「話数単位で選ぶ、2024年TVアニメ10選」ルール
・2024年1月1日~12月31日までに放送されたTVアニメ(再放送を除く)から選定。
・1作品につき上限1話。
・順位は付けない。
・集計対象は2024年中に公開されたものと致しますので、集計を希望される方は年内での公開をお願いします
↓ 集計してくれる人
https://aninado.com/archives/2024/12/07/1070/
今年は新年の「響け!ユーフォニアム劇場版」の一挙放送を録画して未だに見ていないことが録画枠を圧迫して、さらに登山趣味、暑すぎたり寒すぎる気候、ソシャゲ、鬱、入浴キャンセルによる入浴後のストレッチをしながらアニメを見る習慣の崩壊などで、
「もう別にアニメを録画できなくても見なくても別にどうでもいい」という糞な期間でした。
もちろん、響け!ユーフォニアム3の放送も見てない。
そういうわけでいつもは放送されていて面白いと思ったアニメは見ていたけど、今年はアニメを半分以上の歯抜けで見ていた。新作アニメは録画予約をすることすら失敗していた。
これはとても良くないけど「老化だから仕方ない」と思わず、来年からはもうちょっとしっかりしようと思うというか、アニメを見るレベルのことくらいまでは調子を戻していきたい。アニメを見るくらい、小学生でもできる!
また、最近はテレビアニメよりインターネット配信で発表されるアニメも多く、バンダイチャンネルしか加入していない僕は見れなかったりする。金がないからな。
そういうわけで、今年の十選は例年よりも不完全なものですが、たまにはこういう年があってもいい。アニメは別に全作品全話見なくてもいい。
あと、今日の大晦日は徹夜で脳内妹についての怪文書を書いていて夕方まで寝ていたので、例年より解説が雑です。
- 『小市民シリーズ』
なんと、アニメを見てなさ過ぎて推理アニメの解決篇しか見ていないという蛮行をした!
なにもかもわかっていないけど、小佐内さんがヤバい女っぽかったのでよかったです。あと、最近のアニメはアニメスタジオやアニメーターのレベルが下がったのか、デジタル背景が直線の羅列で消失点が画面内で見えていたり、キャラクターの体全体を動かすことができないので腕や口パクだけにしたり、キャラクターの絵を上下運動させつつ背景を横移動させるだけで歩行を表現するなど、非常に見ていて気分の悪いローコストで稚拙な演出が増えてしまった。
こういうことを言うと老害っぽいのだが。
小市民シリーズはちょっとしか見てないけど、神戸守監督とラパントラックの地力のあるアニメーション制作で、アクションアニメではないけどきちんと動いていて背景も良くてよかったです。
- 『逃げ上手の若君』
アクションとしてもよく動いていたし、ストーリー構成としても複数のキャラクターと場面と時間経過をうまく使っていた。オチも意外性があってよかった。
ヒットしているジャンプ漫画に的確に CloverWorksの制作を当てた感じですね。
- ネガポジアングラー
社会的にゴミカスの借金苦の大学生が異常なコンビニで慣れないバイトをするのが、社会的に不適合な僕としては共感できました。
- 怪異と乙女と神隠し
七人ミサキのいる高知県で野宿旅をしていたことがあるので共感できました。実力派望月智充監督のシリーズ構成脚本。雨と密室と開けてはいけないドアという閉鎖環境の演出がよかった。
- ぽんのみち
乳のでかい女子高生がぬるいマージャンをするというあんまり尾道関係ないアニメ。
父が昔経営していた廃屋に近い空き家の雀荘をたまり場にする女子高生たち。別に麻雀はそんなにがんばってないけど、空き家の雀荘の謎設備を少しずつ使えるようにして、ご飯を食べられるようにするのは少しダンジョン攻略っぽさがある。
- 喧嘩独学
全体的に治安が悪くネットリテラシーもクズで、いじめられっ子が学校でクソみたいないじめっ子と低レベルな喧嘩をしたのをインターネットにアップロードをするネットで連載してるらしいマンガをプリティーリズムシリーズの菱田正和監督が演出するという治安の悪いアニメだった。
スクールカーストと拝金主義とYouTubeも韓国らしい文化だけど、菱田正和監督はプリティーリズムディアマイフューチャーなどで韓国人キャラクターを出していて、そういう系譜もある。
- メタリックルージュ
ボンズ25周年記念のオリジナルテレビアニメであり、ボンズと出渕裕が『ラーゼフォン』以来19年ぶりに再タッグを実現した作品である。
オシャレ美少女ロボットロードムービーバトル。
終盤に明かされるトリックもよかったけど、独特のデザインラインのオシャレ感とサイバーな世界観を出した第一幕で。
- ザ・ファブル
第1話 「お引っ越し」
なんか新作アニメよりも往年の名監督に引かれる老害アニメファンですみませんね!高橋良輔監督。
原作も映画も人気で安定感のある題材だが。アニメならではのテンポ感も良かった。セリフの「―――」など。
とりあえず、沢城みゆきさんの妹が発生するのは素直にうらやましいので第一話を。
- 戦国妖狐 千魔混沌編
第6話「雲の上まで」
ブレンパワードのフィギュアスケート回や夢喰いメリーを担当した山内重保回。本当にベテランが好きなオールドタイプですね。
/#戦国妖狐 千魔混沌編
— TVアニメ「戦国妖狐」【公式】 (@sengoku_youko) 2024年12月21日
第6話オーディオコメンタリー
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第ニ部「千魔混沌編」の神回✨
第6話「雲の上まで」制作秘話満載の
アニメスタッフによる
オーディオコメンタリーを公開👏
🎙️出演
監督/ #相澤伽月
絵コンテ・演出/ #山内重保
プロデューサー/ #蔡愛蓮https://t.co/XnYwejRlnh
飛び飛びでしか見てなかったけど、なんかパワー的にも感情的にも極まっているバトルと、松永久秀という実在の人物の行動のコントラストが面白かった。
割とまったりしていた「世直し姉弟編」よりも「千魔混沌編」は全体的にヤバい感じで、その差も面白かった。
- 勇気爆発バーンブレイバーン
大張正己監督はドラグナーの頃は新人だったけど、今はベテラン枠でいいですかね。
バーンブレイバーンは変なアニメなのでこれを選ぶことに躊躇のあるアニメファンも多いと思う。でも、僕はアホなのでこういうアホな作品が好きだし主題歌もアホ過ぎて好きだし、それをサブスクリプションからスマホにダウンロードして目覚まし時計や登山中の熊除けに使っていたら、今年のアップルミュージックで一番聞いた曲が「ババーンと推参! バーンブレイバーン」という最悪の結果になってしまった。
とりあえず、どの回も珍妙だけど、釘宮理恵さんがラスボスとして雑に扱われるのがかわいかったので最終回で。
nuryouguda.hatenablog.com
というわけで、新作アニメや人気の異世界ものやチートスキルものにはあんまり乗れず、ベテラン監督の安定感のある変な作品を愛好するという40代らしい、若さのないチョイスになってしまった。
でもまあ、ベテラン作家も新人作家も同じ土俵で戦うのがテレビアニメなので。
- 集計結果
※2025年1月2日追記
aninado.com
- ほしい物リスト。
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別にくれなくても読めるけど、著者へのプレゼントはこちら。
匿名で住所を伏せてプレゼントを送るための、つかいかた
nuryouguda.hatenablog.com
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