設定距離
範囲より短くなるため、光軸調整装置28はヘッドライ
ト駆動装置21に対してヘッドライト23の上向きを指
示する。次に、ヘッドライト駆動装置21は光軸調整装
置28からの指示に基づきヘッドライト23の光軸を上
向きに回転させ、測定距離44bが設定距離範囲に含ま
れるように調整する。
【0015】次に、路面状態が下り傾斜の場合を説明す
る。図4はこの発明の実施の形態1によるヘッドライト
の自動調整装置において路面状態が下り傾斜の場合のヘ
ッドライトの照射状態を示す説明図である。まず、光軸
調整装置28は速度センサ25からの速度が一定速度以
上で、かつ直進検出装置27から直進走行している情報
を入力した場合に距離測定装置24に対して距離測定の
指示を送信する。次に、距離測定装置24から測定距離
を入力する。ここで、路面状態が下り傾斜の場合は、距
離測定装置24から入力した測定距離54aが設定距離
範囲より長くなるため、光軸調整装置28はヘッドライ
ト駆動装置21に対してヘッドライト23の下向きを指
示する。次に、ヘッドライト駆動装置21は光軸調整装
置28からの指示に基づきヘッドライト23の光軸を下
向きに回転させ、測定距離54bが設定距離範囲に含ま
れるように調整する。
る。図4はこの発明の実施の形態1によるヘッドライト
の自動調整装置において路面状態が下り傾斜の場合のヘ
ッドライトの照射状態を示す説明図である。まず、光軸
調整装置28は速度センサ25からの速度が一定速度以
上で、かつ直進検出装置27から直進走行している情報
を入力した場合に距離測定装置24に対して距離測定の
指示を送信する。次に、距離測定装置24から測定距離
を入力する。ここで、路面状態が下り傾斜の場合は、距
離測定装置24から入力した測定距離54aが設定距離
範囲より長くなるため、光軸調整装置28はヘッドライ
ト駆動装置21に対してヘッドライト23の下向きを指
示する。次に、ヘッドライト駆動装置21は光軸調整装
置28からの指示に基づきヘッドライト23の光軸を下
向きに回転させ、測定距離54bが設定距離範囲に含ま
れるように調整する。
【0016】また、車両26の後部座席が重く、車両2
6の後部が沈み前部が上向きの状態においても、距離測
定装置24から入力した測定距離54aが設定距離範囲
より長くなるため、光軸調整装置28はヘッドライト駆
動装置21に対してヘッドライト23の下向きを指示す
る。
6の後部が沈み前部が上向きの状態においても、距離測
定装置24から入力した測定距離54aが設定距離範囲
より長くなるため、光軸調整装置28はヘッドライト駆
動装置21に対してヘッドライト23の下向きを指示す
る。
【0017】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、ヘッドライトと同期して、また、同角度変化する距
離測定手段により距離測定を行うので、路面のうねりが
多い場合、車高全体が下がっているまたは前傾している
場合、および路面上の水分量等の変化が激しい場合にも
ヘッドライト23の光軸角度を路面状態に合わせて正確
に制御することができるなどの効果が得られる。
ば、ヘッドライトと同期して、また、同角度変化する距
離測定手段により距離測定を行うので、路面のうねりが
多い場合、車高全体が下がっているまたは前傾している
場合、および路面上の水分量等の変化が激しい場合にも
ヘッドライト23の光軸角度を路面状態に合わせて正確
に制御することができるなどの効果が得られる。
【0018】なお、距離測定装置24はヘッドライト2
3の中心光軸に対して直進光24aを平行に照射し、ヘ
ッドライト23とヘッドライト23の光が照射される路
面との距離を測定するが、直進光24aはヘッドライト
光と交差させてもよい。この際、交差する位置は、通常
距離付近が望ましい。
3の中心光軸に対して直進光24aを平行に照射し、ヘ
ッドライト23とヘッドライト23の光が照射される路
面との距離を測定するが、直進光24aはヘッドライト
光と交差させてもよい。この際、交差する位置は、通常
距離付近が望ましい。
【0019】また、光軸調整装置28は速度センサ25
からの速度が一定速度以上の直進で走行しているときの
み光軸調整装置28を制御するため、カーブなどで壁や
ガードレールに反射した場合の誤検出による誤差を防止
することができる。
からの速度が一定速度以上の直進で走行しているときの
み光軸調整装置28を制御するため、カーブなどで壁や
ガードレールに反射した場合の誤検出による誤差を防止
することができる。
【0020】さらに、光軸調整装置28は、速度センサ
25から入力した速度が一定速度(例えば、30Km/
h)以下の場合に、ヘッドライト駆動装置21に対して
ヘッドライト23を通常位置となるように指示すること
により、幻惑防止を行うことができる。なお、通常位置
とは幻惑防止を目的とした下向きの位置である。
25から入力した速度が一定速度(例えば、30Km/
h)以下の場合に、ヘッドライト駆動装置21に対して
ヘッドライト23を通常位置となるように指示すること
により、幻惑防止を行うことができる。なお、通常位置
とは幻惑防止を目的とした下向きの位置である。
【0021】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、ヘッ
ドライト光の照射距離を距離測定手段により測定し、こ
の距離測定手段をヘッドライトと共に取り付け固定した
固定手段を支持してヘッドライト光の照射方向を駆動手
段により車体の上下方向に傾動駆動し、距離測定手段か
らの測定距離を入力し、この測定距離が所定範囲の照射
距離となるように駆動手段を駆動してヘッドライト光の
光軸を光軸調整手段により調整するように構成したの
で、ヘッドライトの光軸角度を路面状態に合わせて正確
に制御することができる効果がある。
ドライト光の照射距離を距離測定手段により測定し、こ
の距離測定手段をヘッドライトと共に取り付け固定した
固定手段を支持してヘッドライト光の照射方向を駆動手
段により車体の上下方向に傾動駆動し、距離測定手段か
らの測定距離を入力し、この測定距離が所定範囲の照射
距離となるように駆動手段を駆動してヘッドライト光の
光軸を光軸調整手段により調整するように構成したの
で、ヘッドライトの光軸角度を路面状態に合わせて正確
に制御することができる効果がある。
【0022】この発明によれば、ヘッドライト光の照射
距離を距離測定手段により測定し、この距離測定手段を
ヘッドライトと共に取り付け固定した固定手段を支持し
てヘッドライト光の照射方向を駆動手段により車体の上
下方向に傾動駆動し、速度センサから入力した速度が一
定速度以上の場合に、距離測定手段からの測定距離を入
力し、この測定距離が所定範囲の照射距離となるように
駆動手段を駆動してヘッドライト光の光軸を光軸調整手
段により調整するように構成したので、ヘッドライトの
光軸角度を路面状態に合わせて正確に制御することがで
きるとともに、カーブなどで壁やガードレールに反射し
た場合の誤検出による誤差を防止することができる効果
がある。
距離を距離測定手段により測定し、この距離測定手段を
ヘッドライトと共に取り付け固定した固定手段を支持し
てヘッドライト光の照射方向を駆動手段により車体の上
下方向に傾動駆動し、速度センサから入力した速度が一
定速度以上の場合に、距離測定手段からの測定距離を入
力し、この測定距離が所定範囲の照射距離となるように
駆動手段を駆動してヘッドライト光の光軸を光軸調整手
段により調整するように構成したので、ヘッドライトの
光軸角度を路面状態に合わせて正確に制御することがで
きるとともに、カーブなどで壁やガードレールに反射し
た場合の誤検出による誤差を防止することができる効果
がある。
【0023】この発明によれば、ヘッドライト光の照射
距離を距離測定手段により測定し、この距離測定手段を
ヘッドライトと共に取り付け固定した固定手段を支持し
てヘッドライト光の照射方向を駆動手段により車体の上
下方向に傾動駆動し、速度センサから入力した速度が一
定速度以上で、かつ直進検出装置から直進走行している
情報を入力した場合に、距離測定手段からの測定距離を
入力し、この測定距離が所定範囲の照射距離となるよう
に駆動手段を駆動してヘッドライト光の光軸を光軸調整
手段により調整するように構成したので、ヘッドライト
の光軸角度を路面状態に合わせて正確に制御することが
できるとともに、カーブなどで壁やガードレールに反射
した場合の誤検出による誤差を防止することができる効
果がある。
距離を距離測定手段により測定し、この距離測定手段を
ヘッドライトと共に取り付け固定した固定手段を支持し
てヘッドライト光の照射方向を駆動手段により車体の上
下方向に傾動駆動し、速度センサから入力した速度が一
定速度以上で、かつ直進検出装置から直進走行している
情報を入力した場合に、距離測定手段からの測定距離を
入力し、この測定距離が所定範囲の照射距離となるよう
に駆動手段を駆動してヘッドライト光の光軸を光軸調整
手段により調整するように構成したので、ヘッドライト
の光軸角度を路面状態に合わせて正確に制御することが
できるとともに、カーブなどで壁やガードレールに反射
した場合の誤検出による誤差を防止することができる効
果がある。
【0024】この発明によれば、光軸調整装置におい
て、速度センサから入力した速度が一定速度以下の場合
に、ヘッドライト駆動装置に対してヘッドライトの光軸
を所定位置となるように指示するように構成したので、
ヘッドライトの光軸角度を路面状態に合わせて正確に制
御することができ、カーブなどで壁やガードレールに反
射した場合の誤検出による誤差を防止することができる
とともに、幻惑防止を行うことができる効果がある。
て、速度センサから入力した速度が一定速度以下の場合
に、ヘッドライト駆動装置に対してヘッドライトの光軸
を所定位置となるように指示するように構成したので、
ヘッドライトの光軸角度を路面状態に合わせて正確に制
御することができ、カーブなどで壁やガードレールに反
射した場合の誤検出による誤差を防止することができる
とともに、幻惑防止を行うことができる効果がある。
【図1】 この発明の実施の形態1によるヘッドライト
の自動調整装置を示す構成図である。
の自動調整装置を示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるヘッドライト
の自動調整装置において路面状態が平坦路の場合のヘッ
ドライトの照射状態を示す説明図である。
の自動調整装置において路面状態が平坦路の場合のヘッ
ドライトの照射状態を示す説明図である。
【図3】 この発明の実施の形態1によるヘッドライト
の自動調整装置において路面状態が登り傾斜の場合のヘ
ッドライトの照射状態を示す説明図である。
の自動調整装置において路面状態が登り傾斜の場合のヘ
ッドライトの照射状態を示す説明図である。
【図4】 この発明の実施の形態1によるヘッドライト
の自動調整装置において路面状態が下り傾斜の場合のヘ
ッドライトの照射状態を示す説明図である。
の自動調整装置において路面状態が下り傾斜の場合のヘ
ッドライトの照射状態を示す説明図である。
【図5】 従来のヘッドライトの自動調整装置を示す構
成図である。
成図である。
【図6】 従来のヘッドライトの自動調整装置において
検出センサによる路面輝度の検出範囲を示す説明図であ
る。
検出センサによる路面輝度の検出範囲を示す説明図であ
る。
21 ヘッドライト駆動装置(駆動手段)、22 固定
アーム(固定手段)、23 ヘッドライト、24 距離
測定装置(距離測定手段)、25 速度センサ、26
車両、27 直進検出装置、28 光軸調整装置(光軸
調整手段)。
アーム(固定手段)、23 ヘッドライト、24 距離
測定装置(距離測定手段)、25 速度センサ、26
車両、27 直進検出装置、28 光軸調整装置(光軸
調整手段)。
Claims (4)
- 【請求項1】 ヘッドライト光の照射距離を測定する距
離測定手段と、 この距離測定手段をヘッドライトと共に取り付け固定し
た固定手段と、 この固定手段を支持して上記ヘッドライト光の照射方向
を車体の上下方向に傾動駆動する駆動手段と、 上記距離測定手段からの測定距離を入力し、この測定距
離が所定範囲の照射距離となるように上記駆動手段を駆
動して上記ヘッドライト光の光軸を調整する光軸調整手
段とを備えたヘッドライトの自動調整装置。 - 【請求項2】 ヘッドライト光の照射距離を測定する距
離測定手段と、 この距離測定手段をヘッドライトと共に取り付け固定し
た固定手段と、 この固定手段を支持して上記ヘッドライト光の照射方向
を車体の上下方向に傾動駆動する駆動手段と、 車両の速度を測定する速度センサと、 この速度センサから入力した速度が一定速度以上の場合
に、上記距離測定手段からの測定距離を入力し、この測
定距離が所定範囲の照射距離となるように上記駆動手段
を駆動して上記ヘッドライト光の光軸を調整する光軸調
整手段とを備えたヘッドライトの自動調整装置。 - 【請求項3】 ヘッドライト光の照射距離を測定する距
離測定手段と、 この距離測定手段をヘッドライトと共に取り付け固定し
た固定手段と、 この固定手段を支持して上記ヘッドライト光の照射方向
を車体の上下方向に傾動駆動する駆動手段と、 車両の速度を測定する速度センサと、 上記車両が直進しているか否かを検出する直進検出装置
と、 上記速度センサから入力した速度が一定速度以上で、か
つ上記直進検出装置から直進走行している情報を入力し
た場合に、上記距離測定手段からの測定距離を入力し、
この測定距離が所定範囲の照射距離となるように上記駆
動手段を駆動して上記ヘッドライト光の光軸を調整する
光軸調整手段とを備えたヘッドライトの自動調整装置。 - 【請求項4】 光軸調整手段は、速度センサから入力し
た速度が一定速度以下の場合に、駆動手段に対してヘッ
ドライトの光軸を所定位置とするように指示することを
特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項
記載のヘッドライトの自動調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23923298A JP2000062524A (ja) | 1998-08-25 | 1998-08-25 | ヘッドライトの自動調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23923298A JP2000062524A (ja) | 1998-08-25 | 1998-08-25 | ヘッドライトの自動調整装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000062524A true JP2000062524A (ja) | 2000-02-29 |
Family
ID=17041722
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23923298A Pending JP2000062524A (ja) | 1998-08-25 | 1998-08-25 | ヘッドライトの自動調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000062524A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010023677A (ja) * | 2008-07-18 | 2010-02-04 | Denso Corp | ライト制御装置、およびライト制御プログラム |
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CN105835754A (zh) * | 2016-02-22 | 2016-08-10 | 北京工业大学 | 一种红外感知路面起伏的主动调节前照灯俯仰角控制装置 |
CN107380054A (zh) * | 2016-05-16 | 2017-11-24 | Lg电子株式会社 | 控制装置、车辆及车辆的控制方法 |
CN115534799A (zh) * | 2021-06-30 | 2022-12-30 | 现代摩比斯株式会社 | 灯的控制设备及其操作方法和车辆 |
-
1998
- 1998-08-25 JP JP23923298A patent/JP2000062524A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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