今年ももう残りわずか。
あっという間すぎて実感がわきませんが
2024年の日記を読み返していると、本当にいろいろなことがありました。
楽しい思い出、心から感動したこと、大切な人たちと一緒に笑い合えた幸せ・・・
温かい思い出に溢れています。
一方で、初のコロナ感染、初の(小さい)手術、十数年ぶりのインフルエンザなど、
ちょっと大変だったこともありました。
でも、そんな時も、いつも傍で心配してくれたり、励ましてくれた
家族の優しさと愛情が、とても嬉しかったです。
元旦の能登半島地震から始まった2024年。
いまもなお、辛い生活を強いられている方々がたくさんいらっしゃいます。
新しい気持ちで、この一年の希望を胸に新年を過ごしていた方々が
一瞬で大切なものを奪われた大災害。
災害の恐ろしさ、生のはかなさと尊さ、
無事に、健康でこの一日を、この一年を過ごせるということが
どれだけ尊いかということを痛感しました。
被災者の方々がもうこれ以上、苦しむことがないように
復興を心からお祈りいたします。
ニュースや読んだ本から、
今年は「生」と「死」について考えることが多かったように思います。
わたしたちは、「生かされているんだ」ということ。
私は、宗教を信じていませんが、人間の存在を大きく超越した
「大きな存在」というものは、あると思っています。
それは「運命」と言ってもいいかもしれません。
どんなに気を付けていても病気や事故で死ぬこともあれば
九死に一生を得るような災難に遭っても、生き残る人もいる。
本当に不思議だと思うけれど、無力でちっぽけな人間にはわからない
もっと大きな力で、私達は「生かされている」のだ、と思います。
この限りある人生の中で、与えられた時間を使って、
私は、何ができるのかな?どう生きればいいのかな?
これからしたいことは?と、自問自答することも多かったです。
メメント・モリ(死を想え)。
死を考えることで、いまを生きる自分の「生」の在り方を
考え直すこともできると思います。
今年も、不平不満をたくさん言いました。
愚痴を並べました。
でも、そんなこの一日を生きたかった人たちがたくさんいる。
忘れてしまいがちだけれど、いつも心に留めておきたいと思います。
最近出会った「生」と「死」を考えさせられた本・漫画
「ゲゲゲの鬼太郎」で有名な水木しげるの自伝漫画です。戦時中、激戦地ラバウルへ送られ、隊員は水木さん以外全員玉砕。水木さんも左腕を失いますが、生きて帰国します。不思議で、ちょっと怖いエピソードが面白おかしく描かれ、ページをめくる手が止まりません!
高校の体育の教師だった星野富弘さんは、器械体操の指導中の事故で手足の自由を失います。2024年、78歳で亡くなるまでの54年間、口にペンをくわえ、花々の絵と詩を描き続けました。私は中学時代から、星野さんの作品が大好きですが、改めてエッセイを読むと、「生きる」ということの美しさ、尊さに心を打たれます。
この「Miyukeyの気まぐれブログ」を始めて、
なんと5年が経ちました。
そして、10月の「世界中の凧が集結☆凧博物館で平和を祈る(愛媛県五十崎) - Miyukeyの気まぐれブログ」の記事をもって、
200記事に到達しました。
5年間。
いろいろなことがありました。
ブログを始めてまもなくコロナ禍になり、
不要不急の外出を禁じられる閉塞感と不安の中で
埼玉のマンションの一室で、このブログを書いていたのを思い出します。
それから、日本語教師の仕事を再開したり、愛媛県へ引っ越したり・・・
たくさんの美術作品や訪れた場所、本、映画、ふと目にした言葉から
心を揺さぶられ、深く感動したこと。
今まで綴ってきた、決して多くはない200の記事の中には
私の「感動」や「かけがえのない思い出」が、ぎっしりと詰まっています。
飽きっぽい私が、こんなに長くブログを続けられたのも、
コメントやはてなスター、ブックマークをくださるブログ友の皆さま
読者登録をしてくださっている皆さま、
何より、いま、この記事を読んでくださっているあなたのおかげです。
本当にありがとうございます。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
200記事!というと、大きな節目に思えますが、
5年で200記事というと、やっぱり少ないなぁと感じます。
でも、私らしいなぁとも思います。
マイペースでの~んびりした私らしさが出ているなぁと。
ブログというものは、その人の人となりが現れるものだと思います。
一度も会ったことがないのに、顔も知らないのに、
ブログを読ませて頂いていると、その人と話をしているかのように
身近に感じられる・・・その人の雰囲気や話し方までも
なんとなく見えてくるような、そんな気がすることがあります。
ブログを通して、人と人が繋がり合える。
住む場所も、年代も性別も仕事も違っていても
このブログを読んでくださっているあなたと、いま、
繋がることができているということ。
それは、本当に素敵なことだと思います。
最近は、めっきり更新頻度が少なくなってしまいましたが
それでも、これからも少しずつでも、私らしく、のんびりと
感動したこと、幸せを感じたこと、ワクワクドキドキの
「Key」を書き続けていけたら嬉しいです。
そして、もしもこのページを読んでくださっているあなたに、
私の見つけた「Key」の輝きが、少しでも伝われば、
こんなに素敵なことはありません。
2024年も、まもなく終わり、
また新しい年がやってきます。
来年はどんな年になるでしょうか?
どんな年にしたいですか?
来年の今ごろは、どんな自分になっていたいですか?
どうか平穏な一年でありますように。
そして、皆さまの毎日が、幸せに満ちた輝くものでありますように。
心からお祈り申し上げます。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
☆この記事で使用した写真は全てフリー素材Pixabayからお借りしました。
<過去記事紹介>
今週のお題「2024こんな年だった・2025こんな年にしたい」