「悲観は気分、楽観は意志によるもの」
大学生の頃に出会ったアランの言葉です。
かなりの衝撃だったのを覚えています。
『あなた次第でこの世界は素晴らしい場所になる』を読みました。
なんか、アランと通じるものがあると感じました。
「解釈ひとつで、世界は素晴らしいものになる」
これがこの本のコンセプト。
「どう認識するかで、現実の見え方がまったく変わります。あなたの「認識」こそあなたの「世界」そのものです。」(p.341)
「本来、世界は、中立で、真っ白なキャンバスとして存在しています。それを面白くするのは、あなたの「見方」なんです。」(p.12)
しかし、そうは言われてもねぇ〜
・・・なんて思っちゃうかもしれませんが、これはそんなにはずれてはいないかもしれませんよ。
いやいや、かなり当たってるかもです。
私たちって過ぎ去った過去を悔やんで、未来を心配している。
そんな生き物のような気がするときがあります。
何やってるんだ自分!!
この本には、「こんなときはこう解釈するという「ものの見方」や、どこにフォーカスすると人生がもっと面白くなるか、その視点の持ち方」(p.13)が書かれています。
しかも、それが「日常によくあるシーンに落とし込んで、70個(p.13)」も。
モノの見方って、そんなに簡単に変えられる?って、疑いの眼差しになっちゃうかもですが、
楽観は意思によるもの、なのですよ。
だから、こういうものの見方を身につけるのは、とても大事なことだと思います。
クヨクヨと起きてしまったことを後悔して落ち込むことが多かった昔の自分を、
ちょっとでも変えることができたのは、アランのおかげ。
この本を読んで、今改めてそう感じました。