【Atom】Windows + Proxy 環境下で Atom を使うための準備
前書き
最近 Web エンジニア化が激しく、VSCode を使って頑張っていろいろ作っていたんですが、流石にこう、「もうちょっといいエディタ絶対あるわ…。」と言う気分になってきました。
いやまぁ悪いエディタではないんですけどね。いいエディタでは決してないですからね。
じゃあ他にどんな選択肢があるよ?って言われても、Atom か Sublime Text か Brackets か、って話ですし、以前 Atom を触ってたこともあるので迷わず Atom を入れたんですが、プロキシ環境下だとクソ面倒だったって話をします。
厳密に言えば別にプロキシ環境下でも何の問題もなく動くんですが、パッケージの検索、インストール関連は何一つ動きません。やってくれるぜって感じですね。
パッケージの入れられない Atom なんてそれこそ使う理由が一ミリもないのでちゃんと動くように準備します。
ちなみに環境は Windows です。まぁ Mac も Linux もやらなきゃいけないことは大体一緒だと思います。多分。
準備 1:apm のプロキシ設定をする
ぐぐるといっぱい出てきます。ぶっちゃけこれ読むのが一番早いです。
この設定を入れてないとパッケージを検索しようとしても真っ赤な血のような色でconnect ETIMEDOUT
と言われてしまいます。
Atom をインストールし終わったら%USERPROFILE%\.atom\
内に.apmrc
ファイルを作成し、以下の記述を追加しましょう。
(※%USERPROFILE%\.atom\.apm\.apmrc
なるものがデフォルトで置かれているけど更新しても意味ないので無視するように。)
https-proxy = http://[UserName]:[Password]@[Host]:[Port]/ http-proxy = http://[UserName]:[Password]@[Host]:[Port]/ strict-ssl = false
記述し終わったらコマンドプロンプトからapm config list
と叩いて反映されているか確認しましょう。
準備 2:パッケージインストール時に出る謎のエラーを解消する
準備 1 を終えることでパッケージが検索できるようになりました。満を持してパッケージをインストールするとCompiler tools not found
とかPackages that depend on modules that contain C/C++ code will fail to install.
とか言われます。
なんでコンパイラが必要なんじゃボケ、と思うんですが、これもプロキシが原因だったりします。
これの解決方法が中々見つからず、それっぽい Issueを探して読んでいたら唐突に Close されました。Close の理由は別の Issue に書かれた対処法で大体対処可能だったからです。
と言うわけで、このコマンドを打ち込んで謎の URL を環境変数に追加しましょう。
setx ATOM_NODE_URL http://gh-contractor-zcbenz.s3.amazonaws.com/atom-shell/dist /M
この環境変数が設定されていればパッケージがインストールできるようになっているはずです。お疲れさまでした。
2016/08/20 追記
はてブに「1.9.1
だとダメだった」と書かれてますが、普通に上記設定で問題ないです。
ご丁寧にリンクまで張ってくれていたのでそちらを見てみたところ、setx
の/M
を外したら動いた、とのこと。
setx
の/M
は「ユーザ環境変数ではなくシステム環境変数に追加する」スイッチなので、単に管理者権限がないコマンドプロンプトから実行したのだと思われます。
そりゃそうだ以上の言葉はないので、/M
を入れるかどうかはお好きな方でやってください。
まとめ
最近なんだかエディタの話ばっかりですね。