WhiteSource Softwareは3月19日(米国時間)、「Is One Programming Language More Secure Than The Rest?」において、過去の脆弱性情報を集計し、どのプログラミング言語がより多くの脆弱性とかかわりを持っていたのかについて伝えた。
脆弱性情報が多い順にまとめたプログラミング言語ランキングとしては、以下が報告されている。
- C言語 (47%)
- PHP (17%)
- Java (12%)
- JavaScript (11%)
- Python (6%)
- C++ (6%)
- Ruby (5%)
データソースはNVD (National Vulnerability Database)、各種セキュリティアドバイザリ、GitHub、そのほか人気の高いトラッキングシステムなどで集計された脆弱性情報など。対象のプログラミング言語は、過去数年間にオープンソースコミュニティで使われたプログラミング言語の中から特に人気の高いものが選択されている。
記事では、関連する脆弱性が多いからといって必ずしもそのプログラミング言語がセキュリティに対して脆弱ということを意味するわけではないと説明。例えば、C言語のシェアは50%近いが、これは長期にわたって使われていること、インフラストラクチャを構成するソフトウェアに使われており注目度が高いことなども関係しているという。