2008/05/04
業務で扱うサーバの量がだんだん増えてきてシステム管理が大変になってきたので最近話題になっているオープンソースのシステム管理ツールPuppetを使い始めました。
「システムをあるべき姿に保つ」というのがコンセプトのようで、例えば以下のような特徴や機能があるようです。
特徴
OSの違いによるファイル/プロセス管理方法やシステム管理コマンドの差異を吸収して統一的な方法で管理できる
全クライアントの制御をサーバ側の設定によって集中管理できる
機能
ファイルの属性が意図せず変わった場合に適切な状態に戻す
常駐プロセスが異常終了したら再起動する
指定したソフトウェアのインストール
各種サービスの設定ファイルが書き換わったら当該サービスのデーモンを再起動する
これらに加えてサーバ - クライアント間の通信がSSLだったり柔軟なアクセスコントロールができたりと充分実運用に耐えられそうな設計なので、まずは導入手順の資料を作りつついろいろ試してみようと思っています。