“境界線”について考える、FOURTEEN PLUS 14+「鉄柵」が福岡・熊本で

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FOURTEEN PLUS 14+第19回公演「鉄柵」が3月に福岡と熊本で上演される。

FOURTEEN PLUS 14+第19回公演「鉄柵」チラシ表

FOURTEEN PLUS 14+第19回公演「鉄柵」チラシ表

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「鉄柵」は、詩人・かるべまさひろの「鉄柵」を原作に、中嶋さと、かるべが脚本、中嶋が演出を手がける作品。2072年、カイトはニコラびと区域内にある病院で目が覚めた。 事故の後遺症で記憶の一部を失ったカイトは、民俗学研究者の有川に連れられ、 彼の研究対象者である親子達と共に旅をすることになるが……。

上演に向けて中嶋は「福岡から飛行機で50分の近くて遠い国、韓国。私達はこの10年間、韓国・釜山との交流を通して、言葉や文化、民族性を越えた共感について考えてきた。肉体を形成する『食、水、空気』、そして人格を形成する『教育、環境』は、長い歴史の中で、その国の人間活動が創り出したものである。私たちに刻まれている『日本人』『韓国人』の印は根深い。そこにある境界線は、単なる『線』ではなく、毛細血管のように複雑で果てしない、決して取り除くことのできないものである。けれど私は、その境界線の向こうのことを考えずにはいられない。それを飛び越えようともがかずにはいられない。今作『鉄柵』では、一編の詩を手がかりに、今、私達の周りにある様々な『境界線』について考える」とコメントした。

公演は3月1・2日に福岡・福岡市美術館ミュージアムホール、9日に熊本・市民会館シアーズホーム 夢ホール 大会議室 小ホールにて上演される。

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FOURTEEN PLUS 14+第19回公演「鉄柵」

2025年3月1日(土)・2日(日)
福岡県 福岡市美術館ミュージアムホール

2025年3月9日(日)
熊本県 市民会館シアーズホーム夢ホール 大会議室 小ホール

スタッフ

脚本:中嶋さと / かるべまさひろ
演出:中嶋さと

出演

福岡公演

中嶋さと(2日のみ) / 村上差斗志 / 美和哲三(2日のみ) / 結城なつ / 上条拳斗 / 古澤大輔 / 狸海 / 杉山英美 / 関岡マーク(1日のみ) / 野上まり(1日のみ)

熊本公演

中嶋さと / 村上差斗志 / 苅部将大 / 結城なつ / 上条拳斗 / 古澤大輔 / 狸海 / 杉山英美

※U-25チケットあり。

公演・舞台情報
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