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2024年も残すところ、あと2週間あまり。普段と違うことをしたくなる年の暮れ、今回は年末特別企画として「歌姫の聖地巡りご当地グルメツアー」を2回に分けお届けしたいと思います。第1回は昨年デビュー50年を迎えたユーミン(松任谷由実)と今年35周年のドリカム(ドリームズ・カム・トゥルー)の聖地へ。いまも絶大な人気を誇る両アーティストゆかりの地と絶品料理をお楽しみください。

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奈留島の愛唱歌はユーミンの「瞳を閉じて」

まずはユーミンです。サザンオールスターズとともに我々年代(アラ還)には神のような存在で、若い頃は自分なりのオリジナルカセットテープを作っては、友人と車で出かけたものです。ドライブが最高のレジャーだった時代、夜中に「海を見に行こう!」なんてのもしょっちゅうで、車中に流れていたのはいつもユーミンかサザンでした。そんな甘酸っぱい記憶を思い出しながら数年前に訪問したのが、長崎県五島列島の奈留島(なるしま)です。

フェリーから見える奈留島の朝

朝着のフェリーで奈留島に到着し、さっそく長崎県立奈留高等学校にあるユーミンの歌碑へ。同校は1965(昭和40)年に長崎県立五島高等学校の分校として開校したため、奈留高校独自の校歌はありませんでした。1974(昭和49)年、「私たちの校歌をつくってください」と同校の女子生徒がユーミンが出演していたラジオの深夜番組に投書したのが物語の始まりです。彼女の思いがユーミンに通じ、後日「瞳を閉じて」の楽譜とテープが奈留高校に寄せられたのでした。

奈留島の海の情景や友人への想いを歌ったこの曲は、同校や島の愛唱歌として今も歌い継がれています。同校にある「瞳を閉じて」の歌碑除幕式にはユーミンも参加したそうです。筆者は歌碑を巡ったあと自転車で奈留島をほぼ一周。朝の光に輝く青い海とスマホから流れる「瞳を閉じて」のマリアージュに酔いながら至福のツーリングを楽しみました。

「瞳を閉じて」歌碑
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