2009-12-01から1ヶ月間の記事一覧
大晦日の今日、PCにちょっとしたトラブルがあったが、標記の件は今年で一区切りつけたいので、きまぐれな日々 年の瀬まで尾を引いた「天皇の政治利用」議論の不毛に「樹々の緑」さんから寄せられたコメントをこちらで紹介する。これが2009年最後のエントリに…
「きまぐれな日々」に下記記事を公開した。 きまぐれな日々 「きまぐれな日々」のアクセス解析で振り返る2009年
He does not know what efficiency is, I think. - Living, Loving, Thinking, Again より。 さて、古寺多見さんは、植草が「環境問題を経済効率の観点からしか捉えることのできない劣化版新自由主義者」だと言っている。しかし、「経済効率」がわかっている…
前田日明という人物は、岡崎友紀とは対照的に、政治的言動を繰り返してきた人物らしい。ところが、その主張たるや...別冊正論 韓国特集 前田日明さんからのメッセージに想う:Birth of Blues 別冊正論 韓国特集 前田日明氏「辛淑玉を見ると情けなくなって…
昨日(29日)から年末年始休暇に入っている。昨日は、3年前に買い込んでいて読んでなかった筒井康隆の『小説のゆくえ』(中公文庫、2006年;初出は中央公論新社、2003年)を読んだ。感想は書かないが、私は前世紀末ごろまでは筒井康隆の本はほとんど全て読ん…
来年夏に行われる参院選の民主党比例区候補に、前田日明と岡崎友紀が内定したらしい。前田については、産経新聞が在日韓国人だと書いたこともあって、またネット右翼が騒いでいるようだ。私は、民主党が前田や岡崎といったタレント候補を担ぐこと自体に疑問…
昨日のエントリ*1の続き。まるで劣化版池田信夫でもあるかのように、地球温暖化懐疑論を振り回す植草一秀への批判。ゴミ分別細分化とレジ袋撤廃運動の非合理性: 植草一秀の『知られざる真実』 は、下記のように書いている。 地球環境に対する関心が高まり、…
ゴミ分別細分化とレジ袋撤廃運動の非合理性: 植草一秀の『知られざる真実』 は、どこから突っ込みを入れれば良いか迷うほどひどいエントリだ。まず、書き出しからして誤りである。 地球環境に対する関心が高まり、温暖化ガスの排出量削減に各国が取り組んで…
「きまぐれな日々」に下記記事を公開した。 きまぐれな日々 年の瀬まで尾を引いた「天皇の政治利用」議論の不毛
今朝の『サンプロ』の党首討論だが、一つ面白いところがあったことを書き忘れていた。それは、菅直人が「第三の道」を言い出した時のことだ。私は、またしても新自由主義と社会民主主義の中間を行くと言い出すのかと思ってがっくりきそうになったが、菅の言…
なにか、石川真澄の著書を紹介するエントリについた一連のはてブコメントを見ていると、論点がどんどんそれていっているようなので、ここで、90年代の世論やマスコミの論調から弾き出された石川真澄の主張を整理しておく。1990年代に政治改革の議論があり、…
サンプロの党首討論が行われているが、自民党の谷垣禎一総裁の主張がひどい。温室効果ガス25%削減の中期目標や派遣労働の禁止は「産業の成長力をそぐ」として反対。予算への批判は、規模が足りないという観点からの批判か、財政規律を乱すという観点からの批…
なんだかんだ言って私が政治に関心を持つより、ジャーナリズム、というより新聞に興味を持つようになった方が早かった。日本が憲法で戦争を放棄した国だと知ったのは、小学校3年生くらいの頃だったと思うが、父親が『重要紙面に見る朝日新聞の九十年』(朝日…
学研と学校 - Living, Loving, Thinking, Again より。 昭和のうちは大っぴらに西暦を使うのはサヨク! という雰囲気があることはあったのだが、平成になって開放的になったなと思ったのは、サヨクとか関係なく西暦を使う人が増えたということだ。 これは、…
私は、高校生の頃から朝日新聞の石川真澄という政治記者のファンだった。初めて石川氏の名前を意識したのは、1978年か79年に「編集委員」の肩書つきで書かれた署名記事だった。当時朝日新聞に載っていた他の政治記事とはずいぶん毛色の違う文章を書く人だな…
例の読売テレビ・辛坊の極悪ネオリベ番組が、今朝も「予算規模が92兆円にまでふくらんだ。バラマキだ」とか、「1兆円もの増税だ」などとセンセーショナルに絶叫している。だが、国民新党や社民党がさらなる予算規模の拡大を主張しなかったと言って、彼らは…
「きまぐれな日々」に下記記事を公開した。 きまぐれな日々 「減税は善、増税は悪」という観念こそマスコミによる刷り込み
素人の考える、沖縄基地不要論(その3 軍事論から。 - 眠り猫の日記 を読みて思う。右翼と陰謀論者ほど手に負えないものはない。両者は重なり合うけれども、陰謀論者の方が勢力は大きい。左派でも陰謀論者はリアルでは少数派で異端だけれども、ネットでは多…
石川真澄著『人物戦後政治 私の出会った政治家たち』(岩波現代文庫)より引用。 私(注:故石川真澄・朝日新聞編集委員)は一つだけ、記事にするわけではないが、と田中氏の天皇観を尋ねた。佐藤栄作氏が私のインタビューに答えて「天皇様がいらっしゃるか…
「金は天下の回りものって言うしなあ」 「そうは言っても将来が不安だから貯めてしまうよなあ」これは、最近外出先でたまたま耳にした会話だ。会話の主は、中産階級に属すると思われる中高年の男性たち。中曽根政権時代から小泉・安倍の時代まで長年にわたっ…
昨夜は報ステでの一色清の妄言に怒り狂ったが、今夜は田崎史郎の発言に脱力した。民主党内に、鳩山首相では参院選を戦えないという声があって、ではポスト鳩山は誰かという話になったが、田崎史郎が「小沢一郎にとって担ぎやすい人なら、原口さんあたり」と…
http://www.asahi.com/politics/update/1221/TKY200912210330.html より。 首相は暫定税率について、「仕組みはいったん廃止するが、税率は維持する。ガソリン価格は下がっており、国民の思いも地球環境にだいぶ優しくなっている」と述べた。 暫定税率分の税…
天皇誕生日。今年で満76歳だが、長寿をお祈りしたい。先日来の「天皇の政治利用」の件が騒がれたが、天皇に関する話題がこれだけ沸騰したのは、3年前の7月に「富田メモ」を日経新聞がスクープしたとき以来ではないか。それにしても、「天皇の政治利用」批判…
「きまぐれな日々」に下記記事を公開した。 きまぐれな日々 「子ども手当」の所得制限など不要、「金持ち増税」を行え
http://www.news.janjan.jp/government/0809/0809237953/1.php より。去年の記事だが、その主張は今でも生きている。 【累進制とは】 当初分配所得に対して、持てる者にはより多くの税負担を求める、いわゆる応能原則を具体化したのが累進制税制である。戦後…
いま、「報ステ」で一色清が、民主党政府は「所得の再分配を目指すのか、経済成長を目指すのか」と抜かした。あたかも両者が背反する概念であるかのような発言だ。この妄言に私は呆れ返ってしまった。所得の再分配があってこそ経済成長が可能なのだ。追って…
ある右派ブロガーの蹉跌 - 我が九条 より。 S氏が相手にしなくなったk氏は左派ブログからもコメント拒否・トラックバック拒否を受けているそうだ。あるいは今でも関係を持っていても承認に躊躇するコメントを送り付けてきたりして、対応に苦慮しているそう…
何か、一部で暫定税率の維持に怒っている人たちがいるようだが、当然ながら暫定税率は遅かれ早かれ「環境税」に組み替えられる。そして、「環境税」は、周知のように社民党が導入に熱心だった税制だし、共産党も「みんなの党」も環境税の導入に賛成している…
沖縄返還交渉をめぐり、当時の佐藤栄作首相とニクソン米大統領の間で交わされた核密約文書が、なんと佐藤栄作の遺族によって保管されていた。読売新聞のスクープだ。以下引用する。http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091222-OYT1T00775.htm(注:リ…
小沢一郎ウェブサイトの掲示板より。 https://www.ozawa-ichiro.jp/keijiban/s8_b.php3?b_id=25&d_order=1 岩手 岩手 岩手県民 40才代 2009/11/30 23:46 行政刷新会議の仕分け作業を見るたびに、呆れてため息しか出てこない。いや、ちょっと頭痛もする。と…