内蔵型ブルーレイドライブのおすすめ人気ランキング【2025年】

まずは、内蔵型ブルーレイドライブが、取り付けたいPCのOSに対応しているかどうかを必ずチェックしましょう。対応していないOSのPCでは、動作させることができません。

とくにMacに対応している商品は限られています。MacのPCは独自の規格・パーツを採用していて、組み換えの自由度が低いのが特徴です。Macを使っているならほぼ外付けしか選択肢がないのでWindowsのデスクトップに増設するというのがほとんどでしょう。

対応している商品数が多いWindowsでも、Windows 8以前のバージョンには対応しているものは少ない傾向にあります。Windowsの場合も、古いPCに取り付ける場合は注意してください。

拡張ドライブベイの大きさや、接続端子の種類によっては、取り付けられない内蔵型ブルーレイドライブもあります。購入後に後悔しないように、事前にPCの状態を確認してしておきましょう。

ブルーレイの種類やDVD・CDなど、どのメディアに対応しているのかの確認も大切です。ほとんどのブルーレイドライブはCDやDVDも読み込めます。さらにBD-RE・BD-R・BD-ROMなどの基本的なブルーレイ規格は、大半の商品が対応済みです。

しかし、Ultra HD Blu-ray・M-DISC・BDXLなど、特殊な規格には対応していないものも多くあります。

Ultra HD Blu-rayは4K画質と技術的な表現の幅が広がっていて、ハイエンドな映像を楽しめる規格です。M-DISCは保存性能に特化した規格で、100年以上のデータ保存が可能。長時間の録画やPCのバックアップなどには、100GB以上の書き込みができるBDXLがおすすめです。

内蔵型ブルーレイドライブは、それぞれ読み取り・書き込み速度に差があります。速度は「倍速」という単位で表され、2～16倍速などが存在しますが最低でも4倍速はほしいところ。4倍速あれば、BD-R1枚分の25GB容量のデータ書き込みが、およそ40分程度で完了します。

高速なものほど短時間で多くのデータを処理でき、作業効率が上がります。長時間の録画など、膨大なサイズのデータを保存する場合に便利です。例えば、16倍速なら、25GB分のデータの書き込みを10分ほどで完了することができます。

ただし、読み書きが高速なものほど価格も高くなります。4倍速と16倍速の商品を比較すると、およそ倍近い価格差がある場合も。どの程度の作業効率が必要なのか考え、適切な読み書き速度の商品を選択しましょう。

ブルーレイドライブは回転機構なので静音設計でもそこまで大きな差があるわけではありませんが、少しでも静かに作業したいのであれば、静音性の高いものを選びましょう。

内蔵型・外付け型に限らず、ブルーレイドライブは基本的に動作音が発生します。頻繁に使う場合やオフィスなどの静かな環境では、静音設計のものを選択するとよいでしょう。静音設計の記載がない場合は、各商品のレビューを参考にしてくださいね。