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中居正広問題「世紀の会見」のどっちらけ…フジテレビ醜聞の数々を思い出した(桧山珠美/コラムニスト)

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AIざっくり要約

  • フジテレビがこれまでにも多くのスキャンダルを引き起こしてきた。ヒロミの大やけど、ウォン・カークイの事故死、木村拓哉のアイスパックで大けが、などのトラブルがあった。
  • 下半身スキャンダルも多数あり、関西テレビの大多亮社長のフジテレビ時代の不倫疑惑、渡辺和洋の「あげちん不倫」、秋元優里の「竹林不倫」などがある。
  • 今回のフジテレビのやり直し会見は10時間以上も続いたが、質問が「池に落ちた犬は棒で叩け」的で、中身がなかったという印象を多くの視聴者が持ったという。

実験的な機能のため、正確性を欠く可能性があります。記事本文と併せてご確認ください。


(10時間以上にも及んだフジテレビの会見(C)日刊ゲンダイ)

【桧山珠美 あれもこれも言わせて】

「時間無制限、映像撮影可、参加メディア制限なし」。27日のフジテレビのやり直し会見にいろいろ考えさせられた。

 そもそもだが、17日の社長会見でヘタを打たなければやり直す必要もなかったわけで、10時間以上にも及ぶ会見は自業自得なわけだが、それにしても、まず思ったのはこれまでのフジテレビのスキャンダルについて。キー局の中でもスキャンダルやトラブルは間違いなく多い。順不同で思いつくままに書いてみる。

「1or8」で人間ロケット花火の収録中、ヒロミが大やけど、「ウッチャンナンチャンやるならやらねば!」で香港のロックバンド「ビヨンド」の歌手ウォン・カークイが収録中に事故死、「とんねるずのみなさんのおかげでした」の収録で葛城ユキが「人間大砲」に挑戦し胸椎など骨折の大けが、連続ドラマ「プライド」で木村拓哉が放ったアイスパックがスタンドにいたファンの顔を直撃して大けが、「新しいカギ」で武田真治が右足かかと骨折……。昨年11月にも「ドッキリGP」でタイムマシーン3号の山本がろっ骨を骨折している。

「ほこ×たて」のやらせ、系列局になるが、関西テレビの「発掘!あるある大事典」の捏造、東海テレビ「ぴーかんテレビ」でセシウムさんの不適切問題。

「テラスハウス」に出演し、SNSでの誹謗中傷を受けたプロレスラー木村花さんが自殺。

■大多亮社長にも不倫疑惑が…


(関西テレビの大多亮社長(C)日刊ゲンダイ)

 下半身スキャンダルも山ほどある。今回の騒動ではオープンな形で関西テレビの大多亮社長が会見を行ったが、大多社長はフジテレビ時代、トレンディードラマで名を馳せ、鈴木保奈美との不倫疑惑が取り沙汰された。渡辺和洋の「あげちん不倫」や秋元優里の「竹林不倫」、「ユアタイム」で共演していた野島卓とタレントの市川紗耶(現・紗椰)の「半同棲熱愛」などなど。

 スキャンダルのネタは尽きない。これまで枚挙にいとまがないほど世間を騒がせてきたのがフジテレビだ。会見で何度か「企業風土」という言葉が出てきた。こと男女のスキャンダルに限れば大多社長と女優との不倫を局が見て見ぬふりをしていたことなどはまさに企業風土そのものという気がしなくもない。そういうことがOKだから、女子アナによる性接待などといわれても、違和感を感じないのだと思う。

 そんなことを考えたのは「女性セブン」や「週刊文春」の記事を読んでただ糾弾したいだけとしか思えない質問が多かったからだ。「池に落ちた犬は棒で叩け」的で、会見が10時間にも及んでも中身がなかったという印象を多くの視聴者が持ったのも事実。フジテレビもフジテレビだけど、記者たちも何とかならないかという世紀の会見だった。

(桧山珠美/コラムニスト)

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