記者会見する気象庁の野村竜一長官=17日午後、気象庁気象庁長官に就任した野村竜一氏(60)が17日、記者会見し、今月に2回目の臨時情報が出た南海トラフ巨大地震について「起こるという前提で考えなければならない」と述べ、対策を進めていく考えを示した。地震津波に加え、線状降水帯台風に関する情報の精度向上にも注力するとした。野村氏は川崎市出身。17日で発生から30年となった阪神大震災を契機に地震の観測体制が