12月28日~30日の3日間、東京ビッグサイトで開催された同人誌の祭典『コミックマーケット87』。閉会後に行われた、コミックマーケット準備会からの発表によると開期中3日間で、なんと56万人を動員したそうです。

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コミケイメージ画像(画像はC83)コミケイメージ画像(画像はC83)

 そんなせわしないイベントの3日目。人々の心をちょっと「ほんわか」させる出来事があったとTwitterで話題になっていました。

 このお話の中心は、3日目に参加したサークル『いかあんだーそん』のぼこわたりさん(@konanemu)。ぼこわたりさんは開催前の12月14日、自身のTwitterに「お小遣いの少ない小学生のお友達にも配慮して、お金の代わりにどんぐり20個でも本と交換できます」と投稿、さらには「小学生じゃなくてもドングリ払いは可能」と説明していました。
ちなみにレートは「クヌギのどんぐりなら5個で1冊、その他のどんぐりは20個で1冊」にしたそうです。

 そして半月後のコミックマーケットでは?なんと本当にドングリを持って本を買いに来た人が現れたのだそう。
ドングリで購入できる本は決められていたそうですが、購入者は決められた数のドングリできちんと支払いを済ませ買っていったそうです。

 今回の出来事についてぼこわたりさんは、「クヌギのドングリは公園などでは入手しづらく、見た目も珍しく大きいため、ドングリ格差が出てしまいました。次回はもっときちんと樹種別にレートを定めるか検討したいと思います。」とコメントし、ドングリ払いの継続に意欲をみせています。

 なお、一連を紹介したぼこわたりさんのTwitterには、見た人から「ほんわかしますな」「ドングリ支払いかわいい」「ドングリ格差とは」といった声がよせられてましたよ。

※初掲載時ぼこわたりさんのお名前が一部『ぽこわたり』となっておりました。訂正してお詫びいたします。