朝目が覚めて一番に窓の外をのぞく。
予報通り、積もってる!
日の出を待って、裏の畑へ。
畑に出た一番の理由は、、、
冷たい雪をかき分けて、大根葉の根元をしっかりと握り、まっ直ぐに引き抜く。
その辺の雪を握りこんで、大根についた土を拭い落す。
手がかじかんでじんじんしてくる。
バリバリに凍った大根葉。
土から出ていた大根の表面はガサガサだけれど、土の中の大根は瑞々しい。
雪をかぶったお野菜は、甘みがぐんと増すらしい。
今晩は、甘み増し増しの大根をお出汁で炊いて、はふはふ言いながら食べるのだ。
歩くたびに、ざくざく、ぎゅっぎゅと主張した積雪は、日中の陽射しでほとんどが消えてしまった。
滅多にない積雪。
少しの積雪で大騒ぎ。
おまつりみたいな、そんな一日。