タイトル(の前半)が釣りだとか、そういうお叱りは聞く耳持たんよ。だって俺は何度もこの話をしているし、ぶっちゃけヒラリーとかバイデンとかへちまとかより、ずっとこっちの方に興味を持って論じてたんだから。
その、「世論調査」リベンジマッチ、再び沈む・・・・・・・・・・
最終的にトランプは負けるかもしれないけど(べき論、希望論ならそうあることをやはり望む)、こんな接戦になった時点で、世論調査と統計は敗北です。郵便投票が?レッドミラージュが? ならば、それを勘案して「事前」に、述べておくれよ。定量的に。
そして、こういうことでよかろうか。
最終的な、両候補の勝ち負けではない。
「世論調査において、隠れトランプはあり/なし」という議論、すなわち学問的な論争において「あり」ということでよろしいか????
いや、この結果ではまだわからない、微妙だというところで微妙な結果が出た、すなわち正しかった、のかもしれない。
そういう詳報がくるまで執行は延期されるのも合理的であろう。
ただ、今の状況的には「かくれトランプってやっぱりいたんだね」「世論調査、当てられなかったね」というのを、デフォルトな仮説としておいてよさそうだ。
そのうえで、反論者は「いや今回も世論調査は正しかったんだよ」「隠れトランプは”一見そうみえるけど”やっぱりいなかったんだよ」と、異議申し立てをする側…といってよろしいんじゃないでしょうか。
と、このテーマの記事が早くも出ていた。
www.nikkei.com
追記
約2カ月後の12月30日、全体的な結果をまとめたこのような記事が「毎日新聞」に出た。
m-dojo.hatenadiary.com
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