この特番では、「どんな仕事でもケビンスに任せれば大丈夫だ」とアピールするためにケビンスがアクション、街ブラ、料理、お色気ドッキリといった企画に挑戦。ロケには主にコンボイが参加し、仁木は遠隔で指示を出し、コンボイのポテンシャルを最大限に引き出すことを目指す。
ロケを終えたコンボイは「イヤモニをしていたんですけど指示が面白くて普通に笑っちゃったりしてました」「出会った頃に抱いていた『この人の言うこと面白いなー!』みたいな懐かしさを感じました」とコメント。また仁木は見どころを聞かれると「最後にお色気ドッキリもやったんですけど、いい結末だったと思います。山口コンボイの倫理観ってどうなんだみたいな不安もどこかにあったんですけど、ファンを安心させられる結果になったかな」と話していた。
ケビンス コメント
──最初にオファーを受けた心境は?
仁木恭平:最初は「ケビンスさんで番組を1本やりたい」とだけ聞いていて、「M-1」でピリピリしている時期だったので、うれしさと不安が半々でした。醜態を晒すことになるかもしれないからちゃんとやらないといけないなと。
山口コンボイ:僕はめっちゃうれしかったです!
仁木:でしょうね。
コンボイ:売れたと思いました!
仁木:詳しく話を聞くと「好きなことをやっていい」ということだったので不安な気持ちもやわらいでいきました。
──ロケを終えた感想は?
コンボイ:疲れました! 一発目から少林寺拳法の撮影だったんですけど、僕がミスっちゃって。たくさんの大人に見られながらミスるとどんどんテンパっちゃって、ミスにミスを重ねていくんですよ。体力もどんどん減っていったので、「ここの動きはこうやるんですか?」と確認するふりをして休んだりしていました。
仁木:汚ねぇ……。
コンボイ:90分で撮るはずだったところに3時間かかりました。
仁木:山口コンボイは運動能力の高さだけではなく、“理解力の低さ”も魅力の1つだと思うので、そこを出せたのはよかったなと思います。見せられる場が意外となかったので。
──仁木さんの指示でコンボイさんの魅力を引き出すんですよね。
コンボイ:はい。イヤモニをしていたんですけど指示が面白くて普通に笑っちゃったりしてました。
仁木:そこはちゃんとしてもらいたかったけど。
コンボイ:出会った頃に抱いていた「この人の言うこと面白いなー!」みたいな懐かしさを感じました。
──ロケで「特によくできた」と思った点は?
仁木:少林寺のパートはミスこそしていましたけど、完成形はだいぶ本物に近くなったと思います。コンボイが1つ目のレッスンで道着の色が変わるくらいびしょ濡れになっていたので、その尋常じゃない汗の量も見てほしいです。あとは珍しい昆虫やカエルなどの食材で料理をして食べる企画。普通の人なら「オエー!」となって食えなさそうなものを、Cook Doの大皿みたいにかきこむ映像はすごいと思います。
コンボイ:僕は商店街ロケで小学生と絡んだ場面が印象的でした。普段、子供とやり取りをするとうまくいかなくて途中から無視されるんですけど、仁木くんの指示通りに会話してみたら、すごくうまくいって。ジャンプを見せるタイミングも参考になりました。「相手にも質問をする」「誰に話しかけているのかをハッキリさせる」ということの大切さを31歳にして初めて学びました。
仁木:最後にお色気ドッキリもやったんですけど、これもいい結末だったと思います。山口コンボイの倫理観ってどうなんだみたいな不安もどこかにあったんですけど、ファンを安心させられる結果になったかな。僕は他事務所から吉本興業に入ったので、女性と遊んだことを「女いった」とか言う吉本芸人特有の感じが嫌なんですよ(笑)。コンボイはそのタイプだから……。
コンボイ:今は違いますよ! そういう下品な時期もあったとは思います。
仁木:女性を愛することを「いく」とか言っていた芸人が時を経てお色気ドッキリをかけられて、どういう行動をとったのか。ぜひ見てもらいたいです。
──第2弾があったらやりたい企画は?
仁木:心霊スポットを元気に回るロケ。心霊現象をすべてポジティブに捉えて笑いに変える感じの。
コンボイ:「扉が勝手に開きましたねぇ~!」みたいな。
仁木:それが言えたら100点ですけど、実際はほとんどしゃべらなくなると思います(笑)。
コンボイ:僕は少し高所恐怖症なので、苦手を潰していく企画をやりたいです。
仁木:コンボイジャンプのポーズでスカイダイビングとか。
コンボイ:チョキピースしたままゆっくり落ちてきて?
仁木:また写真でバズりたいです。
──今後、自分たちの番組で自由にゲストを呼べるとしたら誰を呼びたいですか?
仁木:本当のスターを呼びたいなあ。木村拓哉さんとか。
コンボイ:会いたい!
仁木:あとは舘ひろしさんのような銀幕スターを呼んで、本物のスターとしてコンボイを叩き直してもらいたいです。あと単純に舘さんのチョキピースは見たいでしょ。
コンボイ:仁木くんは「オモコロ」というサイトでライターをやっていたんですけど、僕がその時代をあまり知らないので、「オモコロ」の人を呼んで当時の話を聞いてみたいです。仁木くん自身はとても感謝してるらしいんですけど、具体的な話はあまり聞いたことがなくて。仁木恭平のルーツというか、彼を作り上げた人たちに会ってみたいです。
──芸人仲間だと誰を呼びたいですか?
仁木:田津原理音とか。コンボイと2人だけにしてカスみたいな時間を作り出したいです(笑)。
コンボイ:おい! 全然2人でもいけるよ! 田津原理音とは生年月日がまったく同じで通じ合うところもあるんですけど、お互いがお互いを見下しているんです。
仁木:あとは1年目の後輩100人くらい呼んで、お笑い100人組手みたいなこともやってみたいです(笑)。
──最後に改めて視聴者へのメッセージをお願いします。
仁木:ケビンスを知らない人は「ケビンスってこういうコンビなんだ」と知るのにうってつけだし、ファンの方は意外と見られなかったコンボイのがむしゃらで全力な部分に注目してほしいです。
コンボイ:えっ、いつも全力なんだけど……。
仁木:黙りこくったりするから。
コンボイ:それは思いついてないだけ! シンキングタイムが長いだけ! 全力で考えてはいるから!
──コンボイさんもぜひメッセージお願いします。
コンボイ:いやらしい話、業界関係者に観てほしいです!
仁木:業界関係者のこと何も知らないだろ。
コンボイ:うん! どこにいるんだろう、業界関係者!
あやめ @ax_iris
めちゃくちゃいいじゃん😌👍
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