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SAMSUNG Galaxy Z Fold6を徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になる点は?

「究極の折りたたみスマートフォン」と謳う折りたたみスマホ、SAMSUNG Galaxy Z Fold6。ネット上の口コミでは「処理速度が早く、サクサク動く」と評判ですが、「バッテリーの持ちはいまひとつ」という意見も存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?


今回はその実力を確かめるため、以下の8つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。


  • 処理性能
  • バッテリー性能
  • カメラ性能
  • 画面性能
  • 熱のこもりにくさ
  • 便利機能の豊富さ
  • オープン時の機能の充実度(フォールド型)
  • 本体の重さ(フォールド型)

さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気の折りたたみスマホとも比較。検証したからこそわかった、本当のよい点・気になる点を詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、折りたたみスマホ選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

2024年09月30日更新
高山健次
ガイド
元携帯電話販売員/マイベスト 通信会社・通信キャリア担当
高山健次

大手家電量販店出身で、7,000人以上に携帯電話の販売や通信サービスの契約を担当。主要な通信会社の料金プランや販売機種をすべて把握し、その豊富な知識で店舗販売ランキングにおいて個人表彰もされている。 その後mybestに入社、携帯電話や光ファイバー回線キャリア・インターネットプロバイダーなどの通信会社を専門に担当しており、格安SIMやホームルーターを実際に回線契約し各社の料金プランや通信速度の比較を行うとともに、モバイルだけでなく10社以上の戸建て・マンション向けの光回線の通信速度・速度制限も調査している。 また自身が行う検証の中で通信会社の公表値と異なる数値も発表、わかりにくいと言われる通信サービスだからこそ、理解しやすく信頼できるコンテンツの企画制作を心掛けている。

高山健次のプロフィール
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すべての検証は
マイベストが行っています

自社施設

目次

【結論】フォールド型のよさを堪能できる。大画面でマルチタスクをこなせて、基本スペックも高い

バッテリー性能 No.1
便利機能の豊富さ No.1
サブディスプレイの使い勝手のよさ No.1
オープン時の機能の充実度 No.1

SAMSUNG
GalaxyZ Fold6

219,490円

Z Fold6

おすすめスコア

4.46
3位 / 14商品中
  • 処理性能

    4.93
  • |
  • バッテリー性能

    4.84
  • |
  • カメラ性能

    4.30
  • |
  • 画面性能

    4.38
  • |
  • 熱のこもりにくさ

    3.55
  • |
  • 便利機能の豊富さ

    5.00
  • |
  • サブディスプレイの使い勝手のよさ

    5.00
  • |
  • 自撮り撮影のしやすさ

    4.07
  • |
  • オープン時の機能の充実度

    5.00
  • |
  • 本体の重さ

    4.50
折りたたみスタイル横開き(フォールド)

良い

  • 日本で販売されているフォールドスマホでは最軽量
  • 基本スペックが高く、写真もきれいに撮影できる
  • オープン時に最大3つのアプリを表示でき、上下左右に配置を入れ替えられる

気になる

  • 負荷をかけた際の熱はこもりやすい
SAMSUNG Galaxy Z Fold6は、コンテンツをより楽しみたい人におすすめです。横折りのフォールド型でオープン時の画面は7.6インチあるので、大画面でゲームや動画を楽しめます。最大3つのアプリを同時に使えるのも強み。ブックマーク機能があり、いつも使う組み合わせを登録すればワンタップで3つのアプリが起動します。比較したほかのフォールド型は最大2つしか使えず、都度アプリを配置する手間がかかったのに対し、より効率的な作業が可能です。

ベンチマークスコアの実測値は約147万点と高く、口コミどおりのサクサクとした操作性が期待できます。3Dゲームや複数のアプリを使ってもカクつく心配は少ないでしょう。専用のSペンに対応し、タブレットのようにメモや絵を描くこともできますよ。ただし多機能なぶん多少熱はこもるので、使いすぎには注意しましょう。


バッテリーの持ちもよく、連続で18時間使えました。前モデルのZ Fold5より8時間以上伸び、「バッテリーの持ちはいまひとつ」との口コミを払拭。充電速度も早く、30分間で48%も回復しました。防水性能はIPX8と、浸水による故障のリスクが低いのもポイント。おサイフケータイ・デュアルSIMに対応し、通常のスマホ同様の便利機能を備えています。


カメラ性能が高く、きれいな写真や動画を残せるのも利点です。モニターからは「色味・明るさが自然」との声があがり、解像感も十分。ズーム撮影は少し苦手ですが、夜景撮影時には明暗差をうまく再現できたため、昼でも夜でも美しい写真を撮れるでしょう。歩きながら撮影した動画では手ぶれ補正もしっかり効いていました。


画面表示は明るくなめらかで、視認性に優れています。スマホ2台を重ねた形状でありながら、重量は比較したフォールド型のなかでもトップクラスの軽さ。価格は約25万円と高いものの、折りたたむと通常のスマホ、オープン時にはタブレットのように使える多機能なデバイスです。基本スペックが高く、フォールド型のよさを堪能できるので、ぜひ手に取ってみてください。


おすすめの人

  1. ガジェット好きな人
  2. 大画面の迫力を楽しみたい人
  3. 複数のアプリを同時に操作して効率的に作業を行いたい人

おすすめできない人

  1. 高額なスマホに抵抗がある人

SAMSUNG Galaxy Z Fold6とは?

SAMSUNG Galaxy Z Fold6とは?

そもそもフォールド型折りたたみスマホとは、本のように横に折りたためるスマホです。広げるとスマホ2台分の大画面を使えます。複数のアプリを同時に起動でき、YouTubeを流しながらSNSをチェック・2つのソシャゲを同時プレイなど、効率よく時間をすごせます。


なかでも今回ご紹介するSAMSUNG Galaxy Z Fold6は、2024年7月31日に発売した商品です。スマホの頭脳にあたるSoCにはSnapdragon 8 Gen 3を搭載し、「驚異のグラフィック性能を実現した」と謳っています。


前モデルのZ Fold5よりもGPUが19%・NPUが42%・CPUが18%向上し、負荷のかかるゲームでもプレイできるのが売りです。画面の輝度は周囲の明るさで自動で調整されます。明るい場所では高輝度モード・ビジョンブースターが働き、屋外でも画面が見やすい設計です。

メインディスプレイのサイズは7.6インチ。ゲームで臨場感を味わえる

メインディスプレイのサイズは7.6インチ。ゲームで臨場感を味わえる

オープン時のメインディスプレイは、前モデルと変わらず7.6インチ。大画面でゲームや動画などの迫力を楽しめます。長時間ゲームなどに没頭できるよう、バッテリー持ちも追求。連続使用時間の公称値は、音楽再生で最長77時間・動画視聴で最長23時間です。


メインカメラは約5,000万画素で、細かい部分まできれいに写真を撮影できるとしています。ノイズを抑えたクリアなズーム撮影を可能にするため、ProVisual engineを新搭載したのも見逃せないポイントです。

ポケットサイズにこだわった薄型デザイン。全4色から選べる

ポケットサイズにこだわった薄型デザイン。全4色から選べる

本体の薄さはオープン時で0.56cm・折りたたんだ状態で1.21cmと、前モデルよりも薄型に。両画面の接続部には、耐久性に優れるフレックスヒンジを採用しています。


本体を保護するため、フレームにはアーマーアルミニウム素材、ディスプレイにはCorning Gorilla Glass Victus 2を使用。長く使っていけるように配慮されています。


本体カラーは、シルバーシャドウ・ネイビー・クラフテッドブラック・ホワイトの全4色展開です。

高山健次
元携帯電話販売員/マイベスト 通信会社・通信キャリア担当
高山健次

今までは丸みのあるデザインでしたが、スクエアなデザインに変更され、よりスタイリッシュな見た目に。好みはありますが、フォールド型の折りたたみスマホが気になっている人には刺さるデザインといえるでしょう。


サブディスプレイの画面比率が一般的なスマホに近づいたことで、閉じたままでの操作性も向上。とはいえ少し縦長いので、XやInstagramなどのSNSが閲覧しやすいというメリットがあります。

Galaxy AIに対応。フォトアシストで写真編集も思うがままに!

Galaxy AIに対応。フォトアシストで写真編集も思うがままに!

Galaxy AIのフォトアシストでは、AIスケッチ機能を使用できます。自分でざっくりと描いた絵が、AIによってカラーのかわいいイラストに変換。ポートレートスタジオを使えば、写真をイラストに変えることもできます。


写真の被写体を移動・消去・拡大・縮小ができるほか、角度調整・背景塗り潰しなども行え、理想の写真を簡単に作成可能。インスタントスローモーションでは撮影した動画をスロー再生でき、データの保存・共有も行えます。

かこって検索・リアルタイム翻訳など最先端の機能が使える

かこって検索・リアルタイム翻訳など最先端の機能が使える

Galaxy AIに対応しており、さまざまなAI機能を使えるのも特筆すべきところです。テキスト・画像の気になるところを囲うだけで検索する「かこって検索」に対応。対面での通訳・電話でのリアルタイム通訳も搭載しており、外国語とのコミュニケーションをサポートします。

ノートアシスト機能では、録音した音声を文字起こしして要約。講義ノートを作りたい大学生や、会議の議事録などを作るビジネスパーソンにとっては特に便利でしょう。


また、キーワードを入力すると文章を作成するチャットアシストや、サイトの内容を要約するウェブアシスト機能など、日常のさりげない場面で使えるアシスト機能が充実しています。

折りたたむと通常のスマホと同様に使える

折りたたむと通常のスマホと同様に使える

折りたたんだ状態のサブディスプレイは通常のスマホとほぼ同じ大きさで、操作性もほとんど変わりません。折りたたみスマホがはじめてでも、戸惑わずに使えるでしょう。


サブディスプレイは6.3インチと、前モデルの6.2インチよりも少しだけサイズアップしています。なお、詳細なスペックは以下のとおりです。


  1. 発売日|2024年7月31日
  2. メインディスプレイサイズ|7.6インチ
  3. サブディスプレイサイズ|6.3インチ
  4. アウトカメラ画素数|広角:5,000万画素・望遠:1,000万画素・超広角:1,200万画素
  5. インカメラ画素数|カバー:1,000万画素./イン:400万画素
  6. メモリ|12GB
  7. ストレージ|256GB・512GB・1TB
  8. 本体サイズ|オープン時:幅13.26×厚さ0.56×高さ15.35cm/折りたたんだ状態:幅6.81×厚さ1.21×高さ15.35cm
  9. 重量|239g
  10. バッテリー容量|4,400mAh

検証してわかったよい点・気になる点をもとに向いている人を詳しく解説!

検証してわかったよい点・気になる点をもとに向いている人を詳しく解説!
今回はSAMSUNG Galaxy Z Fold6を含む、人気の折りたたみスマホを実際に用意して、比較検証レビューを行いました。

具体的な検証内容は以下のとおりです。
  1. 処理性能
  2. バッテリー性能
  3. カメラ性能
  4. 画面性能
  5. 熱のこもりにくさ
  6. 便利機能の豊富さ
  7. オープン時の機能の充実度(フォールド型)
  8. 本体の重さ(フォールド型)

SAMSUNG Galaxy Z Fold6のよい点は9つ!

SAMSUNG Galaxy Z Fold6のよい点は9つ!

人気の折りたたみスマホを比較検証したところ、SAMSUNG Galaxy Z Fold6には9つのよい点がありました。1つずつ解説していくので、購入を検討している人はぜひチェックしてみてください。

通常のスマホと遜色なし!処理性能が高くサクサク操作できる

通常のスマホと遜色なし!処理性能が高くサクサク操作できる

処理性能は高く、通常のスマホ同様に使用できます。ベンチマークテストをしたところ、約147万点を記録しました。比較したフォールド型のなかには100万点に届かないモデルもあったなか、優秀な数値です。


口コミに「処理速度が早く、サクサク動く」とあるように、日常使いでカクつく心配は少ないといえます。SoCには「驚異のグラフィック性能」と謳うSnapdragon 8 Gen 3を搭載しているだけあり、ゲームを楽しみたい人にもおすすめ。高グラフィックな3Dゲームもサクサクと遊べるでしょう

バッテリー性能は前モデルより大きく向上。丸1日使えるレベル

バッテリー性能は前モデルより大きく向上。丸1日使えるレベル

バッテリー性能は良好で、長時間使えて素早く充電できます。バッテリー残量が100%から20%になるまでの時間は、18時間でした。メーカーがインターネット使用時の連続使用は18時間と公称するとおりです。


比較した前モデルのGalaxy Z Fold5は10時間以下だったことからも、バッテリーの持ちが大きく向上していることがわかります。「バッテリーの持ちはいまひとつ」との口コミに反し、丸1日ハードに使えるでしょう。


充電速度も申し分なく、30分間で48%まで充電できました。急速充電・ワイヤレス充電にも対応しており、急いでいるときにも便利です。

高山健次
元携帯電話販売員/マイベスト 通信会社・通信キャリア担当
高山健次

私も実際に使っていますが、電池持ちの改善はかなりされており、とことん折りたたみスマホを使いこなせるスタミナを備えていますよ。

高発色かつ高解像な写真を撮影できる。夜景撮影も得意

高発色かつ高解像な写真を撮影できる。夜景撮影も得意

カメラ性能は高く、見栄えのする写真を撮りたい人にはとくにおすすめです。実際に撮影した写真は高発色で、刺繍糸や花瓶の花の色鮮やかさが目を惹きます。一部モニターから「赤系統がビビッドすぎる」との意見もありましたが、大半のモニターが「色味・明るさが自然」と好印象を抱きました。


ノイズは多少あるものの、引きで見るとほとんど気になりません。解像感が高く、輪郭もくっきりしています比較したなかには解像感がやや甘いモデルもありましたが、本品はモニターから「スマホでこれだけ解像感が高いのかと感心した」との声も寄せられました。


通常撮影についてのモニターコメント
  1. 「蛍光灯の部屋で撮影した写真は色味・明るさが自然で、肉眼で目にしている質感に近いと思う」
  2. 「毛糸1本1本しっかり認識できるほどシャープに輪郭を捉えていた。シャッキリとした解像感があり、非常に見やすい」
  3. 「若干壁の影のノイズが気になるが、全体的には気にならず許容範囲」
  4. 「赤系が本来よりもビビッドすぎるため不自然な印象。 写真全体が非常にクリアで、スマホでこれだけ解像感が高いのかと感心した」
コメントは一部抜粋

暗所での撮影も得意。家のミニチュアから広がるライトの明かりをリアルに再現でき、明暗差のはっきりしたメリハリある写真を撮影できました。比較したフォールド型のなかには明暗差が弱いモデルもありましたが、本品はバランスの取れたコントラストといえるでしょう。


ノイズはほとんど生じずクリアで、モニターから「ノイズは気にならなかった」との声があがりました。解像感も高めで、拡大しなければ粗さが気にならない程度。暗い場所でもきれいに撮れるため、夜景を撮る機会が多い人にもおすすめです。


暗所撮影についてのモニターコメント
  1. 家の明るさとそこから広がるやさしい光のバランスが取れている
  2. 「ノイズは気にならなかった」
  3. 拡大すると粗さを感じるが、拡大しなければ相当きめ細やか
コメントは一部抜粋

インカメラ・アウトカメラの両方で自撮りを楽しめる

インカメラ・アウトカメラの両方で自撮りを楽しめる

自撮りではナチュラルな発色で、頬や唇の赤みをリアルに表現できました。肌の産毛や服の質感まできれいに描写でき、解像感は十分です。モニターからは、「細部までくっきり表現できている」とコメントが寄せられました。


比較した前モデルのGalaxy Z Fold5と同様に逆光補正はそれほど強くなく、顔に影がかかっています。逆光の強い環境だときれいに撮影しにくい可能性がありますが、表情はきれいに写せており、大半のモニターが「ある程度逆光を抑えられている」「許容範囲内」と回答しました。


インカメラ撮影についてのモニターコメント
  1. 「非常に自然な発色。リップなどの色味もわかるがほどよい彩度なので、明るくナチュラルな印象に仕上がっていた」
  2. 「飛び出た髪1本や服の毛羽立ちまで表現されており、細部までくっきり表現できている」
  3. 「顔がはっきりしていて逆光をよい感じに抑えている」
コメントは一部抜粋

インカメラより画質のよいアウトカメラで写り具合を見ながら自撮りできるのも、折りたたみスマホならではの魅力。カメラの性能はインカメラが400万画素、アウトカメラが広角で約5,000万画素・超広角で1,200万画素と、差は歴然です。


比較したフォールド型のなかでもトップクラスの画素数できれいに自撮りできるため、SNSにアップする機会が多く写りにこだわる人にも向いています

手ぶれ補正が強力。思い出をきれいに残せる

手ぶれ補正が強力。思い出をきれいに残せる

動画撮影の性能も良好。手ぶれ補正がしっかり効き、安定感あるなめらかな映像を撮影できます。ノイズは停止するとやや目立つものの、モニターからは「通しで見るとノイズが気にならない」との声が多数あがりました。遠くの背景には一部輪郭が甘い部分がありましたが、全体的に十分な解像感です。


比較した前モデルよりも彩度が高い印象で、被写体だけでなく遠くにいる人や観葉植物なども色鮮やかに描写。思い出の瞬間をきれいな映像で残せるため、ペットや子どもなど動く被写体を撮影したい人におすすめです。


動画撮影についてのモニターコメント
  1. 「手ぶれに対する補正がしっかりと効いていて、不自然に感じる部分が少ない」
  2. 「通しで見るとノイズは気にならない。細部もよく表現されている」
  3. 「画質が十分に安定している。顔の輪郭もずっときれいで、動いているときの服のシワ感も忠実に表現されている。背後の景色もテーブルの形や窓など、詳細まで確認できた」
  4. 「手ぶれ補正がしっかり効いていて酔いにくい。しかし、停止すると背景のノイズが目立つ」
コメントは一部抜粋

画面表示は明るくなめらか。視認性が高く快適

画面表示は明るくなめらか。視認性が高く快適

画面性能が高く、視認性に優れています。最大輝度はメイン・サブディスプレイともに2,600nitと、非常に高い数値です。比較した前モデルの1,750nitから大きく向上しており、明るい屋外でもより一層見やすくなりました。


ディスプレイには、色鮮やかで視野角も広い有機ELを採用。1インチあたりの画素数も374ppiと十分高く、最大リフレッシュレートは120Hzに対応しています。素早くスクロールしてもなめらかに表示できるでしょう。

防水・おサイフケータイ機能つき。ペンでメモ書きもできる

防水・おサイフケータイ機能つき。ペンでメモ書きもできる

通常のスマホ同様に、便利機能もきちんと搭載しています。防水性能はIPX8と高く、浸水による故障のリスクは低めです。ただし比較した大半の商品同様、防塵性能はあまり期待できず、直径1mm以下の粒子は浸入する可能性があります。細かなチリやホコリなどが舞う環境では注意しましょう。


Felica対応で、おサイフケータイとして使用できるのも魅力。nanoSIMとeSIMによるデュアルSIMに対応しているので、2つの電話番号を所持してビジネス・プライベートなどで使い分けられます。

専用のペン「S Pen Fold Edition」(Sペン)に対応しているのも特筆すべきポイントです。比較したGoogleのPixel Fold・Pixel 9 Pro Foldはペンに非対応でしたが、本品はメモを取ったり絵を描いたりと、タブレットのような使い方ができます。クリエイティブな作業にも活躍するでしょう。

7.6インチの大画面が魅力。タスクバーつきで素早くアプリにアクセス可能

7.6インチの大画面が魅力。タスクバーつきで素早くアプリにアクセス可能

オープン時の機能も充実。メインディスプレイは7.6インチと大きく、どのアプリでも設定で全画面表示ができます。大画面で動画やゲームの迫力を味わえるでしょう。


画面下部にはパソコンのようにタスクバーを常時表示でき、最近利用したアプリを最大4つまで表示可能。タスクバーが必要なければ非表示に設定することもできます。


比較した一部のフォールド型では使えなかったエッジパネルがあるのも見逃せません。エッジパネルにはお気に入りのアプリなどを登録できます。エッジパネルは画面右側上部から中央に向かってスワイプすることで立ち上がるので、都度ホーム画面に戻らなくても素早くアプリ間を移動できて便利ですよ。

最大3つのアプリを同時に表示。マルチタスクがはかどる

最大3つのアプリを同時に表示。マルチタスクがはかどる

マルチアプリ表示に対応し、最大3つのアプリを同時に表示できます。3画面の分割表示+フロート表示もでき、上下左右へ自由に配置可能。上の画面で動画を見ながら、下の画面ではWEBサイト・メッセージアプリなどを表示でき、マルチタスクがはかどります。


比較したGoogleのフォールド型は同時に起動できるアプリは2つのみで、配置も左右にしか対応していなかったのに対し、自由度が高いのが魅力です。マルチアプリ表示の倍率も自由に調整できるので、動画を小さくしてメッセージアプリを大きくするなど、見やすいように切り替えられます。


マルチアプリ表示のブックマーク機能があり、よく使うアプリの組み合わせを登録できるのも大きなポイント。一度登録すれば、次からはホーム画面のアイコンをタップするだけで3つのアプリが立ち上がります。アプリを1つずつ立ち上げて配置を調整する手間がかからないので、使いこなしやすいでしょう。

立てかけて使えるフレックスモードが便利

立てかけて使えるフレックスモードが便利
スタンドなしで立てかけられるフレックスモードも魅力です。フレックスモードでは、アプリによっては上半分にアプリが表示され、下半分がタッチパッドになります。比較したフォールド型のなかには下半分の画面を設定できないモデルもありましたが、本品はパソコンのようにタッチパッドを使え、設定から変更することも可能です。

立てかける角度は無段階で調整できるので、写真や動画撮影時にも便利。三脚なしでも角度を調整でき、理想の角度で写真を撮れます。

フォールド型にしてはかなり軽量。毎日持ち歩きやすい

フォールド型にしてはかなり軽量。毎日持ち歩きやすい

フォールド型は通常のスマホ2台を重ねているのに近い形状なぶん重くなりがちですが、本品は日本で販売されているフォールド型では最軽量(※2024年9月時点)です。重量は239gと、前モデルの253gよりも軽量化されています。

ちなみにiPhoneシリーズで重いものだと240gあるので、折りたたみスマホだからといって特別重さを心配する必要はありません。片手で持っても負担になりにくく、毎日使いやすいでしょう。

SAMSUNG Galaxy Z Fold6の気になった点は3つ!

SAMSUNG Galaxy Z Fold6の気になった点は3つ!

SAMSUNG Galaxy Z Fold6にはたくさんのよい点がある反面、気になった点もありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。

ズーム撮影はやや苦手。カメラにこだわる人には物足りない可能性がある

ズーム撮影はやや苦手。カメラにこだわる人には物足りない可能性がある

ズーム撮影した写真はややくすんだ色味に写ったのが気になるところ。モニターからは「明らかに花の色鮮やかさがない」との意見があがりました。解像感は一見きれいに見えるものの、拡大すると花びらの輪郭にぼやけが見え、ノイズも生じています。


光学3倍ズームに対応する望遠カメラを搭載しており、パッと見は十分きれいに撮れましたが、ズーム撮影においては比較したGoogleのPixel 9 Pro Foldの色鮮やかさ・精細さには及びません。ズーム撮影することが多い人には物足りない可能性があります。


ズーム撮影についてのモニターコメント
  1. 「通常と比べた際、明らかに花の色鮮やかさがない」
  2. 拡大しなければ被写体自体はクリアに表現できているので、スマホと考えると十分。しかし、少し拡大するだけで粗さが気になった
  3. 「全体的にザラザラしたノイズが気になった。ズームなので仕方ないと許せるものの、見にくさは少し感じた」
コメントは一部抜粋

処理性能が高いぶん熱はこもりやすい。使いすぎに注意!

処理性能が高いぶん熱はこもりやすい。使いすぎに注意!

長時間使用すると熱がこもりやすいのもネック。アプリで15分間負荷をかけ続けたところ、本体の表面温度は44.7℃まで到達しました。とはいえ、比較したほとんどのモデルが40℃を超えたので、本品が特別発熱しやすいわけではありません。


高い処理性能を発揮するぶん、多少の発熱は許容範囲内といえます。長時間の使いすぎには注意し、適度に休憩を挟みましょう。

便利に使えるだけあって価格は高め

便利に使えるだけあって価格は高め

多機能で通常のスマホとは一風変わった使い方ができるぶん、価格はストレージ容量256GBで約25万・1TBで30万円以上とかなり高めです(※2024年9月時点・SAMSUNG公式サイト参照)。ガジェット好きな人やタイパ重視な人にとっては非常に便利な商品ですが、折りたたみスマホ初心者は手を伸ばしにくいでしょう。

比較したフリップ型(縦折り)は、普通のスマホを半分に折りたたむタイプで、もう少し安く買えます。本体の大きさも使える機能も少し異なるので、折りたたみスマホ選びで迷っているなら、フリップ型もぜひチェックして比較検討してみてください。

SAMSUNG Galaxy Z Fold6の詳細情報

バッテリー性能 No.1
便利機能の豊富さ No.1
サブディスプレイの使い勝手のよさ No.1
オープン時の機能の充実度 No.1

SAMSUNG
GalaxyZ Fold6

おすすめスコア
4.46
折りたたみスマホ3位/14商品
処理性能
4.93
バッテリー性能
4.84
カメラ性能
4.30
画面性能
4.38
熱のこもりにくさ
3.55
便利機能の豊富さ
5.00
サブディスプレイの使い勝手のよさ
5.00
自撮り撮影のしやすさ
4.07
オープン時の機能の充実度
5.00
本体の重さ
4.50
Z Fold6 1
Z Fold6 2
Z Fold6 3
Z Fold6 4
Z Fold6 5
Z Fold6 6
Z Fold6 7
Z Fold6 8
Z Fold6 9
Z Fold6 10
Z Fold6 11
Z Fold6 12
最安価格
219,490円
高価格
最安価格
219,490円
高価格
折りたたみスタイル横開き(フォールド)
取り扱い事業者
ドコモ、au、SIMフリー
メインメモリ(RAM)
12GB
ストレージ(ROM)
256GB
画面サイズ
7.6インチ
防水等級
IPX8
おサイフケータイ対応
SDカード対応
本体重量
239g

良い

  • 日本で販売されているフォールドスマホでは最軽量
  • 基本スペックが高く、写真もきれいに撮影できる
  • オープン時に最大3つのアプリを表示でき、上下左右に配置を入れ替えられる

気になる

  • 負荷をかけた際の熱はこもりやすい
SoCSnapdragon 8 Gen 3 Mobile Platform for Galaxy
充電端子Type-C
バッテリー容量4400mAh
画面解像度メインディスプレイ:QXGA+(2160×1856)/サブディスプレイ:HD+(968×2376)
最大画面リフレッシュレート120Hz
ディスプレイ種類有機EL
5G対応
メインカメラ(広角)画素数5000万画素
超広角カメラ画素数1200万画素
望遠カメラ画素数1000万画素
インカメラ画素数400万画素(アンダーディスプレイカメラ)/1000万画素(カバーカメラ)
セキュリティ認証指紋認証、顔認証
ワイヤレス充電対応
イヤホンジャック対応
スピーカーステレオ
eSIM対応
デュアルSIM対応
専用スタイラスペン対応
複数アプリ同時表示数3つ(フロート表示機能を使うと3以上)
サブディスプレイサイズ6.3インチ
スマイルシャッター対応
手のひらシャッター対応
ディスプレイ比率縦長
13.26cm
高さ15.35cm
厚さ0.56cm
全部見る

SAMSUNG Galaxy Z Fold6の価格比較

※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。

  1. 1

    218,922円

    (最安)

    販売価格:220,930円

    ポイント:2,008円相当

    送料無料

  2. 2

    219,490円

    (+568円)

    販売価格:219,490円

    ポイント:0円相当

    送料無料

  3. 3

    222,546円

    (+3,624円)

    販売価格:222,546円

    ポイント:0円相当

    送料無料

    らいぶshop

    4.63

    (1,147件)

  4. 4

    222,920円

    (+3,998円)

    販売価格:224,965円

    ポイント:2,045円相当

    送料無料

  5. 5

    227,480円

    (+8,558円)

    販売価格:227,480円

    ポイント:0円相当

    送料無料

    ディーライズ

    4.64

    (8,934件)

SAMSUNG Galaxy Z Fold6が向いていない人におすすめの折りたたみスマホは?

ここでは、SAMSUNG Galaxy Z Fold6とは違う魅力を持つ商品をご紹介します。

縦折りタイプのGalaxy Z Flip6は、コンパクトで自撮りしやすいのが魅力

縦折りタイプのGalaxy Z Flip6は、コンパクトで自撮りしやすいのが魅力
Galaxy Z Flip6は縦折りするフリップ型の商品で、折りたたみサイズは通常のスマホの約半分です。コンパクトに持ち運べて、オープン時には通常のスマホ同様の使い方ができます。折りたたんだ状態やフレックスモードでも、サブディスプレイで写り方を確認しつつ、アウトカメラで気軽に自撮りできる手軽さが魅力です。

実際に自撮りしたところ、逆光を適度に抑えた自然な色味で、解像感も高めでした。屋内では色彩豊かでノイズも生じにくく、写真の画質は申し分ありません。明暗差のバランスがよく、夜景撮影も得意です。動画の手ぶれ補正はやや甘いものの、発色・解像感は高めです。


ベンチマークスコアの実測値は約137万点と高く、高負荷な作業もサクサクこなせるレベルです。バッテリー残量が100%から20%になるまでの時間は10時間5分と、十分長持ち。公式サイトでの価格は15万円台と、入手しやすいのもポイントです(※2024年9月時点)。本体カラーは全6色と豊富にラインナップしています。

Z Fold6の価格がネックになっている人は、型落ちモデルのZ Fold5をチェック!

Z Fold6の価格がネックになっている人は、型落ちモデルのZ Fold5をチェック!
SAMSUNGのGalaxy Z Fold5は、フォールド型で価格を抑えて入手したい人におすすめです。Z Fold6の登場により型落ちモデルとなりましたが、発売は約1年前と比較的新しいモデル。価格は新品だと20万円ほどですが、中古市場であれば10万円前後で出品されている場合もあります(※2024年9月時点)。


ベンチマークスコアは約157万点と高く、3Dゲームでもスムーズにプレイ可能。開くと7.6インチの大画面で、ゲーム・動画の迫力を楽しめます。Z Fold6同様マルチアプリ表示に対応し、最大3つまで起動できるうえ、ブックマーク機能も搭載。専用のSペンも使用でき、タブレットのようにも使えます。


カメラ性能は高く、暗い場所では明暗差のバランスがよいメリハリある写真を撮影可能です。ズーム撮影でも解像感が高く、パッと見ではズームしたことがわからないほどでした。バッテリー持ちや本体の軽さなどはZ Fold6に及びませんが、価格重視なら十分選択肢に入るでしょう。

高山健次
元携帯電話販売員/マイベスト 通信会社・通信キャリア担当
高山健次

Galaxy Z Fold6は実際の為替レートよりも安いレートで販売価格を決められており、新品だとFold5よりも実は安く買えます。どうしても価格を抑えたいならメルカリの中古モデルも検討してみるのも一つの手ではありますが、故障された状態で出品されていないかチェックしてくださいね。

SAMSUNG Galaxy Z Fold6はどこで買える?

SAMSUNG Galaxy Z Fold6はどこで買える?
出典:amazon.co.jp

SAMSUNG Galaxy Z Fold6のSIMフリーモデルは、メーカー公式サイトで販売しています。SDカードは使用できませんが、ストレージ容量は256GB・512GB・1TBの3種類を展開。価格は以下のとおりです。


ストレージ容量・価格※2024年9月時点>

  • 256GB:249,800円
  • 512GB:267,800円
  • 1TB:303,800円

なお、512GB以上は本体カラーがシルバーシャドウのみ。256GBはauだとシルバーシャドウ・ネイビー、ドコモではシルバーシャドウしか取り扱いがないなど、取扱店舗によって違いがあります。下取りキャンペーンや他社からの乗り換え(MNP)などを使うことで価格も抑えられる場合があるので、ぜひ活用してお得にゲットしてくださいね。

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