背負子(しょいこ)は、エバニューなどのアウトドア用品のブランドや、釣り用品店を中心に販売されています。ザックよりも積載できる荷物の重さや形状の自由度が高く、アウトドアのみならず日常生活で役立つアイテムです。フレームの形状やベルトの作り、軽さなどに各商品ごとの特徴があり、価格にも開きがあるため、どれを選べばよいか迷ってしまうことも多いでしょう。
アウトドア雑誌の副編集長職を経て、フリーエディター&ライターとして独立。以降、アウトドアをはじめ、グッズ、クルマ、旅行、ペットなど、レジャー関連を中心に、さまざまなジャンルで執筆活動している。 「.HYAKKEI」「CAMP HACK」「エンジョイ!マガジン」「価格.comマガジン」「LANTERN」などのwebメディアをはじめ、アウトドア系書籍や旅行雑誌などへの協力・執筆・寄稿多数。
徹底した自社検証と専門家の声をもとにした、商品比較サービス。 月間3,000万以上のユーザーに向けて「コスメ」から「日用品」「家電」「金融サービス」まで、ベストな商品を選んでもらうために、毎日コンテンツを制作中。
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。
アウトドア用背負子は、ザックに収まらない、重たい荷物やかさばる荷物を運ぶときに役立つアイテム。とくに、安全上の観点から両手を空けておかなければならない登山では人気です。
荷物を入れるのではなく括りつけて使用するため、さまざまなサイズ・形のものに対応できるのがメリット。テントやシュラフはもちろん、ザックにおさまらないカメラバックなど、いろんなものを背負って運べます。魚釣り用のクーラーボックスを運ぶのにも便利ですよ。
また、大量購入した飲食料や、ちょっとした家具・家電、ペットのキャリーケースなど普段の生活で活用できます。あまり馴染みのないアイテムですが、とても便利なので、使ってみると手放せなくなるかもしれません。登山や釣りが趣味の人はもちろん、日常生活で荷物を運ぶのに悩んでいる人にもおすすめですよ。
アウトドア用背負子を選ぶ際に必ずチェックしておきたい「5つのポイント」をご紹介します。
重たい荷物を運ぶときは、重心が後方に傾き疲れやすくなります。体にフィットするものを選べば、その負担を軽減できます。
背負子のフレームの素材は、アルミフレームがおすすめ。軽くて耐久性が高いところがポイントです。重量は1~2kgと幅が広く、耐久性はパイプ径や合金の配合率によって変わります。
背負子が重ければそのぶん積載できる荷物が減ってしまいますが、軽さだけに注目すると耐久性が損なわれる場合があるため総合的に判断しましょう。口コミなども参考にするといいですよ。
フレームの形状は、緩やかなカーブを描くフィット感の高いものがベター。直線的なフレームより、背負いやすくなっています。ただし、数が少ないのが難点。直線フレームが背負子の主流なので、商品情報等をしっかりチェックしてじっくり選んでくださいね。
フレームが背中へ直にあたる部分が多いほど、長時間背負うことで痛みが出やすくなります。背面にウレタンなどの、クッション性に優れた素材が配置されているかを確認しましょう。クッションが背中の隙間にフィットすることで、負担も軽減できますよ。
同時に、通気性も考慮されているかも重要です。クッション性が高くても通気性に劣る場合は、汗ムレで不快感があります。メッシュ素材がプラスされているものがおすすめです。さらに、伸縮性のあるメッシュなら、クッションのフィット感を損ないません。
ウエストベルトで体にしっかり固定できれば、弾みが軽減されて安定感がアップします。また、両肩にかかっていた重さが腰にも分散されて、同じ重さでも軽く感じる傾向が。
ベルトが太めで、クッションが施されているとなおよしです。ベルトが肩や腰に食い込むのを防いでくれるため、長時間背負っていても負担を感じにくくなります。また、自分の体に合わせやすいように、長さ調節機能が付いているかもチェックしましょう。
そのほか、台座やショルダーバーの高さを調節できる高機能な商品も。背負子を荷物にもフィットさせることで、重心のブレを抑えられます。機能性が高いと価格も高くなりますが、あまり買い換えることのないアイテムなので、納得のいく商品を選びましょう。
商品によって耐荷重は大きく異なるため、積載する荷物の重量に適うかを必ず確認しましょう。日帰りの登山なら耐荷重20kgでも十分、テントやコンロなど重たいものを積むことが多いなら50kgを目安にしてください。
ただし、「静荷重」の表示には注意が必要。静荷重は徐々に重りを増やした場合に、どこまで耐えられるかというもので、商品の使用目的に耐えられる重さは別物です。実際に積める荷物は「耐荷重」の表示までとなりますので、静荷重と間違えないよう注意しましょう。
電車やバスなど公共交通機関で移動する場合、キャスター付きだととても便利。釣った魚を持ち帰るための水や氷で、クーラーボックスが重たくなっても簡単に運べます。ただし、キャスターの分、重くなるので注意が必要。キャスターの有無は、使い方に合わせて選びましょう。
さらに、手を放したときに傾かないよう、自立スタンドが付いているとさらにおすすめです。平地でなら自立するので、利便性が増しますよ。
小物も一緒に背負いたいという人は、フックや収納スペース付きのものがおすすめ。フック付きなら手提げなどを引っ掛けられますし、本体に収納スペースがあれば小物をまとめて収納できます。必要なときだけ収納パーツを取り付けられるものもありますので、チェックしてみてくださいね。
また、背負子は荷物を括り付けるコードが必要のため、付属しているかも確認しておきましょう。オプションで購入もできますが、コード付きの商品なら余計な手間と費用がかかりませんよ。
商品 | 画像 | 最安価格 | ポイント | 詳細情報 | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
フレーム素材 | 背面素材 | 耐荷重 | 幅 | 奥行 | 高さ | 重量 | ウエストベルト付き | キャスター付き | |||||
1 | かめや釣具 WAVE GEAR アルミキャリーパック|KP-200 | 約870gの軽量ボディ。大きな荷物を運ぶ人にぴったり | アルミニウム | 不明 | 20kg | 約33cm | 約22cm | 約65cm | 0.87kg | 不明 | 不明 | ||
2 | 浜田商会 プロマリン|2ウェイキャリー(背負子)|LEH407 | キャリーと背負子の2ウェイ仕様 | 不明 | 不明 | 約20kg | 290mm | 280mm | 720mm | 不明 | 不明 | |||
3 | レザーマンツールジヤパン Tatonka|LASTENKRAXE | 高い装着感で重い荷物を運べる背負子 | アルミ | 420 HD NYLON | 50kg | 35cm | 28cm | 78cm | 2.7kg | ||||
4 | 大藤つり具 プロトラスト|アルミ背負子|PT-5032 | クーラー・バッカンなど大きな荷物をまとめて背負える | アルミニウム | 不明 | 15kg | 約355mm | 約250mm | 約660mm | 不明 | 不明 | |||
5 | ベルモント アルミ背負子 ガンメタ|BM-207 | 耐荷重約30㎏。シックなガンメタカラーが魅力 | アルミニウム | 不明 | 約30kg | 35cm | 26.5cm | 66cm | 1.1kg | 不明 | 不明 |
軽量で丈夫なアルミフレームの採用で、重量が約870gと軽いのが魅力です。高さ約65cmのフレームが付いており、魚釣り用のクーラーボックスを運ぶのにも活躍します。ナイロン製のベルトが付属しているので、大きな荷物を背負って移動する際も持ち運びしやすいでしょう。
かさばる荷物を運ぶ人や、体への負担を減らしたい人におすすめです。
フレーム素材 | アルミニウム |
---|---|
背面素材 | 不明 |
耐荷重 | 20kg |
幅 | 約33cm |
奥行 | 約22cm |
高さ | 約65cm |
重量 | 0.87kg |
ウエストベルト付き | 不明 |
キャスター付き | 不明 |
背負子を有効活用するために、注意しておきたいポイントを紹介します。
背負子に荷物を積むときは、重い物から下になるように気を付けましょう。重い荷物を下にすることで重心が安定し、運びやすくなります。また、ショルダーベルトやウエストベルトも、体に合わせて調整することが大切です。
荷物もしっかりと固定しましょう。固定が緩いと歩く振動で揺れてしまい、荷崩れしやすくなります。背負子に備え付けのバンドで足りないときは、アウトドア用の丈夫な紐がおすすめです。
たとえ背負子の耐荷重が60kgであっても、60kgを背負える人はそう多くありません。自分が運べる荷物の重さを把握しておくことも重要です。参考として、厚生労働省の「職場における腰痛予防対策指針」に記載されている、人が運べる重量を見ておきましょう。
18歳以上の男性であれば自分の体重の40%以下、女性なら男性が取り扱える重量のさらに60%程度、とされています。これを超えると、瞬間的には背負うことができても、腰痛を引き起こすことがあるので注意が必要です。
小さなお子さんを連れて、ご家族で登山やキャンプなどのアウトドアレジャーを楽しみたいなら、登山用のベビーキャリアがおすすめです。登山用ベビーキャリアなら、荷物も一緒に入れて運べるのでとっても楽チン。ぜひ、以下の記事も参考にしてくださいね。
1位: かめや釣具|WAVE GEAR アルミキャリーパック|KP-200
2位: 浜田商会|プロマリン|2ウェイキャリー(背負子)|LEH407
3位: レザーマンツールジヤパン|Tatonka|LASTENKRAXE
4位: 大藤つり具|プロトラスト|アルミ背負子|PT-5032
5位: ベルモント|アルミ背負子 ガンメタ|BM-207
ランキングはこちらコンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
各商品の紹介文は、メーカー・ECサイト等の内容を参照しております。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。
家電
パソコン・周辺機器
カメラ
生活雑貨
コスメ・化粧品
ベビー・キッズ・マタニティ
キッチン用品
ドリンク・お酒
アウトドア・キャンプ
インターネット回線
投資・資産運用
ローン・借入
ビューティー・ヘルス
コンタクトレンズ
食品
ファッション
靴・シューズ
腕時計・アクセサリー
インテリア・家具
趣味・ホビー
DIY・工具・エクステリア
スポーツ用品
釣具・釣り用品
ペットフード ・ ペット用品
本・音楽・動画
テレビゲーム・周辺機器
車・バイク
ギフト・プレゼント
住宅設備・リフォーム
スマホ・携帯電話
格安SIM
クレジットカード・キャッシュレス決済
保険
アプリ
旅行・宿泊
サービス
その他