場面写真に収められたのは、妻に先立たれ、20年間一人暮らしをしている儀助による手料理の数々。網で焼く鮭、ハムエッグ、お茶漬け、冷麺、自ら串を打った焼き鳥が切り取られた。
飯島は「モノクロの画面に料理がどう映るか心配でしたが、初めての経験だったので映像を確認させてもらいながらワクワクした気持ちで取り組みました」と撮影時を回想する。そして「贅沢ではないですが、こだわりのある豊かな食事になっていると思います」とも語った。
「敵」は、1月17日より東京・テアトル新宿ほか全国でロードショー。
飯島奈美 コメント
少し不器用な手つきで食材を大事に扱って自分の思う通りに料理を作る儀助の姿が、料理を美味しそうに見せていると思います。
モノクロの画面に料理がどう映るか心配でしたが、初めての経験だったので映像を確認させてもらいながらワクワクした気持ちで取り組みました。焼き鳥の焼き目は食材の香ばしさを感じるようにしっかりつけたり、蕎麦や冷麺は、できるだけ直前に茹でてから冷水でしっかり締めてツヤ良くシャッキリさせました。温かいものは湯気が見えるように気を配り、鮮度のいい食材を準備して、ちゃんとおいしくなるように作りました。贅沢ではないですが、こだわりのある豊かな食事になっていると思います。
映画「敵」予告編
長塚京三の映画作品
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映画「敵」の料理はモノクロでもおいしそう、手がけたのはフードスタイリスト飯島奈美(コメントあり)
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