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無印吉澤

Site Reliability Engineering(SRE)、ソフトウェア開発、クラウドコンピューティングなどについて、吉澤が調べたり試したことを書いていくブログです。

アンドパッド入社後に書いたブログ記事&プレゼン資料まとめ(随時更新)

2023年3月から株式会社アンドパッドに入社して、前職に引き続きSREとして活動しています。アンドパッド入社後は、ANDPAD Tech Blogにブログ記事を書くだけでなく、SREチームの採用や情報発信について考える機会も増えてきました。

このページでは、SRE Lounge/SRE NEXTなどのイベントで初めてお会いした人に向けて、自分のこれまでの活動をご紹介します。

(最終更新日:2025年1月5日)

目次

AWS Security Hub の導入

私が入社した時点では、セキュリティポリシーに反するリソースが作られても、それに気づきにくい状態だったため、AWS Security Hubを日常的に活用できるシステムを構築しました。

2023年9月からこのシステムを運用し、すでに1年以上活用しています。この運用で得られたノウハウを、テックブログや技術イベントで時々発信しています。

システムの詳細

アンドパッドで構築したシステムの詳細を、以下のブログ記事でご紹介しました。Security Hubの基本的な用語についても、この記事で解説しています。

tech.andpad.co.jp

この話を発展させたプロポーザルをCloudNative Days Tokyo 2023に提出したのですが、残念ながら不採択になってしまいました……。

しかし、hsbtさんに色々調整していただいて開催したカヤック・アンドパッド 合同 プロポーザル供養会(2023年12月4日開催)で、その一部を発表することができました。このプレゼンでは、Security Hubの活用が難しい理由と、その解決方法を解説しました。

システムの運用から得られた教訓など

Findy社のオンラインイベント「クラウドセキュリティを再吟味するために〜実例から学ぶ、考慮すべき観点とその対策事例〜」(2024年12月3日開催)にご招待いただき、1年以上Security Hubを運用して得られた教訓をご紹介しました。

また、上記イベントの講演時間は10分と短かったので、時間内に話しきれなかった詳細や、リアルな苦労などを、以下のブログ記事でご紹介しました。

tech.andpad.co.jp

アンチウイルスソフト Antivirus for Amazon S3 の導入

私の入社当時に、アンドパッドで利用していたアンチウイルスソフトには、いろいろな問題が発生していました。そこで、いくつかのOSSや商用製品を比較検討した結果、AWS Marketplace経由で入手できるAntivirus for Amazon S3というソフトを導入しました。

Antivirus for Amazon S3 の紹介

この導入を通して、個人的にAntivirus for Amazon S3はとても良いソフトだと思ったのですが、日本語で書かれた情報はほとんどない状態でした。もっと多くの人にこのソフトを知ってもらいたいと思い、以下の紹介記事を書いたところ、予想以上に注目していただきました(はてブで200 usersを超えたのは久しぶりでした)。

tech.andpad.co.jp

セルフサービス化に向けた取り組み

前述のSecurity Hubも、このAntivirus for Amazon S3も、SREチームだけが抱え込むのではなくて、開発チームがセルフサービスで使える範囲をなるべく広くしようとしています。そのための取り組みについて、SRE Lounge #17(2024年7月2日開催)のスポンサーセッションでご紹介しました。

SRE チームからの情報発信の強化

アンドパッド入社後に色々話を聞いていくと、SREチームは少数精鋭でアンドパッドのマルチプロダクト開発を支えていたものの、行うべきタスクに対してエンジニアが足りていない状況が見えてきました。

幸い、私にはSRE LoungeやSRE NEXTにコアスタッフとして参加してきた経験がありました。そこで、最初は私が活動を主導してやり方を示し、そこから他のメンバーの情報発信を少しずつ増やしてきました。

最近はSREだけではなく、CREなどのxRE/セキュリティチームにもサポートの範囲を広げようとしています。

2023年のイベント

入社後に、SREメンバーの採用を強化するために行ったことや、2023年のイベント参加(SRE NEXT 2023、CloudNative Days Tokyo 2023、プロポーザル供養会)について、以下のブログ記事でご紹介しました。

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SRE Lounge #17

SRE NEXT 2024直前のSRE Lounge #17(2024年7月2日開催)にて、秋葉原のアンドパッド本社の9Fにあるイベントスペース「ANDPADコミュニティ」と懇親会用の飲食物を提供させていただきました。

このSRE Lounge #17は、自分が登壇させてもらえたこともよかったですが、他の発表も面白いものが多かったので、かなり力を入れてイベントレポートを書かせてもらいました。

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SRE NEXT 2024

SRE NEXT 2024(2024年8月3〜4日開催)では、激戦のなか運良くスポンサー抽選(ゴールドスポンサー)に当選し、スポンサーブースで大勢の方と交流できました。

このイベントではアンケート項目を工夫し、「SRE NEXT 2024に参加したエンジニアがいまオススメするソフトウェアやサービス」を後日集計して、以下のブログ記事でご紹介しました。

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また、スポンサーLTの時間には、SREチームマネージャーの角井さんから「アンドパッドのマルチプロダクト戦略を支えるSRE」というタイトルで発表してもらいました。このプレゼン内容のレビューや、イベント後のブログ記事の執筆をサポートしました。

CloudNative Days Winter 2024

CloudNative Days Winter 2024 (CNDW2024)(2024年11月28〜29日開催)では、前年に引き続き、ブーススポンサーとして参加しました。

イベント後には、ブログ記事の執筆に少しでも慣れてもらうために、参加したSRE/CREメンバーにおすすめセッションの紹介記事を書いてもらい、それを私の方で取りまとめました。

tech.andpad.co.jp

また、過去のイベントでの他社の良い取り組みを参考にして、SREとその隣接分野に関わるチーム(CRE/DBRE/セキュリティ/インフラコストマネジメント)の技術トピックを伝えるチラシを配布しました。私はこのチラシの立案と編集を担当しました。上記のブログ記事で、このチラシのデータも公開しています。

チラシがあることで、来場者の方と深い話をできた実感が得られたため、このようなチラシは今後のイベントでも新作を準備したいと考えています。