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またこの恋愛ブログ!?

ナンパ、恋愛工学、村上ガギグゲゴが、日本の恋愛を綴る。

男と女は永遠に分かり合えない。(美女は除く)

先日、女性ブロガーの書いた恋愛工学ディスりエントリを発端にして、Twitterでナンパ師プレイヤー連合と女性アカウントたちとの間で小規模な戦闘が発生した。


恋愛工学が謎タームばかりでめっちゃキモ面白い件 - 青柳美帆子のまと

 

この女性ブロガーは恋愛工学用語のセンスの無さをとっかかりにして恋愛工学プレイヤーを面白おかしくディスっている。むろん彼女が文学的素養が無く、恋愛工学用語のおかしみを理解出来ていないだけのことなのだが。週刊金融日記を購読してる読者は、藤沢数希所長がどれだけ恋愛工学用語にこだわっているかは分かるはずだ。

このような女性がナンパを行う男性をディスるという行為はTwitterをしているとあちこちに散見され、なんら珍しいものではない。問題はこの記事がある程度バズってしまったことだ。この突然の攻撃は恋愛工学を学ぶプレイヤーやナンパ師のプライドを傷つけた。そして彼女のエントリがバズってすぐ、彼女に対して説得や報復を行うナンパアカウントがいくつも現れた。まるで突然9.11テロを受けたアメリカ人がアルカイダに対して武力行使を徹底したのと同じように。

だが、筆者は恋愛工学を学ぶ男性やナンパ師にこう言いたい。彼女を相手にするべきではないと。

前提として筆者は恋愛工学は人類史に残る偉大な発明だと考えている。これは大げさに言っているわけではない。事実、哲学や心理学などのチンケな学問と並べるとどちらが人間一人当たりに与える影響度が大きいかよくわかる。哲学で人生は変わらないが恋愛工学で人生は大きく変わるのだ。これは恋愛工学の学問としてのジャンルを考えてみると当然の事だとよくわかる。恋愛工学の一番のベースとなっている学問は進化生物学である。つまり恋愛工学は自然科学であり、神が作った世界に切り込んでいく本物の学問なのだ。人文科学、社会科学というふわふわとした偽学問にカテゴライズされるべき学問ではない。これには藤沢数希所長も同意見だろう。恋愛工学を恋愛社会学ではなく、恋愛心理学でもなく「恋愛工学」と名付けたことからも推察出来る。いうまでもなく工学は広義での自然科学だ。

因みに、冒頭のエントリが指摘するように、藤沢数希所長及び恋愛工学がPUAセオリーや竹内久美子女史をはじめとした進化生物学研究者から影響を受けている事はおそらく間違いない。しかし、「巨人の肩に乗る」という言葉があるように、学問とは常に過去の研究をベースにした積み重ねである。例えば、恋愛工学の最も重要な論文のひとつである「Good Dad or Good Gene仮説」はおそらく竹内久美子女史の本やその元となった論文をベースにしたものだろうが、それらよりはるかに洗練されており実践的だ。また筆者の知る限りでは「モテスパイラル仮説」は後に藤沢所長の手により発掘され、この仮説を補強することになる例のグッピー論文の研究結果の微妙な一致を除けば世界初の革新的な仮説なのではないかと思う。このように恋愛工学の学問としての新規性はいくらでもあるのだ。さらに身もふたもない事を言ってしまえば、ビジネスの世界は勝ったもん勝ちだ。多くの人間は学問の世界ではなくビジネスの世界に生きているのだ。

さて、恋愛工学を学ぶ事は女性にも有利だが、最も有利なのはやはり男性だろう。これまでの恋愛コラムニスト(主に女性)が書くプロパガンダが含まれたチンケな恋愛学を全て過去にしてしまうのが恋愛工学だ。このような偉大なテクノロジーが開発されてしまっては、面白くないと思う人間も少なくないはずだ。恋愛工学の基本セオリーは非常にシンプルでありながらパワフルなので非科学的な恋愛コラムニストのプロパガンダが入り込む余地がないのだ。女性や恋愛ネタを飯のタネにしている同業者が恋愛工学や恋愛工学を学ぶプレイヤーに対して嫌悪感を示すのも無理は無い。

逆の立場になって考えてみれば彼女たちの気持ちがさらによくわかる。女性がこんな会話を繰り広げていたとしたとしよう。

女性A「(LINEの文章を友人に見せながら)こいつキモくない?またハワイ誘われたんだけど。しつこいっつーの。」

女性B「でもお金持ちなんでしょ?」

女性A「でもマジでキモい。生理的に無理って感じ。ハワイなんか行ったら犯されちゃうよ」

女性B「じゃあ、銀座でデートしてバッグとか買ってもらったら?」

女性A「それじゃ私悪い女じゃん(笑)でもそっちの方がお互い良いのかもね。早速連絡してみる……、早っ!もう返事来たしwwwこいつマジキモいwww」

筆者がよく遭遇する女子会のワンシーンだ。このようなシーンに遭遇するたびに筆者はどうしようもない義憤に駆られる。それは子どもの頃にある自然のワンシーンを見たときに感じた気持ちと良く似ていた。クモの巣にかかってしまい身動きが取れない蝶にいまにも食らいつこうとしているクモのシーンだ。強者が弱者を一方的に搾取する残酷なシーンだ。

この様に自分とは違う性の人間が自分と同じ性の人間をどうにかして搾取してやろうと奸計を巡らせているという現実は恐ろしいものだ。恋愛工学を学んだり、ナンパをしている男性を糾弾したくなる女性の気持ちも少しは分かるだろう。我々はもとより分かり合えないのだ。

だから、恋愛工学を学んでいるプレイヤーやナンパ師をディスっている女性を見て、彼女たちに反論したくなったときには所長の提唱する恋愛工学のルールを思い出してほしい。「恋愛工学は〇〇に〇してはならない。」

最後に、身も蓋もない事をいってしまえば、このブロガー(https://twitter.com/ao8l22)はキモヲタだし、彼女を援護している女性A(椎名 (@shiina_rat) | Twitter)は無職で寂しいからネズミ(……ネズミ!?)を家で飼ってしまう女子だ、顔もあまり可愛くない(と筆者は思う)。女性B(チワワ先輩 (@chiwawanko21) | Twitter)はよくわからないが似た様なものだろう。こちらの東京姉妹は(東京姉妹 (@tokyosisters69) | Twitter)は写メ減点法によれば中の下の女らしい。この作家(二村ヒトシ (@nimurahitoshi) | Twitter)は最近恋愛本をいくつか出版している。一冊読んでみたが恋愛工学に比べると妄想のひとことで片付けられる程度の駄作だ。藤沢数希所長は恋愛工学でおそらく億に近い年収を毎年手にしているが、おそらくこの男は1000万円にも到達していないだろう。

この様に筆者は彼女たちは女性としてはあまり相手にしたいとは思わないのだが、読者のみなさんはどうだろう。このような女性に時間を使って論理で説き伏せる必要があるのだろうか。それよりも筆者のようにもっと単純なストレス解消の相手として扱ったほうが良いのではないか。

恋愛工学が広まるにつれて、このような抵抗勢力はいくらでも現れるだろう。しかし、彼女たちとは到底わかりあえないのだ。ISISと資本主義先進国が分かり合えないのと同じように。そして、そう遠くないうちに大多数の女性と非モテ連合という悪の帝国が僕たちの存在に気づき大きな攻撃をしかけてくるだろう。映画ロード・オブ・ザ・リングで悪の帝王サウロンが主人公一行の存在に気づき醜悪な悪の軍団を使役したのと同じように。

そのとき僕たちがするべき事は映画スター・ウォーズジェダイのように決死の覚悟で悪の帝国と戦う事ではない。ただ愚直にまっすぐな気持ちで、分かり合える美女(ひと)を愛するだけだ。

 

 

村上ガギグゲゴ