高品質な戦国大河ドラマ(設定だけで数冊できそうなリアル系。FSSや攻殻系設定厨も満足するよ!知らんけどな)
コミカライズ版が面白かったのでとうとうブクマしてた原作に来ました。
作者の自虐ネタにあるように、プロローグは・・・しょっぱいデスw。
ですが回を重ねる事に、その文才が開花していくのを目の当たりにするでしょう。
『フリッツは、ただすべてを懐かしみながら、今日をもって去るであろう居室を隅々まで眺めていた。』~第258話 統領選挙*より抜粋~
例として取り上げるこの文章は物語を盛り上げる見得ではなく、プロットにそったシナリオ文章です。
ですが、キャラクターの心理、情緒、場面、全てが映像化されて、読み手の心情に訴えかける文章です。
これこそ、ネタだけではなし得ない、文才あるプロットと言えるでしょう。
作家を志す人には目を通してもらいたいですね。