文化財・百段階段にちいさな世界が広がる!「ミニチュア×百段階段~文化財に広がるちいさな世界~」開催
東京・目黒区の「ホテル雅叙園東京」で、館内に有する東京都指定有形文化財「百段階段」にて、「ミニチュア×百段階段~文化財に広がるちいさな世界~」が開催されます。
現実で見慣れたものが、見慣れないサイズ感で出現することの面白さや、顔を近づけて観察したくなるほどの再現性など、ミニチュアには、時代や国を越えて人々を引き付ける魅力があります。
本展では、東京都指定有形文化財「百段階段」の7つの部屋を舞台に、さまざまなジャンルや技術、感性によってつくり出される“ちいさな世界”を展開。
さまざまなジャンルと感性の共演
食卓を彩るご馳走や食器、美しい花々、いきもの、街の景色を凝縮したジオラマなど多彩なジャンルの作品が集結。展示会場ごとにテーマを設け、奥深いミニチュアの世界を観覧できます。中には精巧な家屋や100年以上の歴史あるドールハウスも。さまざまな作り手の感性が融合した、ここでしか味わうことのできない景色を堪能しましょう。
日本古来のちいさな世界、お雛さまを愛でる
ちいさなものを愛でる「ひゐなまつり」を起源とするお雛さま。指先に載るほどの極めてちいさな雛人形や、豪華な雛道具をはじめ、子孫繁栄を願う犬筥、夫婦和合を祈る貝合わせ、ギヤマンなど、江戸期の逸品を有する雛道具研究家 川内 由美子氏のコレクションが静水の間に広がります。
足を踏み入れた瞬間、自分がミニチュア化
ジャイアントフラワーアーティストMEGUによる空間装飾「Alice in “Wa”nderland」が展示のクライマックスに登場。自分自身がミニチュアになったかのような錯覚を引き起こす、巨大な花々が部屋いっぱいに咲き誇ります。身長より大きな花を見上げる不思議な景色は、おとぎばなしの世界に入り込んだような感覚です。
ジオラマでつくられた日本の風景、手のひらに収まるほどのご馳走、極小のお雛さまなど、文化財建築の中にもひとつの“ちいさな日本”が広がります。
「ミニチュア×百段階段 ~文化財に広がるちいさな世界~」は2025年1月18日(土)~3月9日(日)の期間、ホテル雅叙園東京で開催されます。
オンライン限定入場券や公式オンラインチケット前売券購入特典なども用意されているので、そちらもあわせて是非チェックしてみてください。