[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

百田尚樹も一緒に! さくら夫人がたかじんの遺産寄付先に放棄を要求していた

hyakuta_01_141113.jpg
百田尚樹氏はそこまで言っていいんかい?(「やしきたかじんメモリアルサイト」より)


 百田尚樹『殉愛』(幻冬舎)騒動をめぐって、週刊誌がこぞって擁護に回っているなか、「週刊朝日」(朝日新聞出版)「サンデー毎日」(毎日新聞社)という新聞社系週刊誌が驚愕の事実を報道した。なんと、たかじんの妻・さくら夫人が、遺書に記された寄付先に“遺贈の放棄”を迫っていたというのだ。

 たかじんは、遺書に大阪市と母校である桃山学院高校、そしてたかじんが設立にかかわった一般社団法人「OSAKAあかるクラブ」に遺贈することを書き残していた。

 だが、その「OSAKAあかるクラブ」の関係者が「週刊朝日」「サンデー毎日」の取材に対し、こう証言したのである。

「たかじんの死後、さくら氏から『あかるクラブ』に遺贈される2億円をさくら氏が中心になって設立する新団体に全額渡してほしいという趣旨の要請があった」(「週刊朝日」)
「さくらさん側は(たかじん氏が亡くなった)1月のうちに、同クラブに2億円の寄付の放棄を申し入れたのです。10月になってからは2度にわたって自分に渡すように折衝しました」(「サンデー毎日」)

 関係者によると、あかるクラブ側は理事会でいったんは遺贈の放棄を決定したものの、さくら夫人側に「2億円の運用状況を開示してほしい」と条件をつけたところ、さくら夫人側から「もう放棄していただかなくて結構です。その代わり、メモリアルでたかじんの名前を使わないでほしい」と通告してきたという。

 そもそも『殉愛』で、百田氏は〈私は遺言書(コピー)をこの目で見ているが、たかじんの預金は全額寄付することになっている。(中略)これらの金をさくらはまったく望まなかった〉と断言していた。だが、あかるクラブ関係者の証言が事実なら、さくら夫人はたかじんの最期の意思を無視して、寄付金を奪還しようとしていたということではないか。実際、「サンデー毎日」によれば、さくら夫人側は「遺言書はたかじん氏の意志ではない」とまで言明したという。

 しかも、「週刊朝日」「サンデー毎日」には、もうひとつ驚くべき事実が書かれていた。それは、このあかるクラブとの協議の場に、“さくら氏だけでなく百田氏も同席していた”ということだ。この協議の席が設けられたのは、証言によれば今年10月。『殉愛』の出版前の出来事である。百田氏自身も同席について認めている。

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

この記事に関する本・雑誌

うそつき―うそと自己欺まんの心理学

新着芸能・エンタメスキャンダルビジネス社会カルチャーくらし

百田尚樹も一緒に! さくら夫人がたかじんの遺産寄付先に放棄を要求していたのページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。やしきたかじん殉愛田部祥太百田尚樹の記事ならリテラへ。

マガジン9

人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄