JP2000061659A - Friction welding method - Google Patents
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- JP2000061659A JP2000061659A JP10236780A JP23678098A JP2000061659A JP 2000061659 A JP2000061659 A JP 2000061659A JP 10236780 A JP10236780 A JP 10236780A JP 23678098 A JP23678098 A JP 23678098A JP 2000061659 A JP2000061659 A JP 2000061659A
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- B23K20/00—Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating
- B23K20/12—Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating the heat being generated by friction; Friction welding
- B23K20/122—Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating the heat being generated by friction; Friction welding using a non-consumable tool, e.g. friction stir welding
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B23K2101/045—Hollow panels
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- Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)
Abstract
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、アルミニ
ウム合金材等の接合に用いる摩擦攪拌接合に関する。
【0002】
【従来の技術】摩擦攪拌接合方法は、接合部に挿入した
丸棒(回転体という。)を回転させながら接合線に沿っ
て移動させ、接合部を発熱、軟化させ、塑性流動させ、
固相接合する方法である。回転体は、接合部に挿入する
小径部と、外部に位置する大径部とからなる。小径部と
大径部は同軸である。大径部側を回転させる。摩擦攪拌
接合方法による接合は突き合せ部、重ね部に適用され
る。これは特表平7−505090号公報(EP 06
15480B1)、Welding & Metal Fabrication,Janu
ary 1995 13頁から16頁に示されている。
【0003】また、被接合材の材質については前記特表
平7−505090号公報に示されている。被接合材、
回転体の材質、寸法、回転速度、移動速度については、
溶接学会全国大会講演概要 第56集(‘95−4)2
08頁から209頁に示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】摩擦攪拌接合方法の種
々な実験によれば、2つの部材の接合部の上面の一部の
部材は回転体の大径部の回転によって切り子のごとく飛
ばされ、接合部の上面に凹みが生ずる。凹みの両側には
部材の塑性変形による盛上がりが生ずる。
【0005】盛上がりは削除すればよいが、凹みの補修
はパテ等を必要とし、高価となる。
【0006】さらに、接合前に2つの部材の突き合せ部
の端面の間に隙間がある場合には、接合部に凹み等の欠
陥が発生する。このため、強度低下を生じ、大型構造物
においては特に問題になる。部材が大きくなることによ
って、前記隙間の管理は困難になり、凹みが大きくな
り、また、欠陥が発生しやすくなる。
【0007】この接合部が他の部材で覆われる等によっ
て、凹みの存在が問題にならない場合は、強度の点を除
けば問題はない。しかし、車両の車体の側面等において
は、見栄えの観点から凹みは除かなければならない。ま
た、見えない場合においても、凹みが性能上問題になる
場合がある。
【0008】本発明の目的は、接合部の凹みの発生を防
止することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は、回転体側に
向けて突出する突出部を接合すべき対象物に設けるこ
と、によって達成できる。回転体の大径部の先端の小径
部が突出部を含む厚肉部に入り、大径部は非突出部の延
長線と突出部の頂との間の厚肉部内に位置している。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図1から図5
により、鉄道車両の車体への適用について説明する。図
5において、鉄道車両の車体は、側構体41、屋根構体
42、床構体43、長手方向の端部の妻構体44から構
成される。側構体41は、中空の押出し型材(50,6
0)を並列に複数並べ、それを接合して構成している。
接合は図1のように行われる。屋根構体42、床構体4
3も同様に構成される。側構体41と屋根構体42との
接続、側構体41と床構体43との接続はMIG溶接等
で行う。
【0011】図1は側構体41を構成する中空型材の継
手部(接合部)を示すものである。中空型材50,60
はアルミニウム合金の押出し型材である。中空型材5
0,60は2つの板51,52,61,62とこれを接
続する斜めの板(リブ)53,63とからなる。斜めの
板53,63はそれぞれ複数あり、トラス状に配置して
いる。板53,63の傾斜の方向は交互である。
【0012】一方(第1)の中空型材50の端部は他方
(第2)の中空型材60の端部に入っている。中空型材
50の端部の近くには板51と板52とを接合する垂直
な板54がある。55は中空型材60の端部を支える突
出片である。
【0013】板54の厚さ方向(図1において、左右方
向)の中心の延長線上に、2つの中空型材50,60の
接合用の厚肉部(突出部)56,66の端部(すなわ
ち、中空型材50,60の突き合せ部の端部(接合部W
の中心))が位置する。接合部Wの近くの板51,5
2,61,62は前面側(中空型材の厚さ方向における
外側、接合作業を行う側、すなわち、接合用工具の回転
体70側である。)に所定の幅で所定高さで突出して厚
肉部になっている。このように、厚肉部56、66は突
出部とその他の部分とからなる。厚肉部56、66の大
きさは後述するように回転体70の大きさや2つの中空
型材50、60の隙間等で決まる。厚肉部56、66は
板51、52、61、62の端部のそれぞれにある。厚
肉部56、66の前面(外面)と板(非突出部)51,
52,61,62の前面(外面)とは滑らかに接続して
おり、傾斜している。2つの厚肉部56,66を突き合
せるとその形状は台形状である。
【0014】なお、型材50,60の突き合せ、または
厚肉部56,66の突き合せとは、2つの型材の端部5
6a、66a同士が接触している場合、および2つの型
材の端部56a、66aの間に隙間がある場合の両方を
いう。
【0015】中空型材の接合部の上方および下方のそれ
ぞれに接合用工具である回転体70,70を配置してい
る。回転体70は、基部の大径の丸棒(大径部)71の
先端に小径の丸棒(小径部)72を設置している。大径
部71と小径部72とは同軸である。上方の回転体70
の実質的に鉛直方向に下方の回転体70が位置してい
る。2つの回転体70、70は接合線に沿って離れてい
てもよいが、中空型材50、60の曲がりを防止するた
め、大きく離れていない方がよい。回転体70は中空型
材50,60よりも硬い材質である。
【0016】2つの回転体70、70を回転させなが
ら、小径部72を中空型材50,60の接合部に挿入す
る。そして、2つの中空型材50,60の接合部の長手
方向に沿って水平方向に移動させる。2つの回転体7
0,70は同時に移動させる。
【0017】摩擦攪拌接合時において、上側の回転体7
0においては、大径部71と小径部72との境(実質的
に平らである。)73を、一般部(非突出部)の板5
1,61の上面(中空型材50、60の厚さ方向におけ
る外側の面)よりも若干上方(厚肉部56、66の突出
部内)73aに位置するようにする。下側の回転体70
においては、大径部71と小径部72との境73を、一
般部(非突出部)の板51,61の下面(中空型材の厚
さ方向における外側の面)よりも若干下方(厚肉部5
6、66の突出部内)に位置するようにする。つまり、
上下の回転体70、70の境73は非突出部の板51、
61の外側の面の延長線よりも外側(厚肉部56、66
の頂側)で、厚肉部56、66の突出部中に位置してい
る。図1の線73aは境73の位置である。このよう
に、小径部72は突き合せ部にあり、大径部71と小径
部72の境73は、厚肉部56、66を除く部分におけ
る板51、61の外側の面の延長線と厚肉部56、66
の頂との間に位置する。
【0018】接合作業の際には、型材50、60は架台
に載せられ、固定させられている。下面の厚肉部の周囲
には架台はない。回転体70の回転中心は接合部の中
心、即ち板54の厚さの中心にある。
【0019】図4において、各部の大きさの関係を説明
すると、2つの厚肉部56、66を突き合せた際の厚肉
部56、66の頂の幅W1は小径部72の径dよりも大
きく、大径部71の径Dよりも小さい。2つの厚肉部5
6、66の基部の幅W2は大径部71の径Dよりも大き
い。厚肉部56、66の突出部の高さH1は小径部72
の長さよりも大きい。大径部71の下端を厚肉部56、
66の位置73aに位置させたとき、小径部72の先端
は突出片55に至るか、その近傍に位置している。接合
部56、66の頂の板51、61側と基部の板51、6
1側とは斜面56c、66cで接続している。
【0020】図2は摩擦攪拌接合を完了した状態であ
る。図2は図1の上側の接合部を示している。下側の接
合部は上側の接合部に対して対象である。接合部Wの外
面側には中空型材の内側に向けて凹みKを生じている。
凹みKの両側には厚肉部56T,66Tがある。厚肉部
56T,66Tは厚肉部56,66の残りである。厚肉
部56T,66Tは塑性変形したものを含む。凹みKの
底面は、一般部の板51,61の外面よりも外側の位置
73aにある。
【0021】図1の上面側を鉄道車両の車体の外面側と
すると、上面の接合部の余分な部分(一般部の板51,
61の上面の延長線上から上側)をグラインダーで切削
し、一般部の板51,61の上面の高さと同一平面にな
るようにする。上面側を切削するので、切削作業が容易
である。下面側にも同様に凹みKと厚肉部56T,66
Tがあるが、車体の内面側とすると、化粧板で覆うので
切削は必要ない。図3は架台111に載せた型材50、
60を上下から接合し、次に、架台111に載せた状態
で上面側の厚肉部56T,66Tを削除した状態を示
す。
【0022】これによれば、凹みKの発生を実質的に防
止できるものである。このため、肉盛り溶接や、パテに
よる補修を不要にできるものである。
【0023】また、上記実施例では厚肉部56,66の
端部56a,66a同士が接触しているが、両者の間に
隙間がある場合は、摩擦攪拌接合によって流動化した厚
肉部56,66の母材がこの隙間に押し込まれる。この
ため、隙間がある場合においても、接合部に欠陥が発生
しない。具体的には厚肉部の高さ(板51、52、6
1、62の外面からの突出代)を1mmにすると隙間が
1mmでも欠陥無く接合できる。また、凹みKの位置
を、板51,52,61,62の外面の延長線上から外
側に位置させることができる。すなわち、凹みの発生を
実質的に容易に防止をできるものである。
【0024】厚肉部56,66の基部の幅W2は大径部
71の径Dよりも大きい。厚肉部56,66の頂部の幅
W1は小径部72の径dよりも大きい。これらは回転体
70の中心が厚肉部56,56の中心からずれた場合、
および2つの型材の隙間を考慮して定める。
【0025】また、厚肉部56,66の頂と基部とは斜
面56c、66cで接続されている。すなわち、2つの
厚肉部56、66を突き合せたとき、台形状である。こ
のため、厚肉部56,66を斜面56c、66cを有し
ない四角形に突出させた場合に比べて、中空型材に余分
な部分がない。このため、中空型材の材料を少なくで
き、製作を安価にできる。また、グラインダーによる切
削量を少なくでき、簡単にできるものである。厚肉部5
6、66は2つの型材の接合部に金属を補充するもので
あるので、台形状であってもよい。なお、図6に示すよ
うに、非突出部の板51、62の外面から突出部51
a、61aを若干立ち上げた後、突出部56、66の台
形部を設けるようにしてもよい。
【0026】板54は回転体70,70による圧縮力に
よって厚肉部56,66が内側に曲がるのを防止する。
【0027】図1において、中空型材50の右端の形状
は左端の形状であっても、中空型材60の右端の形状で
あってもよい。中空型材60も同様である。要は2つの
型材を接合できればよい。
【0028】回転体70は突き合せ部を光学センサで検
出して移動する。厚肉部56、66の斜面56c,66
cを検出して、回転体70の幅方向の位置を定める。図
7はセンシング用の斜面56n,66nを2つの厚肉部
56m,66mが向き合う部分に設けたものである。斜
面56n(66n)はそれぞれの厚肉部56m,66m
に設けても、一方に設けてもよい。
【0029】上記各実施例では2つの接合部の端面56
a,66aは回転体70の軸心に平行であるが、2つの
端面56a,66aが回転体70の軸心に対して傾斜し
ていてもよい。例えば、一方の部材50の端面56aが
傾斜しており、これに他方60の部材の端面66aが上
方に重なるようにしてもよい。これによれば、2つの端
面の間隔が大きくても、回転体70の回転によって流動
化した金属が片55との間から流出することを防止でき
るものである。この形状はパイプ同士の接続に適してい
る。
【0030】図8によって接合装置を説明する。中空型
材50,60は架台111,111に載せられ、クラン
プ113で固定されている。2つの中空型材50、60
の突き合せ部は所定の隙間になっている。2つの中空型
材50、60の突き合せ部は適宜仮止め溶接されてい
る。
【0031】上側の回転体70は幅方向に走行する走行
体121から吊り下げられている。走行体121は門型
の走行体122の上部のフレームに沿って移動する。走
行体122は中空型材50,60両側の長手方向に沿っ
たレール123に沿って走行する。下側の回転体70は
2つの架台111,111の間の走行体131に設置さ
れている。走行体131は走行体132に載せてあり、
幅方向に移動する。走行体132はレール133に沿っ
て中空型材50,60の長手方向に沿って走行する。上
側の回転体70の下方に下側の回転体70がある。走行
体121,131は接合用装置70,70を上下動させ
る。
【0032】走行体121,131には中空型材50,
60を押さえるローラ124,134をそれぞれ複数設
置している。ローラ124,134は回転体70,70
の前方において厚肉部56,66の両側にある。ローラ
124,134は走行方向に沿って必要により複数列設
ける。ローラは回転体70の前後に追加できる。
【0033】走行体121,131には接合すべき位置
を検出するセンサ(図示せず。)を設置している。セン
サによって走行体121,131を幅方向に移動させ
る。センサとしてレーザを用いた場合には斜面56c,
56c,66c,66cを求め、接合すべきの中心を検
出する。
【0034】回転体70、70で型材50、60の上下
面を接合した後、架台111、111に型材50、60
を載せた状態で、上面の厚肉部を切削して平滑に仕上げ
る。切削のグラインダー作業は手作業で行うとより平滑
にできる。このため、切削作業する厚肉部は上面にある
と良い。
【0035】なお、まず、厚肉部を機械で若干残して切
削し、その後、手作業で切削するようにすると、切削作
業を短くできる。この場合、回転体70の若干後方にお
いて、走行体121に切削工具を設置する。回転体70
が回転する際に切削工具も切削作業を行う。
【0036】例えば、図9、図10に示すように、上面
側の回転体70の後方において、エンドミル126を上
面側の走行体121に設置する。エンドミル126は厚
肉部56、66を切削する。エンドミル126の下端の
位置は中空型材50、60の上面の板51、61の上面
よりも若干上方の位置である。エンドミル126の径は
前記位置の厚肉部56、66の幅よりも十分に大きい。
ローラ124、124はエンドミル126の近傍におい
て上下から押え、エンドミル126による切削量が同一
になるようにしている。
【0037】上記実施例では接合する一対の中空型材の
端部にそれぞれ厚肉部があったが、図11のように一方
の中空型材60のみに厚肉部66がある場合でも可能で
ある。厚肉部66の金属は中空型材50、60の隙間お
よび中空型材50の板の上面に移動する。また、一方の
中空型材60においては上面の板61に厚肉部があり、
他方の中空型材50においては下面の板61に厚肉部が
ある場合も同様である。
【0038】上記実施例の押出し型材は中空型材である
場合について説明したが、中空でない押出し型材にも適
用できるものである。以下に実施例を示す。
【0039】図12は平板状の押出し型材31、32の
端部に、それぞれ厚肉部34、35を有し、厚肉部3
4、35同士を突き合せて接合する継手形状の例を示
す。この時、押出し型材31、32には裏当て治具(架
台)36を配置している。この裏当て治具36は、接合
部Wとの接合を防止するため、押出し型材31、32よ
りも硬い材質のものを用いる。この継手の突き合せ面に
沿って、回転体70を回転しながら移動させることによ
り、図13に示す接合部Wが得られる。厚肉部34、3
5に対する回転体70の条件は前記実施例と同様であ
る。次に、図14のように、凹みKおよび厚肉部分をグ
ラインダー等で平滑に除去する。接合装置のローラ12
4等は前記実施例と同様である。
【0040】なお、1つの接合部のみの押出し型材等の
場合は、図8の実施例において、下側の回転体70の代
わりに、押出し型材を支えるローラを配置することがで
きる。これによれば、型材31、32の全ての面を支持
する必要がなく、架台の構造を簡単にできるものであ
る。
【0041】図15から図17は、板の一方の面に複数
のリブ39を有し、リブ39とは反対の面に厚肉部34
b、35bを有した押出し型材37、38を摩擦攪拌接
合する場合である。架台36Bはリブ39の下端と厚肉
部34、35の下面を載せる。摩擦攪拌接合は上記実施
例と同様である。
【0042】図18から図19の実施例は、リブ39側
に厚肉部34b、35bを設けた押出し型材37c、3
8cの場合である。これによれば架台36C側は平にな
る。このため、リブ39とは反対側に若干の凹凸があっ
てもよい場合は、平滑にする仕上げ処理を省略すること
ができ、安価に製造することができる。接合部Wは、良
好な接合部となり、所定の厚さを得ることができる。
【0043】図18から図19の実施例において、型材
37c、38cを車体に適用する場合、厚肉部34b、
35bが車内側になるので、厚肉部34b、35bの切
削を不要にできる。しかし、接合部の車外側に未接合部
が生じ易く、厚肉部34bの端部と厚肉部35bの端部
との間をパテで埋め、塗装することが必要になる。しか
し、図15から図17の実施例では車外側には未接合部
はなく、塗装の必要も無い。また、図15から図17の
実施例においては厚肉部34b、35bの周囲にリブ3
9が無いので、ローラ124で押さえやすい。
【0044】図20から図22の実施例を説明する。図
22において、鉄道車両の側構体416は、複数の押出
し型材150、160を組み合せて構成している。出入
り口171と窓172との間の押出し型材150、15
0、および、窓172と窓172との間の押出し型材1
50、150のそれぞれの押出し方向は、図20におい
て縦方向である。窓172の下部の押出し型材160、
160、および、窓172の上部の押出し型材160、
160のそれぞれの押出し方向は、図20において横方
向である。つまり、押出し型材150の押出し方向と押
出し型材160の押出し方向とは直交している。
【0045】押出し方向を同一方向とした押し出し型材
150、150同士の接合部、および押出し型材16
0、160同士の接合部は、前記実施例のように、厚肉
部を設けて接合している。
【0046】押出し方向が直交する部分は図21のよう
になっている。図21は摩擦攪拌接合の前である。押出
し型材150、160は板の一方側にリブ153、16
3を有する。中空型材ではない。押出し型材150、1
60のリブ153、163の先端、接合部の近傍の板1
51、161を架台36Bに載せている。リブ153、
163側が車内側であり、板151、161側が車外側
である。
【0047】押出し型材150の端部はリブ153側に
突出して厚肉部153を構成している。厚肉部153は
さらに接合する押出し型材160に向けて突出して、突
出部157を構成している。突出部157は押出し型材
160の板161の外面側に重なっている。架台36B
の近傍のリブ163は切削してなくなっている。突出部
157の突出量L2(図23に示す)は、厚肉部の幅L
1と同様である。つまり、突出部157は厚肉部156
に相当する。突出部157の先端は厚肉部156と同様
に斜めになっている。
【0048】上方から回転体70を挿入して摩擦攪拌接
合を行うと、2つの押出し型材150、160の端部1
50b、160bの間150c(図23に示す)の上方
に突出部157があるので、突出部157等の金属が隙
間150cに供給される。また、押出し型材160の上
方にも金属が供給される。このため、厚肉部156およ
び突出部157が無い場合、または突出部のみが無い場
合に比べて、良好な接合が得られる。
【0049】押出し型材160のリブ153を切り欠い
て突出部に重なるようにしているので、突出部157の
近傍の板161を押さえる(支える)ことができ、良好
な接合ができる。
【0050】図23は、厚肉部の156および突出部1
57をリブ153側に設けたものである。板151、1
61が架台36Cに載っている。端部160bの近傍の
リブ163を切り欠いている。押出し型材160の厚肉
部156および突出部157はリブ153側(車両の内
面側)にある。
【0051】押出し型材150の端部150bと押出し
型材160の端部160bとの間に相当する位置の厚肉
部156の外面には3角形状の溝158がある。最初に
回転体70の位置を定める際の位置のマークになる。ま
た、センサのマークになる。
【0052】押出し方向が直交する押出し型材の場合に
は、厚肉部156のみの場合でも可能である。また、隣
接する部材に向けて突出部を設けることは、中空型材等
にも適用できる。また、2つの押出し型材が直交しない
もの、すなわち平行な部材間の場合のも適用できる。
【0053】公知のハニカムパネル同士の接合に適用で
きる。ハニカムパネルは2枚の面板と、2枚の面板の間
のハニカム状の芯材と、芯材の周囲に配置した縁材と、
とからなる。接合すべき対象物はパイプ等にも適用でき
る。この場合、前記実施例の板等の用語は適宜、筒に読
み替える。
【0054】本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲の
各請求項の記載の文言あるいは課題を解決するための手
段の項の記載の文言に限定されず、当業者がそれから容
易に置き換えられる範囲のも及ぶものである。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、接合部の凹みを実質的
に除く接合を行うことができるものである。また、接合
部の隙間が大きい場合でも接合部の凹みを実質的に除く
接合ができるものである。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to friction stir welding used for joining, for example, aluminum alloy materials. [0002] In a friction stir welding method, a round bar (referred to as a rotating body) inserted into a joint is moved along a joining line while rotating, so that the joint is heated, softened, and plastically fluidized. ,
This is a solid-phase bonding method. The rotating body is composed of a small-diameter portion inserted into the joint and a large-diameter portion located outside. The small diameter part and the large diameter part are coaxial. Rotate the large diameter side. The joining by the friction stir welding method is applied to the butted portion and the overlapped portion. This is disclosed in Japanese Unexamined Patent Publication No. 7-505090 (EP 06).
15480B1), Welding & Metal Fabrication, Janu
ary 1995 on pages 13-16. [0003] The material of the material to be joined is disclosed in the above-mentioned Japanese Patent Publication No. 7-505090. Material to be joined,
Regarding the material, dimensions, rotation speed and moving speed of the rotating body,
Summary of the National Meeting of the Japan Welding Society Vol.56 ('95 -4) 2
It is shown on pages 08 to 209. According to various experiments of the friction stir welding method, some of the members on the upper surface of the joint between the two members are cut like a facet by the rotation of the large diameter portion of the rotating body. It is skipped and a dent is formed on the upper surface of the joint. On both sides of the recess, swelling occurs due to plastic deformation of the member. [0005] The swelling may be removed, but repair of the dent requires putty and the like, which is expensive. Further, if there is a gap between the end surfaces of the butted portions of the two members before joining, defects such as dents occur in the joined portions. For this reason, the strength is reduced, which is a problem particularly in a large structure. As the size of the member increases, it becomes difficult to manage the gap, the dent increases, and a defect is more likely to occur. If the presence of the dent does not matter because the joint is covered with another member, there is no problem except for the strength. However, dents must be removed from the viewpoint of appearance on the side surface of the vehicle body or the like. In addition, even when it is not visible, the dent may cause a problem in performance. An object of the present invention is to prevent the occurrence of a dent at a joint. The above object can be attained by providing a projecting portion projecting toward the rotating body on an object to be joined. The small diameter part at the tip of the large diameter part of the rotating body enters the thick part including the protruding part, and the large diameter part is located in the thick part between the extension of the non-projecting part and the top of the protruding part. FIG. 1 to FIG. 5 show an embodiment of the present invention.
In the following, application to a vehicle body of a railway vehicle will be described. In FIG. 5, the vehicle body of the railway vehicle includes a side structure 41, a roof structure 42, a floor structure 43, and a wife structure 44 at an end in the longitudinal direction. The side structure 41 has a hollow extruded profile (50, 6).
0) are arranged in parallel and joined.
Joining is performed as shown in FIG. Roof structure 42, floor structure 4
3 is similarly configured. The connection between the side structure 41 and the roof structure 42 and the connection between the side structure 41 and the floor structure 43 are performed by MIG welding or the like. FIG. 1 shows a joint portion (joining portion) of a hollow material constituting the side structure 41. Hollow members 50 and 60
Is an extruded aluminum alloy. Hollow shape material 5
Numerals 0 and 60 are composed of two plates 51, 52, 61 and 62 and diagonal plates (ribs) 53 and 63 connecting them. There are a plurality of oblique plates 53 and 63, respectively, which are arranged in a truss shape. The directions of inclination of the plates 53 and 63 are alternate. The end of one (first) hollow mold 50 is inserted into the end of the other (second) hollow mold 60. Near the end of the hollow section 50 is a vertical plate 54 joining the plates 51 and 52 together. Reference numeral 55 denotes a projecting piece that supports the end of the hollow mold member 60. On the extension of the center of the plate 54 in the thickness direction (the left-right direction in FIG. 1), the ends of the thick portions (projections) 56, 66 for joining the two hollow members 50, 60 (ie, the ends). , End portions of the butted portions of the hollow members 50 and 60 (joint portions W
Center)) is located. Plates 51, 5 near joint W
2, 61, 62 project from the front side (the outer side in the thickness direction of the hollow mold member, the side on which the joining operation is performed, that is, the rotating body 70 side of the joining tool) at a predetermined width and a predetermined height, and have a thickness. It is a meat part. Thus, the thick portions 56 and 66 are composed of the protruding portions and other portions. The size of the thick portions 56 and 66 is determined by the size of the rotating body 70 and the gap between the two hollow mold members 50 and 60, as described later. Thick portions 56, 66 are at each end of plates 51, 52, 61, 62. The front surface (outer surface) of the thick portions 56, 66 and the plate (non-projecting portion) 51,
The front surfaces (outer surfaces) of 52, 61, and 62 are smoothly connected and inclined. When the two thick portions 56 and 66 are abutted, the shape is trapezoidal. Note that the butting of the mold members 50 and 60 or the butting of the thick portions 56 and 66 means that the end portions 5 of the two mold members
6a and 66a are in contact with each other, and also when there is a gap between the ends 56a and 66a of the two mold members. Rotating bodies 70, 70, which are joining tools, are arranged above and below the joint of the hollow material. The rotating body 70 has a small-diameter round bar (small-diameter portion) 72 installed at the tip of a large-diameter round bar (large-diameter portion) 71 at the base. The large diameter portion 71 and the small diameter portion 72 are coaxial. Upper rotating body 70
Is located substantially vertically below the rotating body 70. The two rotating bodies 70, 70 may be separated from each other along the joining line, but it is better not to be largely separated in order to prevent the bending of the hollow mold members 50, 60. The rotating body 70 is a material harder than the hollow mold members 50 and 60. While rotating the two rotating bodies 70, 70, the small-diameter portion 72 is inserted into the joint between the hollow members 50, 60. Then, the two hollow mold members 50 and 60 are moved in the horizontal direction along the longitudinal direction of the joint. Two rotating bodies 7
0 and 70 are moved simultaneously. At the time of friction stir welding, the upper rotating body 7
0, the boundary (substantially flat) 73 between the large-diameter portion 71 and the small-diameter portion 72 is connected to the plate 5 of the general portion (non-projecting portion).
It should be located slightly above (inside the protruding portions of the thick portions 56, 66) 73a the upper surface (the outer surface in the thickness direction of the hollow mold members 50, 60) of the first and first members 61. Lower rotating body 70
In (2), the boundary 73 between the large diameter portion 71 and the small diameter portion 72 is slightly lower (thick wall) than the lower surface (outer surface in the thickness direction of the hollow mold material) of the plates 51, 61 of the general portion (non-projecting portion). Part 5
6, 66). That is,
The boundary 73 between the upper and lower rotating bodies 70, 70 is the non-projecting plate 51,
61 (thick portions 56 and 66)
At the top of the thick portions 56 and 66. The line 73a in FIG. As described above, the small-diameter portion 72 is located at the abutting portion, and the boundary 73 between the large-diameter portion 71 and the small-diameter portion 72 is the extension of the outer surface of the plates 51 and 61 except for the thick portions 56 and 66 and the thickness. Meat part 56, 66
It is located between the top of During the joining operation, the mold members 50 and 60 are placed on a gantry and fixed. There is no mount around the thick part on the lower surface. The center of rotation of the rotating body 70 is at the center of the joint, that is, at the center of the thickness of the plate 54. Referring to FIG. 4, the relationship between the sizes of the parts will be described. The width W1 of the top of the thick parts 56, 66 when the two thick parts 56, 66 are abutted is determined by the diameter d of the small diameter part 72. And is smaller than the diameter D of the large diameter portion 71. Two thick parts 5
The widths W2 of the bases 6 and 66 are larger than the diameter D of the large diameter portion 71. The height H1 of the protruding portions of the thick portions 56 and 66 is smaller than the small diameter portion 72.
Is greater than the length. The lower end of the large diameter portion 71 is the thick portion 56,
When located at the position 73 a of 66, the tip of the small diameter portion 72 reaches the protruding piece 55 or is located in the vicinity thereof. The top plates 51, 61 of the joints 56, 66 and the base plates 51, 6
The first side is connected to slopes 56c and 66c. FIG. 2 shows a state in which the friction stir welding has been completed. FIG. 2 shows the upper joint of FIG. The lower joint is symmetrical to the upper joint. A concave K is formed on the outer surface side of the joint W toward the inside of the hollow mold member.
There are thick portions 56T, 66T on both sides of the recess K. The thick portions 56T and 66T are the rest of the thick portions 56 and 66. The thick portions 56T and 66T include those that have been plastically deformed. The bottom surface of the recess K is located at a position 73a outside the outer surfaces of the plates 51 and 61 of the general portion. Assuming that the upper surface side in FIG. 1 is the outer surface side of the body of the railway car, an extra portion of the joint portion on the upper surface (the plate 51 of the general portion,
The upper side of the upper surface of 61 is cut with a grinder so as to be flush with the upper surfaces of the plates 51 and 61 of the general part. Since the upper surface is cut, the cutting operation is easy. Similarly, the recess K and the thick portions 56T, 66 are formed on the lower surface side.
Although there is T, if it is on the inner surface side of the vehicle body, it is covered with a decorative board, so no cutting is required. FIG. 3 shows a profile 50 placed on a gantry 111,
60 shows a state in which the thick parts 56T and 66T on the upper surface side are deleted while being mounted on the gantry 111. According to this, generation of the dent K can be substantially prevented. For this reason, overlay welding and repair with putty can be eliminated. In the above embodiment, the end portions 56a and 66a of the thick portions 56 and 66 are in contact with each other, but if there is a gap between them, the thick portion 56 fluidized by friction stir welding is used. , 66 are pushed into this gap. For this reason, even if there is a gap, no defect occurs at the joint. Specifically, the height of the thick portion (the plates 51, 52, 6
When the protrusion of the first and second projections 62 from the outer surface) is set to 1 mm, even if the gap is 1 mm, joining can be performed without defects. Further, the position of the recess K can be located outside from an extension of the outer surface of the plates 51, 52, 61, 62. That is, the occurrence of the dent can be substantially easily prevented. The width W2 of the base of the thick portions 56, 66 is larger than the diameter D of the large diameter portion 71. The width W1 of the tops of the thick portions 56 and 66 is larger than the diameter d of the small diameter portion 72. When the center of the rotating body 70 is deviated from the center of the thick portions 56, 56,
And the gap between the two mold members is determined. The tops and bases of the thick portions 56, 66 are connected by slopes 56c, 66c. That is, when the two thick portions 56 and 66 are abutted, they have a trapezoidal shape. For this reason, there is no extra portion in the hollow mold member as compared with the case where the thick portions 56 and 66 are projected in a square shape without the slopes 56c and 66c. For this reason, the material of the hollow mold member can be reduced, and the manufacturing cost can be reduced. In addition, the amount of cutting by the grinder can be reduced and can be easily performed. Thick part 5
6 and 66 are for replenishing the metal at the junction of the two mold members, and may be trapezoidal. In addition, as shown in FIG.
After slightly raising a and 61a, trapezoidal portions of the protruding portions 56 and 66 may be provided. The plate 54 prevents the thick portions 56, 66 from being bent inward by the compressive force of the rotating bodies 70, 70. In FIG. 1, the shape of the right end of the hollow mold 50 may be the shape of the left end or the shape of the right end of the hollow mold 60. The same applies to the hollow mold member 60. In short, it is only necessary that two mold members can be joined. The rotating body 70 moves by detecting the butted portion with an optical sensor. Slope 56c, 66 of thick portion 56, 66
By detecting c, the position of the rotating body 70 in the width direction is determined. FIG. 7 shows a configuration in which slopes 56n and 66n for sensing are provided at portions where two thick portions 56m and 66m face each other. The slopes 56n (66n) are thick portions 56m and 66m, respectively.
Or one of them. In each of the above embodiments, the end surfaces 56 of the two joints
Although a and 66a are parallel to the axis of the rotating body 70, the two end faces 56a and 66a may be inclined with respect to the axis of the rotating body 70. For example, the end surface 56a of one member 50 may be inclined, and the end surface 66a of the other member 60 may be overlapped with the upper surface. According to this, even if the interval between the two end surfaces is large, the metal fluidized by the rotation of the rotating body 70 can be prevented from flowing out from between the piece 55. This shape is suitable for connecting pipes. The joining device will be described with reference to FIG. The hollow members 50 and 60 are mounted on the gantry 111 and fixed by clamps 113. Two hollow profiles 50, 60
Have a predetermined gap. The butted portions of the two hollow members 50, 60 are appropriately temporarily welded. The upper rotating body 70 is suspended from a traveling body 121 traveling in the width direction. The traveling body 121 moves along the upper frame of the portal traveling body 122. The traveling body 122 travels along a rail 123 along the longitudinal direction on both sides of the hollow mold members 50 and 60. The lower rotating body 70 is installed on the traveling body 131 between the two mounts 111, 111. The traveling body 131 is mounted on the traveling body 132,
Move in the width direction. The traveling body 132 travels along the rail 133 along the longitudinal direction of the hollow members 50 and 60. Below the upper rotating body 70 is a lower rotating body 70. The traveling bodies 121 and 131 move the joining devices 70 and 70 up and down. The traveling members 121 and 131 have hollow members 50,
A plurality of rollers 124 and 134 for holding the roller 60 are provided. Rollers 124 and 134 are rotating bodies 70 and 70
And on both sides of the thick portions 56, 66 in front of the front. The rollers 124 and 134 are provided in a plurality of rows along the running direction as necessary. Rollers can be added before and after the rotator 70. Sensors (not shown) for detecting positions to be joined are installed on the traveling bodies 121 and 131. The traveling bodies 121 and 131 are moved in the width direction by the sensors. When a laser is used as the sensor, the slope 56c,
56c, 66c, and 66c are obtained, and the center of the parts to be joined is detected. After joining the upper and lower surfaces of the moldings 50 and 60 with the rotating bodies 70 and 70, the moldings 50 and 60 are
Is placed, and the thick part on the upper surface is cut to smooth finish. The cutting grinder work can be made smoother if done manually. For this reason, the thick part to be cut is preferably located on the upper surface. It is to be noted that the cutting operation can be shortened by first cutting the thick-walled portion with a machine and then cutting it manually. In this case, a cutting tool is installed on the traveling body 121 slightly behind the rotating body 70. Rotating body 70
When the tool rotates, the cutting tool also performs a cutting operation. For example, as shown in FIG. 9 and FIG. 10, the end mill 126 is installed on the traveling body 121 on the upper side behind the rotating body 70 on the upper side. The end mill 126 cuts the thick portions 56 and 66. The position of the lower end of the end mill 126 is slightly higher than the upper surfaces of the plates 51, 61 on the upper surfaces of the hollow mold members 50, 60. The diameter of the end mill 126 is sufficiently larger than the width of the thick portions 56 and 66 at the positions.
The rollers 124, 124 are pressed from above and below in the vicinity of the end mill 126 so that the amount of cutting by the end mill 126 is the same. In the above embodiment, the thick portions are provided at the ends of the pair of hollow members to be joined. However, as shown in FIG. The metal of the thick portion 66 moves to the gap between the hollow mold members 50 and 60 and the upper surface of the plate of the hollow mold member 50. Also, in one hollow mold member 60, the upper plate 61 has a thick portion,
In the other hollow mold member 50, the same applies to the case where the lower plate 61 has a thick portion. Although the case where the extruded mold material of the above embodiment is a hollow mold material has been described, the present invention can be applied to a solid extruded mold material. Examples will be described below. FIG. 12 shows a flat extruded shape 31, 32 having thick portions 34, 35 at its ends, respectively.
The example of the joint shape which joins and joins 4 and 35 is shown. At this time, a backing jig (stand) 36 is disposed on the extruded members 31 and 32. The backing jig 36 is made of a material that is harder than the extrusion members 31 and 32 in order to prevent joining with the joining portion W. The joint W shown in FIG. 13 is obtained by moving the rotating body 70 while rotating along the mating surface of the joint. Thick parts 34, 3
The condition of the rotating body 70 with respect to 5 is the same as that of the above embodiment. Next, as shown in FIG. 14, the dent K and the thick portion are removed smoothly using a grinder or the like. Roller 12 of joining device
4 and the like are the same as in the above embodiment. In the case of an extruded member having only one joint, a roller for supporting the extruded member can be arranged instead of the lower rotating body 70 in the embodiment of FIG. According to this, it is not necessary to support all surfaces of the mold members 31 and 32, and the structure of the gantry can be simplified. FIGS. 15 to 17 show that a plate has a plurality of ribs 39 on one surface and a thick portion 34 on a surface opposite to the rib 39.
This is a case where the extrusion members 37 and 38 having the b and 35b are friction stir welded. The gantry 36B places the lower end of the rib 39 and the lower surfaces of the thick portions 34 and 35 thereon. The friction stir welding is the same as in the above embodiment. The embodiment shown in FIGS. 18 to 19 shows the extruded members 37c, 3c having thick portions 34b, 35b on the rib 39 side.
8c. According to this, the gantry 36C side becomes flat. For this reason, when there may be some unevenness on the side opposite to the rib 39, the finishing process for smoothing can be omitted, and the manufacturing can be performed at low cost. The joining portion W becomes a good joining portion and can obtain a predetermined thickness. In the embodiment shown in FIGS. 18 to 19, when the shape members 37c, 38c are applied to the vehicle body, the thick portions 34b,
Since 35b is located inside the vehicle, cutting of the thick portions 34b and 35b can be omitted. However, an unjoined portion is likely to be formed on the vehicle outside of the joined portion, and it is necessary to fill the space between the end of the thick portion 34b and the end of the thick portion 35b with a putty and paint. However, in the embodiment of FIGS. 15 to 17, there is no unjoined portion on the outside of the vehicle, and there is no need for painting. In the embodiment shown in FIGS. 15 to 17, the ribs 3 are provided around the thick portions 34b and 35b.
Since there is no 9, it is easy to press with the roller 124. The embodiment shown in FIGS. 20 to 22 will be described. In FIG. 22, the side structure 416 of the railway vehicle is configured by combining a plurality of extrusion members 150 and 160. Extruded profiles 150, 15 between doorway 171 and window 172
0 and the extruded profile 1 between windows 172
The extrusion direction of each of 50 and 150 is the vertical direction in FIG. Extruded profile 160 at the bottom of window 172,
160, and the extruded profile 160 at the top of the window 172;
Each extrusion direction of 160 is the lateral direction in FIG. In other words, the extrusion direction of the extrusion 150 and the extrusion of the extrusion 160 are orthogonal to each other. The extruded mold members 150 having the same extrusion direction are joined together, and the extruded mold members 16 are joined together.
The joining portions of 0 and 160 are provided with a thick portion and joined as in the above embodiment. FIG. 21 shows a portion where the pushing direction is orthogonal. FIG. 21 is before friction stir welding. Extruded profiles 150, 160 have ribs 153, 16 on one side of the plate.
3 It is not a hollow material. Extruded profile 150, 1
Plate 1 near the tip of 60 ribs 153, 163, joint
51, 161 are mounted on the gantry 36B. Rib 153,
The 163 side is the inside of the vehicle, and the plates 151 and 161 are the outside of the vehicle. The end of the extrusion 150 protrudes toward the rib 153 to form a thick portion 153. The thick portion 153 further protrudes toward the extruded die 160 to be joined to form a protruding portion 157. The protrusion 157 overlaps the outer surface of the plate 161 of the extrusion 160. Stand 36B
The rib 163 in the vicinity of is no longer cut. The protrusion amount L2 (shown in FIG. 23) of the protrusion portion 157 is determined by the width L of the thick portion.
Same as 1. In other words, the protruding portion 157 is not
Is equivalent to The tip of the protruding portion 157 is inclined like the thick portion 156. When the rotary stirrer 70 is inserted from above to perform friction stir welding, the end portions 1 of the two extruded members 150 and 160
Since the protruding portion 157 is located above the portion 150c (shown in FIG. 23) between the portions 50b and 160b, metal such as the protruding portion 157 is supplied to the gap 150c. The metal is also supplied above the extrusion 160. Therefore, better bonding can be obtained than when there is no thick portion 156 and no protrusion 157, or when there is no protrusion only. Since the rib 153 of the extrusion 160 is cut out and overlaps the projection, the plate 161 near the projection 157 can be pressed (supported), and good joining can be achieved. FIG. 23 shows the thick part 156 and the protruding part 1.
57 is provided on the rib 153 side. Board 151, 1
61 is mounted on the gantry 36C. The rib 163 near the end 160b is notched. The thick portion 156 and the protruding portion 157 of the extrusion 160 are located on the rib 153 side (the inner side of the vehicle). There is a triangular groove 158 on the outer surface of the thick portion 156 at a position corresponding to between the end 150b of the extrusion 150 and the end 160b of the extrusion 160. This is a position mark when the position of the rotating body 70 is determined first. It also serves as a sensor mark. In the case of an extruded profile in which the extrusion directions are orthogonal to each other, it is possible to use only the thick portion 156. Providing a protruding portion toward an adjacent member can also be applied to a hollow mold member or the like. Further, the present invention can be applied to a case where two extruded members are not orthogonal to each other, that is, between two parallel members. The present invention can be applied to joining of known honeycomb panels. The honeycomb panel has two face plates, a honeycomb-shaped core material between the two face plates, and an edge material disposed around the core material,
Consists of The object to be joined can be applied to a pipe or the like. In this case, the terms of the plate and the like in the above-mentioned embodiment are appropriately read as cylinders. The technical scope of the present invention is not limited to the language described in the claims or the language described in the section for solving the problems, and is easily replaced by those skilled in the art. It extends to a wide range. According to the present invention, the joining can be carried out by substantially eliminating the dent at the joining portion. In addition, even when the gap between the joints is large, the joint can be substantially removed by removing the dent of the joint.
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の接合部の縦断面図である。
【図2】図1において摩擦攪拌接合後の縦断面図であ
る。
【図3】図1において摩擦攪拌接合後、仕上げ加工をし
た状態の縦断面図である。
【図4】各部の大きさを説明する図である。
【図5】鉄道車両の車体の斜視図である。
【図6】本発明の他の実施例の接合部の要部の縦断面図
である。
【図7】本発明の他の実施例の接合部の要部の縦断面面
図である。
【図8】本発明の一実施例の接合装置の縦断面図であ
る。
【図9】図8の接合装置の要部の側面図である。
【図10】図9の左側面図である。
【図11】本発明の他の実施例の接合部の縦断面図であ
る。
【図12】本発明の他の実施例の接合部の縦断面図であ
る。
【図13】図12において摩擦攪拌接合後の縦断面図で
ある。
【図14】図12において厚肉部を平滑に仕上げ後の縦
断面図である。
【図15】本発明の他の実施例の接合部の縦断面図であ
る。
【図16】図15において摩擦攪拌接合後の縦断面図で
ある。
【図17】図13において厚肉部を平滑に仕上げ後の縦
断面図である。
【図18】本発明の他の実施例の接合部の縦断面図であ
る。
【図19】図18において摩擦攪拌接合後の縦断面図で
ある。
【図20】図21の右側面図である。
【図21】本発明の他の実施例の接合部の縦断面図であ
り、図22の21−21断面図である。
【図22】鉄道車両の側構体の正面図である。
【図23】本発明の他の実施例の接合部の縦断面図であ
る。
【符号の説明】
31、32、37、37c、38、38c:型材、3
6、36B,36C:架台、39:リブ、70:接合用
の回転体、71:大径部、72:小径部、50,60:
中空型材、51,52,53,54,61,62,6
3:板、56,66:厚肉部、56c、66c:斜面、
111:架台、150、160:押出し型材、151、
161:板、153、163:リブ、156:厚肉部、
157:突出部。BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a longitudinal sectional view of a joint according to an embodiment of the present invention. FIG. 2 is a longitudinal sectional view after friction stir welding in FIG. FIG. 3 is a longitudinal sectional view showing a state where finishing processing is performed after friction stir welding in FIG. FIG. 4 is a diagram illustrating the size of each part. FIG. 5 is a perspective view of a vehicle body of a railway vehicle. FIG. 6 is a longitudinal sectional view of a main part of a joint according to another embodiment of the present invention. FIG. 7 is a longitudinal sectional view of a main part of a joint according to another embodiment of the present invention. FIG. 8 is a longitudinal sectional view of a joining device according to one embodiment of the present invention. FIG. 9 is a side view of a main part of the joining device of FIG. 8; FIG. 10 is a left side view of FIG. 9; FIG. 11 is a longitudinal sectional view of a joint according to another embodiment of the present invention. FIG. 12 is a longitudinal sectional view of a joint according to another embodiment of the present invention. FIG. 13 is a longitudinal sectional view after friction stir welding in FIG. FIG. 14 is a longitudinal sectional view of FIG. 12 after a thick portion is finished to be smooth. FIG. 15 is a longitudinal sectional view of a joint according to another embodiment of the present invention. FIG. 16 is a longitudinal sectional view after the friction stir welding in FIG. FIG. 17 is a longitudinal sectional view of FIG. 13 after finishing a thick part smoothly. FIG. 18 is a longitudinal sectional view of a joint according to another embodiment of the present invention. FIG. 19 is a longitudinal sectional view after friction stir welding in FIG. 18. FIG. 20 is a right side view of FIG. 21. 21 is a longitudinal sectional view of a joint according to another embodiment of the present invention, and is a sectional view taken along line 21-21 of FIG. 22. FIG. 22 is a front view of a side structure of the railway vehicle. FIG. 23 is a longitudinal sectional view of a joint according to another embodiment of the present invention. [Explanation of Signs] 31, 32, 37, 37c, 38, 38c: Form member, 3
6, 36B, 36C: gantry, 39: rib, 70: rotating body for joining, 71: large diameter part, 72: small diameter part, 50, 60:
Hollow mold material, 51, 52, 53, 54, 61, 62, 6
3: plate, 56, 66: thick portion, 56c, 66c: slope,
111: stand, 150, 160: extruded material, 151,
161: plate, 153, 163: rib, 156: thick part
157: Projection.
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石丸 靖男 山口県下松市大字東豊井794番地 株式会 社日立製作所笠戸工場内 (72)発明者 岡村 久宣 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 青田 欣也 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 Fターム(参考) 4E067 AA05 BG02 DA04 DA13 EA07 EA08 EA10 EC01 ────────────────────────────────────────────────── ─── Continuation of front page (72) Inventor Yasuo Ishimaru 794 Kudamatsu City, Yamaguchi Prefecture Inside the Kasado Plant of Hitachi, Ltd. (72) Inventor Hisanobu Okamura Hitachi, Ibaraki Pref. Hitachi, Ltd., Hitachi Laboratory (72) Inventor Kinya Aota Hitachi, Ibaraki Pref. Hitachi, Ltd., Hitachi Laboratory F term (reference) 4E067 AA05 BG02 DA04 DA13 EA07 EA08 EA10 EC01
Claims (1)
突き合せ、前記第1の部材の端部は前記突き合せ部に沿
って一方の面から突出する突出部を有しており、前記第
2の部材の端部は少なくとも前記突出部を除く他の部分
の前記第1の部材の前記端部に突き合せており、 大径部の先端に小径部を有する回転体の前記小径部を前
記突出部を含む前記突き合せ部に挿入した状態で、か
つ、前記突出部を除く部分における前記第1の部材の前
記面の延長線と前記突出部の頂との間に、前記大径部と
前記小径部との境を位置させた状態で、前記回転体を回
転させながら、前記突き合せ部に沿って相対的に移動さ
せること、 を特徴とする摩擦攪拌接合方法。Claims: 1. An end of a first member and an end of a second member are abutted, and the end of the first member is on one side along the abutting portion. And the end of the second member abuts at least the end of the first member except for the protrusion, and the end of the large diameter portion An extension of the surface of the first member in a portion excluding the protrusion and the protrusion, wherein the small-diameter portion of the rotating body having the small-diameter portion is inserted into the butting portion including the protrusion; In the state where the boundary between the large-diameter portion and the small-diameter portion is located between the tops of the portions, the rotary body is relatively moved along the butting portion while rotating the rotating body. Friction stir welding method.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10236780A JP2000061659A (en) | 1998-08-24 | 1998-08-24 | Friction welding method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10236780A JP2000061659A (en) | 1998-08-24 | 1998-08-24 | Friction welding method |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000061659A true JP2000061659A (en) | 2000-02-29 |
Family
ID=17005693
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10236780A Pending JP2000061659A (en) | 1998-08-24 | 1998-08-24 | Friction welding method |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000061659A (en) |
-
1998
- 1998-08-24 JP JP10236780A patent/JP2000061659A/en active Pending
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