同作は、保険金をめぐり追い詰められていく人々を描いたサスペンス映画。
特報には、前夫の失踪から6年半が経ち、保険金の受け取りまで半年に迫った持田佳奈が、かつての夫である由紀夫に瓜二つの男と遭遇してうろたえる様子が収められた。
佳奈の現在の夫・孝明役の卯ノ原は「ブラックコメディとサスペンスの融合。今までにない新しいジャンルの作品だと思います」、佳奈役の斎藤は「この作品は、ミステリーなのか、それとも喜劇なのか、ぜひ劇場で答え合わせしていただけたら嬉しいです」と映画をアピールする。孝明の不倫相手・あゆみを演じた実倉は「物語の全てが繋がった時のゾクゾク感を是非、劇場でお楽しみください」とコメントした。
「帰ってこなかった男」は、3月28日より東京・テアトル新宿ほか全国で順次公開。
映画「帰ってこなかった男」特報
卯ノ原圭吾 コメント
周りに流されやすい優しくて気の使える少し抜けた良い旦那。
でもそれは「考える」と言うことを放棄しているとも言えるのではないでしょうか。
自分で調べなくてもたくさんの情報が飛び込んでくる現代社会。
たくさんの情報を得ているようで、その情報に流され、踊らされているだけなのかもしれません。
ブラックコメディとサスペンスの融合。
今までにない新しいジャンルの作品だと思います。
都合が悪くなると逃げ出してきた彼に最後に訪れる結末とは。
自身初となるテアトル新宿での上映。
私自身も楽しみですが、ぜひ皆様も楽しみにしていてください!
斎藤千晃 コメント
ただただ、目の前で起こることに反応していくことを大事にしました。また、主人公である夫の・孝明にとって悪人なのか、善人なのか、自分の中だけで答えを決めて演じさせていただきました。
本当に人間は何を考えているのか、なにが真実なのか、観た方々が答えを出せるような不思議な映画になっているところが見どころです!!
この作品は、ミステリーなのか、それとも喜劇なのか、ぜひ劇場で答え合わせしていただけたら嬉しいです。
実倉萌笑 コメント
私が演じた“あゆみ”は、きっと今までいろんな経験をしていろんな感情を味わってきて、人との距離のとり方は器用ではありますが、傷つく怖さをちゃんと知っている女の子です。自分の武器を分かっていて、曲げないまっすぐな芯を持っているので、最後まであゆみらしい真っ直ぐさを大切に演じました。また、私には持っていないものを幾つも持っていて自分の性格とは正反対な女の子だったので、自分とあゆみの中で重なる部分を見つけていき、その時の感覚を忘れないようにインプットして役作りに励みました。
あゆみ役を演じる上で、映画内のコントラストやそれぞれの役との関係性やバランスを大切にしたかったので、一つ一つの台詞を丁寧に、話すときのテンション、温度感の試行錯誤を重ねました。
あゆみは見る人によっては敵になりうる女の子かもしれませんが、時には味方と思ってもらえるような役だと思うので、色々な見方で楽しんで頂けたらと思います。
見どころは、主人公・孝明との焼き鳥を巡った場面で、一気に物語が急展開するシーンです。あゆみが更なる追い討ちを孝明に仕掛けていきます。物語の全てが繋がった時のゾクゾク感を是非、劇場でお楽しみください。
映画ナタリー @eiga_natalie
保険金をめぐるサスペンス、小嶋貴之の監督作「帰ってこなかった男」特報(コメントあり)
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