「アメリカン・フィクション」Prime Videoで独占配信、2月27日から

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第96回アカデミー賞で作品賞を含む5部門にノミネートされている「American Fiction」が、「アメリカン・フィクション」の邦題で2月27日からPrime Videoで日本初、独占配信される。

「アメリカン・フィクション」キーアート

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「アメリカン・フィクション」場面写真

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ジェフリー・ライトが主演を務めた本作は、ある挫折を味わった黒人の小説家モンクが、攻撃的な表現に頼った“ブラックエンタテインメント”が利益を得る現状にうんざりし、自らも冗談で突飛な黒人小説を執筆するブラックコメディ。モンクは酔った勢いで黒人のステレオタイプを取り入れ、自分自身をパロディした模擬回顧録を書くが、その本は世間でたちまち大人気となってしまう。

「アメリカン・フィクション」場面写真

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ライトがモンクを演じたほか、「ブラッキッシュ」のトレイシー・エリス・ロスと、「THIS IS US/ディス・イズ・アス」のスターリング・K・ブラウンがモンクの兄妹役で出演。「インセキュア」で知られるイッサ・レイがモンクの出版界における宿敵に扮している。

監督を務めたのは、脚本家としてドラマシリーズの「マスター・オブ・ゼロ」や「ウォッチメン」に関わってきたコード・ジェファーソンだ。監督デビュー作としてパーシヴァル・エヴェレットによる2001年の小説「Erasure(原題)」を脚色した。製作総指揮には「ナイブズ・アウト」シリーズで知られるライアン・ジョンソンが名を連ねている。

「アメリカン・フィクション」場面写真

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本作は初披露となった2023年のトロント国際映画祭で最高賞に当たるピープルズ・チョイス・アワード(観客賞)を受賞したのち、アメリカ国内の映画賞を席巻。アカデミー賞では作品賞のほか、ライトが主演男優賞、ブラウンが助演男優賞、ジェファーソンが脚色賞、ローラ・カープマンが作曲賞にノミネートされている。映画好きとして知られる元アメリカ合衆国大統領のバラク・オバマ氏も2023年のお気に入り映画の1本に選んだ。

Amazonの傘下にあるMGMの作品で、このたびPrime Videoでの日本公開が決定。なおアメリカ本国のレイティングでは、17歳未満は保護者同伴が必要なR指定で封切られた。現在、YouTubeでは海外版の予告を観ることができる。

映画「アメリカン・フィクション」海外版予告

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読者の反応

ビニールタッキー @vinyl_tackey

めちゃくちゃ楽しみだった『アメリカン・フィクション』は配信のみ!劇場で見れないのは残念!でもアカデミー賞前に見れるのはありがたい! https://t.co/lFCeyo7FZr

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