JP2000059767A - 画像符号化装置及び方法 - Google Patents
画像符号化装置及び方法Info
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Abstract
ックについての動きベクトルを検出するとともに動き残
差情報を生成する動き検出手段3と、動き検出手段3か
らの動き残差情報と所定の既定値との大小を判定して判
定結果を生成する判定手段10と、符号化処理を行うた
めの所定の処理を画像データにする画像データ処理手段
7,8と、画像データに符号化処理をする符号化手段9
と、判定手段10からの判定結果に基づいて画像データ
処理手段7,8で行う所定の処理をスキップさせて符号
化手段9で符号化処理をするように制御する制御手段1
0とを備える。
Description
EG(Moving Picture Experts Group)方式で符号化処
理して出力する画像符号化装置及び方法に関する。
する動画像符号化装置100は、動き補償フレーム間予
測とDCT(Discrete Cosine Transform:離散コサイ
ン変換)とを組み合わせたハイブリッド符号化を8×8
画素からなるマクロブロック単位で行うものがあり、例
えば図3に示すような構成となされている。
MB(マクロブロック)信号S11が供給され、また端
子102には同じくディレイ処理がなされたマクロブロ
ックMB単位の動きベクトル信号MVが供給され、これ
ら入力MB信号S11とその動きベクトル信号MVは動
き補償回路103に入力される。
を備え、動きベクトル信号MVに基づいて当該画像メモ
リからマクロブロックMB毎の予測画像信号(以下、予
測MB信号と呼ぶ)を読み出す。そして、この動き補償
回路103では、上記入力MB信号S11と予測MB信
号のマクロブロックMB毎の差分の絶対値和を計算し、
当該入力MB信号S11の平均値からの差分の絶対値和
を計算して、ピクチャタイプ毎にいずれか一方を信号S
12として出力する。
を加算信号とし、上記信号S12を減算信号としてマク
ロブロックMB毎に加算処理を行うことにより、当該入
力MB信号S11と信号S12との差分を計算し、当該
差分を予測残差MB信号S13として出力する。
CT回路105に送られる。DCT回路105では、上
記予測残差MB信号S13に対して、前記ブロック毎に
8×8画素の2次元DCTを施し、得られたDCT係数
を出力する。このDCT係数は、量子化回路106へ送
られる。
て量子化スケールmQと、上記動き補償回路103から
の予測MB信号に基づく絶対値の差分及び平均値との絶
対値の差分とに基づいて、上記DCT係数を量子化し量
子化出力信号として出力する。
に対応する動きベクトルMVは、可変長符号化(VL
C)回路108へ送られる。可変長符号化回路108
は、上記量子化出力信号と動きベクトルMVをMPEG
のシンタクスに基づいて可変長符号化する。
バッファメモリ109に送られる。このバッファメモリ
109は、可変長符号化回路108からの短時間の発生
ビット量の変動を平滑化し、目標ビットレートの符号化
ビットストリームを出力するものである。このバッファ
メモリ109から出力された符号化ビットストリーム
は、端子110から出力される。
と量子化スケールは、逆量子化回路111へ供給され
る。この逆量子化回路111では、上記量子化スケール
に対応して上記量子化出力信号に逆量子化処理を施す。
当該逆量子化回路111の出力は、逆DCT回路112
に入力され、ここで逆DCT処理されて復号された予測
残差MB信号S15が、演算器113へ入力される。
に供給されている前記予測MB信号S12と同一の信号
が供給されている。演算器113は、上記予測残差MB
信号S15に予測MB信号S12を加算する。これによ
り、局所復号した画像信号が得られる。この画像信号
は、受信側(デコーダ側)での出力画像と同じ信号であ
る。
符号化装置100では、端子101から入力した全ての
画像にDCT変換処理及び量子化処理等を行っている。
そして、この従来の動画像符号化装置100において
は、符号化する画像についてのDCT係数が存在するか
どうかはDCT処理、量子化処理を画像データについて
行い、DCT係数についての全ての演算処理が終了した
段階で判断している。
0では、最終的に全てのDCT係数が「0」になるもの
についても一度上述の演算処理を全て実行する必要があ
り、最終的に「0」になるDCT係数の演算を全て行う
のは結果的に無駄な演算となってしまうことがある。
いて、DCT係数が全て「0」になるかどうかの判断は
全ての演算処理を考慮しないと判断できないために、結
果的に全演算を行わざるを得ない。
鑑みて提案されたものであり、DCT係数が最終的に
「0」となるような画像についての符号化のための処理
時間を短縮することができる画像符号化装置及び方法を
提供することを目的とする。
発明に係る画像符号化装置は、入力された画像データの
所定の画素ブロックについての動きベクトルを検出する
とともに動き残差情報を生成する動き検出手段と、上記
動き検出手段からの動き残差情報と所定の既定値との大
小を判定して判定結果を生成する判定手段と、符号化処
理を行うための所定の処理を画像データにする画像デー
タ処理手段と、画像データに符号化処理をする符号化手
段と、上記判定手段からの判定結果に基づいて上記画像
データ処理手段で行う所定の処理をスキップさせて上記
符号化手段で符号化処理をするように制御する制御手段
とを備えることを特徴とするものである。
動き検出手段からの動き残差情報と所定の既定値との大
小を判定して判定結果を生成し、当該判定結果に基づい
て画像データ処理手段で行う所定の処理をスキップさせ
て符号化手段で符号化処理をする。
力された画像データの所定の画素ブロックについての動
きベクトルを検出するとともに動き残差情報を生成し、
上記動き残差情報と所定の既定値との大小を判定して判
定結果を生成し、符号化処理を行うための所定の処理を
画像データに施し、画像データに符号化処理をすると
き、判定結果に基づいて上記所定の処理をスキップさせ
て符号化処理をすることを特徴とする。
報と所定の既定値との大小を判定して判定結果を生成
し、判定結果に基づいて符号化を行うための所定の処理
をスキップさせて符号化処理をする。
て図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に示すように、画像データが入力されるフレームバ
ッファ2と、フレームバッファ2に記憶された画像デー
タの動き成分を検出する動き検出部3と、動き残差情報
ADを生成する残差情報生成部4と、符号化を行うとき
のパラメータ等を各部に出力する制御部5とを備える。
タが入力され、フレーム毎に画像データを記憶する。こ
のフレームバッファ2は、所定のタイミングで制御さ
れ、動き検出部3、残差情報生成部4及び演算器6に画
像データを出力する。
納された画像データのうち、8×8画素からなるマクロ
ブロック単位で動きベクトルMVを検出する。この動き
検出部3は、例えば参照フレームを構成するマクロブロ
ックとフレームバッファ2から読み込んだマクロブロッ
クとのパターンマッチングを行うことで、動きベクトル
MVを検出する。そして、この動き検出部3は、検出し
た動きベクトルMVを残差情報生成部4及び制御部5に
出力する。
動きベクトルMVが入力されるとともに、フレームバッ
ファ2からマクロブロック単位で画像データが入力され
る。この残差情報生成部4は、入力された動きベクトル
MV及び画像データを用いて動き成分の差分の絶対値の
和を動き残差情報ADとして生成し、当該動き残差情報
ADを制御部5及びスキップ制御部10に出力する。
トルMVと残差情報生成部4からの動き残差情報ADと
を用いて符号化処理をするときのマクロブロックタイプ
を決定する。この制御部5は、例えばピクチャタイプに
応じてマクロブロック毎にインターマクロブロックか、
イントラマクロブロックかを判断する。ここで、インタ
ーマクロブロックとは上記動き残差情報ADを用いて符
号化されるマクロブックであり、イントラマクロブロッ
クとは動き成分を用いないで輝度のばらつきを示す平均
値分離残差を用いて符号化されるマクロブロックであ
る。
ブロックタイプに応じてスイッチ17,18の開閉動作
を制御する制御情報を生成する。更に、この制御部5
は、動き検出部3からの動きベクトルMVを動き補償部
16に出力する。
バッファ2から画像信号が入力される演算器6と、画像
データにDCT(Discrete Cosine Transform:離散コ
サイン変換)処理を施すDCT処理部7と、DCT処理
部7からのDCT係数に量子化処理を施す量子化処理部
8と、量子化処理部8からのDCT係数に可変長圧縮処
理を施す可変長符号化部9と、上記DCT処理部7、量
子化処理部8及び可変長符号化部9等を制御するスキッ
プ制御部10と、符号化処理が施された画像データを記
憶するバッファ11とを備える。
たマクロブロック毎の画像データに8×8画素の2次元
DCTを施し、得られたDCT係数を出力する。このD
CT処理部7は、DCT係数を量子化処理部8に出力す
る。
DCT係数についてマクロブロック毎に変化される量子
化スケールで量子化処理を施す。この量子化処理部8
は、量子化処理を施したDCT係数を可変長符号化部9
及び逆量子化処理部12に出力する。また、この量子化
処理部8は、量子化処理をするとともに、入力されたD
CT係数のCBP(Coded Block Pattern)を生成して
も良い。この量子化処理部8は、CBPを生成すると、
当該CBPを示す情報を可変長符号化部9に出力する。
からの動き残差情報ADに基づいて上述のDCT処理及
び量子化処理等の符号化を行うための処理をスキップす
るようにDCT処理部7及び量子化処理部8等を制御す
るスキップ制御信号を生成する。このスキップ制御部1
0は、動き検出部3から動き残差情報ADが入力され、
当該動き残差情報ADを用いてCBPの値を予測するこ
とで、DCT係数を「0」とするか否かを決定する。そ
して、このスキップ制御部10は、DCT係数を「0」
とするときには、処理をスキップすることを示すスキッ
プ制御信号を動き補償部16、DCT処理部7、量子化
処理部8及び可変長符号化部9に出力する。これによ
り、スキップ制御部10は、CBPを「0」、すなわち
DCT係数を「0」としたときには処理をスキップする
ように上述の各部を制御する。
係数を「0」とするか否かを判断するときには、残差情
報生成部4からの動き残差情報ADと所定の既定値とを
比較する。ここで、所定の既定値は、例えばユーザの指
定により決定される。すなわち、このスキップ制御部1
0は、動き残差情報ADが所定の既定値より小さいとき
にはCBPが小さいものみなしてDCT係数に「0」を
代入するようなスキップ制御信号を各部に出力する。一
方、スキップ制御部10は、動き残差情報ADが所定の
既定値より小さくないときには上述の各部へスキップ制
御信号の生成は行わない。
化部9で可変長符号化処理を行うときのビットレート、
量子化処理部8で量子化処理を行うときの量子化スケー
ル等の符号化処理で得られるあらゆる情報を用いて上記
所定の既定値を決定して動き残差情報ADとの比較を行
っても良い。このとき、スキップ制御部10は、マクロ
ブロック毎に動き残差情報ADと所定の既定値との比較
を行い、これらの比較結果に応じてスキップ制御信号を
生成する。
き残差情報ADに代えて、各マクロブロックの動き残差
情報ADの平均値MADを用いても良い。ここで、平均
値MADは例えば動き補償部16で生成し、スキップ制
御部10は、動き補償部16から平均値MADを入力す
ることによりDCT係数を「0」とするか否かの判断を
行う。なお、このスキップ制御部10の詳細な動作につ
いては後述する。
のDCT係数、スキップ制御部10からのスキップ制御
信号及び制御部5からの動きベクトルMVが入力され、
これらの情報を用いて符号化処理を行う。この可変長符
号化部9は、MPEGのシンタクスに基づいて可変長符
号化し、ヘッダ処理、コード生成等を行うことで画像デ
ータを生成し、符号化して得た画像データをバッファ1
1に出力する。
理部8からのCBPが「0」である旨を示す情報が入力
され、動きベクトルMVがないときには、スキップマク
ロブロックとして処理を行う。
画像データを記憶し、タイミングが制御されてビットス
トリームとして出力させる。
理部8からのDCT係数に逆量子化処理を施す逆量子化
処理部12と、逆量子化処理部からのDCT係数に逆D
CT処理を施す逆DCT処理部13と、逆DCT処理部
13からの画像データが入力される演算器14と、画像
データを記憶するバッファ15と、バッファ15に記憶
された画像データに動き補償処理を施す動き補償部16
とを備える。
らのDCT係数に逆量子化処理を施す。この逆量子化処
理部12は、量子化処理部8で量子化処理をしたときの
量子化スケールを用いて逆量子化処理を行い、DCT係
数を逆DCT処理部13に出力する。
2からのDCT係数に逆DCT処理を施し、演算器14
に出力する。演算器14は、逆DCT処理部13で逆D
CT処理が施された画像データが入力されるとともに、
動き補償がなされた画像データがスイッチ17を介して
入力され、当該動き補償がなされた画像データと逆DC
T処理部13からの画像データを加算処理してバッファ
15に出力する。
ータが入力され、当該入力された画像データを記憶す
る。そして、このバッファ15は、記憶した画像データ
が動き補償部16により動き補償をするときの予測画像
データが読み出される。
づいてバッファ15からマクロブロック毎の予測画像デ
ータを読み出す。そして、この動き補償部16では、制
御部5からの動きベクトルMVと予測画像データのマク
ロブロック毎の差分の絶対値和を計算する。
ictureを生成するときには、フレームバッファ2に格納
された画像データをマクロブロック毎に演算器6を介し
てDCT処理部7、量子化処理部8でDCT処理及び量
子化処理を行い、可変長符号化部9で符号化をしてバッ
ファ11を介してビットストリームとして生成する。こ
こで、量子化処理部8及び可変長符号化部9で上述の処
理がなされた信号は、逆量子化処理部12及び逆DCT
処理部13で再び画像データとなされ一旦バッファ15
に格納される。
Pictureを生成するときには、フレームバッファ2に格
納された画像データの動き成分を検出することで動き検
出部3で動きベクトルMVを生成するとともに、残差情
報生成部4で動き残差情報ADを生成する。そして、動
きベクトルMVが制御部5を介して動き補償部16に入
力され、動き補償部16は、上述のI-Pictureを生成す
るときにバッファ15に格納された画像データについて
動き補償処理をすることにより予測画像データを生成す
る。このとき、動き補償部16で動き補償を行うときに
はマクロブロック単位でなされ、制御部5からのスイッ
チ制御信号により、スイッチ18が閉状態となされ、ス
イッチ17が開状態となされる。そして、動き補償部1
6から出力された予測画像データは、スイッチ18を介
して演算器6でフレームバッファ2に格納された画像デ
ータと減算処理がなされて、DCT処理部7及び量子化
処理部8で上述と同様の処理がなされ、可変長符号化部
9で符号化されてバッファ11からビットストリームと
して出力される。
lly predictive)-Pictureを生成するときには、符号化
処理を行う前のバッファ15に格納されたフレームの画
像データ及び先のフレームの画像データを用いて動き補
償部16でフレーム間における双方向の動き補償を行い
予測画像データを生成する。そして、この予測画像デー
タは、演算器6でフレームバッファ2に格納された画像
データと減算処理がなされて、DCT処理部7及び量子
化処理部8で上述と同様の処理がなされ、可変長符号化
部9で符号化されてバッファ11からビットストリーム
として出力される。
きの一例について図2に示すフローチャートを用いて説
明する。なお、この図2に示したフローチャートでは、
フレームバッファ2に格納された画像データから動きベ
クトルMV等を検出して上述のP-Picture又はB-Picture
を生成する一例について説明する。
ップS−1において、フレームバッファ2に1フレーム
の画像データが入力される。
プS−1でフレームバッファ2に記憶された画像データ
について動き検出を動き検出部3で行うことにより、動
きベクトルMVを検出し、残差情報生成部4では、動き
ベクトルMVを用いて動き残差情報ADを生成し、動き
ベクトルMV及び動き残差情報ADを制御部5及びスキ
ップ制御部10に出力する。
10は、残差情報生成部4からの動き残差情報ADと所
定の既定値との比較を行う。そして、スキップ制御部1
0は、動き残差情報ADが所定の既定値よりも大きいと
判断したときにはステップS−4に進み、動き残差情報
ADが所定の既定値よりも大きくないと判断したときに
はステップS−7に進む。
の動きベクトルMVを用いて予測画像データを生成して
演算器6に出力して動き補償を動き補償部16により行
う。
プS−4で動き補償がされた予測画像データとフレーム
バッファ2からの画像データとが演算器6で減算処理さ
れて出力された画像データにDCT処理部7でDCT処
理する。
プS−5でDCT処理がなされることにより生成された
DCT係数に量子化処理部8で量子化処理をする。
報ADが所定の既定値よりも大きくないと判断したとき
におけるステップS−7においては、スキップ制御部1
0でスキップ制御信号を生成してDCT処理部7、量子
化処理部8、可変長符号化部9及び動き補償部16に出
力することによりこれら各部の処理をオフ状態とする。
すなわち、可変長符号化部9には、バッファ15に格納
された画像データが入力される。
部9でCBPが「0」であるかの判断を行う。ここで、
上述のステップS−7においてDCT係数が「0」とな
されたときはCBPは「0」となる。
処理、可変長符号化コード生成等を可変長符号化部9で
行うことにより符号化処理を行い、符号化処理がなされ
た画像データをバッファ11に格納してビットストリー
ムとして出力する。ここで、上述のステップS−8でC
BPが「0」と判断されたマクロブロックについての情
報は、各画素(8×8)についてのデータがなく、ヘッ
ダ、MBインクリメント、CBP、ベクター等からなる
データとなる。すなわち、CBPが「0」と判断された
マクロブロックについては、前の画像と同じ画像として
出力されることになる。
した画像符号化装置1が行う処理の説明おいては所定の
既定値と動き残差情報ADとを比較してDCT係数を
「0」とするか否かの判断を行う処理の一例について説
明したが、所定の既定値に代えて量子化処理部8からの
量子化スケール、バッファ15に格納されている画像デ
ータの占有量、ビットレートの値等を用いて評価関数に
基づいてDCT係数を「0」とするか否かの判断を行う
ように処理しても良い。
は、動き残差情報ADと所定の既定値とを比較した結果
に応じて画像の符号化のために行う動き補償、DCT処
理及び量子化処理等をスキップさせるスキップ制御部1
0を備えているので、例えばDCT係数が最終的に
「0」となるような画像データについて行う符号化処理
のために要する処理時間を短縮することができる。
ウェアのリアルタイムエンコーダ等におけるDCT処理
や量子化処理等の処理時間に対する制約条件が緩やかに
なり、設計を容易に行うことができ、更には、消費電力
を低減することもできる。
ウェアで符号化処理を行う場合においても、例えばCP
U(Central Processing Unit)等の処理負担を軽減す
ることができる。
る画像符号化装置及び方法は、入力された画像データの
所定の画素ブロックについての動きベクトルを検出する
とともに動き残差情報を生成し、動き残差情報と所定の
既定値との大小を判定して判定結果を生成し、符号化処
理を行うための所定の処理を画像データについて行い、
判定結果に基づいて上記画像データ処理手段で行う所定
の処理をスキップさせて符号化処理をするように制御す
るので、例えばDCT係数が最終的に「0」となるよう
な画像についての符号化のための処理時間を短縮するこ
とができる。
ック図である。
理を行うきの処理内容について説明するためのフローチ
ャートである。
成部、5 動きベクトル生成部、9 可変長符号化部、
10 スキップ制御部、16 動き補償部
Claims (6)
- 【請求項1】 入力された画像データの所定の画素ブロ
ックについての動きベクトルを検出するとともに動き残
差情報を生成する動き検出手段と、 上記動き検出手段からの動き残差情報と所定の既定値と
の大小を判定して判定結果を生成する判定手段と、 符号化処理を行うための所定の処理を画像データにする
画像データ処理手段と、 画像データに符号化処理をする符号化手段と、 上記判定手段からの判定結果に基づいて上記画像データ
処理手段で行う所定の処理をスキップさせて上記符号化
手段で符号化処理をするように制御する制御手段とを備
えることを特徴とする画像符号化装置。 - 【請求項2】 上記動き検出手段は、所定の画素ブロッ
ク毎に平均値分離残差を演算し、 上記判定手段は、平均値分離残差と所定の既定値との大
小を判定することを特徴とする請求項1記載の画像符号
化装置。 - 【請求項3】 符号化処理を行うときに得られる情報を
用いて上記所定の既定値を決定する既定値決定手段を備
え、 上記判定手段は、上記既定値決定手段で決定された所定
の既定値を用いて判定結果を生成することを特徴とする
請求項1記載の画像符号化装置。 - 【請求項4】 入力された画像データの所定の画素ブロ
ックについての動きベクトルを検出するとともに動き残
差情報を生成し、 上記動き残差情報と所定の既定値との大小を判定して判
定結果を生成し、 符号化処理を行うための所定の処理を画像データに施
し、 画像データに符号化処理をするとき、判定結果に基づい
て上記所定の処理をスキップさせて符号化処理をするこ
とを特徴とする画像符号化方法。 - 【請求項5】 上記所定の画素ブロック毎に平均値分離
残差を演算し、 上記平均値分離残差と所定の既定値との大小を判定する
ことを特徴とする請求項4記載の画像符号化方法。 - 【請求項6】 符号化処理を行うときに得られる情報を
用いて上記所定の既定値を決定し、 決定された所定の既定値を用いて判定結果を生成するこ
とを特徴とする請求項4記載の画像符号化方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22339798A JP2000059767A (ja) | 1998-08-06 | 1998-08-06 | 画像符号化装置及び方法 |
KR1019990028615A KR20000011728A (ko) | 1998-07-15 | 1999-07-15 | 움직임 벡터 검출 방법, 움직임 벡터 산출 프로그램이 기록된 기록 매체, 움직임 검출 장치, 움직임 검출 방법, 화상 엔코딩 장치, 화상 엔코딩 방법, 움직임 벡터 산출 방법, 움직임 벡터 산출 프로그램이 기록된 기록 매체 |
EP19990113869 EP0973336A2 (en) | 1998-07-15 | 1999-07-15 | Motion vector detecting, picture encoding and recording method and apparatus |
US09/910,065 US20020015513A1 (en) | 1998-07-15 | 2001-07-23 | Motion vector detecting method, record medium on which motion vector calculating program has been recorded, motion detecting apparatus, motion detecting method, picture encoding apparatus, picture encoding method, motion vector calculating method, record medium on which motion vector calculating program has been recorded |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP22339798A JP2000059767A (ja) | 1998-08-06 | 1998-08-06 | 画像符号化装置及び方法 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7123654B2 (en) | 2002-02-19 | 2006-10-17 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method and apparatus to encode a moving image with fixed computational complexity |
JP2008154060A (ja) * | 2006-12-19 | 2008-07-03 | Toshiba Corp | 動画像符号化装置 |
-
1998
- 1998-08-06 JP JP22339798A patent/JP2000059767A/ja active Pending
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