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「大阪一の金融屋になる!」勤め先が倒産し失業した灰原達之は、金融業を天職と決め金融会社「帝国金融」の営業マンとして働くことに。しかし、それは甘い仕事ではなく、灰原は借金を肩代わりしてソープ嬢になった女、詐欺に手を出した男、闇金業者との対決など、金にまつわる様々な人間ドラマや裏社会の事情に直面していく……。商都・大阪を舞台に繰り広げられるナニワ金融マンガ、開幕!<目 次>1発目 会社が倒産してもうた2発目 払わん方が悪いんじゃ!3発目 カモが荷物まとめて夜逃げした!4発目 たとえ逃げてもカモはカモや!5発目 金さえ払ろたら文句ないわい!6発目 最後に一発、かましたろ!7発目 ババ掴まされてしもたがな!8発目 金融屋が泣き寝入りすると思うなよ!9発目 追い詰めたぞ!!10発目 ナニワの借金返済法!
連載開始直後から結構話題になりましたね。
街金を通して日本経済までわかる、とか評価されたり。
>>鬱々とした気分になるお話ばかりなのに、コミカルで淡々としていて、どこか感情の読めない絵柄もまた魅力的。灰原の優しいんだか冷たいんだか食えない人間性と絵柄がぴったり合っている!!
まさにその通りでした。
絵は上手いとは言いがたいが恐ろしいほどに描き込んでいるし。
その描き込む方向とか対象とかが独特だし。
なんでそこを細かく描き込むの?みたいな。
青木先生が亡くなられたあとに青木プロの作品だったり、
似たような芸風を狙ったであろう漫画もいくつか出ていますが、
いずれもなんだか話の内容も絵も薄っぺらい。
そういうのを読むたびに青木先生がいかに凄かったか
再認識させられます。
ドラマ版も良かったですね。
キャスティングもお見事だったし、
ウルフルズの曲なんか、この曲をテーマ曲にしなくてどうする、
というレベルに嵌っていましたし(笑)。