2025年大河ドラマ『べらぼう』主人公・蔦屋重三郎の哀愁を表現した線香「大河線香 蔦重 江戸浮世の香り」発売
2025年のNHK大河ドラマは、江戸時代に喜多川歌麿、葛飾北斎などを見出し世に送り出した版元・蔦屋重三郎(つたや じゅうざぶろう)の生涯を描く『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』が決定していますが、ローソク・線香の製造販売を手掛けるカメヤマより、「大河線香 蔦重 江戸浮世の香り」が発売。
大河ドラマ「べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~」のロゴライセンス商品となる本商品は、江戸の異空間「吉原」で育ち、時代の寵児として名を残した蔦重の勢いと哀愁をムスクとローズウッドの奥深い甘さとスモーキーさで表現したお線香です。
上質な香料が通常の約2倍も入っているので、リッチなお香のような香りがしっかり広がります。
そして、パッケージにもこだわりが。蔦重がプロデュースした作品の多くに使用されていた、雲母(うんも)の粉を用いて背景を一色で塗りつぶし、人物を際立たせる技法「雲母摺(きらずり)」。岩絵具に細かく砕いた雲母を入れるとキラキラした表情が出るのを利用し、浮世絵に多く使われていた技法。これを、現代の印刷技術により再現しています。光の加減によって変わる「写楽」の表情が楽しめるでしょう。
パッケージの身箱には、江戸紫を採用。江戸紫とは、京の赤みがかった紫に対して青みがかった紫のことで、江戸時代に武蔵野に自生するムラサキソウを使って染め付けられた色が「江戸紫」と呼ばれています。江戸らしさを表現するために、身箱の色を江戸紫にし、さらに線香の色も同じく江戸紫に。
「大河線香 蔦重 江戸浮世の香り」は、12月2日(月)より全国で発売中です。価格は約90g 1,000円(税別)です。