『影霧街』『老人と孫』の大瀬戸陸、過去最大の問題作!! 親から苛烈な虐待を受けるメシアちゃんと、その母親のセフレの青年の交流録。
【第5回トーチ漫画賞〈大賞〉受賞作】エアコン組立工場で働く川上綾は、小説家志望。 繰り返される単調な日々の中、月に一度、文芸サークルの集いを楽しみにしている。 しかしある事態をきっかけに、信じていた日常は崩壊する。 「”創作”なんかから卒業するきっかけを 本当はいつも探していたんだ」 逃れられない創作の呪縛、 この苦しみが誰かの喜びに変わる時まで――。
魔王ヴェルガーは、勇者カレンとの戦いの果てに壮絶な最期を迎えた。「生まれ変わっても必ずカレンを殺しに行く」との遺言を遺した魔王だったが、後にその言葉の通り生まれ変わりを果たす。彼の屈辱的な新しい人生とは―
周りの空気を読んでしまう優花は、ある日トラブルに巻き込まれてしまう。通りかかった同級生・光希が助けてくれたけど、彼はなぜか優花にも怒ってきて、印象サイアク!! ――のはずなのに、彼から目がそらせなくて!?
エロ・暴力が容赦なく描かれていることもあり、読了後は絶望感と虚しさに包まれました… 架空でも現実でも、アウトローな毒親は登場しますよね。 メシアちゃんが唯一の一服の清涼剤になってました…それなのに… ハードでシビアなショート・ストーリーでした。