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あらすじ

ある日、藤本のもとに突然見知らぬ男から電話がかかってきた。ラーメン店を経営しているものの、最近客足が思わしくないという小畑と名乗る男は、友人のナルトから藤本を紹介されたと言う。だが、当惑した藤本がナルトへの事実確認を申し出たところ、電話は不自然に切られてしまい…。
ラーメン発見伝 1巻

一億人の国民食、ラーメン!百戦錬磨のプロたちが鎬を削る世界に、ラーメン好きの普通の(?)サラリーマン・藤本が挑む!!上司の栄転祝いのため、評判のラーメン店「高津家」を訪れた藤本。ところが、出されたラーメンを一口食べた彼は、「まずいッ!!」と大声で叫ぶ。当然、店の主人に目を付けられてしまうが、藤本は謝るどころか、自分ならもっと美味いラーメンを作ることができる、と豪語し……!?

ラーメン発見伝 2巻

藤本の屋台を訪れた芹沢は、彼の作るラーメンを試食し、「プロとしてはきつい」と酷評を下す。怒る藤本に、芹沢は塩ラーメンでの勝負を提案。腹を立てた藤本は、素材を厳選し、万全の態勢でラーメン勝負に臨む。ところが、彼のラーメンには重大な弱点が隠されていた!!

ラーメン発見伝 3巻

味噌ラーメン研究のため、札幌支社に出張することになった藤本と佐倉。ところが、大はしゃぎの佐倉に対し、藤本はなぜか浮かない顔。札幌に到着したふたりは、早速本場の味を食べ歩くが、どの店も印象に残らない。その様子を見た案内役の札幌支社・沢井は、ふたりを旭川醤油ラーメンの店に連れて行き……!?

ラーメン発見伝 4巻

知り合いのラーメン評論家・有栖涼が推薦する『大野屋』を訪れた藤本と佐倉。ラーメンの味は評判通りだったが、突然、店にいた客のひとりが怒り出した。この店は、人気店『らあめん清流房』の完全なパクリだというのだ。藤本は冷静に反論するが、彼は怒って店を出て行く。後日、その客は自分のホームページで『大野屋』を批判し始めて…!?

ラーメン発見伝 5巻

藤本の会社が運営する「自然食レストラン・大地」のメニュー開発が進み、残すは塩ラーメンのみとなった。醤油ラーメンを作った時と同様に、新メニューは藤本と『らあめん清流房』芹沢のコンペで競われることに。打ち合わせの当日、「大地」の一号店で塩ラーメン・コンペ説明を聞く藤本と芹沢。だが、調理場の都合により、塩ラーメンのスープは他のラーメンのスープをブレンドして作らなければならない。それを聞いた藤本は驚いて…。

ラーメン発見伝 6巻

ある日、藤本と佐倉は、トンコツ醤油ラーメンの繁盛店『どんたく亭』の店主に相談を持ちかけられた。事情を聞くと、店が紹介された情報番組を見た父親が「修業をやり直せ」と怒っているらしいのだが、その理由がサッパリ分からないというのだ。困り果てている店主とともに、その原因を突きとめるため、藤本たちもその番組を見てみるが…!?

ラーメン発見伝(7)

藤本が勤めるダイユウ商事で、ラーメン・チェーンを立ち上げることになった。藤本はリサーチのためのサテライト店の運営を任され、さっそくテナントを見に出かける。店は好立地だったが、なんとすぐそばには宿敵・芹沢の手掛けるラーメン店があって…!?

ラーメン発見伝(8)

藤本・佐倉の“ラーメン・コンビ”の噂を聞き付けた経理部長が、馴染みのラーメン店の相談に乗ってほしいと協力を求めてきた。だが、些細な事で佐倉とケンカ中の藤本は、「佐倉サンさえいれば大丈夫」と知らん顔。問題のラーメン店『喜久信』を訪れた佐倉は、売り上げが伸びるようアドバイスを与えるが…。

ラーメン発見伝(9)

行列のできる有名店となった「ラーメンこいけ」。だが、皮肉にもその行列のせいで閉店を強いられようとしていた。一体、その理由とは?そして、藤本たちは小池のために他店の対策を聞いて回るが…。

ラーメン発見伝(10)

『ラーメン・マニア・キング』で見事一回戦をクリアした藤本だが、繁盛ラーメン店の店主・千葉に「オマエらみたいなラーメンマニアがラーメン業界をダメにする」と挑発され、マニアの意地を見せるとタンカを切ってしまう。後日、屋台を出していた藤本のもとへ大会一回戦で知り合った響子が訪ねてきて…!?

ラーメン発見伝(11)

藤本と佐倉の外回り中の楽しみといえば、やっぱりラーメン店を食べ歩きすること。だがこの日は、チェーン店の『楽麺亭』しか見当たらず、仕方なく二人はそこで食べることに。ところが店の中では『楽麺フーズ』社長と、その娘婿でオーナー店長の亮次が激しく言い争っていた!いったい、そのケンカの原因とは…!?

ラーメン発見伝(12)

神麺亭店主・千葉が突然、藤本の屋台を訪れてきた。以前『ラーメン・マニア・キング』で藤本に敗れている千葉は、「オマエが作る側の人間だと知っていたら、こっちの出方も違っていた」と、自分が出る料理番組の対戦相手に指名してくる。屋台商売を会社に隠している藤本は、やむなく覆面姿で出場することに…。

ラーメン発見伝(13)

最近ラーメン界で、ゆで上がった麺の湯切りをハデなパフォーマンスで行う店が急増中。何にでもかぶれやすい『花輪亭』の店主・片山がそれにハマってしまい、藤本と佐倉の前で“ビクトリー湯切り”や“トルネード湯切り”などの技を披露するが、どれもお寒いものばかり。しかも、肝心の味まで落ちているようで…!?

ラーメン発見伝(14)

会社帰りの藤本たち三人は、葉月の大学時代の知り合い・野村とバッタリ遭遇。脱サラしてラーメン店を開業した野村は、ぜひ自分のラーメンを食べて欲しいと三人を誘う。野村自信のラーメンは、味は悪くないものの、スープがぬるい。味こだわるがゆえの温度だというが、そのせいで客も入らないらしく…。

ラーメン発見伝(15)

営業の帰り道、10年前に一度行ったラーメン屋「うさぎ亭」へ佐倉を誘った藤本。久しぶりに訪れた店は洒落た雰囲気に改装されていたが、味の方は以前と変わらない美味しさで、二人は大満足。だが、父親が死んで跡を継いだ新店主の朋枝は、常連客に味が落ちたと言われ、悩んでいるらしい。相談を受けた藤本は…。

ラーメン発見伝(16)

ある日、藤本が「らーめん厨房どきゅん」のオーナー・武田とキャバクラに出かけると、新人キャバ嬢の由宇が、昼間「どきゅん」で働かせて欲しいと頼み込んできた。由宇の美貌と熱意に武田はあっさり了承するが、その後、武田が彼女に店番を任せると、その時間の売り上げが落ち込んでしまい…。

ラーメン発見伝(17)

ある日、藤本は上司の葉月から、親友・美雪のことで相談に乗ってほしいと頼まれた。それは美雪の嫁ぎ先の老舗繁盛店「雷々軒」が、先代である義父の死後、赤字続きになっているということ。今は長年勤める従業員に任せっきりという話を聞き、藤本はさっそく店に出かけてみるが…。

ラーメン発見伝(18)

沖縄出張中に、会社に無断で篠崎とラーメン対決をしたことで、上司の葉月から大目玉を食らった藤本と佐倉。なんとかその場は取り繕うが、代わりに喧嘩ばかりしている新入社員2人の仲裁役を命じられるはめに。体育会系と文化系で全くウマが合わないこの2人、どうやら「ラーメン」が原因でもめているらしく…。

ラーメン発見伝(19)

ある日、藤本のもとに突然見知らぬ男から電話がかかってきた。ラーメン店を経営しているものの、最近客足が思わしくないという小畑と名乗る男は、友人のナルトから藤本を紹介されたと言う。だが、当惑した藤本がナルトへの事実確認を申し出たところ、電話は不自然に切られてしまい…。

ラーメン発見伝(20)

いつものように、外回りの途中でまだ見ぬラーメン屋へ立ち寄った藤本と佐倉。そこで彼らは、以前スープを巡って藤本と対立した『麺屋かみしろ』の神代が、店主ともめているのを目撃する。藤本たちに気付いた神代は店を後にするが、一方の店主はラーメンを作り終えると、急に倒れてしまい…?

ラーメン発見伝(21)

藤本の活躍もあり、順調な賑わいをみせる「拉麺タイムトンネル」。だがある日、メニュー・アドバイザー的な立場を担っていた芹沢が、突然その任を降りたいと申し出た。優秀なブレーンを失うこととなる藤本たちは退任の理由を尋ねるが、芹沢は不気味な予言を残して立ち去ってしまう…。

ラーメン発見伝(22)

「六麺亭」との全面対抗戦第1戦に敗れ、客足が一気に遠のいてしまった「拉麺タイムトンネル」。敗北の責任を感じた藤本と佐倉は、次の第2戦で勝つための作戦を練るべく、「六麺亭」を偵察に訪れる。そこで彼らは、偶然同じ目的でやって来ていた「みそ吹雪」の店主・西方と出くわして…。

ラーメン発見伝(23)

毎度“普通じゃない”相談事で藤本を困らせる花輪亭の片山から、めずらしくスープの食材に関する“普通の”相談を受け、手伝いに来た藤本と佐倉。だがそこへ、花輪亭のアルバイト・本田が金髪ロン毛にヒゲ、鼻ピアスという派手な格好で出勤して来たことから、片山がヒートアップし始めて…。

ラーメン発見伝(24)

六麺亭との全面対抗戦第4戦が近づくなか、めずらしく、後輩のマキとふたりで飲みに行った藤本。藤本に少し気のあるマキから、「佐倉とつき合っているのか?」と直球を投げかけられ、大いに狼狽しているところへ偶然、拉麺タイムトンネルの「豚こつ食堂」店主・権藤が現れて…。

ラーメン発見伝(25)

「拉麺タイムトンネル」vs.「六麺帝」の対決は、現在2勝2敗のイーブン。次なる対決は、豚骨醤油ラーメンの「にぎやかラーメン」と、つけ麺の老舗「東西軒」に決まり、早速対決テーマを決めるミーティングが開かれる。だがその席上、「東西軒」店主の藪下は、「にぎやかラーメン」店主の町口にさんざん悪態をついて…。

ラーメン発見伝(26)

「六麺帝」との対抗戦・最終ラウンドで、負傷した「麺屋草枕」阿部の代打として、芹沢との勝負に挑むことを決意した藤本。迎えた会合で審査員・有栖の口から出されたテーマは、「ラーメン百周年に相応しい進化系醤油ラーメン」。これまでの修業の集大成と意気込む藤本は…。