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卒業生・学生の声

Voices of graduates

三木正美さん

三木正美さん
三木正美さん
消化器(肝胆膵)内科医師

※掲載当時の経歴です

医師からMBAへ。臨床での問題解決のために新たな挑戦

Q:MBAに興味を持ったきっかけは何ですか?
大学卒業後は臨床、研究と医学にどっぷりと浸かる生活で、社会全般に関する教養の不足は常々自覚していました。そして、医学以外の分野にも目を向ける余裕が出た時期に、日々の臨床での問題点の解決には社会課題に取り組む会社経営のシステムの学びがヒントになるのではないかという考えに至りました。また、他業種の方の考えに触れることの必要性も感じて、MBAプログラムに興味を持ちました。



Q:ウェールズ大学トリニティセントデイビッド(UWTSD)を選んだ理由は
医師としてのキャリアを中断することなく、週末を使って、しかもオンラインで全国の生徒の皆さんとともに学習できる環境がこの学校を選択する後押しになりました。これは、コロナ禍の恩恵ともいえるかもしれません。福岡にいながら、東京の他業種の方々と同じ方向を目指して学習できたのは非常に貴重な経験でした。



Q:勉強が大変だった時にどうやって乗り越えられましたか?
それぞれの分野ごとに印象深い場面はたくさんあります。これまで触れたことのない、会計やファイナンスの知識に触れることができたのは非常に新鮮でした。授業以外でも、各分野に詳しい仲間とそうでない仲間の両者が参加する自発的な勉強会はこの年齢で未知の知識を理解するにあたり、大きな支えとなりました。また、ヒューマンリソースではいかにしたら組織・集団が同じ方向を向かって目的を達成できるかなど、講義で教わった論理・事例に基づいた生徒同士のディスカッションに多くの時間が割かれました。このようなスタイルの授業は自身の内面まで振り返ることができる時間でした。そして、経営戦略では、過去の事例を学ぶことで、同じ事象に対してもこれまでより広い視野で向き合えるようになったと感じています。


このプログラムを卒業して、経営学は、企業経営を成功させるということが目的でありながらも、「組織・社会、そして、となりの人と自分の毎日をもっとよくする」という人間の生活の基本的目標の上に成り立っているということを実感しました。MBAプログラムでの学習はこれからの日々を生きていく大きな糧となったと感じています。




2024年6月